はじめに
皆さんこんにちは、お久しぶりです!ドリルフィールドです!!
今回も前回、前々回に引き続きテーマ、及びデッキ解説をさせていただきます!!
これまで私は【召喚神エクゾディア】、【ウィジャ盤】とかなり特殊なデッキタイプについて解説してきましたが、今回担当するのはタイトル通り【武神】デッキ!
「武神」は、初出こそ 「JUDGMENT OF THE LIGHT」とかなり前のパックですが、最近「LIGHTNING OVERDRIVE」にて大幅強化されただけでなく 、いわゆる「第11期」とよばれる今期は「鉄獣戦線」を初めとして、ビースト種族(獣、鳥獣、獣戦士族)のサポートが数多く登場しています。
今後の伸びしろにも期待できますので、今のうちに理解を深めておきましょう!
目次
【武神】デッキの特徴!
まず初めに【武神】というテーマについて軽く解説をしておきます!
「武神」とは
ランク4エクシーズである「武神帝」モンスターを
レベル4獣戦士族の「武神」モンスターで展開し
レベル4の獣、鳥獣族の「武神器」モンスターの手札や墓地で誘発する効果を使い
「武神帝」を守ったり、戦闘のサポートをする
テーマです!
構成はシンプルですが、カードが掛け合わさっていくことで、徐々に増していく爆発力が楽しいデッキです!
【武神】デッキレシピ
【武神】には特殊な戦法を取れるカードも多く存在しますが、今回はスタンダードに【武神】の強みを活かしやすいビートダウン構築にしました!
このデッキレシピで行える具体的な展開例はこちら ▼
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【武神】デッキに興味がある方はぜひご利用くださいませ
【武神】カードの解説
この項では【武神】カードのそれぞれの役割を解説していきます!
「デッキの特徴」でお話しした通り、【武神】カードの役割は大別して3種類です。
- 【武神】モンスターを展開するレベル4獣戦士族の「武神」
- メインアタッカーになるランク4エクシーズ「武神帝」
- 【武神】の戦闘サポート及び防御札となるレベル4獣、鳥獣族「武神器」
その中でも特に重要になるカードの解説をします!
まず注目すべきカードは、「LIGHTNING OVERDRIVE」で登場したこちら!
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 獣戦士族 / 攻1500 / 守500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードをリリースして発動できる。「武神-トリフネ」を除く、種族が異なる「武神」モンスター2体をデッキから守備表示で特殊召喚する。
②:このカードが墓地に存在し、自分が「武神」XモンスターのX召喚に成功した時に発動できる。このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。装備モンスターが戦闘で破壊したモンスターは墓地へは行かず除外される。
《武神-トリフネ》はデッキから【武神】モンスターを2体特殊召喚できるので、即座にランク4エクシーズにいける非常に強力なカード!
基本この様なデッキからモンスターを特殊召喚するカードは、コストが重めだったり、出てくるモンスターは弱かったりするのですが、このカードはノーコストな上に、出てくるモンスターもアドバンテージを取れるカードばかりです!
《炎舞-「天璣」》でのサーチに対応し、このデッキの安定性を非常に高めている点も、非常に大きなメリットです!
デッキから特殊召喚するモンスターは種族が異なっている必要があるため、獣戦士族の「武神」と獣、鳥獣族の「武神器」からそれぞれ一体ずつ、合計二体特殊召喚することができますね。
「トリフネ」から特殊召喚して強いカードはこちら!
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 獣戦士族 / 攻0 / 守1800
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札から他の「武神」カード1枚を墓地へ送って発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札から「武神」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。そのモンスターとはカード名が異なる「武神」モンスター1体を自分の墓地から選んで手札に加える。
●自分の墓地から「武神」モンスター1体を除外して発動できる。そのモンスターとはカード名が異なる「武神」モンスター1体をデッキから墓地へ送る。
《武神-マヒトツ》は「トリフネ」と同じく「LIGHTNING OVERDRIVE」で登場したモンスター
②の効果で「トリフネ」を墓地から回収して次のターンの展開に備えたり、墓地効果が無い「武神」を除外してデッキから墓地効果がある「武神」を落とす事が出来ます。
(後述しますが【武神】デッキは【武神】モンスターが除外されることにもメリットがります!)
①の効果のお陰で手札に来てしまっても簡単に場に出していけるのも良いですね!
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 獣族 / 攻1600 / 守900
自分のメインフェイズ時、自分フィールド上に「武神」と名のついた獣戦士族モンスターが存在する場合、墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。「武神器-ムラクモ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
《武神器-ムラクモ》は墓地効果でシンプルにカード1枚破壊のアドバンテージを取れます、魔法罠を破壊できる《武神器-ハチ》というモンスターも存在します。
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 獣族 / 攻1700 / 守1200
自分フィールド上の「武神」と名のついたモンスターがカードの効果の対象になった時、墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
その効果を無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
《武神器-ヘツカ》は「武神」モンスターを効果の対象から守るモンスターですね。
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 獣族 / 攻1500 / 守1000
「武神器-ツムガリ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の獣戦士族の「武神」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時からダメージ計算前までに、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その戦闘を行う自分のモンスターの攻撃力はダメージステップ終了時まで、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップし、その戦闘によって相手に与える戦闘ダメージは半分になる。
《武神器-ツムガリ》は《オネスト》の様に戦闘をサポートするカード。
特に使いやすい「武神器」を紹介しましたが、他にも墓地で発動する「武神器」は多数存在します、中には面白い効果を持っているものもいるので調べてみて下さい!
《武神-トリフネ》でこれらのカードを展開したら、お待ちかねのエクシーズ召喚です!
【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 光 / 獣戦士族 / 攻2400 / 守1600
「武神」と名のついたレベル4モンスター×2
このカードは相手フィールド上の全てのモンスターに1回ずつ攻撃できる。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから「武神」と名のついたモンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。「武神帝-スサノヲ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
【武神】デッキのエースカード、《武神帝-スサノヲ》です!
相手モンスター全てに攻撃できるだけでなく、「武神」モンスターをサーチする効果があるので、前述したカードを組み合わせる事で、
自己強化、展開、相手のカード破壊、全ての効果を備えていることになります!
このカードを積極的に出していくことが【武神】デッキの勝利への方程式!
【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 光 / 獣戦士族 / 攻2600 / 守2500
レベル4モンスター×3
「武神姫-アマテラス」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
発動したターンによって以下の効果を適用する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
●自分のターン:ゲームから除外されている
自分のレベル4以下のモンスター1体を選択して特殊召喚する。
●相手ターン:ゲームから除外されている
自分のレベル4以下のモンスター1体を選択して手札に加える。
《武神姫-アマテラス》は展開に特化した「武神」、このカードの存在で、【武神】デッキは積極的にモンスターを除外する事がメリットにつながります。
しかし、このモンスターは召喚条件が「レベル4モンスター×3」と少し重めですね。
ここでこちらのカードを紹介しておきましょう!
【 ペンデュラムモンスター 】
星 4 / 光 / 獣戦士族 / 攻1000 / 守2000
【P効果 青3/赤3】
①:自分のPゾーンのこのカードを除外し、自分フィールドの「武神」Xモンスター1体を対象として発動できる。その自分のモンスターとカード名が異なる「武神」Xモンスター1体を、対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
《武神-ヒルコ》は非常に特殊な「武神」専用のエクシーズチェンジカード!
このカードの登場により、
全ての「武神帝」は全ての「武神帝」の効果を備えると同義になりました!(?)
つまり「スサノヲ」で相手のフィールドを荒らした後に「アマテラス」で消費したカードを取り返したり
「アマテラス」で展開した後「スサノヲ」で相手のライフポイントを詰める事が簡単にできるのです!
それだけではありません
【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 光 / 獣戦士族 / 攻1800 / 守2300
光属性レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
手札を全て墓地へ送り、デッキからカードを2枚ドローする。
また、このカードが相手のカードの効果によってフィールド上から離れた時、その時にこのカードが持っていたエクシーズ素材の数まで、自分の墓地からレベル4の「武神」と名のついた獣戦士族モンスターを選択して特殊召喚できる。
「武神帝-ツクヨミ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
《武神帝-ツクヨミ》のドロー効果の代わりに低いステータスも気にならないし
【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 光 / 獣戦士族 / 攻2500 / 守2000
獣戦士族レベル4モンスター×2
このカードがエクシーズ召喚に成功した時、自分のデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。
このカードの攻撃力は、この効果で墓地へ送った「武神」と名のついたカードの数×100ポイントアップする。
また、自分フィールド上の「武神」と名のついた獣戦士族モンスターが戦闘またはカードの効果によって破壊される場合、その破壊されるモンスター1体の代わりに
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。
「武神帝-カグツチ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
《武神帝-カグツチ》にチェンジして破壊耐性を付与してから攻撃してもいいでしょう。
ところで、ここまで「武神器」モンスターは全て墓地誘発のカードを紹介しましたが、一部のカードは手札で効果を発動するものも存在しています。
(分類的には墓地誘発が獣族、手札誘発が鳥獣族になっています)
中でも《武神器-ヤツカ》や《武神器-ハバキリ》は中々強力な効果を持っていますね。
《武神-トリフネ》の存在で墓地誘発の「武神器」が大きく強化され、やや下火なポジションのカードになってしまいましたが、こちらも色々な種類があるので、調べてみて下さい!
「武神」魔法罠カードについて
さて、ここまでは「武神」モンスターについて解説してきました。
ここからは「武神」魔法罠について解説するのですが、「武神」魔法罠は使い辛い特殊な効果を持ったものが多く、専用構築にしないと真価を発揮できません。
ですので、中でも特に使いやすい2枚のカードについて触れておきます。
【 通常魔法 】
相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、自分の墓地の「武神」と名のついたモンスター1体と、ゲームから除外されている自分の「武神」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターをエクシーズ召喚の素材とする場合、獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターのエクシーズ召喚にしか使用できない。
《武神降臨》は盤面が劣勢な時にしか使えないものの、1枚で2体のモンスターを展開できる強力なカード。
効果を無効にせず特殊召喚できるので、《武神-トリフネ》でさらなる展開を狙ったり、「武神帝」モンスターも特殊召喚できるので《武神-ヒルコ》に繋ぐことも可能。
エクシーズ召喚時の縛りもリンク召喚などには関係ありませんね。
【 永続魔法 】
①:自分フィールドの獣戦士族の「武神」モンスターはバトルフェイズ以外では相手の効果で破壊されない。
②:1ターンに1度、手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、「武神」モンスター1体を墓地へ送り、相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。
③:自分エンドフェイズに、魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送り、自分の墓地の「武神」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
《武神籬》は「武神帝」や獣戦士族の「武神」に耐性を与えるカードです。
また②の効果で厄介な封殺系モンスターの効果を無効にするだけではなく、手札にかぶってしまっても③の効果でモンスターに変換していくことが可能です。
③の効果は蘇生のタイミングがエンドフェイズ時と少し遅めですね。
これは【武神】が登場した頃のモンスター達の効果を意識したためですね。
ならって、③の効果ではそれらのモンスターを展開するのがおすすめです。
【武神】デッキと相性が良いカード
《オネスト》
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 天使族 / 攻1100 / 守1900
自分のメインフェイズ時に、フィールド上に表側表示で存在するこのカードを手札に戻す事ができる。
また、自分フィールド上に表側表示で存在する光属性モンスターが戦闘を行うダメージステップ時にこのカードを手札から墓地へ送る事で、エンドフェイズ時までそのモンスターの攻撃力は、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力の数値分アップする。
「武神」モンスターは全て光属性なので相性が良いのは勿論なのですが、特に《武神帝-スサノヲ》の全体攻撃効果と組み合わせる事で、一気に相手のライフポイントを削る事が可能です!
《武神器-ヤツカ》と合わせても「スサノヲ」程ではないとはいえ、中々強力ですね。
《超重禽属コカトリウム》
【 効果モンスター 】
星 4 / 風 / 鳥獣族 / 攻1300 / 守900
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札・墓地に存在する場合、自分フィールドの獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体をリリースして発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
②:デッキからレベル4以下の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を除外して発動できる。エンドフェイズまで、このカードは除外したモンスターと同名カードとして扱い、同じ種族・属性・レベルになる。
「コカトリウム」は1体でも墓地に落としておくと、「武神」モンスターをリリースして場に出てくるのですが、その際にデッキから好きな「武神」モンスターをデッキから除外する効果が使えます。
エクシーズ素材になることで、除外されずに何度も墓地に行くので、毎回エクシーズ召喚する際に「コカトリウム」を経由して、除外アドバンテージを稼ぎましょう!
え?何のために除外するかって?それは…
【 通常罠 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを任意の数だけ選んで効果を無効にして特殊召喚し、そのモンスターのみを素材として「トライブリゲード」リンクモンスター1体をリンク召喚する。
【 リンクモンスター 】
星 4 / 闇 / 鳥獣族 / 攻3000 /
獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター2体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合、または自分フィールドにこのカード以外の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。フィールドのカード1枚を選んで除外する。
②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。除外されている自分の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターの数以下のレベルを持つ獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体をデッキから手札に加える。
【LINK-4:左/右/左下/右下】
《鉄獣の抗戦》は《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》と合わせる事で、強力な防御カードになります。
また、それだけではなく、除外されている「武神器」モンスターを一気に墓地に戻して使い直せるのもめちゃくちゃ強い!
間違いなく切り札の一枚でしょう。
注意点として、リンク4である「シュライグ」を出すにはモンスターゾーンがたくさん空いている必要があります。
あらかじめリンク数の低い獣戦士や獣族のリンクモンスターを墓地に送りこんでおくことで、この点をケアしていきましょう。
《無限起動要塞メガトンゲイル》
【 リンクモンスター 】
星 3 / 地 / 機械族 / 攻4000 /
Xモンスター3体
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、このカード及びXモンスター以外のモンスターの効果を受けず、Xモンスター以外のモンスターとの戦闘では破壊されない。
②:自分の墓地のXモンスター1体と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。その墓地のXモンスターを特殊召喚し、その相手のカードを下に重ねてX素材とする。この効果の発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは半分になる。
【LINK-3:右/左下/右下】
エクストラデッキの切り札になりうるカード。
《武神降臨》や《ガガガガマジシャン》の効果でエクシーズモンスターを展開する事で召喚を狙える。
強力な耐性に加えて攻撃力が高いだけでなく、②の効果で継続して効果付きの「武神帝」を蘇生し続けて制圧が可能。
【武神】デッキ3つの魅力
①安定性が高い!
前述した《武神-トリフネ》及びそれをサーチできる《炎舞-「天璣」》の存在により、初動がばっちり決まっているので非常に使いやすい!
②エクストラデッキの幅が広い!
【武神】デッキはランク4の展開を主とするテーマです。
今回のデッキのエクストラデッキは「武神帝」で纏めましたが、ランク4はエクシーズモンスターの中でも屈指の層の厚さを誇るので、非常に選択の幅が広くなっています。
③ライフアドバンテージをとりやすい!
ここまで解説した通り、【武神】は戦闘をサポートするカードが非常に多いテーマです。
紹介したカード以外にも貫通を付与したり、直接攻撃できるようになったり、ダメージを反射したり等、相手のライフを削る効果を持ったカードが多く存在します。
ライフを削る力が強いという事、それはつまりどれだけの劣勢でも勝利を手にする可能性があるという事です。
勝ちたいなら【武神】を握れ!
【武神】デッキの回し方〜概要〜
ここまで解説した通り、《武神-トリフネ》を初めとして各種「武神」モンスターを使い、ランク4「武神帝」をエクシーズ召喚していきます。
その過程で墓地に送りこむか「武神器」は相手や状況によって変えていきましょう。
そういう戦い方ができるのも【武神】デッキのメリットです!
【武神】デッキの回し方〜展開例〜
【使用カード】
- 《武神-トリフネ》
- 《武神-ヒルメ》
【結果】
- 《無限起動要塞メガトンゲイル》
- 《武神姫-アマテラス》
- 手札に《武神-トリフネ》
- 墓地に好きな「武神」モンスター2体
【手順】
- 《武神-トリフネ》を召喚し、効果を発動、デッキから《武神-マヒトツ》及び好きな「武神器」モンスター(今回はムラクモ)を特殊召喚
- 《武神-トリフネ》を墓地から除外して《武神-ヒルメ》を手札から特殊召喚
- 《武神-ヒルメ》と「武神器」で《武神帝-スサノヲ》をエクシーズ召喚
- 《武神帝-スサノヲ》の効果で、素材から「ヒルメ」を取り除きつつ、デッキから《武神-ヒルコ》をサーチ
- 《武神-マヒトツ》の効果で墓地から《武神-ヒルメ》を除外してデッキから好きな「武神器」を墓地へ(今回はツムガリ)
- 《武神-ヒルコ》のペンデュラム効果で《武神帝-スサノヲ》を《武神姫-アマテラス》にチェンジ
- 《武神姫-アマテラス》で素材の「スサノヲ」を取り除きつつ、《武神-ヒルメ》を除外からフィールドに特殊召喚
- 《武神-ヒルメ》と《武神-マヒトツ》で《ガガガガマジシャン》
- 《ガガガガマジシャン》の効果で《武神帝-スサノヲ》を墓地から特殊召喚
- 《武神帝-スサノヲ》《武神姫-アマテラス》《ガガガガマジシャン》の3体で《無限起動要塞メガトンゲイル》をリンク召喚
- 《無限起動要塞メガトンゲイル》の効果で《武神姫-アマテラス》を墓地から特殊召喚
- 相手ターン中に《武神姫-アマテラス》の効果で除外されている《武神-トリフネ》を手札に戻す
【盤面の解説】
今回は、出し方が若干難しい《無限起動要塞メガトンゲイル》に重点を置いたサンプルを提示してみました。
この展開をする点で良いのは、好きな「武神」モンスターを墓地に送れるので《武神器-ムラクモ》や《武神器-ハチ》でカードを破壊したり
「メガトンゲイル」で蘇生するエクシーズモンスターを《武神帝-スサノヲ》にする事でデッキの中の好きな「武神」モンスターを手札に加えたり
《鉄獣の抗戦》で《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》が召喚できる状態になっていたり
と状況をかなり良い状態にできる点が優れています。
2枚の特定のカードが必要に見えますが、両方《 炎舞-「天璣」》に対応しているため難易度は低め。
ただし「メガトンゲイル」の蘇生効果を使うためには相手の場のカードが必要なので
先攻なら《ガガガガマジシャン》を出さずに《武神帝-ツクヨミ》や《魁炎星王-ソウコ》で相手のターンに備えても良いですね。
【武神】デッキは《武神-ヒルコ》の効果で、サーチからサーチ、特殊召喚から特殊召喚がつながるので、自分なりにアレンジしてみて下さい!
【武神】デッキをカスタムするおすすめカード
《獣王アルファ》
【 効果モンスター 】
星 8 / 地 / 獣族 / 攻3000 / 守2500
このカードは通常召喚できない。相手フィールドのモンスターの攻撃力の合計が、自分フィールドのモンスターの攻撃力の合計より高い場合に特殊召喚できる。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを任意の数だけ対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
その後、手札に戻した数だけ相手フィールドの表側表示モンスターを選んで持ち主の手札に戻す。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分の「獣王アルファ」は直接攻撃できない。
使い勝手の良い除去モンスター。
《武神降臨》と発動タイミングが近いので意識するとよいですね。
《炎星仙-ワシンジン》
【 リンクモンスター 】
星 2 / 炎 / 獣戦士族 / 攻1700 /
獣戦士族モンスター2体
自分は「炎星仙-ワシンジン」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、その②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分が「炎星」モンスターの効果を発動する場合、自分の手札・フィールドの「炎星」カード及び「炎舞」カードを墓地へ送らずに発動する事もできる。
②:自分のフィールド・墓地の「炎舞」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。その後、デッキから「炎星」モンスター1体を墓地へ送る。
【LINK-2:左下/右下】
【 効果モンスター 】
星 4 / 炎 / 獣戦士族 / 攻1700 / 守1000
このカードが墓地に存在する場合、手札または自分フィールド上に表側表示で存在する、「炎星」または「炎舞」と名のついたカードを合計2枚墓地へ送って発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
「殺炎星-ブルキ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
《殺炎星-ブルキ》と合わせる事で、「炎舞」カードを再利用しながらレベル4モンスターを展開する事が出来ます。
その場合「炎星」モンスターや「炎舞」カードを追加で採用してみてもいいですね!
《召喚僧サモンプリースト》
【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / 魔法使い族 / 攻800 / 守1600
このカードは生け贄に捧げる事ができない。
このカードは召喚・反転召喚が成功した場合守備表示になる。自分の手札から魔法カード1枚を捨てる事で、デッキからレベル4モンスター1体を特殊召喚する。
この効果によって特殊召喚されたモンスターは、そのターン攻撃する事ができない。
この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに発動する事ができる。
《武神-トリフネ》へのアクセスをさらに盤石にするカード。
採用する場合、魔法カードをもう少し増やしましょう!
【武神】デッキのカーナベルおすすめ対戦動画
おわりに
今回はスタンダードなビートダウンデッキである【武神】デッキについて書かせていただきました!
今回は殆ど触れなかったのですが、【武神】には他にも特殊で面白いカードがいくつか存在します。
もし今回の記事で【武神】に触れて、興味が出たのであれば、これらのカードを使ったオリジナルデッキもぜひ考えてみて下さい。
良いデッキが出来たら私とデュエルしてくださいね!
それではまた次回!!