はじめに
読者の皆さま、こんにちは。かもめ先生です。
気づけば今年も、終わりが近づいてきましたね。
こと遊戯王について言えば、今年もいろいろと動きのある年でした。
環境ではさまざまなテーマが活躍し、カジュアルでもさまざまなカードが使われ、禁止制限の改定も時代の変遷を感じるものが多かったように思います。
今回の記事では2023年の締めくくりと言うことで、わたくしが組んだデッキの総括としていくつかのオリジナルデッキの紹介をさせていただきたいと思います。
それらを紹介しつつ、今年の遊戯王はどんなものだったかなども語っていければなあと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
目次
記事として紹介したオリジナルデッキ
こちらはガチまとめの方でも紹介させていただいたオリジナルデッキたちです。
とは言え一度ご紹介させていただいたものですので、ここではデッキ内容というよりは思い出でも語ろうかと思います。
ちょっとした読み物程度に目を通して頂けますと幸いです。
《オレイカルコス・シュノロス》採用デッキ
《オレイカルコス・シュノロス》

【 効果モンスター 】
星 10 / 闇 / 機械族 / 攻? / 守0
このカードは通常召喚できない。自分フィールド上に存在する通常モンスターが戦闘によって破壊された場合、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。このカードの攻撃力は相手フィールド上に存在するモンスターの数×1000ポイントアップする。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、フィールド上に表側表示で存在するレベル4の通常モンスターはカードの効果では破壊されない。
出典:遊戯王公式データベース
今年の2月に書かせていただいた、いわゆる「クソカード」を使ったオリジナルデッキです。
この少し前の通常弾で《土地ころがし》が登場したことから、本格的に形にしようと思って考えていたデッキのひとつでした。
思えばこの頃はまだ《スプライト・エルフ》が使える時期だったこともあり、環境でもカジュアルでも【スプライト】が跋扈していたように思います。
カジュアル環境において、自分・相手の毎ターン好きなレベル2・ランク2・リンク2を蘇生できたというのは、今思えばなかなか「やってる」部類のカードだったなあとしみじみ思いました。(故に禁止になりましたが)
たしかこの頃は、「【スプライト】が規制されるかもしれない」とささやかれていたこともあり、自分が使っていたデッキの【スプライト】ギミックを見直しながら構築していました。
とくにギミックの根幹になりがちな《スプライト・エルフ》や《ギガンティック・スプライト》に、なるべく依存しないようなサブプランやサブギミックを用意するよう気を付けていたように思います。
とは言え、やはりこういったインフラ系のカードがあるとカジュアルデッキの構築幅も広くなるので、いつか《スプライト・エルフ》も帰ってきてくれればなあと思っているところでもあります。
なんなら《水晶機巧-ハリファイバー》も《ユニオン・キャリアー》も返してくれ。(怨霊)
《眠れる巨人ズシン》採用デッキ
《眠れる巨人ズシン》

【 効果モンスター 】
星 10 / 地 / 戦士族 / 攻0 / 守0
このカードは通常召喚できない。
ズシンカウンターが10個置かれた自分のモンスター1体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。
①:1ターンに1度、手札のこのカードをターン終了時まで相手に見せ、自分フィールドのレベル1通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターにズシンカウンターを1つ置く。
②:このカードは他のカードの効果を受けない。
③:このカードがモンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。
このカードの攻撃力・守備力はダメージ計算時のみ、そのモンスターの攻撃力+1000の数値になる。
出典:遊戯王公式データベース
そういう訳で、5月に紹介したオリジナルデッキ。
先述した通り《スプライト・エルフ》が禁止になったことで、リペアすることとなったデッキのひとつとして紹介させていただきました。
カジュアル的なところで言えば、【R-ACE】や【ヴォルカニック】あたりの【炎属性】まわりの強化が始まって、そうしたカードがちらほら見かけられるようになったくらいでしょうか。
マイフェイバリットカードである《火霊媒師ヒータ》が登場したのが、この4月の『DUELIST NEXUS』だったので、思えばこの頃はまさに12期環境のはじまりといった感じでしたね。
【アルカナフォース】採用デッキ
《アルカナフォースXV-THE DEVIL》

【 効果モンスター 】
星 7 / 光 / 天使族 / 攻2500 / 守2500
①:このカードを手札から捨てて発動できる。
自分のデッキ・墓地から「光の結界」1枚を手札に加える。
②:このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚した場合に発動する。
コイントスを1回行い、その裏表によってこのカードは以下の効果を得る。
●表:このカードが戦闘を行う攻撃宣言時、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、そのコントローラーに500ダメージを与える。
●裏:このカードが戦闘を行う攻撃宣言時に発動する。
フィールドのモンスターを全て破壊する。
出典:遊戯王公式データベース
こちらは6月に紹介したオリジナルデッキ紹介の記事。
15年ぶりに新規モンスターが登場した【アルカナフォース】ということで、書かせていただきました。
この頃はちょうど『ANIMATION CHRONICLE 2023』や『STRUCTURE DECK 王者の鼓動』といった、アニメファン向けのパックやストラクチャーデッキの展開といった感じで、環境でもカジュアルでもさほど大きな変化はなかったように思います。
……と思いましたが、よくよく考えれば【レッド・デーモン】関連の強化がすさまじく、来年1月から禁止となる《琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》がちらほら暴れ始めていたように思います。
あとそういえば個人的な話で言うと、【地縛】がテーマ化したことでうきうきしていたのですが、思ったよりもカードパワーが高くて構築に悩んでいた思い出があります。
とくに《地縛戒隷 ジオクラーケン》はフィールド魔法に触れてとても面白いカードなのですが、もう一つの妨害+バーンという効果が自分の宗教上の理由に引っかかっていて、未だにうまく活用するデッキとして組めていません。悲しいなあ。
《メタル・デビルゾア》採用デッキ
《メタル・デビルゾア》

【 効果モンスター 】
星 8 / 闇 / 機械族 / 攻3000 / 守2300
「メタル化・魔法反射装甲」を装備した「デビルゾア」を生け贄に捧げる。デッキからこのカードをフィールドに出すことができる。
出典:遊戯王公式データベース
今年の7月に紹介したオリジナルデッキ。
とは言え、このデッキは何かタイミングがあったから紹介したという訳ではなく、以前からずっと構築を考え続けていたクソカード《メタル・デビルゾア》の中間レポート提出といった具合で紹介することとなりました。
強いてあげるなら上半期にプッシュされていた【悪魔族】強化の流れは汲んでいたのかなとも思います。
時期的な話で言えば、この頃から顔の良い女こと《黒魔女ディアベルスター》が環境でもカジュアルでも活躍していましたね。
イラストも良くて効果も使いやすいと言えば当然で、しかもカテゴリ単体で言えばちょうど良い強さを備えていたこともあり、どこでも引っ張りだこでした。(のちの【スネークアイ】環境で弾けてしまいますが)
あとめちゃくちゃ個人的なもので言えば、《S:Pリトルナイト》や《厄災の星ティ・フォン》が登場したのもこの辺りでした。
カードゲームである以上インフレは付きまとうので仕方ないものですが、カジュアルで出てくるこいつらが、それはそれはまあお強いといった感じ。
《メタル・デビルゾア》で遊んできゃっきゃっしていたら、《S:Pリトルナイト》でキーパーツの《デビルゾア》が除外されてデッキが機能しなくなったのは良い思い出です。覚えとけよ。
記事で紹介していなかったオリジナルデッキ
こちらは記事では紹介していなかったオリジナルデッキたちです。
その中でも、とくに好んで使っていたものをピックアップしました。
それらのデッキコンセプトや一部のコンボ・ギミックを紹介していこうと思います。
《青眼の光龍》採用デッキ
《青眼の光龍》

【 効果モンスター 】
星 10 / 光 / ドラゴン族 / 攻3000 / 守2500
このカードは通常召喚できない。自分フィールド上に存在する「青眼の究極竜」1体を生け贄に捧げた場合のみ特殊召喚する事ができる。このカードの攻撃力は、自分の墓地ドラゴン族モンスター1体につき300ポイントアップする。また、このカードを対象にする魔法・罠・モンスターの効果を無効にする事ができる。
出典:遊戯王公式データベース


去年に紹介した《青眼の光龍》デッキのリペア。
【マイナーカード紹介】全てを消し去る光の龍!《青眼の光龍》を使い倒す!【オリジナルデッキ構築】
ただ以前のデッキではかなり【捕食植物】や【烙印】【ビーステッド】のパワーに圧され気味だったので、なるべく最低限のものだけを採用するように意識しました。
ちょうど4月に登場した《融合強兵》がカード1枚から《青眼の究極竜》を出すことができるということで、それを活かそうということで構築を見直すことにしました。
このデッキの鍵となるのは《烙印の気炎》で、手札のドラゴン族を見せてEXデッキから《深淵竜アルバ・レナトゥス》を墓地へ送ってエンドフェイズに《融合強兵》をサーチするという動きです。
さらに《スプリガンズ・キット》をサーチして【烙印】展開から《深淵の獣ルベリオン》や《復烙印》に触りつつ、《青眼の光龍》にアクセスして最速で着地させようというコンセプトにしました。
また【ビーステッド】の中でもほとんど使われることのない《深淵の獣アルベル》も使ってみようということで、そちらも併せて採用。
相手モンスターをドラゴン族に変更する《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》と組み合わせることで、コントロール奪取をサブウェポンとして実装しました。
そしてこのデッキにはお気に入りのギミックが一つあって、それが《ライトパルサー・ドラゴン》と《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》です。
この2枚は歴史が古く、【ドラゴン族】デッキのギミックとしてさまざまなデッキで使われていました。(今ではほとんど見ませんが)
このデッキでは《ヴァレルロード・R・ドラゴン》《星杯の妖精リース》といった手札に光・闇属性のモンスターを供給できるカードを使うことで、毎ターン《ライトパルサー・ドラゴン》を自己再生できるサブギミックを搭載しました。
デッキ全体として見ても新旧の【ドラゴン族】ギミックを採用したデッキとなり、絵的にも【青眼】【真紅眼】【カオス】といった要素が入っており、個人的にはなかなか満足のいく仕上がりになったと自負しています
《ラーの翼神竜》採用デッキ
《ラーの翼神竜》

【 効果モンスター 】
星 10 / 神 / 幻神獣族 / 攻? / 守?
このカードは特殊召喚できない。このカードを通常召喚する場合、3体をリリースして召喚しなければならない。①:このカードの召喚は無効化されない。②:このカードの召喚成功時には、このカード以外の魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。③:このカードが召喚に成功した時、100LPになるようにLPを払って発動できる。このカードの攻撃力・守備力は払った数値分アップする。④:1000LPを払い、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
出典:遊戯王公式データベース


こちらも、去年の9月に紹介したデッキのリペア。
実際のところこのデッキはかなり付き合いが長く、《ラーの翼神竜-不死鳥》の収録(2015年)から使い続けてるデッキでもあります。
このデッキは《ラーの翼神竜》を主軸にしているため強すぎることもなく、勝っても負けてもマリクの物真似をしているだけで楽しいデッキなので、どこで出しても良いリアクションがもらえると言うのが最高のデッキですね。
だからこそ使い続けているという側面もあるところです。
デッキ内容としては【ラビュリンス】ギミックを採用したことで【通常罠】カード主体の攻勢となったこと、それに伴いさまざまな戦術が可能になりました。
具体的には【ラーの翼神竜】によるサイクルギミック、《暗黒の魔再生》《蘇りし天空神》による相手ターン妨害コンボ、《ギガンティック・ファイター》《レインボー・ライフ》による無限ライフなど。
それらを状況に応じて使い分けることが可能となりました。
また《七精の開門》から《ファントム・オブ・カオス》を蘇生する動きは、自分がよく使うお気に入りのサイクルギミックです。
《ファントム・オブ・カオス》で《ヘルカイトプテラ》をコピーすればそのままそちらが除外から特殊召喚され、毎ターン《ダイガスタ・エメラル》を出すことができます。
何なら《ヘルカイトプテラ》で回収した《融合》を使えば、《ガーディアン・キマイラ》で除去と手札交換を行うこともできます。
《ファントム・オブ・カオス》でコピーする先を《カオス・ミラージュ・ドラゴン》にすれば、Sモンスターを展開しつつ除去することも可能です。
またこのデッキの一番の目玉は、《暗黒の魔再生》と《蘇りし天空神》のコンボです。
《蘇りし天空神》の墓地効果でデッキ・墓地から《死者蘇生》をデッキトップに置きつつ1ドローし、それを《暗黒の魔再生》の墓地効果で捨てることで相手ターンに《ラーの翼神竜》を呼び出しつつ除去を行います。
これが個人的にはなかなか「原作再現ポイント」が高く、とても気に入っているところでもあります。
《リブロマンサー・デスブローカー》採用デッキ
《リブロマンサー・デスブローカー》

【 儀式モンスター 】
星 6 / 闇 / 悪魔族 / 攻2500 / 守2000
「リブロマンサー」カードにより降臨。
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドのモンスターを使用して儀式召喚したこのカードは直接攻撃できる。
②:自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「リブロマンサー」罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
③:このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主のデッキに戻す。
出典:遊戯王公式データベース


ここからは、ただただわたくしが個人的に使いたくて組んだデッキです。
海外先行テーマであり、現代遊戯王でも出すのにひと手間が必要となる【儀式】テーマである、《リブロマンサー・デスブローカー》が使いたくて組みました。
《リブロマンサー・デスブローカー》は、直接攻撃効果とそれに伴うモンスター除去効果、そしてテーマの罠カードをサーチする効果を持っています。
そこから持ってくることができる罠も、コントロール奪取や効果無効といった感じでテクニカルに使うことができるので、「組みてぇ~~」となりました。
見た目もカッコいいですしね。(重要)
とは言え普通に使っても面白くないなということで、《流星輝巧群》を使って毎ターン出せるようにしようと考えました。
で、《流星輝巧群》のリリース素材となる【機械族】として、【オルフェゴール】と組み合わせてみようとなりました。
《オルフェゴール・スケルツォン》と《宵星の機神ディンギルス》を組み合わせれば、闇属性の縛りこそつくものの、毎ターン攻撃力2600の機械族モンスターを用意できるので、その数値以下の攻撃力を持つ儀式モンスターであれば《流星輝巧群》で手札・墓地から儀式召喚することができます。
これなら《リブロマンサー・デスブローカー》以外の儀式も採用しようということで、白羽の矢が立ったのが《フォアグラシャ・ド・ヌーベルズ》です。
《フォアグラシャ・ド・ヌーベルズ》は特殊召喚成功時に、自分・相手の墓地のカードを3枚までデッキに戻すことができます。
この効果を活用すれば《リブロマンサー・デスブローカー》で使った罠カードをデッキに戻してリソース回復しつつ相手の墓地もメタることができ、しかも自身が闇属性なので【オルフェゴール】の制約にも引っかからないということで即採用としました。
また《オルフェゴール・バベル》で相手ターンに《宵星の機神ディンギルス》を出しておけば、自ターンに闇属性縛りなく儀式召喚が行えるため、状況に合わせて儀式モンスターを【シルバーバレット】のように呼び出すこともできます。
EXモンスターメタである【影霊衣】や、複数の除去ができる《ロード・オブ・ザ・レッド》など、ここぞとばかりにお気に入りの儀式モンスターをピックしておきました。
とくに《ロード・オブ・ザ・レッド》は、相手ターンにも動くことができる【オルフェゴール】と相性が良く、自分・相手ターンに相手の盤面に何度も除去を飛ばすことができてなかなかに爽快です。
《No.24 竜血鬼ドラギュラス》採用デッキ
《No.24 竜血鬼ドラギュラス》

【 エクシーズモンスター 】
星 6 / 闇 / 幻竜族 / 攻2400 / 守2800
レベル6モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、エクストラデッキから特殊召喚された表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②:表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
このカードを裏側守備表示で特殊召喚する。
③:このカードがリバースした場合に発動する。
フィールドのカード1枚を選んで墓地へ送る。
出典:遊戯王公式データベース


こちらもわたくしが大好きな、月の書効果を内蔵した【No.】Xモンスター。
Xモンスターのくせにリバース効果を持っているという、ユニーク過ぎるモンスターです。
わたくし自身リバースモンスターや罠カードといった、「裏側で出すことができるカード(公開されている非公開情報)」という概念が大好きなので、このカードを気に入らない訳がないのでした。
これも以前から組んでいたデッキで、もともとのコンセプトは《覇王龍の魂》で呼び出された無効状態の《覇王龍ズァーク》を《No.24 竜血鬼ドラギュラス》の効果で裏側にすることで、特殊召喚成功時の全除去効果を通そうというものでした。
そこから裏側表示を活用しようということで【忍者】を採用したことから、今の形へとまとまっていきます。
【忍者】から呼び出せる《重の忍者-磁翁》や【クローラー】から触れる《星遺物の傀儡》を使うことで、自分のモンスターを裏側にして効果を使ったり相手のモンスターを裏側にして展開を妨害したりと柔軟に戦っていきます。
お気に入りのギミックは、《破械神シュヤーマ》の活用が豊富にあるという部分です。
このデッキはコンセプト上さまざまなカードをセットするのですが、それを《破械神シュヤーマ》に変換することで毎ターンレベル6モンスターを供給することができます。
《クローラー・ソゥマ》の特殊召喚効果でセットしたカードを《破械神シュヤーマ》に変換してランク6X召喚に繋げたり、セットした《白昼のスナイパー》を破壊してそちらの効果のトリガーとしたりと、小技がいろいろできます。
あと《覇王龍の魂》などのライフ半減コストを使うデッキは短期戦が中心になりがちですが、【アロマ】【植物族】ギミックでランク6を作る関係上、ライフ管理もできるようになっているのが良いところですね。
もっと言えば《アロマセラフィ-スイート・マジョラム》がとてもかわいくてよろしいということですわね。
《一撃必殺!居合いドロー》採用デッキ
《一撃必殺!居合いドロー》

【 通常魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:手札を1枚捨てて発動できる。相手フィールドのカードの数だけ自分のデッキの上からカードを墓地へ送り、その後自分はデッキから1枚ドローし、お互いに確認する。それが「一撃必殺!居合いドロー」だった場合、それを墓地へ送り、フィールドのカードを全て破壊する。その後、この効果で破壊され墓地へ送られたカードの数×2000ダメージを相手に与える。違った場合、自分はこの効果でデッキから墓地へ送ったカードの数だけ、自分の墓地のカードを選んでデッキに戻す。
出典:遊戯王公式データベース


カジュアルデッキビルダーなら、だれもが一度はあこがれる「居合ドローワンキル」のカード。
かくいうわたくしもその一人であります。
このデッキのコンセプトはデッキレシピからも分かる通り、《Evil★Twins キスキル・リィラ》と《絶対王 バック・ジャック》の効果を併せることで、必中の《一撃必殺!居合いドロー》によるワンキルを目指すというものです。
《Evil★Twins キスキル・リィラ》で相手フィールドのカードを2枚に固定し、《絶対王 バック・ジャック》のデッキトップ3枚操作で《一撃必殺!居合いドロー》を3枚目に固定すれば、確定で効果を通してバーン効果を発動させることができます。
とは言えもともとはかなり安定性の低いプランとなっており、せいぜい《Evil★Twins キスキル・リィラ》を主軸に戦いながら、盤面が整ったらワンキルコンボが通せるといいなあくらいの完成度でした。
そもそも通常魔法カードである《一撃必殺!居合いドロー》にアクセスする手段が、それほど多くありませんからね。
しかしながら今年の7月に《M.X-セイバー インヴォーカー》が帰ってきたことで、【ランク3】展開から《聖騎士の追想 イゾルデ》につながるようになったことで、かなり高確率で《一撃必殺!居合いドロー》のワンキルが成立するようになりました。
《魔界発現世行きデスガイド》を用いた展開例
- 手札から《魔界発現世行きデスガイド》を召喚して効果を発動、デッキから《魔サイの戦士》を特殊召喚
- 《魔界発現世行きデスガイド》《魔サイの戦士》を素材として、《M.X-セイバー インヴォーカー》をX召喚
- 《M.X-セイバー インヴォーカー》のX素材(《魔サイの戦士》)を取り除いて効果を発動、デッキから《H・C モーニング・スター》を特殊召喚
- 墓地へ送られた《魔サイの戦士》の効果を発動、デッキから《Evil★Twins キスキル・リィラ》を墓地へ送る
- 《H・C モーニング・スター》の効果を発動、デッキから《ヒロイック・コール》を手札に加える
- 《H・C モーニング・スター》《M.X-セイバー インヴォーカー》を素材として《聖騎士の追想 イゾルデ》をL召喚して効果を発動、デッキから《D-HERO ダークエンジェル》を手札に加える
- 《聖騎士の追想 イゾルデ》の効果を発動、デッキから《月鏡の盾》を墓地へ送りデッキから《D-HERO ドリームガイ》を特殊召喚
- 《D-HERO ドリームガイ》を素材として《リンクリボー》をL召喚
- 《聖騎士の追想 イゾルデ》《リンクリボー》を素材として《スプライト・スプリンド》をL召喚して効果を発動、デッキから《ティアラメンツ・メイルゥ》を墓地へ送る
- 《ティアラメンツ・メイルゥ》の効果を発動、自身と《D-HERO ドリームガイ》をデッキに戻して《D-HERO デッドリーガイ》を融合召喚
- 《D-HERO デッドリーガイ》の効果を手札の《D-HERO ダークエンジェル》を捨てて発動、デッキから《D-HERO ディアボリックガイ》を墓地へ送る
- 墓地の《D-HERO ディアボリックガイ》を除外して効果を発動、同名カードをデッキから特殊召喚
- 《D-HERO デッドリーガイ》《D-HERO ディアボリックガイ》を素材として《永遠の淑女 ベアトリーチェ》をX召喚
- 《永遠の淑女 ベアトリーチェ》の効果を発動、デッキから《黄泉ガエル》を墓地へ送る
- 相手ターンに《永遠の淑女 ベアトリーチェ》の効果を発動、デッキから《絶対王 バック・ジャック》を墓地へ送る
- 《絶対王 バック・ジャック》の効果を発動、デッキトップ3枚を確認して並べ替える
このように展開することで、コンボの8割の準備が整います。
この時点で手札に《一撃必殺!居合いドロー》が存在すれば、次のターンに以下のように展開することで効果を確定させることができます。
- 自分スタンバイフェイズに墓地の《黄泉ガエル》の効果を発動、自身を特殊召喚
- 墓地の《リンクリボー》の効果を《黄泉ガエル》リリースして発動、自身を特殊召喚
- 墓地の《黄泉ガエル》の効果を発動、自身を特殊召喚
- 墓地の《D-HERO ダークエンジェル》の効果を自身と《D-HERO デッドリーガイ》を除外して発動、デッキトップに《一撃必殺!居合いドロー》を置く
- 自分メインフェイズに手札の《ヒロイック・コール》を発動、墓地の《H・C モーニング・スター》を特殊召喚
- 《H・C モーニング・スター》《黄泉ガエル》を素材として、《魔界特派員デスキャスター》をL召喚
- 手札1枚を捨てて《魔界特派員デスキャスター》の効果を発動、墓地の《絶対王 バック・ジャック》を特殊召喚
- 《絶対王 バック・ジャック》《リンクリボー》を素材として、《魔界の警邏課デスポリス》をL召喚
- 《絶対王 バック・ジャック》の効果を発動、デッキトップ3枚を確認して並べ替える(《一撃必殺!居合いドロー》を3番目に置く)
- 《魔界特派員デスキャスター》《魔界の警邏課デスポリス》をリリースして墓地の《Evil★Twins キスキル・リィラ》を特殊召喚
- 《Evil★Twins キスキル・リィラ》の効果を発動、相手はフィールドのカードが2枚になるように墓地へ送る
これですべての準備は整いました。
この状態で《一撃必殺!居合いドロー》を発動すればデッキトップのカード2枚が墓地へ送られ、3枚目に固定された《一撃必殺!居合いドロー》をドローすることで、効果を確定させることができます。
しかし、これはあくまでうまくコンボが成立する手札だった場合の話。
そうでない場合はどうするのか、というところですよね。
基本的にこのコンボは《魔界発現世行きデスガイド》《一撃必殺!居合いドロー》の2枚で成立するものなので、それらを集めながらターンをやり過ごすように立ち回っていきます。
具体的には【烙印】展開で《彼岸の悪鬼 スカラマリオン》を墓地へ送って《魔界発現世行きデスガイド》をサーチ。
【D-HERO】展開で《D-HERO ダークエンジェル》(1枚目)を使ってデッキトップに《一撃必殺!居合いドロー》を置きつつ《クロノダイバー・リダン》で相手トップの魔法カードを素材にしつつ1ドローして間接的にサーチ。
このようにある程度はコンボパーツを集めながら戦うことができるので、単なる一発芸デッキに留まっていないというのもこのデッキを気に入っている点ですね。
おわりに
いかがだったでしょうか。
2023年最後の記事ということで、自分の書きたい記事と言うことでオリジナルデッキのまとめ紹介を書かせていただきました。
今年はいくらか思うところもありましたが、なんやかんやで楽しく遊ばせてもらったなあとしみじみ思う次第です。
わたくしのモットーとしては「終わり良ければ総て良し」というところですので、年末のまとめで「良かった」と思えたのならばそれで由かなと。
個人的なところで言えば、カジュアルデッキについてはかなり悩ましい年でもありました。
実際のところカードパワーは年々上がっていますし、制限改定で使えなくなるカードもすこし多いかなと言う感触もあります。
ですがそれもまた変化として受け入れるべきところだなあと思いますし、それに適応できてこそデッキビルダーとしてのセンスも磨かれるのかなとも思いますからね。
今後もしっかりと自分の課題に向き合いながら、精進していきたいですね。
具体的には、そろそろわたくしも《S:Pリトルナイト》とか《厄災の星ティ・フォン》とかカジュアルで使っても良いよねって感じで。(私怨)
というか《賜炎の咎姫》のデッキ組みたいんですよね。かわいいし。
さてさて、そんなところで2023年もそろそろお別れの時間が近づいて参りました。
今年も残り少ないですが来年もまた良いお年をお迎えできるよう、ささやかながらお祈りしております。
ここまでのご精読ありがとうございました。
本年もお世話になりました。また次の記事でお会いしましょう。
それでは。