【2022年4月】『ビヨンド・ザ・スピード』『ルーラーズ・マスク』のオススメカード紹介!【マスターデュエル】

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【2022年4月】『ビヨンド・ザ・スピード』『ルーラーズ・マスク』のオススメカード紹介!【マスターデュエル】

はじめに

皆さんこんにちは。かもめ先生です。

「遊戯王 マスターデュエル」、楽しんでプレイされているでしょうか。

……とは言え「ちょっと疲れてきたな~」って方もいらっしゃるかもしれません。

かくいう筆者自身もそうです。ランクマッチでプラチナ1に到達してからは、ログインしかしていない日もちらほらありました。

ですがそうは言っても、新しいパックが出たと聞くとモチベーションが上がってしまうのは、やはりカードゲーマーの性なのでしょうね。

デュエルパスも更新されましたし。

もけもけのメイト、欲しいんですよね~。

さて、2つの新しいパックが登場したことで、ランクマッチにおける環境も変化を見せてきています。

今回はそうした変化を踏まえたうえで、新たなパック『ビヨンド・ザ・スピード』『ルーラーズ・マスク』のオススメカードについて紹介していこうと思います。

よろしくお願いします。

目次

『ビヨンド・ザ・スピード』

それではまず『ビヨンド・ザ・スピード』の方から。

【SR】や【スターダスト(セイヴァー)】、【フルール】といった、シンクロ召喚に関するカードを中心に収録されている新パックです。

ちょうどOCGでいうところの『デュエリストパック-疾風のデュエリスト編-』あたりのカードが中心となっています。

出典:遊戯王OCG

この項では、その中でもとくにオススメとなるテーマやカードについて昇華していきます。

《フルール・ド・バロネス》

《フルール・ド・バロネス》

【 シンクロモンスター 】
星 10 / 風 / 戦士族 / 攻3000 / 守2400

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:1ターンに1度、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する
②:このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する
③:お互いのスタンバイフェイズに、自分の墓地のレベル9以下のモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを持ち主のEXデッキに戻し、そのモンスターを特殊召喚する

出典:遊戯王OCGカードデータベース

新規カードの中でも、特に注目を集めているのがこのカード。

OCGの環境でも絶賛活躍中で、マスターデュエルでも実装前から話題となっていました。

マスターデュエルでは「UR」のレアリティで収録されています。

素材の指定がない汎用で呼び出せるレベル10のSモンスターで、カード破壊効果、カード効果の発動無効&破壊効果、自身をEXデッキに戻して蘇生する効果と、3つの強力な効果を持ち併せています。

①:1ターンに1度、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

《フルール・ド・バロネス》の①の効果

②:このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

《フルール・ド・バロネス》の②の効果

①は起動効果でカード1枚を対象に取って破壊する効果、②はフィールド上に存在する限り1度だけですがカードの効果発動を無効にして破壊する効果を持っています。

シンクロ主体のデッキでなくとも、レベル2チューナー+レベル8非チューナー等の組み合わせから出せることから、【ブルーアイズ】や【シャドール】などといったデッキでも出すことが容易となっています。

とくに展開系のデッキでは展開の途中に《フルール・ド・バロネス》を出すことで、相手の手札誘発の無力化も狙ったり、相手の魔法・罠などの除去を狙ったりすることも可能となります。

③:お互いのスタンバイフェイズに、自分の墓地のレベル9以下のモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを持ち主のEXデッキに戻し、そのモンスターを特殊召喚する。

《フルール・ド・バロネス》の③の効果

①と②の効果が強力だという印象を受けがちですが、③の効果も非常に強力です。

自身をEXデッキに戻すことで②の効果を使ってしまった後でも再利用を可能にしつつ、自分の墓地のモンスターを蘇生することができます。

主要な大型モンスターを蘇生するのはもちろんのこと、他にも相手スタンバイに《アーティファクト-ロンギヌス》や《アーティファクト-デスサイズ》を蘇生できれば、相手デッキをそのまま封殺させることも可能でしょう。

《ジャンク・スピーダー》

《ジャンク・スピーダー》

【 シンクロモンスター 】
星 5 / 風 / 戦士族 / 攻1800 / 守1000

「シンクロン」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「シンクロン」チューナーを可能な限り守備表示で特殊召喚する(同じレベルは1体まで)。この効果を発動するターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:このターンにS召喚したこのカードがモンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。このカードの攻撃力はターン終了時まで元々の攻撃力の倍になる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

【シンクロン】モンスターを主軸とした連続シンクロ召喚をサポートする効果を持った、レベル5のSモンスターです。

チューナー素材に【シンクロン】を必要としますが、S召喚に成功すれば一気にモンスターを展開することができます。

こちらもマスターデュエルでは「UR」で収録されました。

①:このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「シンクロン」チューナーを可能な限り守備表示で特殊召喚する(同じレベルは1体まで)。この効果を発動するターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

《ジャンク・スピーダー》の①の効果

①の効果によって自身がS召喚に成功した際に、デッキからレベルの異なる【シンクロン】チューナーを可能な限り特殊召喚することができます。

自身をEXモンスターゾーンに出しておけば一気に5体の【シンクロン】チューナーを呼び出すことができ、自身は非チューナーモンスターであるためそのまま連続S召喚に繋げることが可能となっています。

ここから《TG ハイパー・ライブラリアン》を出してドロー加速を狙ったり、《シューティング・クェーサー・ドラゴン》等の大型SモンスターのS召喚を目指したりしていきましょう。

ガチまとめ内にも《ジャンク・スピーダー》を用いた展開の一例がありますので、参考にしていただけると幸いです。

《時花の賢者-フルール・ド・サージュ》

《時花の賢者-フルール・ド・サージュ》

【 効果モンスター 】
星 8 / 闇 / 魔法使い族 / 攻2900 / 守0

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのモンスター1体とフィールドのカード1枚を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のカードを破壊する
②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、このカード以外の自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻す。
その後、自分のデッキ・墓地から植物族・レベル1モンスター1体を選んで手札に加える。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

【フルール】の名称を持った、レベル8の闇属性・魔法使い族モンスターです。

マスターデュエルでは「UR」で収録されていますが、汎用的に用いることができるのでオススメとなっています。

①:自分フィールドのモンスター1体とフィールドのカード1枚を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のカードを破壊する。

《時花の賢者-フルール・ド・サージュ》の①の効果

①の効果は、自分モンスターと相手カード1枚ずつを対象に取って破壊し、自身を特殊召喚する効果です。

相手フィールドのカードを除去しつつ2900の打点モンスターを用意することができます。

またこの効果は、「破壊することでメリットとなる」カードを活用する「セルフブレイク」のギミックとしても用いることができるため、さまざまな応用が可能となっています。

《ケンタウルミナ》

《ケンタウルミナ》

【 融合モンスター 】
星 6 / 光 / 獣戦士族 / 攻2200 / 守1600

戦士族・光属性モンスター+獣族モンスター
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。自分の手札・墓地からレベル2以下のモンスター1体を選んで特殊召喚する
②:1ターンに1度、自分ターンに相手が罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし、そのカードをそのままセットする。
③:このカードが戦士族・風属性SモンスターのS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
フィールドの表側表示モンスター1体を選んで破壊する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《ケンタウルミナ》も、【フルール】デッキなどで用いられる融合モンスターです。

融合モンスターでありながら、S召喚をサポートする効果を持っているのが特徴となっています。

マスターデュエルでは「SR」で収録されています。

①:自分メインフェイズに発動できる。自分の手札・墓地からレベル2以下のモンスター1体を選んで特殊召喚する。

《ケンタウルミナ》の①の効果

とくに重要なのが①の効果で、自分の手札・墓地からモンスターを蘇生する効果となっています。

《ケンタウルミナ》は、《花騎士団の駿馬》の効果を用いて融合召喚することとなります。(《花騎士団の駿馬》は「SR」で収録されました)

①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから光属性の「聖騎士」モンスター1体を手札に加える。

《花騎士団の駿馬》の①の効果

②:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
融合モンスターカードによって決められた、フィールドのこのカードを含む融合素材モンスターを自分の手札・フィールドから墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。

《花騎士団の駿馬》の②の効果

《花騎士団の駿馬》の効果で《聖騎士の槍持ち》をサーチし、そのまま自身の効果を発動して《ケンタウルミナ》の融合召喚を行います。

これによって墓地にレベル2チューナーである《聖騎士の槍持ち》が存在することから、《ケンタウルミナ》の効果で蘇生することでS召喚へとつなげることができるという訳です。

ちょうど、これらは【フルール】デッキの主要なギミックとなっているので、併せてそちらの記事も紹介させていただきます。

参考程度のお読みいただければと思います。

《スターダスト・シンクロン》

《スターダスト・シンクロン》

【 チューナーモンスター 】
星 4 / 光 / 機械族 / 攻1500 / 守1000

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが手札・墓地に存在する場合、自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「スターダスト・ドラゴン」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を手札に加える

出典:遊戯王OCGカードデータベース

【スターダスト】と【シンクロン】の名称を持った、レベル4のチューナーモンスターです。

【スターダスト】デッキでは鍵となるモンスターでありながら、先述した《ジャンク・スピーダー》から呼び出せるレベル4【シンクロン】チューナーとしても活用することができます。

マスターデュエルでは「SR」のレアリティで収録。

②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「スターダスト・ドラゴン」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を手札に加える。

《スターダスト・シンクロン》の②の効果

②の効果によって自身の召喚・特殊召喚成功時に、デッキから「スターダスト・ドラゴン」のカード名が記された魔法・罠カードを手札に加えることができます。

これによって《光来する奇跡》をサーチし、そのまま《光来する奇跡》の効果でデッキから《想い集いし竜》を一番上に置いて、さらに効果でドローして特殊召喚……といったように連続でモンスターを展開を狙っていきます。

この展開から連続S召喚に繋げるも良し、《セイヴァー・スター・ドラゴン》や《シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン》といったロマンカードに繋げるも良しと、さまざまな展開へと導くことができます。

《SRマジックハウンド》

《SRマジックハウンド》

【 効果モンスター 】
星 3 / 風 / 機械族 / 攻800 / 守800

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「スピードロイド」カード1枚を墓地へ送る
②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「スピードロイド」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻し、そのモンスターとはカード名が異なり、レベルが同じ「スピードロイド」Sモンスター1体を効果を無効にしてEXデッキから特殊召喚する。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

【SR】の名称を持った、レベル3の風属性・機械族モンスター。

テーマのサポートカードではありますが、汎用でも用いることができるので紹介させていただきます。

マスターデュエルでは、なんと「」で収録されています。

①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「スピードロイド」カード1枚を墓地へ送る。

《SRマジックハウンド》の①の効果

①の効果によって自身の召喚成功時に、デッキから【SR】カードを墓地へ送ることができます。

この効果で《SRデュプリゲート》を墓地へ送れば、《SRデュプリゲート》の墓地効果でレベル1のチューナーを用意することができます。

②:このカードが墓地に存在する場合、自分メインフェイズに自分フィールドの「スピードロイド」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを1つ下げ、このカードは通常モンスター(機械族・チューナー・風・星1・攻/守0)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する(罠カードとしては扱わない)。

《SRデュプリゲート》の②の効果

この動きから、汎用のリンクモンスターである《水晶機巧-ハリファイバー》や、レベル4SモンスターのS召喚へとつなげることができます。

《SRデュプリゲート》もマスターデュエルでは「」のレアリティで収録されているので、入手がしやすいという点からもオススメの組み合わせとなっています。

その他【SR】関連カード

《HSRコルク-10》

《HSRコルク-10》

【 シンクロ・チューナーモンスター 】
星 3 / 風 / 機械族 / 攻500 / 守1000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できず、この効果を発動するターン、自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない。
①:このカードがS召喚に成功した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
デッキから「スピードロイド」魔法・罠カード1枚を手札に加える
●このカードが「スピードロイド」モンスターのみを素材としてS召喚していた場合、そのS召喚に使用したS素材モンスター一組が全て自分の墓地に揃っていれば、その一組を特殊召喚する

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《SRルーレット》

《SRルーレット》

【 速攻魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:手札を1枚捨てて発動できる。サイコロを1回振る。
レベルの合計が出た目と同じになるように手札・デッキから「スピードロイド」モンスターを2体まで効果を無効にして特殊召喚する
特殊召喚できなかった場合、自分は出た目の数×500LPを失う。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

『ビヨンド・ザ・スピード』では《HSRコルク-10》や《SRルーレット》といった、強力な効果を持った【SR】カードも収録されました。

もともと完成度の高いテーマではありましたが、これらの新規カードの登場でさらに展開力に磨きがかかり、一線級でも戦えるテーマデッキとなりました。

①:手札を1枚捨てて発動できる。サイコロを1回振る。
レベルの合計が出た目と同じになるように手札・デッキから「スピードロイド」モンスターを2体まで効果を無効にして特殊召喚する。
特殊召喚できなかった場合、自分は出た目の数×500LPを失う。

《SRルーレット》の①の効果

とくに《SRルーレット》はサイコロを振るというランダム要素こそありますが、2~6の出目であれば2体モンスターを特殊召喚するカードとして用いることができます。

【SR】には専用のリンクモンスターである《HSR-GOMガン》も存在することから、このカードの登場によって非常に高い展開力を得ることができました。

またガチまとめ内にも【SR】デッキの解説記事がありますので、こちらで紹介させていただきます。

《HSR-GOMガン》を用いた展開も取り上げられてますので、そちらも参考にしていただければと思います。

 

『ルーラーズ・マスク』

一方『ルーラーズ・マスク』は、【デスピア】や【魔鍵】、【軍貫】といったテーマのカードを中心に収録されているパックです。

OCGでは、『DAWN OF MAJESTY』あたりの収録になるでしょうか。

出典:遊戯王OCG

OCGではちょうど1年前くらいに登場したカードですが、マスターデュエルでは初登場となるものばかりです。

この項では、その中でもとくに注目のものを紹介していこうと思います。

 

【デスピア】関連カード

《デスピアの導化アルベル》

《デスピアの導化アルベル》

【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / 天使族 / 攻1800 / 守0

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「烙印」魔法・罠カード1枚を手札に加える。②:このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドの表側表示の融合モンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合、または戦闘で破壊された場合、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。このカードを特殊召喚し、対象のモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《デスピアン・クエリティス》

《デスピアン・クエリティス》

【 融合モンスター 】
星 8 / 光 / 悪魔族 / 攻2500 / 守2500

「デスピア」モンスター+光・闇属性モンスター
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分・相手のメインフェイズに発動できる。レベル8以上の融合モンスターを除く、フィールドの全てのモンスターの攻撃力はターン終了時まで0になる。②:表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。デッキから「デスピア」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

【デスピア】は光・闇属性の天使・悪魔族モンスターによって構成された、融合召喚を用いるテーマデッキです。

先に結論からいってしまうと、このテーマは「未来に大活躍する」デッキとなっています。

というのも『ルーラーズ・マスク』の収録では【デスピア】のカードが収録されているのですが、OCGではさらに後で登場した【烙印】というテーマとの組み合わせによって大化けした経緯があるからですね。

①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「烙印」魔法・罠カード1枚を手札に加える。

《デスピアの導化アルベル》の①の効果

《デスピアの導化アルベル》の効果からも分かるように、この【デスピア】と【烙印】は相互関係にある名称となっているわけです。

このテーマが暴れるのは、《烙印融合》という専用のデッキ融合魔法が登場してからになるだろう……ということで、多くのOCGプレイヤーが震えているわけですね。

しかしながら、現状の【デスピア】も非常に強力なデッキとなっています。

テーマのエースカードである《デスピアン・クエリティス》のフィールドのモンスターの攻撃力を0にする効果や、効果モンスターを無効化できる《デスピアの大導劇神》、融合モンスターをサポートする効果を持った《烙印劇城デスピア》を組み合わせることで、かなり強力な布陣を作り上げることができます。

実際に【デスピア】が登場した頃のOCG環境では、大会などでも見ることができるほど、優秀なテーマデッキと評されていました。

ちなみに、ガチまとめ内には当時の【デスピア】デッキの解説記事も紹介されています。

併せてこちらもお読みいただければ幸いに思います。

【軍貫】関連カード

《しゃりの軍貫》

《しゃりの軍貫》

【 通常モンスター 】
星 4 / 炎 / 水族 / 攻2000 / 守0

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《弩級軍貫-いくら型一番艦》

《弩級軍貫-いくら型一番艦》

【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 炎 / 水族 / 攻2200 / 守300

レベル4モンスター×2
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがX召喚に成功した場合に発動できる。そのX召喚の素材としたモンスターによって以下の効果を適用する。●「しゃりの軍貫」:自分はデッキから1枚ドローする。●「いくらの軍貫」:このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。②:1ターンに1度、EXデッキから特殊召喚された自分の「軍貫」モンスターが相手に戦闘ダメージを与えた時、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

【軍貫】は炎属性・水族モンスターによって構成された、X召喚を主体とするテーマデッキです。

このデッキの最大の特徴は、「非常に安価で構築できる」という点にあります。

OCGにおいても安価なカードが多くて集めやすく、マスターデュエルでは「」と「」のレアリティで構成されているので入手しやすいという、非常にお手頃なテーマと言えるでしょう。

もちろん、ネタとして面白いというのも個性的な特徴ではあるのですが。

また【軍貫】も初登場時のカードのみの収録となっています。

現状では、いくら巻きしか出てきません。

しかしランク4のXテーマということもあり、足りない部分は汎用のカードを用いることで補うことができます。

ガチまとめ内にも解説記事はありますが、新しいものとなっているので参考程度にお読みいただければと思います。

《簡素融合》

《簡素融合》

【 通常魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:1000LPを払って発動できる。効果モンスターを除くレベル6以下の融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《簡素融合》は、効果を持たないレベル6以下の融合モンスターをEXデッキから融合召喚できる、通常魔法です。

《簡易融合》の調整版のような効果となっていますが、こちらは制限などかかっていないので最大3枚採用できるのが大きな特徴となっています。

またあちらと違いレベル6の融合モンスターも呼び出せるので、ランク6Xモンスターを採用している場合などは、こちらを優先することもあります。

マスターデュエルでは、同パックに収録されている《無の畢竟 オールヴェイン》や《テセウスの魔棲物》を一緒に採用するのがおすすめです。

いずれもチューナーモンスターでもある融合モンスターとなっているため、《水晶機巧-ハリファイバー》をはじめとするリンクモンスターの展開に繋げることが可能となります

《高尚儀式術》

《高尚儀式術》

【 儀式魔法 】

儀式モンスターの降臨に必要。このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、手札の通常モンスターをリリースし、デッキから儀式モンスター1体を儀式召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは相手エンドフェイズに持ち主のデッキに戻る。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《高尚儀式術》は手札の通常モンスターをリリースすることで、デッキから儀式モンスターを儀式召喚できる通常魔法です。

《高等儀式術》と関連した効果となっており、通常モンスターを採用する儀式召喚を主軸とするデッキでは、どちらも採用することになるでしょう。

《高尚儀式術》の利点は手札に通常モンスターこそ必要なものの、デッキから任意の儀式モンスターを呼び出すことができる、という点です。

とくに【ブルーアイズ】などのデッキでは、レベル8の《青眼の白龍》をリリースして任意のレベル8儀式モンスターを状況に合わせて出す、ということが可能となります。

《氷結界》

《氷結界》

【 通常罠 】

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手モンスターが戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
その相手モンスターは、攻撃力が0になり、表示形式を変更できず、効果は無効化される
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキからレベル5以上の水属性モンスター1体を墓地へ送る
その後、自分の墓地から水属性モンスター1体を選んで手札に加える事ができる
この効果の発動後、次の自分ターンの終了時まで自分は水属性モンスターしか特殊召喚できない。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

相手の攻撃モンスターの永続的な攻撃力ダウンと無効化、さらにデッキから水属性の墓地肥やし+回収効果を持った通常罠です。

②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキからレベル5以上の水属性モンスター1体を墓地へ送る。
その後、自分の墓地から水属性モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。
この効果の発動後、次の自分ターンの終了時まで自分は水属性モンスターしか特殊召喚できない。

《氷結界》の②の効果

とくに②の効果が扱いやすく、墓地のこのカードを除外することでデッキからレベル5以上の水属性モンスターを墓地へ送りつつ、墓地の水属性モンスターを回収することができます。

【水属性】デッキで汎用的に用いることができる墓地肥やしであり、回収効果と組み合わせるサーチカードとしても活用することが可能となっています。

マスターデュエルであれば、《真竜拳士ダイナマイトK》《ガーディアン・スライム》がとくに相性が良いカードと言えるでしょう。

ちなみに、テーマの1つである【氷結界】とは背景的に関係はありません。

ですが【氷結界】カードのサーチなどでこのカードも指定できますし、何なら《氷結界》も【氷結界】と相性の良い効果となっています。

《告天子竜パイレン》

《告天子竜パイレン》

【 エクシーズモンスター 】
星 6 / 風 / 幻竜族 / 攻2700 / 守1300

レベル6モンスター×2
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:「告天子竜パイレン」以外の墓地から特殊召喚されたモンスターがフィールドに表側表示で存在する限り、このカードは戦闘・効果では破壊されない。②:自分・相手のスタンバイフェイズにこのカードのX素材を1つ取り除き、自分の墓地のレベル5以下のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《告天子竜パイレン》は、汎用として用いることができるランク6のXモンスターです。

お互いのスタンバイフェイズに墓地のレベル5以下のモンスターを蘇生する効果を持ち、自身も優秀な耐性を持っているため、上手く扱うことができれば非常に強力なXモンスターとなっています。

なによりマスターデュエルでは、このカードは「」のレアリティで収録されています。

【軍貫】デッキなどもそうですが、今後またマスターデュエル内で「N・Rレアリティ限定戦」のようなイベントが開催されることもあるかもしれませんので、個人的にかなり注目しているカードの1つとなっています。

 

おわりに

いかがだったでしょうか。

今回は、マスターデュエルで初めてパックが追加されたということで、紹介記事の方を書かせていただきました。

とくに強力な制圧モンスターである《フルール・ド・バロネス》や、いずれ強化が来るであろう【デスピア】などは、期待していた方も多いかなと思います。

筆者も含めOCGでもプレイしている方々からすれば、自分が紙で使っているカードが収録されると、やっぱりマスターでも使いたくなりますからね。

また少し前に開催された『エクシーズフェスティバル』や『N/Rレアリティフェスティバル』、現在開催中の『シンクロフェスティバル』らの特殊レギュレーションイベントも今後どんどん開催されることでしょう。

そうしたイベントでは、OCGでもあまり目を向けられていなかったカードやテーマが活躍したりするので、それもまたマスターデュエルの楽しみの1つですね。

そうした意味でも新規カードの収録については、OCG環境とはまた違った視点で考えることができます。

今後のマスターデュエルでの動向にも、ひっそりと注目していきましょう!

それではまた、次回の記事でお会いしましょう。

ここまでのご精読、ありがとうございました。

【マスターデュエル】オススメ記事


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