はじめに
ついに登場!!!!《光波干渉》!!!
というわけでこんばんは、はみるとんです。【光波】の新規、長らく未OCGカードだった《光波干渉》をはじめ、様々な追加カードが登場しました!
ワンキル性能の向上、ランク8の安定供給と、【光波】の求めていたものが一挙に追加された非常に良い強化となりました。早速見ていきましょう!
目次
【光波】デッキレシピ
このデッキレシピで行える具体的な展開はこちら ▼
【光波】デッキの特徴
【光波】デッキはエクシーズモンスターたちによる強力な除去性能とライフを削る能力の高さで戦う、後攻よりのテーマです。
召喚権を使わずに展開していったり、手札から連続特殊召喚したりと手数も多く、一度展開が通れば盤面をほぼ空に出来るほどの強力な除去性能を誇ります。
【光波】カードの解説
【光波】デッキは、レベル8モンスターを並べてランク8エクシーズを行っていくエクシーズデッキです。
まずは最終的に場に出していくエースモンスターを見ていきましょう!
【光波】エクシーズモンスター
【 エクシーズモンスター 】
星8 / 光属性 / ドラゴン族 / 攻3000 / 守2500
レベル8モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
この効果でコントロールを得たモンスターの効果は無効化され、攻撃力は3000になり、カード名を「銀河眼の光波竜」として扱う。
この効果の発動後、ターン終了時までこのカード以外の自分のモンスターは直接攻撃できない。
まずは《銀河眼の光波竜》をエクシーズ召喚するところから始まります。
相手モンスター1体のコントロールを奪い、さらに攻撃力を3000にする事で更なる戦闘破壊を狙って相手の場を荒らしていきます。
この効果でコントロールを得たモンスターはエンドフェイズに戻ってしまいますが、後述の様々な方法でこれをケアする事が出来ます。
【 エクシーズモンスター 】
星8 / 光属性 / ドラゴン族 / 攻4000 / 守3500
レベル8モンスター×3
このカードは「ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン」以外の自分フィールドの「ギャラクシーアイズ」Xモンスターの上にこのカードを重ねてX召喚する事もできる。
①:1ターンに1度、このカードの装備カードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードをこのカードの下に重ねてX素材とする。
②:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
続いて、《銀河眼の光波竜》の上に《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》を乗せます。
これによって②の効果で表側のカードを1枚破壊する事が出来ます。
条件やコストもなくただ乗せるだけで1枚除去を行えるので超お得です!!
【 エクシーズモンスター 】
星9 / 光属性 / ドラゴン族 / 攻3200 / 守2800
レベル9モンスター×3
このカードは自分フィールドのランク8の「ギャラクシーアイズ」Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
このカードはX召喚の素材にできない。
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
②:X召喚したこのカードが相手モンスターの攻撃または相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合、自分の墓地の「銀河眼の光波竜」1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
【光波】のランクアップはまだまだ続く。《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》の上にさらに《銀河眼の光波刃竜》を乗せます。
これによってカードを1枚破壊する事が出来、さらにこのカードが破壊されたときに《銀河眼の光波竜》を蘇生することができます。
ランク8を立てるだけでこの流れで3枚のカードを除去する事が出来るのが【光波】の主な動きとなります。
【 エクシーズモンスター 】
星10 / 光属性 / ドラゴン族 / 攻4000 / 守3000
レベル10モンスター×2
「銀河眼の極光波竜」は1ターンに1度、自分フィールドの「サイファー・ドラゴン」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
①:このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
自分フィールドの光属性モンスターは相手ターン終了時まで相手の効果の対象にならない。
②:自分スタンバイフェイズに発動できる。
自分の墓地のランク9以下のドラゴン族Xモンスター1体をEXデッキに戻す。
その後、そのモンスターを自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚できる。
《銀河眼の光波竜》でコントロールを奪ったカードは《銀河眼の極光波竜》を乗せる事によってコントロールを返さない事が出来ます。
スタンバイフェイズの効果で別の【光波】になることも出来たり、《銀河眼の光波竜》に直接乗せれば①の効果で対象にならないようにできたりと、非常に優秀なモンスターです。
【 エクシーズモンスター 】
星9 / 光属性 / ドラゴン族 / 攻4500 / 守3000
レベル9モンスター×3
①:このカードが「サイファー」カードをX素材としている場合、以下の効果を得る。
●1ターンに1度、このカードのX素材を3つまで取り除いて発動できる。
取り除いた数だけ相手フィールドの表側表示モンスターを選び、そのコントロールをエンドフェイズまで得る。
この効果でコントロールを得たモンスターの効果は無効化され、攻撃力は4500になり、カード名を「超銀河眼の光波龍」として扱う。
この効果の発動後、ターン終了時までこのカード以外の自分のモンスターは直接攻撃できない。
また、後述の《RUM-光波昇華》によって出てくる真のエースとして《銀河眼の光波竜》の進化系、《超銀河眼の光波龍》も存在します。
こちらは最大3体コントロール奪取できるうえ、対象を取らないので更に確実に相手モンスターを奪う事ができます。
メインデッキの【光波】モンスター
【光波】モンスターはレベル8モンスターがいないものの、効果によってレベルを変動させて並べていくことができます。これによってレベル8となったモンスターで前述のエクシーズを展開していきます。
【 効果モンスター 】
星4 / 光属性 / 機械族 / 攻1600 / 守800
「光波双顎機」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:手札を1枚捨てて発動できる。
手札・デッキから「サイファー」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「サイファー」モンスターしか特殊召喚できない。
【光波】デッキの最強初動であると同時に一番の問題児。
手札コスト1枚で【光波】モンスターをリクルートでき、条件によっては召喚権も使わずに展開することができます。
代償として「サイファー」モンスターしか出せなくなるという非常に重い制約が発生します。
昔の【光波】はこの制約がついてしまうと《銀河眼の光波竜》でコントロールを得たモンスターを素材などに使う事が出来ないのでコントロールを返してしまったり、色々な欠陥があったのですが、 《銀河眼の極光波竜》の登場で重ねられるようになってこの点は改善されました。
また、昔は《光波双顎機》からのリクルートだけではランク8をつくれなかったのですが、《光波複葉機》の登場でこの効果からランク8が直接作れるようになりました。
【 効果モンスター 】
星 6 / 光 / 機械族 / 攻1000 / 守2000
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「サイファー」モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:1ターンに1度、自分フィールドの「サイファー」モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルをターン終了時まで8にする。
③:このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「サイファー」モンスター1体を手札に加える。
《光波双顎機》でこのカードを出し、《光波双顎機》と自身のレベルを8にすることで《銀河眼の光波竜》を作る事が出来ます。
また、手札から特殊召喚することも出来るので、このカード+【光波】モンスターの2枚からもランク8エクシーズを作る事が出来ます。
【 効果モンスター 】
星4 / 光属性 / 戦士族 / 攻0 / 守0
「光波鏡騎士」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の「サイファー」モンスター1体が戦闘で破壊され自分の墓地へ送られた時、このカードを手札から捨てて発動できる。
自分の手札・フィールドのカード1枚を選んで墓地へ送り、その破壊されたモンスターを特殊召喚する。
②:このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「サイファー」カード1枚を手札に加える。
【 効果モンスター 】
星1 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻0 / 守0
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードが手札・墓地に存在する場合、自分フィールドの「サイファー」Xモンスター1体を対象として発動できる。
このカードをそのモンスターの下に重ねてX素材とする。
②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「サイファー」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
その他の【光波】モンスターはコストとして切っても良し、《光波双顎機》+《光波複葉機》を両方引けている場合は《光波双顎機》で出す事でエクシーズを行いつつアドバンテージを稼ぐ事が出来ます。
【光波】魔法・罠
【光波】魔法・罠カードは《光波異邦臣》によってサーチできます。
攻めに優れた魔法カードと防御に優れた罠カードを使い分ける事で状況に応じてサイファードラゴンモンスターをサポートしましょう。
【 速攻魔法 】
①:自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドの「サイファー」Xモンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターよりランクが1つ高い「サイファー」Xモンスター1体を、対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは以下の効果を得る。
●このカードの攻撃力は、自分フィールドのレベル4以上のモンスターの数×500アップする。
《RUM-光波昇華》は《銀河眼の光波竜》を素材に《超銀河眼の光波龍》を出すのに使えるほか、《銀河眼の光波竜》に《銀河眼の光波刃竜》を乗せたり、《超銀河眼の光波龍》の上に《銀河眼の極光波竜》を乗せることも出来ます。
基本的に《銀河眼の光波刃竜》も《銀河眼の極光波竜》は自身の効果で乗れるのであまり意味はありませんが、《RUM-光波昇華》は速攻魔法なので相手の除去カードにチェーンすることで逃れることができます。
【 永続魔法 】
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドに同名モンスターが存在する、自分の「サイファー」モンスターが戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。
その戦闘を行う自分の「サイファー」モンスターの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで倍になる。
《銀河眼の光波竜》の効果を発動するだけで条件を満たす事ができ、《銀河眼の光波竜》なら攻撃力6000、《超銀河眼の光波龍》なら9000+さらに《RUM-光波昇華》の上昇値×2という非常に大きな火力でワンキルを決めに行く事が出来ます。
【光波】デッキと相性が良いカード
《タキオン・ギャラクシースパイラル》
【通常罠】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
自分フィールドに「ギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン」モンスターが存在する場合、このカードの発動は手札からもできる。
①:自分フィールドのドラゴン族の「ギャラクシー」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで、戦闘では破壊されず、自身以外のカードの効果を受けない。
戦闘とカード効果から守る事が出来るという事は、【壊獣】などのごく一部の例を除き確実に耐えしのいでターンを回してもらう事が出来るということなので、非常に強力な防御カードとなります。
【光波】は《銀河眼の光波竜》、《銀河眼の光波刃竜》、《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》の存在から、相手ターンをしのぎさえすれば返しの除去能力は非常に高いテーマなのでかみ合う他、《銀河眼の極光波竜》を確実に守り切る事でスタンバイフェイズの効果を通すことも出来ます。
【光波】デッキの回し方
序盤:とにかく耐える準備をする
【光波】デッキはテーマ内に直接相手ターンに干渉できる妨害が無いので、先攻などはひたすら防御力を高める動きを目指していきます。
《銀河眼の極光波竜》で対象耐性を与えたり、《銀河眼の光波刃竜》で破壊されても後続が出るようにしたり、《光波鏡騎士》や《光波防輪》を用意できるととても硬い盤面を作る事が出来ます。
中盤:除去を中心に攻める
《銀河眼の光波竜》のコントロール奪取、《銀河眼の光波刃竜》と《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》の除去、奪ったモンスターによる戦闘破壊などでどんどん相手のフィールドのリソースを削っていきます。
終盤:《光波干渉》によるワンキル
《銀河眼の光波竜》や《超銀河眼の光波龍》で相手のモンスターを奪いつつ、《光波干渉》によって打点を爆アゲしてワンキルしていきます。
【 永続魔法 】
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドに同名モンスターが存在する、自分の「サイファー」モンスターが戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。
その戦闘を行う自分の「サイファー」モンスターの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで倍になる。
実際の【光波】カードを使用した展開例
【使用カード/条件】
- 《光波双顎機》
- 《光波複葉機》
- 手札コスト1枚
- 相手フィールドにモンスター1体
【結果】
- 《銀河眼の光波刃竜》
- 《銀河眼の極光波竜》
- 手札:《光波鏡騎士》
【手順】
- 《光波双顎機》を召喚
- 《光波複葉機》を特殊召喚
- 《光波双顎機》効果で《光波異邦臣》リクルート
- 《光波複葉機》効果で《光波双顎機》と《光波異邦臣》のレベルを8に
- 《光波双顎機》と《光波異邦臣》で《銀河眼の光波竜》をエクシーズ召喚
- 《銀河眼の光波竜》効果で相手モンスターのコントロール奪取
- 《光波異邦臣》効果で《光波干渉》をサーチ
- 《光波干渉》効果で攻撃力6000にした《銀河眼の光波竜》と相手から奪った攻撃力3000扱いのモンスターで攻撃
- 相手から奪ったモンスターに《銀河眼の極光波竜》を乗せる
- 《銀河眼の光波竜》に《銀河眼の光波刃竜》を乗せる
- 《銀河眼の光波刃竜》効果で《光波複葉機》を破壊
- 《光波複葉機》効果で《光波鏡騎士》をサーチ
【盤面の解説】
《光波干渉》によってライフを大量に削りつつ、除去もしっかり行っていき、返しのターンで《光波鏡騎士》による戦闘破壊への実質的な耐性と《銀河眼の光波刃竜》による蘇生、さらに《光波鏡騎士》の効果によるサーチによって後続が途絶えないといった形で、攻めきれなかった場合でも返しに厚い展開となります。
【光波】デッキを扱う上でのポイント
ライフポイントの取り方を考える
【光波】デッキは《銀河眼の光波竜》もしくは《超銀河眼の光波龍》の効果によって直接攻撃が出来なくなることが多いので、その中でどうやってライフポイントを削りきるかを考える必要があります。
例えば相手のモンスターを《銀河眼の光波刃竜》などで破壊できる状況でも、あえて攻撃表示モンスターを残す事で奪ったモンスターによる戦闘でダメージを稼ぐなど、その場その場でどういうプレイをすれば最大限ライフを取れるのか考えていく必要があります。
【光波】デッキをカスタムするおすすめカード
《教導神理》
【 装備魔法 】
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:装備モンスターが「ドラグマ」モンスターの場合、装備モンスターの攻撃力は自身のレベル×100アップする。「ドラグマ」モンスター以外の場合、装備モンスターの攻撃力は自分フィールドの「ドラグマ」モンスターの数×200ダウンする。
②:装備モンスターが破壊された事でこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。EXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
適当なモンスターに装備して《銀河眼の光波刃竜》によってそのモンスターを破壊することで、EXデッキから任意のドラゴン族エクシーズモンスターを墓地へ送る事ができ、スタンバイフェイズの《銀河眼の極光波竜》の効果によってそのモンスターにランクアップする事が出来ます。
このカードを採用する場合は《覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン》などの本来の条件で出す事は難しいモンスターも採用できるので攻め手の幅が広がります。
おわりに
というわけで、今回は【光波】について紹介していきました!
元々テーマとして弱みだった部分が新規によってきれいに解消されていて非常に良い強化を貰いました!
【光波】デッキはランク8さえ立てば展開していく事が出来る都合上、様々なレベル8テーマと合わせることができます。是非皆さんもいろいろな【光波】を組んでみてください!それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!