目次
こんにちは、たけっしーです。
今回は10/25(土)発売の新弾『BURST PROTOCOL』で登場した新テーマ「エルフェンノーツ」を徹底解説します✨
前弾から登場している「アルトメギア」「ドゥームズ」に続く「獄神」に関連するストーリーテーマとなっており、主体の戦術も融合→エクシーズ→シンクロと続いています。
背景ストーリーテーマであるため、今後も関連した新規カードが登場することは確実なので今のうちに予習しておきましょう!
【エルフェンノーツ】の特徴
主軸となる「エルフェンノーツ」モンスター3種はレベル6 魔法使い族 守備1800で統一されており、以下の共通テキストを持ちます。
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、 (2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは手札から自分の中央のメインモンスターゾーンに特殊召喚できる。
(2):自分メインフェイズに発動できる。 デッキから(特定のカードの種類の)「エルフェンノーツ」カード1枚を(手札に加えるor自分フィールドに表側表示で置く)。
(3):相手ターンに発動できる。 自分のメインモンスターゾーンの、このカードと中央のモンスターの位置を入れ替える。 その後、(任意適用の固有効果)。

まずはこのテーマの最大の特徴とも言える①の自身を特殊召喚する効果です。
「中央のメインモンスターゾーン」に向かって展開していくため1体目を送り出した後はそのモンスターを別の手段で移動させないと2枚目以降の「エルフェンノーツ」モンスターの出力が出来ないため注意です。
また「エルフェンノーツ」モンスターはそれぞれ②の効果でメインフェイズに他のカードにアクセス出来るため①の効果で自身を特殊召喚すればそのまま展開の初動となります。
③は相手ターンに発動出来る、モンスターの位置の入れ替え効果です。
それぞれ追加の固有効果を持っており、「エルフェンノーツ」モンスターの位置をお互いに入れ替えながら相手を妨害する設計となっています。
「エルフェンノーツ」モンスターの①の展開方法の都合、③の効果を発動に繋げるには「中央のメインモンスターゾーン」から移動させたり自身の効果以外でフィールドに供給する必要があります。
アイドルのようなイラストのモチーフから「センターステージ(中央のメインモンスターゾーン)を奪い合う」ようなイメージでしょうか。
他にもテーマ内のカードは「中央のメインモンスターゾーン」に関する効果を持ち、【ジャックナイツ】のようにカードの位置が重要なテーマとなっています。
続いて「エルフェンノーツ」魔法・罠カードは全て永続カードで統一されているのも特徴で、テーマ内にはこれらを「デッキから置く」カードも存在するため重要なカード達です。
最後に、テーマ内にはチューナーモンスター1種とシンクロモンスター2種が存在します。
冒頭でも触れましたが、シンクロ召喚を主体としたテーマになっており「Sモンスター以外EXデッキから特殊召喚出来ない」制約を持つカードが多く存在します。
まとめると…
- 「中央のメインモンスターゾーン」やモンスターの位置に関する効果が多い
- テーマ内の永続カードを活用する
- シンクロ召喚が主体のテーマ
以上の3点を抑えておけばばっちりです!
【エルフェンノーツ】カード解説
それでは各種カードのテキストを見ていきます!
まずは「エルフェンノーツ」モンスター4種です👇
《輝聖の花詩ルキナ》

効果モンスター
星6/炎属性/魔法使い族/攻2500/守1800
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、 (2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは手札から自分の中央のメインモンスターゾーンに特殊召喚できる。
(2):自分メインフェイズに発動できる。 デッキから「耀聖の花詩ルキナ」以外の「エルフェンノーツ」モンスター1体を手札に加える。
(3):相手ターンに発動できる。 自分のメインモンスターゾーンの、このカードと中央のモンスターの位置を入れ替える。 その後、相手フィールドのレベル6以下のモンスター1体を手札に戻す事ができる。
②の固有効果は「エルフェンノーツ」モンスターをサーチする効果でわかりやすく初動のカードです。
後述する《燿ける聖詩の獄神精》をサーチすることで即座にシンクロ召喚に繋ぐことが出来、これが【エルフェンノーツ】の基本の動きとなります。
③の固有効果は「相手のレベル6以下をバウンス」と範囲が限定されているものの、誘発即時効果であるため比較的使いやすい妨害効果となっています。
手軽に出力可能な「2500」のステータスを持つカードであるため【再世】と組み合わせることも考えられますね。
初動であるため3枚採用が基本となるでしょう。
《輝聖の波詩ディーナ》

効果モンスター
星6/水属性/魔法使い族/攻2400/守1800
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、 (2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは手札から自分の中央のメインモンスターゾーンに特殊召喚できる。
(2):自分メインフェイズに発動できる。 デッキから「エルフェンノーツ」永続魔法カード1枚を自分フィールドに表側表示で置く。
(3):相手ターンに発動できる。 自分のメインモンスターゾーンの、このカードと中央のモンスターの位置を入れ替える。 その後、相手の手札をランダムに1枚選んでエンドフェイズまで表側で除外できる。
②の固有効果は「エルフェンノーツ」永続魔法をフィールドに置く効果です。
「エルフェンノーツ」永続魔法は現状2種から選択ですが、後述する《エルフェンノーツ〜廻郷のパラレリズム〜》は「エルフェンノーツ」をデッキから特殊召喚する効果を持っており、先程紹介した初動カードである《輝聖の花詩ルキナ》にアクセス出来るため、「初動を持ってくる初動」として《輝聖の波詩ディーナ》も初動カードになります。
③の固有効果はランダムハンデスで、盤面に干渉しないため妨害としてはやや心許ないですが「手札から自身を特殊召喚」「サーチの処理後」等で妨害として使用出来るタイミング自体は遭遇しやすいでしょう。
《輝聖の花詩ルキナ》同様、初動であるため3枚採用が基本となるでしょう。
《輝聖の月詩フォルトナ》

効果モンスター
星6/光属性/魔法使い族/攻2200/守1800
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、 (2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは手札から自分の中央のメインモンスターゾーンに特殊召喚できる。
(2):自分メインフェイズに発動できる。 手札・デッキから「エルフェンノーツ」永続罠カード1枚を自分フィールドに表側表示で置く。
(3):相手ターンに発動できる。 自分のメインモンスターゾーンの、このカードと中央のモンスターの位置を入れ替える。 その後、フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を選んで手札に戻す事ができる。
②の固有効果は「エルフェンノーツ」永続罠をフィールドに置く効果で、先程の《輝聖の波詩ディーナ》の罠ver.ですね。
現状登場している「エルフェンノーツ」永続罠2種はどちらも初動に繋がるカードでは無いため、このカードは初動としての役割は持ちませんがギミック内の動きの幅を広げたり妨害の供給を行う役割をこなせるため、最低限1枚は採用が検討出来そうです。
また③の固有効果は「魔法・罠をバウンス」で、能動的に相手の妨害を剥がしたり永続カードの発動処理を妨害したりとそこそこ優秀な効果です。
《燿ける聖詩の獄神精》

チューナー・効果モンスター
星1/炎属性/悪魔族/攻 300/守 200
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):自分・相手のメインフェイズに、自分の中央のメインモンスターゾーンのモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターのレベルをターン終了時まで3つ上げる。 その後、「エルフェンノーツ」Sモンスターか「調獄神ジュノーラ」1体のS召喚を行う事ができる。
(3):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。 デッキから「エルフェンノーツ」カード1枚を手札に加える。
「エルフェンノーツ」「獄神」の2つのテーマの名前を冠しているチューナーであり、このカードを使ってシンクロ召喚に繋ぐのが「エルフェンノーツ」の基本となるため重要なカードです。
「獄神」モンスターであるため《無垢なる者メディウス》で特殊召喚して展開を行うことも可能で、【エルフェンノーツ】の初動として組み込むことが考えられるでしょう。
このカード自体は他の「エルフェンノーツ」モンスターと違って特殊召喚する効果を持たないため召喚権やデッキから特殊召喚して供給することになります。
①の効果によりフィールドに存在する限りシンクロ召喚以外が出来なくなるため注意です。
②は対象モンスターのレベルを3つあげ、「エルフェンノーツ」Sモンスターか《調獄神ジュノーラ》をシンクロ召喚出来る誘発即時効果です。
他のメインデッキの「エルフェンノーツ」モンスターはレベル6であるため即座にレベル10のシンクロモンスターに繋がり、シンクロ召喚の処理は任意であるため自分のターンであれば処理後に《フルール・ド・バロネス》を着地させることも可能です。
後述する《調獄神ジュノーラ》は成功時と誘発即時で妨害効果を持つため、相手ターンの妨害手段として活用するのが基本となります。
③の「シンクロ素材になるとサーチ」が非常に重要で、「中央のメインモンスターゾーン」に特殊召喚した「エルフェンノーツ」モンスターをシンクロ召喚で移動させつつサーチした別の「エルフェンノーツ」モンスターをそのまま自身の効果で特殊召喚出来ます。
展開の中でこのカードと《輝聖の花詩ルキナ》のサーチ効果、後述の《エルフェンノーツ〜廻郷のパラレリズム〜》のリクルート効果で3種の「エルフェンノーツ」にアクセス出来るわけですね。
シンクロ召喚に重要なチューナーですがこのカード単体は初動では無く、他のカードからアクセスできるため必ず引かなければならないカードでは無いこと、ギミックの循環を考慮して採用枚数は2枚で検討出来そうです。
続いては「エルフェンノーツ」永続魔法を見ていきましょう👇
《エルフェンノーツ〜廻郷のパラレリズム〜》

永続魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の中央のメインモンスターゾーンのモンスターは効果では破壊されない。
(2):自分の手札・フィールドからモンスター1体を墓地へ送って発動できる。 そのモンスターとは元々の属性が異なる「エルフェンノーツ」モンスター1体をデッキから守備表示で特殊召喚する。 このターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
メインとなるのは②の効果で、手札・デッキから「エルフェンノーツ」モンスターを特殊召喚出来るため初動の役割を持ち、基本的に《輝聖の波詩ディーナ》からアクセスすることになります。
コストが必要ですが、「中央のメインモンスターゾーン」のモンスターを退かすことで追加の「エルフェンノーツ」モンスターから手札から特殊召喚出来るようにしたり、展開で余ったモンスターを「エルフェンノーツ」に変換することで横並びさせる役割を持ちます。
チューナーである《燿ける聖詩の調獄精》を特殊召喚してシンクロ召喚に繋いだり、足りない「エルフェンノーツ」モンスターにアクセスして盤面を整えることが多いでしょう。

①の効果耐性付与は「エルフェンノーツ」の③の位置入れ替え効果で常に有効に働かせることが可能です。
相手の破壊効果の対象になったモンスターを入れ替えて耐性を付与出来るのも【エルフェンノーツ】の強みと言えます。
初動・貫通札になるため採用枚数は3枚から検討出来そうですね。
《エルフェンノーツ〜再誕のテルチェット〜》

永続魔法
(1):自分の中央のメインモンスターゾーンのモンスターを相手は効果の対象にできない。
(2):自分の中央のメインモンスターゾーンのモンスターの属性によって、 このカードは以下の効果を得る。
●炎・地:自分のSモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、 その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
●水・風:自分フィールドの他の表側表示の魔法・罠カードは相手の効果では破壊されない。
●光・闇:自分が受ける戦闘ダメージは0になる。
①②どちらも「中央のメインモンスターゾーン」のモンスターに付与する効果となっており、どの効果もゲームに大きく左右する程の効果では無く先程の《エルフェンノーツ〜廻郷のパラレリズム〜》に比べると初動の役割も持たないためアクセスする優先度は低い印象です。
採用は0〜1枚で検討することになりそうです。
続いては「エルフェンノーツ」永続罠2種を見ていきましょう👇
《エルフェンノーツ〜託選のアリスティア〜》

永続罠
このカード名の、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できず、 (1)(2)の効果は同一チェーン上では発動できない。
(1):1ターンに1度、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 その自分のモンスターの位置を他の自分のメインモンスターゾーンに移動する。
(2):自分フィールドに「エルフェンノーツ」モンスターが3体以上存在し、 相手が魔法・罠カードを発動した時に発動できる。 その効果を無効にする。 自分フィールドにSモンスターが存在する場合、さらにその無効にしたカードを破壊できる。
①はモンスターの位置を移動させる効果で、自身の効果で特殊召喚した《輝聖の月詩フォルトナ》からアクセスしてそのまま「中央のメインモンスターゾーン」から移動→2枚目の「エルフェンノーツ」を手札から特殊召喚する流れを作ることが可能です。

②は「エルフェンノーツ」モンスターが3体存在していれば発動できる魔法・罠無効効果です。
3体並べるハードルこそありますが、展開が通った後の盤面強度を高めるために一役買ってくれるでしょう。
必ずしも必要なカードではないため採用枚数は0〜1枚で検討出来そうです。
《エルフェンノーツ〜狂奏のラプソディア〜》

永続罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の中央のメインモンスターゾーンのモンスターが存在する限り、 相手モンスターはそのモンスターにしか攻撃できない。
(2):自分の手札・フィールドからモンスター1体を墓地へ送り、 そのモンスターとは元々の属性が異なる自分の墓地の「エルフェンノーツ」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 その後、自分フィールドにSモンスターが存在する場合、 相手フィールドの表側表示カード1枚の効果をターン終了時まで無効にできる。
①は「中央のメインモンスターゾーン」のモンスターへの攻撃誘導です。
オマケ寄りな効果ではありますが、戦闘破壊で盤面の妨害を減らしにくるアクションを抑えることが出来るので忘れないようにしておきたいですね。
②がメイン効果で、モンスターをコストで送り墓地から「エルフェンノーツ」を特殊召喚出来るためモンスターの位置を調整したりコストを手札から払えば盤面+1になるため横並びに役立ちます。
またシンクロモンスターが存在していれば効果無効も追加されるため妨害兼リソース札として活用出来るため、《輝聖の月詩フォルトナ》からアクセスするカードでは《エルフェンノーツ〜託選のアリスティア〜》よりも優先度が高くになりそうです。
採用枚数は1枚が主流となるでしょう。
続いてはシンクロモンスター2種を見ていきましょう👇
《獄花の大燿聖ストリチア》

シンクロ・効果モンスター
星7/炎属性/植物族/攻 ?/守3000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは中央のメインモンスターゾーンに存在する限り、元々の攻撃力が3000になる。
(2):自分・相手のメインフェイズに発動できる。 自分の手札・墓地からレベル6以下の「エルフェンノーツ」モンスター1体を特殊召喚する。 その後、フィールドの全てのレベル4以上のモンスターのレベルをターン終了時まで3つ下げる事ができる。 このターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
中継役として優秀な「エルフェンノーツ」シンクロモンスターです。
①は「中央のメインモンスターゾーン」に存在する限り攻撃力が3000となります。
「エルフェンノーツ」の展開の特性上、シンクロ召喚した際は「中央のメインモンスターゾーン」を空けておきたいことも多いため他のカードとの兼ね合いに注意して出す位置を決める必要があるでしょう。
②は《スプライト・エルフ》のようにコスト無しでお互いのメインフェイズに墓地から「エルフェンノーツ」を特殊召喚する効果で、非常に強力です。
シンクロ素材にしたレベル6の「エルフェンノーツ」をそのまま特殊召喚したり、チューナーの《燿ける聖詩の調獄精》を特殊召喚して他のシンクロモンスターに繋ぐことができます。
「エルフェンノーツ」は横並びするほどお互いの効果を活かせるため、中継・リソース役として重要なシンクロモンスターとなります。
ギミックを円滑に運用するために採用枚数は2枚必須になりそうです。
《調獄神ジュノーラ》

シンクロ・効果モンスター
星10/炎属性/悪魔族/攻3100/守3800
チューナー+チューナー以外のモンスター2体
このカードをS召喚する場合、 自分の中央のメインモンスターゾーンのモンスター1体をチューナーとして扱う事ができる。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚した場合に発動できる。 相手フィールドの全ての表側表示カードの効果は無効化される。
(2):自分・相手ターンに発動できる。 自分フィールドの「エルフェンノーツ」モンスターと同じ縦列の、 相手フィールドの全てのモンスターはターン終了時まで、 融合・S・X・Lモンスターの素材にできない。
「エルフェンノーツ」の名前は持ちませんが、《燿ける聖詩の調獄精》のテキストにも記されている「獄神」モンスターです。
素材は3体要求するため、《獄花の大燿聖ストリチア》《燿ける聖詩の調獄精》のレベル変動を上手く使う必要がある点は注意です。
「中央のメインモンスターゾーン」のモンスターをチューナーとして扱うことが出来るため、《カオスアンヘルー混沌の双翼ー》のようにチューナーが採用されていないデッキでも採用可能な汎用シンクロモンスターですね。
【エルフェンノーツ】では基本的に相手ターンに相手の動きに合わせて《燿ける聖詩の調獄精》でシンクロ召喚し、①の無効効果と②の素材不可効果で妨害するのがメインの役割となります。
②の効果は「エルフェンノーツ」モンスターの縦列を参照にした素材不可効果ですが、モンスターの位置や発動のタイミングを意識する必要があり、このカード自体は「エルフェンノーツ」ではないため単体で妨害にならない点も注意が必要です。
採用枚数は基本的に1枚あれば十分でしょう。
「エルフェンノーツ」カードの紹介は以上となります!
【エルフェンノーツ】の基本展開



今回は《輝聖の花詩ルキナ》《輝聖の波詩ディーナ》《無垢なる者メディウス》それぞれ1枚からの基本となる展開例を紹介します。
今回は各種「エルフェンノーツ」にアクセスしつつ、相手ターンに《調獄神ジュノーラ》をシンクロ召喚する展開を終着点とします。
まずは《輝聖の花詩ルキナ》or《輝聖の波詩ディーナ》初動の展開例です。

1.「中央のメインモンスターゾーン」に《輝聖の花詩ルキナ》を特殊召喚。②の効果でデッキから《燿ける聖詩の獄神精》をサーチ。
2.《燿ける聖詩の獄神精》を通常召喚し、《輝聖の花詩ルキナ》と《燿ける聖詩の獄神精》で《獄花の大燿聖ストリチア》をシンクロ召喚(中央のメインモンスターゾーン以外)。

3.シンクロ素材となった《燿ける聖詩の獄神精》の③の効果。デッキから《輝聖の波詩ディーナ》をサーチ。
4.《輝聖の波詩ディーナ》を「中央のメインモンスターゾーン」に特殊召喚。②の効果でデッキから《エルフェンノーツ〜廻郷のパラレリズム〜》をフィールドに置く。

5.《エルフェンノーツ〜廻郷のパラレリズム〜》の②の効果。《輝聖の波詩ディーナ》を墓地に送り、デッキから《輝聖の月詩フォルトナ》を特殊召喚。
6.《輝聖の月詩フォルトナ》の②の効果。デッキから《エルフェンノーツ〜狂奏のラプソディア〜》をフィールドに置く。
7.《獄花の大燿聖ストリチア》の②の効果。墓地から《輝聖の花詩ルキナ》を「中央のメインモンスターゾーン」に特殊召喚。

自分のターンでの展開は終了し、ここからは相手ターンでの展開になります。

8.相手ターンに《獄花の大燿聖ストリチア》の②の効果。墓地から《燿ける聖詩の獄神精》を特殊召喚し、《獄花の大燿聖ストリチア》《輝聖の花詩ルキナ》のレベルをそれぞれ3下げる。

9.《燿ける聖詩の獄神精》の②の効果。《輝聖の花詩ルキナ》のレベルを3上げ(レベル6)、《輝聖の花詩ルキナ》《輝聖の月詩フォルトナ》(レベル3)《燿ける聖詩の調獄精》を素材に《調獄神ジュノーラ》をシンクロ召喚。
10.シンクロ素材となった《燿ける聖詩の獄神精》の③の効果。デッキから《輝聖の花詩ルキナ》をサーチ。
各種「エルフェンノーツ」モンスターの「位置入れ替え効果」による妨害を有効にしつつ、《調獄神ジュノーラ》による妨害と《エルフェンノーツ〜狂奏のラプソディア〜》の妨害兼リソースを構えた盤面となります。
《輝聖の波詩ディーナ》初動の場合も手順が前後しますが、《エルフェンノーツ〜廻郷のパラレリズム〜》から《輝聖の花詩ルキナ》を特殊召喚して展開すれば同様の展開と盤面になります。
続いては《無垢なる者メディウス》からの展開例になります。

1.《無垢なる者メディウス》を「中央のメインモンスターゾーン」に通常召喚。①の効果でデッキから《燿ける聖詩の獄神精》を特殊召喚。
2.《燿ける聖詩の獄神精》の②の効果。《無垢なる者メディウス》のレベルを3つ上げ、《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》をシンクロ召喚。

3.シンクロ素材となった《燿ける聖詩の獄神精》の③の効果(チェーン1)と《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》の①の効果(チェーン2)。墓地から《燿ける聖詩の獄神精》を特殊召喚し、デッキから《輝聖の花詩ルキナ》をサーチ。
4.《輝聖の花詩ルキナ》を「中央のメインモンスターゾーン」に特殊召喚。②の効果でデッキから《輝聖の波詩ディーナ》をサーチ。

5.《輝聖の花詩ルキナ》と《燿ける聖詩の獄神精》を素材に《獄花の大燿聖ストリチア》をシンクロ召喚。
6.《輝聖の波詩ディーナ》を「中央のメインモンスターゾーン」に特殊召喚。②の効果でデッキから《エルフェンノーツ〜廻郷のパラレリズム〜》をフィールドに置く。
7.《エルフェンノーツ〜廻郷のパラレリズム〜》の②の効果。《輝聖の波詩ディーナ》を墓地に送り、デッキから《輝聖の月詩フォルトナ》を特殊召喚。
8.《輝聖の月詩フォルトナ》の②の効果。デッキから《エルフェンノーツ〜狂奏のアリスティア〜》をフィールドに置く。

9.《獄花の大燿聖ストリチア》の②の効果。墓地から《輝聖の花詩ルキナ》を特殊召喚。
自分のターンでの展開は終了し、ここからは相手ターンでの展開になります。

10.相手ターンに《獄花の大燿聖ストリチア》の②の効果。墓地から《燿ける聖詩の獄神精》を特殊召喚し、フィールドのモンスターのレベルを3つ下げる。
11.《燿ける聖詩の獄神精》の②の効果。《輝聖の月詩フォルトナ》のレベルを3つ上げ(レベル6)、《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》(レベル5)と《獄花の大燿聖ストリチア》(レベル4)と《燿ける聖詩の獄神精》の3体を素材に《調獄神ジュノーラ》をシンクロ召喚。
12.シンクロ素材となった《燿ける聖詩の獄神精》の③の効果。デッキから《輝聖の花詩ルキナ》をサーチ。
展開手順を工夫すれば展開途中で《フルール・ド・バロネス》を着地させ、盤面強度を上げることも可能となっているので、興味がある方は是非研究してみてください✨
相性の良いカード
まずは「デモンスミス」ギミックです。
モンスターを展開出来るテーマはもはや全て相性が良いですが、【エルフェンノーツ】もその例に漏れません。
【エルフェンノーツ】の個性としては《燿ける聖詩の獄神精》の「自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚出来ない。」制約の都合、「デモンスミス」ギミックの初動となる《刻まれし魔の鎮魂棺》の素材として《閉ザサレシ天ノ月》よりも《幻層の守護者アルマデス》を使用する場面が多い点でしょうか。
《無垢なる者メディウス》初動では《幻層の守護者アルマデス》を経由しながら「デモンスミス」展開に繋げつつ、《燿ける聖詩の獄神精》の③の効果から「エルフェンノーツ」の展開にも繋がるのが面白いですね。
「エルフェンノーツ」ギミックのみでは盤面強度と対応力がやや心許ないため、競技シーンでは「デモンスミス」を投入した構築を多く見ることになりそうです。
「エルフェンノーツ」の一部のカードには「発動後にシンクロ召喚以外でEXデッキからモンスターを特殊召喚出来ない」制約を持つカードがあるため、それらを使用した後に「デモンスミス」ギミックに移行できない点は注意です。
続いては「罪宝」ギミックです。
こちらは炎属性レベル1の《燿ける聖詩の獄神精》にアクセス出来る点で相性が良く、外部ギミックから「エルフェンノーツ」の展開に繋げることが出来ます。
「エルフェンノーツ」ギミックは永続カードを扱うため《原罪宝ースネークアイ》のコストとして活用して盤面を伸ばすことも出来るのもポイントです。
「罪宝」ギミックの延長として「アザミナ」ギミックを追加すれば更に盤面を強固にすることが出来、先程の「デモンスミス」ギミックとも連結するためグッドスタッフ気味な構築も考えられるでしょう。
サンプルレシピ
 
     
    今回は【デモンスミスエルフェンノーツ】のサンプルレシピを紹介します。
先程も触れたように、光属性・悪魔族のシンクロモンスター《幻層の守護者アルマデス》を経由して「デモンスミス」ギミックに繋いで盤面を補強します。
「デモンスミス」ギミックから目指す盤面は《DDD怒涛大王エグゼクティブ・シーザー》一点であるためギミックは最低限で、《刻まれし魔の詠聖》《魔轟神ルリー》は不要と判断して不採用としました。
「デモンスミス」ギミックに繋ぐ上で強初動となる《無垢なる者メディウス》と、それにアクセスする《アルトメギア・ヴァンダリズムー襲撃ー》《無垢なる予幻視》を多めに採用しています。
「エルフェンノーツ」の初動と《金満で謙虚な壺》も合わせて1枚から動ける初動は16枚採用しており、比較的安定した構築となっています。
自由枠も比較的多めで、環境に合ったカードを採用して戦いやすいのも現代のパワーを感じさせますね。
【エルフェンノーツ】に興味がある方の参考になれば嬉しいです!
今回のまとめ
今回は10/25(土)発売の『BURST PROTOCOL』で登場した新テーマ「エルフェンノーツ」の解説記事でした!
今後新規カードで強化されることが確実で将来性も高くポテンシャルを感じるテーマだと思うので気になる方は今から触ってみても良いと思います✨
最後に告知になりますが、11/15(土)に『第13回 Mogi杯 3人チーム戦』を開催します!
定員40チーム(120名)の大規模大会になるので是非遊びに来てください✨
それでは👋
今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします!

 
                         
                             
                    








































































