はじめに
『【墓守】デッキを組んで遊んでみたい!』
この記事はそんな方へ向けて書かれたデッキテーマ解説記事です。
この記事では【墓守】デッキの魅力をお伝えしていきます!
また、デッキを組みたくなった方はそのまま【墓守】関連カードをまとめて購入することもできます!
当日の15時までにご注文頂ければ、即日発送で【墓守】のデッキパーツをお届けします。
目次
【墓守】デッキの特徴
【墓守】デッキは《王家の眠る谷-ネクロバレー》を中心としたカードで構成されるビートダウンデッキです。
また、《王家の眠る谷-ネクロバレー》による墓地利用封じだけでなく『特殊召喚封じ』、『ハンデス』、『カードの発動の無効化』ができる強力な【ネクロバレー】カードを使用した相手のプレイの妨害を得意とします。
【墓守】デッキレシピ
『コピーしてデッキを作成する』をタップして『初手ドロー』を行えば、実際の【墓守】デッキのイメージが掴めますので、ぜひお試しください
【墓守】デッキのカード解説
この記事では【墓守】デッキの全体像を分かりやすくするために、種類ごとにカードを紹介します。
この記事では【墓守】デッキのカードを以下のように分類して解説していきます
- 【墓守】モンスター
- 【ネクロバレー】カード
【墓守】モンスターはこのデッキでアタッカーとして活躍するモンスターです。
【ネクロバレー】カードは《王家の眠る谷-ネクロバレー》をはじめとした魔法・罠カードで、相手のプレイを妨害する効果を持ちます。
【墓守】モンスターについて
《墓守の司令官》
【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / 魔法使い族 / 攻1600 / 守1500
このカードを手札から墓地に捨てる。デッキから「王家の眠る谷−ネクロバレー」1枚を手札に加える。
手札から捨てることによってデッキから《王家の眠る谷-ネクロバレー》をサーチできる効果を持ったモンスター。
このデッキのキーカードとなる《王家の眠る谷-ネクロバレー》へアクセスできる効果なので、3枚採用必須のカードとなります。
《墓守の巫女》
【効果モンスター】
星3/闇/魔法使い族/攻1000/守1500
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、フィールドは「王家の眠る谷-ネクロバレー」になる。
フィールド魔法カードが表側表示で存在する場合、この効果は適用されない。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
フィールド上の「墓守」と名のついたモンスターの攻撃力・守備力は200ポイントアップする。
2つの効果を持った【墓守】モンスター。
1つめの効果は、この《墓守の巫女》が自分フィールドに存在する限り、フィールドは《王家の眠る谷-ネクロバレー》になるという効果。
少々特殊な効果で、《王家の眠る谷-ネクロバレー》が発動している訳ではなく、『フィールドに《王家の眠る谷-ネクロバレー》が発動している状況を作る効果』となります。
このデッキには《王家の眠る谷-ネクロバレー》が発動していることが条件となる【ネクロバレー】魔法・罠カードが多く存在するため、この効果によってそれらの発動条件を満たすことができます。
2つめの効果は、この《墓守の巫女》が自分フィールドに存在する限り、フィールド上の【墓守】モンスターの攻撃力・守備力を200ポイント強化する効果。
強化の値は少ないですが、《王家の眠る谷-ネクロバレー》と合わせると合計700ポイントのアップ、後述する《ネクロバレーの神殿》と組み合わせると相手モンスターと攻撃力1200ポイントの差を付けることができます。
《墓守の霊術師》
【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / 魔法使い族 / 攻1500 / 守1500
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドに「王家の眠る谷-ネクロバレー」が存在する場合に発動できる。魔法使い族の融合モンスターカードによって決められた、フィールドのこのカードを含む融合素材モンスターを自分の手札・フィールドから墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
1つの効果を持った【墓守】モンスター。
①の効果はフィールドに《王家の眠る谷-ネクロバレー》が存在する場合に発動できる効果で、フィールドのこの《墓守の霊術師》を含む手札・フィールドの素材を墓地へ送り、魔法使い族の融合モンスターを融合召喚します。
基本的には後述する《墓守の異能者》を融合召喚することになります。
《墓守の神職》
【 効果モンスター 】
星 3 / 闇 / 魔法使い族 / 攻500 / 守1500
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合、自分の墓地のレベル4の「墓守」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。この効果は「王家の眠る谷-ネクロバレー」の効果を受けない。
1つの効果を持った【墓守】モンスター。
①の効果はこの《墓守の神職》が召喚・反転召喚・特殊召喚成功に成功した場合に、墓地のレベル4の【墓守】モンスターを対象として発動できる効果で、対象としたモンスターを表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚します。
基本的には墓地の《墓守の霊術師》を攻撃表示で蘇生し、そのまま《墓守の異能者》に繋げることになります。
《墓守の異能者》
【 融合モンスター 】
星 7 / 闇 / 魔法使い族 / 攻2000 / 守2000
「墓守」モンスター×2
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの攻撃力・守備力は、このカードの融合素材としたモンスターの元々のレベルの合計×100アップする。
②:フィールドに「王家の眠る谷-ネクロバレー」が存在する限り、このカード及び自分のフィールドゾーンのカードは効果では破壊されない。
③:自分メインフェイズに発動できる。このターンのエンドフェイズに、デッキから「墓守」モンスター1体または「ネクロバレー」カード1枚を手札に加える。
【墓守】モンスター2体で融合召喚可能な【墓守】融合モンスター。
このデッキでは基本的に《墓守の霊術師》の効果を使用して融合召喚することになります。
《墓守の異能者》は3つのモンスター効果を持ちます。
①の効果は、この《墓守の異能者》の攻撃力・守備力はこのカードの融合素材とした元々の合計×100ポイントアップする効果。
《墓守の異能者》の元々の攻撃力は2000しかありませんが、この効果によって攻撃力2700〜800ほどの数値が期待できます。
また、《王家の眠る谷-ネクロバレー》が発動していれば攻撃力3000以上となり、アタッカーとして申し分ない数値となります。
②の効果は、フィールドに《王家の眠る谷-ネクロバレー》が存在する限り、この《墓守の異能者》及び自分のフィールドゾーンのカードはカードの効果で破壊されなくなる効果。
《王家の眠る谷-ネクロバレー》と自身を守る耐性効果。
このデッキは《王家の眠る谷-ネクロバレー》に大きく依存しているため、破壊から守ることは重要となります。
③の効果はメインフェイズに発動できる効果で、エンドフェイズにデッキから【墓守】モンスター1体または【ネクロバレー】カードを手札に加えることができる効果。
発動してもサーチがエンドフェイズと遅いのですが、継続的なサーチによりじわじわとアドバンテージの差を付けることができます。
【ネクロバレー】カードについて
【ネクロバレー】カードは基本的に相手のプレイを妨害する効果を持ち、《墓守の異能者》の③の効果によってデッキから手札に加えることが可能。
【墓守】モンスターと組み合わせてはじめて機能するカードが多いため、フィールドに【墓守】モンスターを維持するのがこのデッキの基本となります。
《王家の眠る谷-ネクロバレー》
【フィールド魔法】
①:フィールドの「墓守」モンスターの攻撃力・守備力は500アップする。
②:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、お互いに墓地のカードを除外できず、墓地のカードへ及ぶ効果は無効化され、適用されない。
2つの効果を持ったこのデッキの切り札となる【ネクロバレー】フィールド魔法カード。
①の効果はフィールドの【墓守】モンスターの攻撃力・守備力を500ポイントアップする効果。
メインデッキの下級【墓守】モンスターも1500〜2100程の攻撃力まで引き上げ、《墓守の異能者》は自身の効果と合わせて攻撃力3000以上まで引き上げることができます。
②の効果はお互いに墓地のカードを除外できず、墓地に及ぶ全ての効果を無効化するという圧倒的な墓地メタ効果。
墓地利用をするデッキはこのカード1枚で殆どの動きを封じることができます。
この影響は自分へも及びますが、墓地に影響する効果を持った【墓守】カードは基本的に『この効果は《王家の眠る谷-ネクロバレー》の効果を受けない』という効果を持つため、自分はある程度自由に墓地利用が可能。
《ネクロバレーの玉座》
【 通常魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから「墓守」モンスター1体を手札に加える。
●手札から「墓守」モンスター1体を召喚する。
2つの効果の内、1つを選択して発動する通常魔法カード。
●デッキから「墓守」モンスター1体を手札に加える。
状況に応じた【墓守】モンスターをサーチできる優秀な効果。
特に《墓守の司令官》は《王家の眠る谷-ネクロバレー》のサーチ効果を持つため、この《ネクロバレーの玉座》から《王家の眠る谷-ネクロバレー》へとアクセスすることも可能となります。
- 《ネクロバレーの玉座》の効果でデッキから《墓守の司令官》サーチ
- 《墓守の司令官》を手札から捨て、デッキから《王家の眠る谷-ネクロバレー》サーチ
●手札から「墓守」モンスター1体を召喚する。
今回の構築の場合は積極的に使用しない効果ではありますが、最上級モンスターである《墓守の審神者》、《墓守の大神官》等のモンスターを採用する場合、展開の補助としてこの効果を使用します。
《ネクロバレーの祭殿》
【 永続魔法 】
フィールド上に「墓守」と名のついたモンスター及び「王家の眠る谷-ネクロバレー」が存在する場合に発動できる。
このカードがフィールド上に存在する限り、お互いに「墓守」と名のついたモンスター以外のモンスターを特殊召喚できない。
「墓守」と名のついたモンスター及び「王家の眠る谷-ネクロバレー」がフィールド上に存在しない場合、このカードを破壊する。
フィールドに【墓守】モンスターと、《王家の眠る谷-ネクロバレー》が存在する場合のみ発動可能な【ネクロバレー】永続魔法カード。
この《ネクロバレーの祭殿》が存在する限り、お互いの【墓守】モンスター以外の特殊召喚を封じます。
発動条件は厳しいですが、発動できれば墓地利用だけでなく特殊召喚も封じるため、殆どのデッキの動きを封じられます。
【墓守】モンスター及び《王家の眠る谷-ネクロバレー》が存在しなければ破壊されてしまうため、場持ちの良い《墓守の異能者》を展開・維持し、このカードの破壊を防ぎましょう。
《ネクロバレーの王墓》
【 カウンター罠 】
フィールド上に「墓守」と名のついたモンスター及び「王家の眠る谷-ネクロバレー」が存在する場合に発動できる。
効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
「ネクロバレーの王墓」は1ターンに1枚しか発動できない。
フィールドに【墓守】モンスターと《王家の眠る谷-ネクロバレー》が存在する場合に発動可能な【ネクロバレー】カウンタートラップ。
効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にして破壊します。
こちらも《ネクロバレーの祭殿》と同じく発動条件は厳しいですが、ノーコストで発動できるカウンター罠カードとしては破格の性能を持ちます。
《ネクロバレーの神殿》
【 永続罠 】
①:「墓守」モンスター及び「王家の眠る谷-ネクロバレー」がフィールドに存在する限り、相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。
②:自分のフィールドゾーンにカードが存在しない場合、1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。自分の手札・墓地から「王家の眠る谷-ネクロバレー」1枚を選んで発動する。
③:このカードが相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「ネクロバレーの神殿」以外の「ネクロバレー」魔法・罠カードを1枚選んで自分フィールドにセットする。
3つの効果を持った【ネクロバレー】永続罠カード。
①の効果は【墓守】モンスター及び《王家の眠る谷-ネクロバレー》がフィールドに存在する限り相手フィールド上のモンスターの攻撃力・守備力を500ポイントダウンする効果。
《王家の眠る谷-ネクロバレー》で【墓守】モンスターの攻撃力・守備力は500ポイント上昇するため、合計1000ポイントの数値、戦闘で有利となります。
②の効果は自分のフィールドゾーンにカードが存在しない場合、自分・相手のメインフェイズに自分の手札・墓地から《王家の眠る谷-ネクロバレー》を発動できる効果。
相手に《王家の眠る谷-ネクロバレー》が除去されてしまっても、この効果で再びフィールドへ発動することができます。
③の効果はこの《ネクロバレーの神殿》が相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる効果で、デッキから【ネクロバレー】魔法・罠カード1枚をセットします。
【墓守】デッキでは必須となる《王家の眠る谷-ネクロバレー》もセットできますし、状況に応じた【ネクロバレー】魔法・罠カードで次の妨害準備を整えられます。
その他【墓守】関連カードについて
《王家の生け贄》
《王家の眠る谷-ネクロバレー》が存在している時にだけ発動できる通常魔法カードで、『お互いの手札のモンスターカードを全て墓地へ送る』効果を持ちます。
ハンデス効果としては非常に強烈なものとなっており、《王家の眠る谷-ネクロバレー》で墓地利用も不可能となるため、先行でこの《王家の生け贄》と《王家の眠る谷-ネクロバレー》をセットで発動できれば、かなり有利な状況でデュエルを進めることが可能。
【墓守】デッキの回し方〜概要〜
デッキの回し方①:《王家の眠る谷-ネクロバレー》を発動しよう!
このデッキでは多くのカードが『《王家の眠る谷-ネクロバレー 》が発動していること』を条件に強力な効果を発揮します。
そのため、まずは《王家の眠る谷-ネクロバレー》を発動する必要があります。
《墓守の司令官》の効果を使用すれば《王家の眠る谷-ネクロバレー》へとアクセスできますし、《ネクロバレーの玉座》を発動すれば《墓守の司令官》へのアクセスが可能なので、高い安定率で《王家の眠る谷-ネクロバレー》を発動できます。
デッキの回し方②:【墓守】モンスターをフィールドへ展開しよう!
【ネクロバレー】カードの多くはフィールドへ【墓守】モンスターを展開しなければ効果を発揮できません。
そのため、次に【墓守】モンスターをフィールドへ展開します。
《王家の眠る谷-ネクロバレー》の発動下であれば《墓守の霊術師》の効果を発動し、《墓守の異能者》の展開まで繋げられます。
デッキの回し方③:【ネクロバレー】カードで相手のプレイを妨害しよう!
【ネクロバレー】カードは発動条件は厳しいですが、非常に強力な制圧効果を持ちます。
《王家の生け贄》によるハンデスで戦力を大きく削り、《王家の眠る谷-ネクロバレー》で墓地利用を封じ、《ネクロバレーの祭殿》で特殊召喚を封じ、《ネクロバレーの王墓》でカードの発動を封じ、デュエルを有利に進めましょう。
【墓守】デッキと相性が良いカード
必須級:【墓守】デッキと相性が良いカード
《テラ・フォーミング》
フィールド魔法をサーチする効果を持った通常魔法カード。
《王家の眠る谷-ネクロバレー》をサーチしましょう。
カスタム案:【墓守】デッキと相性が良いカード
《スターライト・ロード》
【 通常罠 】
自分フィールド上に存在するカードを2枚以上破壊する効果が発動した時に発動する事ができる。その効果を無効にし破壊する。その後、「スターダスト・ドラゴン」1体をエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
カードを2枚以上破壊する効果を無効にして、更にエクストラデッキから《スターダスト・ドラゴン》を特殊召喚できる通常罠カード。
【墓守】デッキは一気に複数枚のカードを破壊されるとアドバンテージを回復するのが難しく、そのまま押し負けてしまうケースが多いです。
そのため、このカードで自分のカードを破壊から守りましょう。
更に《スターダスト・ドラゴン》はカードを破壊から守る効果を持つため、《王家の眠る谷-ネクロバレー》の破壊を防ぐことができます。
おわりに
カーナベルではこの記事の中で紹介した【墓守】カードや相性の良いカードを豊富に準備しております。
記事を読んで【墓守】デッキが組みたくなった方はぜひカーナベルでカードを手に入れて実際の【墓守】デッキで遊んでみてください!
当日15時までのご注文で即日発送、15以降なら翌日発送で【墓守】のデッキパーツをお届けします!