Evil★Twin真竜 デッキ紹介【ミソのデッキ構築+】

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Evil★Twin真竜 デッキ紹介【ミソのデッキ構築+】

皆さんこんにちは、ミソです。

寒いですね。

夏が過ぎたと思ったらもう冬ですねこれは。

日本の秋は一体どこへ行ってしまったのでしょうか。

食欲の秋、読書の秋、芸術の秋…みたいな素敵な言葉が枕詞につく秋ですが、

実際のところは、(気圧差による)頭痛の秋、(気温差による)鼻炎の秋、(体調不良による)食欲のない秋、台風うざいの秋、といったところでしょうか。いいことないな。

まぁそれでも夏よりは過ごしやすくていいですね、夜寝苦しくないだけでついつい寝る時間が増えてしまうものです。

さて、今回はタイトルにある通り「イビルツイン」のデッキをご紹介しようと思います。

このテーマ、基本的に女の子イラストのテーマを嫌煙しがちな私もそのキュートさに一気に惹かれてしまったとんでもなくかわいいテーマです。

そしてその魅力を感じているのは私だけではなく、遊戯王を知らない人にも関心を持たれているのを散見しました。

ものすごいことですね、絵とテーマ性のもつ力とはこれほどかと驚きました。

そして、この「イビルツイン」

多くの人がデッキにしており、また、人気故にこのガチまとめにも多く記事が書かれています。

なので本記事は二番煎じ的な内容にならないように、基本的な動きは先人たちが書き残した記事をご覧になっていただいた体で書きます。

勉強になる部分が多々あるのでぜひご覧ください。

そして、毎回宣伝っぽくなって恐縮ですが、YouTubeの動画でも使用しています。ぜひぜひご覧ください。

目次

「イビルツイン」への私見

まずは今回登場した「イビルツイン」に関して、個人的な見解を述べさせていただきますと、かなり「遊び」が少ないテーマに感じました。

それはどういうことかと言うと、まず《Live☆Twin キスキル》《Live☆Twin リィラ》の両名、この子たちの効果発動条件は「自分フィールドに他のモンスターが存在しない場合」です。

Live☆Twin キスキル

【 効果モンスター 】
星 2 / 光 / サイバース族 / 攻500 / 守0

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドに他のモンスターが存在せず、このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。手札・デッキから「リィラ」モンスター1体を特殊召喚する。②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手モンスターが攻撃宣言する度に、自分は500LP回復する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

Live☆Twin リィラ

【 効果モンスター 】
星 2 / 闇 / サイバース族 / 攻500 / 守0

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドに他のモンスターが存在せず、このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。手札・デッキから「キスキル」モンスター1体を特殊召喚する。②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手は500LPを払わなければ攻撃宣言できない。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

つまり一回出したが最後、モンスターが存在する限り召喚特殊召喚を行う価値の薄いモンスターとなる可能性があり、初動以外での役割はほとんどないと言えます。

後述しますが、「Evil★Twin」は盤面をコントロールするタイプのモンスターなので、役割を終えたら退場、というわけにはいきません。なるべく維持することこそが強いモンスター群です。

その中で「Live☆Twin」がもつ役割は、初動以外ではかなり薄く、拡張性のない効果と言えると思います。

もちろん無理やり使うこともできます。

例えば場の「Evil★Twin」を何かしらの素材やコストに使用して、場を空にしてから、再び手札から「Live☆Twin」を出すことも可能です。

が、場を空にすることと、召喚権を使用して「Live☆Twin」を出すことはコストに対してリターンが少なく、その後結局やれることと言ったら、「Evil★Twin」を再度展開するか、サイバース族を並べるかランク2か…と言ったところです。

場のモンスターが存在しても使えるのであればかなり強かったんですけどね、それはヤバすぎますが。そうでもないか?

また、「遊び」が少ない、と感じるのは進化先の「Evil★Twin」も同様です。

「Evil★Twin」の両名には、相方を蘇生すると「このターン、自分は悪魔族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない」というかなり重たい縛りがつきます。

Evil★Twin キスキル

【 リンクモンスター 】
星 2 / 光 / 悪魔族 / 攻1100 /

「キスキル」モンスターを含むモンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドに「リィラ」モンスターが存在し、このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。②:自分フィールドに「リィラ」モンスターが存在しない場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。自分の墓地から「リィラ」モンスター1体を選んで特殊召喚する。このターン、自分は悪魔族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

【LINK-2:右/下】

出典:遊戯王OCGカードデータベース

Evil★Twin リィラ

【 リンクモンスター 】
星 2 / 闇 / 悪魔族 / 攻1100 /

「リィラ」モンスターを含むモンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドに「キスキル」モンスターが存在し、このカードが特殊召喚に成功した場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。②:自分フィールドに「キスキル」モンスターが存在しない場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。自分の墓地から「キスキル」モンスター1体を選んで特殊召喚する。このターン、自分は悪魔族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

【LINK-2:左/下】

出典:遊戯王OCGカードデータベース

モンスター効果を使用した後に出せる悪魔族とは…といったところ。

トロイメアや破械は優秀ですが、デッキのメインコンセプトに据えるには効果の汎用性故、尖ったデッキにはなりにくい印象です。

デッキとしては面白い動きをするのですが、展開力と除去能力が今一つ足りない形になるのでは、と感じたのが「Evil★Twin」の第一印象です。

そして「イビルツイン」を語る上では外すことの出来ないカードがこちら。

Evil★Twins キスキル・リィラ

【 効果モンスター 】
星 8 / 闇 / 悪魔族 / 攻2200 / 守2200

このカードは通常召喚できない。自分フィールドのリンクモンスター2体をリリースした場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。相手は自身のフィールドのカードが3枚以上の場合には2枚になるように墓地へ送らなければならない。②:自分の墓地に「キスキル」モンスター及び「リィラ」モンスターが存在する限り、このカードの攻撃力・守備力は2200アップする。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

これは一体…

最初に見た時はもしかしたら強いかも、と思いましたが、正直に申し上げて、「Evil★Twin」の2体をリリースして出すには多少パワー不足でした。

先述しましたが「Evil★Twin」はどちらかは場に維持してこそのモンスター。

出した後に「Evil★Twin」リンクモンスターになれるとはいえ、2体同時に場から無くすのはかなりリスキー。

場の数を2枚にする効果、打点を4400にする効果、どちらも「そこそこ強い」の域を出ません。

なのでエース構築、というのも無理が出てくるかなと思います。

これらの懸念点は私だけが感じているものではなく、他の方のデッキレシピを見てもその問題点を解決しているものは少ないです。

大半は「Live☆Twin」をサイバース族の展開札として使用したり、純構築でも相手を妨害することに命を懸けた誘発モリモリ妨害ウホウホデッキが多いですね。

それはそれで理にかなっているのでぶっちゃけ私もそれでもいいかと思っていた時期もありました。

それぐらい縛りが強いんですね、このテーマは。

はい、ここまでとてもネガティブなことを書きました。

でも安心してください、それほどこのテーマに想いを寄せていたということです、解決策をご用意しております。

なぜこのテーマについて思考を巡らせていたのかと言いますと、これらの縛りや「遊び」の少なさを解消した時、めちゃくちゃ楽しいデッキになる予感があったからです。

元々コントロールデッキが好きなのもありますが、「Evil★Twin」の主な効果は

「自分、相手ターンに1ドロー1除去を相手メインフェイズにフリーチェーンで打てる」

です。こんなの楽しくないわけがないですよね。

ドローと除去、これをスマートに決められるデッキが弱いはずないですし、楽しくないわけがない(使ってる側は)

強力な盤面干渉とドローによるプレッシャーを与えられるデッキになるはず。

なのでこのテーマをなんとしても(自分なりに)形にしてやろうと思ったわけです。

また、いつもの所謂ファンデッキの域を超え、もう少し上を狙えるものを作りたいと考えました。

それぐらいポテンシャルあると思います。人気テーマなので新規も来るかな?

では、解説を始めます。

デッキレシピとコンセプト

まずはデッキレシピをご覧ください。


そう、見て分かる通り、今回「イビルツイン」と合わせることにしたのは「真竜」です。

基本的な動きは「Evil★Twin」を「真竜」のリリースコストにし、「Evil★Twin」の効果で蘇生及びドローを加速していくというもの。

説明することがない。すごいシンプルなデッキだ…。

「真竜」は《真竜皇の復活》に代表するように、墓地へ送られると除去効果を持つ魔法罠を墓地へ送り、「真竜」モンスターを出して戦うテーマです。

真竜皇の復活

【 永続罠 】

「真竜皇の復活」の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、①②の効果は同一チェーン上では発動できない。
①:自分の墓地の「真竜」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。
②:相手メインフェイズに発動できる。
「真竜」モンスター1体を表側表示でアドバンス召喚する。
③:このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

「真竜」は魔法罠をリリースすることが出来、相手ターン中に破壊や蘇生を繰り返し盤面をコントロールしていきます。

また、「真竜」モンスターたちは強力なサーチ効果を持っており、デュエル全体を支配していきます。

真竜拳士ダイナマイトK

【 効果モンスター 】
星 6 / 水 / 幻竜族 / 攻2500 / 守1200

このカードを表側表示でアドバンス召喚する場合、モンスターの代わりに自分フィールドの永続魔法・永続罠カードをリリースできる。
①:1ターンに1度、アドバンス召喚したこのカードが存在し、相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時に発動できる。
デッキから「真竜」永続罠カード1枚を選び、手札に加えるか自分フィールドに発動する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

自分相手ターンにサーチ効果を使え、実質フリーチェーンで除去が打て、特殊召喚でなくアドバンス召喚を起点として動いてくるテーマですので、非常に厄介です。

増殖するGや虚無空間などの特殊召喚に強いメタカードに対抗できる強力なテーマです。

そしてその「真竜」は破壊あり墓地回復あり蘇生あり攻守変動ありの最強専用の魔法罠群をデッキから引っ張り出してくるテーマですが、その最も特筆すべき点は「相手ターンにアドバンス召喚を行える」という点です。

「Evil★Twin」の特徴は「蘇生効果とそれに付随したドロー、除去」です。

そして「Evil★Twin」 の課題は打点不足や手数の少なさ、そして如何にして相方を墓地へ送るかという点です。

今回のデッキはそんな「Evil★Twin」の課題を全て「真竜」に任せ、逆に「真竜」のリリースコストを「Evil★Twin」で賄い、お互いのテーマの課題である横の並びをお互いが補填できる形にしました。

「Evil★Twin」の片方をリリースして「真竜」を出し、「真竜」の効果を狙いつつ、「Evil★Twin」の蘇生効果を使用していく、そんなデッキコンセプトとなります。

Live☆Twin エントランス

【 速攻魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:手札を1枚捨てて発動できる。デッキから「キスキル」モンスターまたは「リィラ」モンスター1体を特殊召喚する。このカードの発動後、ターン終了時まで自分は「イビルツイン」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

あと《Live☆Twin エントランス》の縛りも抜けられます、そう「真竜」ならね

デッキ制作の過程

今回はデッキ内の動きが分かりやすいので、デッキ内の解説よりなぜこのレシピなのか、また他にどういったカードが候補だったのかを説明したいと思います。

このデッキレシピになるまでは本当に純粋な「イビルツイン」のデッキを用意していました。

とりあえず「イビルツイン」のテーマカードをほとんど入れてみた、という形のファンデッキという形です。動きを知るためのものですね。

実際に回してみて、テーマ内のカードで、テーマを運用するのに必要なものとそうでないものが分かりました。

Live☆Twinをサーチするために《サイバネット・マイニング》などを使用せず、《フォーマッド・スキッパー》などのカードでサポートしない場合の枚数ですが、下記があれば出張セットとして使用できると思いました。

  • 《Live☆Twin キスキル》 :  3枚
  • 《Live☆Twin リィラ》 :  3枚
  • 《シークレット・パスフレーズ》 :  3枚
  • 《Live☆Twin エントランス》 :  1~3枚
  • 《Evil★Twin プレゼント》 :  0枚
  • 《Evil★Twin イージーゲーム》 :  0枚
  • 《Evil★Twin チャレンジ》 :  0~2枚(他の蘇生カードと調整)
  • 《Live☆Twin チャンネル》 :  0枚
  • 《Evil★Twin キスキル》 :  3枚
  • 《Evil★Twin リィラ》 :  2枚
  • 《Evil★Twins キスキル・リィラ》 :  0~1枚

ここで書いた枚数を最大として、他のカードとの調整を行えればデッキになるかな、といったところ。

つまり「イビルツイン」のスロットにメインデッキで最大で15枚、EXデッキで2枚あればテーマの出張が出来ます。

25枚も空き枠があればなにかと合わせることは出来るだろう、そんな予感がありました。

そしてテーマとしての「イビルツイン」を回してみて、そこで感じた長所と短所は上記の通りですが、デッキに欲しいと感じたカードがありました。

闇の増産工場

【 永続罠 】

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送って発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

そう、闇の増産工場です。

つまり任意のタイミングで墓地へ送ってアドバンテージになるカードが欲しい、そう感じました。

一応《Evil★Twin イージーゲーム》というカードもあるんですが、これがどうも使いにくい。

Evil★Twin イージーゲーム

【 永続罠 】

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドの「キスキル」モンスターまたは「リィラ」モンスター1体をリリースし、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの「キスキル」モンスターまたは「リィラ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、リリースしたモンスターの元々の攻撃力分アップする。
●フィールドのカードを破壊する魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。その効果を無効にする。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

そもそも攻撃力1100しかないキスキル及びリィラを2200にしたところで…ですし、破壊効果を無効にするのは強力な気がしますが、条件を考えると発動することすら難しいかもしれません。

テキストは強く見えるけど、実際にデュエルしたら微妙なカードかな、というのが第一印象。

というわけで《闇の増産工場》のような直接的なアドバンテージを生むカードの方が使い勝手がいいと考えました。

とはいえ《闇の増産工場》には直接的なサーチがないので、デッキにするには難しい。あくまでサポートカードですね。

そこで似たような役割を持って、更にサーチ可能なカードを探す旅です。

第2の候補はこちら。

機関重連アンガー・ナックル

【 リンクモンスター 】
星 2 / 地 / 機械族 / 攻1500 /

機械族モンスター2体
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。このカードはリンク素材にできない。①:自分・相手のメインフェイズに、自分の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送り、自分の墓地の機械族・レベル10モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。②:このカードが墓地に存在する場合、自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送って発動できる。このカードを特殊召喚する。
【LINK-2:右/下】

出典:遊戯王OCGカードデータベース

サーチ可能なカードが欲しいとは言ったが、EXのモンスターならサーチはいらんだろう?的な発想です。

一回出すだけで「イビルツイン」の強力なサポートとして働いてくれるはず?と思いました。思っただけでデッキにはしていません。

しかし問題点として、「イビルツイン」の長所は初動の安定感にあると思っているので、その初動を差し置いて《機関重連アンガー・ナックル》を出す方に舵を切らなければならないのは戦い方のプランとして安定しませんので、デッキにはしませんでした。

想像だけでも「イビルツイン」への動き方と《機関重連アンガー・ナックル》の動き方の順番が難しいので、一朝一夕では構築不可能と判断しました。

そんなわけで第3候補。

連撃の帝王

【 永続罠 】

①:1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズにこの効果を発動できる。
モンスター1体をアドバンス召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

流石にこれはデッキにしやすい。

《連撃の帝王》を思いついた時は正直これはデッキに出来るし、する価値があると思ってました。そしてそれは今も変わってません。

《連撃の帝王》を使うにあたって、ここで欲張りたいのは「毎ターン上級モンスターを手札に加える手段」です。

それはもちろん《潤いの風》などの直接的なサーチでもいいですし、《冥帝エレボス》のようなサルベージでもいいです、《眩月龍セレグレア》のように毎ターンバウンスするのが決まっているのもいいですね。

【 効果モンスター 】
星 6 / 光 / ドラゴン族 / 攻2400 / 守1000

このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードはリリースなしで通常召喚できる。
②:このカードの①の方法で通常召喚したこのカードの元々の攻撃力は1500になる。
③:自分・相手のメインフェイズに、このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。このカードを持ち主の手札に戻し、対象のモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

そこで毎ターン手札に上級を集める手段をTwitterで募集してみました。自分が知らないカード教えてくれるので便利ですね、Twitter。

そこで出てきたのが《ドラゴニックD》です。

ドラゴニックD

【 フィールド魔法 】

①:フィールドの「真竜」モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
②:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、アドバンス召喚した「真竜」モンスターはそれぞれ1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
②:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカード以外の自分の手札・フィールドのカード1枚を選んで破壊し、デッキから「真竜」カード1枚を手札に加える。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

あれ?「真竜」使えば《 連撃の帝王 》要らなくね?

そうして無事に《連撃の帝王》は解雇され、【イビルツイン真竜】が爆誕したのであった。めでたしめでたし。

その他のカード達

というわけで完成したこのデッキですが、明らかに「え?このカード採用するの?」的なカードがちらほらありますよね。

例えば《サイバース・コンバーター》とか、こいつなんかは正直おふざけで入れてます。

《サイバネット・マイニング》を入れる上で「Live☆Twin」が必要ない場合に強いのなにかないかなーと探した中で一番面白そうだったのがこれでした。

その特殊召喚効果も腐ることはないのでいつ引いてもいいのですが、面白そうだったは召喚効果です。

サイバース・コンバーター

【 効果モンスター 】
星 2 / 光 / サイバース族 / 攻1000 / 守1000

このカード名の①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
①:自分フィールドのモンスターがサイバース族モンスターのみの場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが召喚に成功した時、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの種族はターン終了時までサイバース族になる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

召喚時に「Evil★Twin」のどっちかをサイバース族に変えてしまって、好きなサイバースリンクモンスターが出せます。

闇の 《Evil★Twin リィラ》をサイバースに変えてしまえば、今流行りの《デコード・トーカー・ヒートソウル》なんかにもいけてしまうので、かなり便利。

しかし本当に出したかったのはこのカード。

ベクター・スケア・デーモン

【 リンクモンスター 】
星 3 / 闇 / サイバース族 / 攻2400 /

サイバース族モンスター2体以上
①:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、このカードのリンク先の自分のモンスター1体をリリースして発動できる。このカードのリンク先となる自分・相手フィールドに、破壊したそのモンスターを特殊召喚する。この効果で相手フィールドにモンスターを特殊召喚した場合、このバトルフェイズ中、このカードはもう1度だけ攻撃できる。
【LINK-3:左下/上/右】

出典:遊戯王OCGカードデータベース

なんて面白い効果なんだ…(感嘆)

単体で使ってもさほど強くないんですが、「Evil★Twin」であればリリースコストもあるし、なんならリリースした方が蘇生効果使えるので強い。

そしてこのカードを採用したのは下記のカードの存在があるからです。

真竜の黙示録

【 永続罠 】

「真竜の黙示録」の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、①②の効果は同一チェーン上では発動できない。
①:このカード以外の自分フィールドの「真竜」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、相手フィールドの全ての表側表示モンスターの攻撃力・守備力を半分にする。
②:相手メインフェイズに発動できる。
「真竜」モンスター1体を表側表示でアドバンス召喚する。
③:このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

攻撃力を半分にできれば《ベクター・スケア・デーモン》の効果が最大限活かせます。もちろん「Evil★Twin」の打点の補助にもなります。

まぁ実際に活躍させる機会は少ないと思いますが。

また、他に何故?と感じるカードはこのカードでしょうか。

真竜機兵ダースメタトロン

【 効果モンスター 】
星 9 / 光 / 幻竜族 / 攻3000 / 守3000

このカードを通常召喚する場合、モンスター3体をリリースして召喚しなければならず、モンスターの代わりに自分フィールドの永続魔法・永続罠カードをリリースできる。
①:このカードは、このカードのアドバンス召喚のためにリリースしたカードと元々の種類(モンスター・魔法・罠)が同じカードの効果を受けない。
②:アドバンス召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
地・水・炎・風属性のいずれかの融合・S・Xモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

このカードは打点確保と「Evil★Twin」と「真竜」魔法罠を合わせて2枚以上墓地へ送りたいタイミングがあったので入れています。

また、「Evil★Twin」の制約である悪魔族縛りを、このカードであれば上手く活かせるのではないかと思っていました。

このカードの②の効果によって、悪魔族をEXから直接出せるので、縛りなんてなんのそのという形ですね。

しかしながら光と闇以外の悪魔が弱すぎて使い物にならないので、今はEXにも入れてません。悲しいね、バナージ…

最後に

いかがでしょうか、【イビルツイン真竜】使ってみたくなりましたでしょうか。

今回は「真竜」に頼ってみましたが、他にも「これと合わせたらよかったよ!」と言うのがあれば教えてください。

また、細かく見ていればスロットに余裕があることも分かると思います。

不要なカードを全て抜いて、誘発や妨害札を入れれれば、大会に出ているようなデッキたちとも五分とはいかないまでもそこそこ戦えるのではないかと期待しています(もちろんサイドありきですが)

今回は非常にらしくないデッキをご紹介しました。

次回はもっとごちゃまぜなデッキを紹介できるように準備しておきますので、ぜひぜひ次回もお越しください。

以上、読んでくれてありがとう。

ミソ

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