はじめに
初めまして、ふじおと申します!
今回カーナベル様にお誘い頂き、【ホーリーナイツ】のテーマ紹介記事を書かせて頂くこととなりました。ライターとしての経験はゼロですが、精一杯【ホーリーナイツ】の魅力を伝えていきたいと思います!
去年の冬に発売された『SELECTION 10』にて堂々登場した【ホーリーナイツ】はクリスマスをモチーフとしたデザインで、エースモンスター《聖夜に煌めく竜》は《ホーリー・ナイト・ドラゴン》のリメイクであり、美麗なイラストが印象的なテーマです。
この記事では、
「【ホーリーナイツ】デッキを使ってみたい!活躍させたい!」
「そもそも【ホーリーナイツ】って何するテーマなの?」
という方に向けて、テーマの特徴や動き方、相性の良いカードについて解説していきます。
また、デッキを組んでみよう!と思った方はそのまま【ホーリーナイツ】関連カードをまとめて購入して頂くこともできます。
目次
【ホーリーナイツ】デッキの特徴
【ホーリーナイツ】は光属性・天使族の下級モンスターと各種魔法・罠カードにより構成されており、その多くがレベル7・光属性・ドラゴン族を「手札から特殊召喚する」又は「場から手札に戻す」効果を持っています。
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 天使族 / 攻1500 / 守1000
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:相手モンスターの攻撃宣言時に、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。手札からドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を特殊召喚する。
②:墓地のこのカードを除外し、自分のフィールド・墓地のドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを持ち主の手札に戻す。この効果は相手ターンでも発動できる。
何度もフィールドに現れる《聖夜に煌めく竜》や、効果を無効にする《聖なる煌炎》で相手のキーカードを狙い撃ちしましょう!
【 効果モンスター 】
星 7 / 光 / ドラゴン族 / 攻2500 / 守2300
①:このカードが手札からの召喚・特殊召喚に成功した場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
②:フィールドのこのカードは、闇属性モンスターとの戦闘では破壊されず、闇属性モンスターの効果では破壊されない。
③:1ターンに1度、このカードが相手モンスターに攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。その相手モンスターをエンドフェイズまで除外する。この効果を発動した場合、このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。
【 通常罠 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、自分フィールドのドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を持ち主の手札に戻して発動できる。その効果を無効にし破壊する。
また、《ホーリーナイツ・レイエル》や《聖なる篝火》、《聖なる降誕》はサーチ効果を備えており、複数のカードを組み合わせて戦う【ホーリーナイツ】にとって、手札事故を軽減、盤面を立て直す為に重要なカードとなります。
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 天使族 / 攻1800 / 守700
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキから「ホーリーナイツ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。②:墓地のこのカードを除外し、「ホーリーナイツ・レイエル」以外の自分の墓地の「ホーリーナイツ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
【 通常魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:デッキから「ホーリーナイツ」モンスターまたはドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を手札に加える。相手フィールドに闇属性モンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、さらに手札からドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を特殊召喚できる。
【 永続魔法 】
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分メインフェイズに発動できる。手札の天使族・光属性モンスター1体を相手に見せ、デッキからドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を手札に加える。その後、見せたモンスターをデッキの一番下に戻す。②:相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した場合に発動できる。手札からドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を特殊召喚する。
《聖夜に煌めく竜》をいつでも特殊召喚、回収できる体制を作る事がスタートラインであり、それを最後まで維持する事で戦いを有利に進める。シンプルでわかりやすいテーマだと言えます。
とはいえ、【ホーリーナイツ】単体ではカードを増やす能力に乏しかったり、破壊耐性や対象耐性が苦手だったり、隠しきれない物足りなさがあります。その為、いかに相性の良いカードを組み合わせ、埋め合わせをするかが重要で、デッキの安定感に大きく影響します。
自由枠の多さ、恵まれた種族・属性からなるカスタマイズ性の高さも【ホーリーナイツ】の魅力の一つなので、デッキビルドに自信があるプレイヤーにも是非触っていただきたいテーマです。
【ホーリーナイツ】デッキレシピ
初手からの展開例
【使用カード】
- 《ホーリーナイツ・レイエル》
- 《聖なる降誕》
- 《同胞の絆》
- 《閃光の結界像》
- 《聖夜の降臨》
【結果】
- 《ホーリーナイツ・レイエル》
- 《ホーリーナイツ・アステル》
- 《閃光の結界像》
- 《聖なる降誕》
- 《聖夜の降臨》(セット状態)
- 《聖なる煌炎》(セット状態)
- 《聖夜に煌めく竜》(手札)
- 《ホーリーナイツ・レイエル》を召喚し、《聖なる煌炎》をサーチ
- 《聖なる降誕》を発動し、手札の《閃光の結界像》を見せ《聖夜に煌めく竜》をサーチ(その後、《閃光の結界像》をデッキに戻す)
- 《同胞の絆》を発動し、デッキから《ホーリーナイツ・アステル》と《閃光の結界像》を特殊召喚
- 《聖夜の降臨》と《聖なる煌炎》をセット
以下、相手ターンの行動例になります。
- 《ホーリーナイツ・アステル》の効果で《ホーリーナイツ・レイエル》をリリースして《聖夜に煌めく竜》を特殊召喚
- 《聖夜に煌めく竜》の効果でカードを1枚破壊
- 相手の効果の発動にチェーンして《聖夜に煌めく竜》を手札に戻し《聖なる煌炎》を発動、カードの効果を無効にして破壊
- 相手の効果の発動後《聖なる降誕》の効果で《聖夜に煌めく竜》を特殊召喚
- 《聖夜に煌めく竜》の効果でカードを1枚破壊
- エンドフェイズに《聖夜の降臨》の効果で《聖夜に煌めく竜》を手札に戻す
《閃光の結界像》で光属性以外の特殊召喚を抑制しつつ、《聖夜に煌めく竜》による2回の除去と《聖なる煌炎》で3回の妨害を作ることができました。
《聖なる降誕》《聖夜の降臨》が場に残っているため《聖夜に煌めく竜》を循環させる為の準備が整っており、《ホーリーナイツ・アステル》を《フェアリー・チア・ガール》や《武神帝-ツクヨミ》の素材にして手札を整えつつ、《ホーリーナイツ・レイエル》の墓地効果でそのまま蘇生させる事も可能です。
【ホーリーナイツ】デッキの3つの魅力
1.何度も降臨する《聖夜に煌めく竜》
【ホーリーナイツ】デッキの核となるモンスターであり、絶対的エース!
【 効果モンスター 】
星 7 / 光 / ドラゴン族 / 攻2500 / 守2300
①:このカードが手札からの召喚・特殊召喚に成功した場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
②:フィールドのこのカードは、闇属性モンスターとの戦闘では破壊されず、闇属性モンスターの効果では破壊されない。
③:1ターンに1度、このカードが相手モンスターに攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。その相手モンスターをエンドフェイズまで除外する。この効果を発動した場合、このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。
①の召喚・特殊召喚成功時の破壊効果が1ターンに何度でも発動できる為、場と手札を何度も行き来させる事で獅子奮迅の活躍をします。
また、闇属性に対する破壊耐性を持っており、戦闘する相手のモンスターを一時的に除外しつつ連続攻撃する効果も優秀です。
特に後者は《オネスト》をチェーンして火力を上げるコンボや、《大欲な壺》などで除外したモンスターを完全に除去するコンボがあり、組み合わせ次第で多種多様な活躍が期待できます。
2. 一貫性のあるテーマコンセプト
場・手札・墓地にて複数の役割を持つ【ホーリーナイツ】モンスター、1枚で2種類の役割を持つ【ホーリーナイツ】魔法・罠。そしてその全てがレベル7・光属性・ドラゴン族を繰り返し特殊召喚する為のシステムになっており、そのシンプルさも魅力の1つであると考えます。
現状、組み合わせるレベル7・光属性・ドラゴン族は《聖夜に煌めく竜》が最も強力ですが、最新弾で登場した《光の天穿バハルティヤ》や、過去のモンスターで言えば《オッドアイズ・セイバー・ドラゴン》や《古聖戴サウラヴィス》が存在しており、今後登場するカード次第でどんな化け方をするか分からない将来性を秘めています。
余談ですが、《聖なる降誕》のイラストには【ホーリーナイツ】モンスターと思しき姿が5つ確認でき、最新弾で追加された《ホーリーナイツ・シエル》は4体目の【ホーリーナイツ】モンスターです。残りのメンバーが楽しみですね!
3. 高いカスタマイズ性
優秀な種族・属性、エクストラデッキに依存しないテーマ性、サーチカードの多さから主要カードの枚数を絞りやすく、様々なテーマ外カードを採用する余地があります。
特に《強欲で金満な壺》は癖のないドローカードとして運用しやすく、手札を多用する【ホーリーナイツ】におけるドローの価値は非常に高い為、積極的に採用したいカードです。
相性の良いカードについてはどんどん後述していきますので、是非最後までご観覧ください!
【ホーリーナイツ】デッキの回し方
デッキの回し方①:《聖夜に煌めく竜》を集めよう!
《ホーリーナイツ・レイエル》や《聖なる篝火》、《聖なる降誕》の効果を駆使して《聖夜に煌めく竜》と《聖夜の降臨》等の《聖夜に煌めく竜》を特殊召喚できるカードがセットになるよう手札を整えましょう。
召喚権はなるべく《ホーリーナイツ・レイエル》に使用して、序盤はカードの枚数を増やす事を意識しましょう。
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 天使族 / 攻1800 / 守700
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキから「ホーリーナイツ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。②:墓地のこのカードを除外し、「ホーリーナイツ・レイエル」以外の自分の墓地の「ホーリーナイツ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
デッキの回し方②:《聖夜に煌めく竜》を循環させよう!
各種【ホーリーナイツ】カードにより《聖夜に煌めく竜》を場と手札で循環させ、相手のカードをピンポイントで破壊していきましょう。
特殊召喚する効果・手札に戻す効果はそれぞれの効果で発動できるタイミングが異なります。
また、《ホーリーナイツ・フラムエル》の墓地で発動する効果のみ、場または墓地から手札に戻す事が可能です。
《聖夜に煌めく竜》を特殊召喚する効果一覧
- 《ホーリーナイツ・アステル》の場で発動する効果(自分または相手ターン)
- 《ホーリーナイツ・フラムエル》の場・手札で発動する効果(相手モンスターの攻撃宣言時)
- 《ホーリーナイツ・シエル》の墓地で発動する効果(自分の場にモンスターが存在しない場合、自分のメインフェイズ)
- 《聖なる篝火》の効果(自分の場にモンスターが存在せず、相手の場に闇属性モンスターが存在する場合)
- 《聖なる降誕》の効果(相手がカードの効果を発動した場合)
- 《聖夜の降臨》の効果(自分または相手のメインフェイズ)
《聖夜に煌めく竜》を手札に戻す効果一覧
- 《ホーリーナイツ・フラムエル》の墓地で発動する効果(自分または相手のターン)
- 《ホーリーナイツ・シエル》の手札で発動する効果のコスト(自分のメインフェイズ)
- 《聖なる煌炎》のコスト(相手がカードの効果を発動した時)
- 《聖夜の降臨》の効果(自分または相手のメインフェイズ)
デッキの回し方③:追加打点を並べてライフを刈り取ろう!
終盤まで《聖夜に煌めく竜》が上手く循環していれば、攻めに転じる余裕が生まれてきます。
《ホーリーナイツ・レイエル》の墓地効果や《ホーリーナイツ・シエル》の効果で【ホーリーナイツ】モンスターを横に並べてランク4モンスターを作ったり、2体目の《聖夜に煌めく竜》を投入して畳み掛けましょう。
特に、攻めに使用する《ホーリーナイツ・アステル》が強力で、バトルフェイズ中に攻撃が終わった《聖夜に煌めく竜》を《ホーリーナイツ・フラムエル》の効果で手札に戻し、即座に特殊召喚する事で連続攻撃が可能になります。
【ホーリーナイツ】デッキと相性が良いカード
《同胞の絆》
【 通常魔法 】
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
①:2000LPを払い、自分フィールドのレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターと同じ種族・属性・レベルでカード名が異なるモンスター2体をデッキから特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。
展開力に乏しい【ホーリーナイツ】において、1枚で横展開できるこのカードは非常に頼りになります。
特に《ホーリーナイツ・レイエル》に召喚権を使いたいこのデッキにおいては《ホーリーナイツ・アステル》で《聖夜に煌めく竜》の発射台を用意しつつ、《閃光の結界像》のよる妨害や《オネスト》の確保などを選択できる点が優秀です。
【アーティファクト】カード
【 効果モンスター 】
星 5 / 光 / 天使族 / 攻2200 / 守900
①:このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
②:魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを特殊召喚する。
③:相手ターンに、このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
このターン、相手はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
【 リンクモンスター 】
星 2 / 光 / 天使族 / 攻1500 /
カード名が異なるモンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカード以外のフィールドのカードの効果が発動した時に発動できる。手札・デッキから「アーティファクト」モンスター1体を選んで、魔法カード扱いとして自分の魔法&罠ゾーンにセットする。この効果でセットしたカードは次の相手エンドフェイズに破壊される。②:リンク召喚したこのカードが相手ターンに破壊された場合に発動できる。自分の墓地から「アーティファクト」モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
【LINK-2:左下/右下】
《アーティファクトの神智》でデッキから特殊召喚する事がメインの上級モンスター群ですが、手札からセットすれば《聖夜に煌めく竜》で破壊でき、《聖なる降誕》でデッキに戻す事もできるので、【ホーリーナイツ】デッキとの相性は抜群です。
特に、リンクモンスターの《アーティファクトーダグザ》はカードの効果にチェーンしてデッキの【アーティファクト】モンスターをセットできるので、効果の処理後に《聖夜に煌めく竜》を特殊召喚する《聖なる降誕》と噛み合っています。
《光の天穿バハルティヤ》
【 効果モンスター 】
星 7 / 光 / ドラゴン族 / 攻2000 / 守2400
このカードは効果モンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが手札に存在し、相手メインフェイズに相手がドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。このカードをアドバンス召喚する。②:このカードが手札からの召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。相手は自身の手札の数だけデッキの上からカードを裏側表示で除外する。その後、相手は手札を全てデッキに戻し、この効果で除外したカードを手札に加える。
《ホーリーナイツ》カードのサポートを受ける事で使い回しが利き、本来必要なリリースを必要とせずに、ある程度好きなタイミングで相手の手札をかき乱す事ができます。
特に《聖なる降誕》と相性が良く、相手が効果を発動してサーチしたカードを即座にデッキに戻す事が可能です。
《ドラゴンメイドのお片付け》
【 通常罠 】
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分フィールドのドラゴン族モンスター1体と相手のフィールド・墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。②:墓地のこのカードを除外して発動できる。自分の手札・墓地から「ドラゴンメイド」モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。
ドラゴン族モンスターを手札に戻しつつ効果を発揮するため《聖なる煌炎》と似た役割を持ちます。
【ホーリーナイツ】が苦手とする破壊耐性を持つモンスターに対処できるだけでなく、墓地にも干渉する事ができる点が優秀です。
【ホーリーナイツ】デッキをカスタムするおすすめカード
《失楽の魔女》
【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / 天使族 / 攻100 / 守2000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキから「禁じられた」速攻魔法カード1枚を手札に加える。
②:相手メインフェイズに、このカードをリリースして発動できる。デッキから「失楽の魔女」以外の天使族・レベル4モンスター1体を特殊召喚する。
召喚時に《禁じられた》魔法カードをサーチしつつ、相手ターンにリリースする事でデッキから《ホーリーナイツ・アステル》や《閃光の結界像》を特殊召喚できます。
《ホーリーナイツ・レイエル》以外でも召喚権を強く使う事ができ 、後手から盤面を返す力が弱い【ホーリーナイツ】に《禁じられた聖杯》や《禁じられた一滴》を自然に採用できる点が優秀です。
《混沌魔龍 カオス・ルーラー》
【 シンクロモンスター 】
星 8 / 闇 / ドラゴン族 / 攻3000 / 守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚めくる。その中から光・闇属性モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。残りのカードは墓地へ送る。②:このカード以外の光・闇属性モンスターを1体ずつ、自分の手札・墓地から除外して発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
墓地肥やし兼サーチの効果はランダム要素があるものの、1枚で複数のカードにアクセスできない【ホーリーナイツ】に爆発力をもたらしてくれます。
積極的にシンクロ召喚を狙うならメインデッキに工夫が必要ですが、手札誘発として採用する《PSYフレームギア・γ》と《PSYフレーム・ドライバー》のセットや、《使神官-アスカトル》3枚と《赤蟻アスカトル》1枚を採用するだけでも十分にシンクロ召喚を狙う事ができます。
【リゾネーター】カード
前述した《混沌魔龍 カオス・ルーラー》を積極的に召喚したい人にオススメのカード群です。
闇属性モンスターが多く、【ホーリーナイツ】の光属性と合わせて《混沌魔龍 カオス・ルーラー》の墓地効果を活かせる組み合わせでもあります。
特に《クリムゾン・リゾネーター》と【ホーリーナイツ】モンスターからの2枚展開が優秀で、《混沌魔龍 カオス・ルーラー》を自然に組み込む事ができます。
展開は以下のような流れになります。
- 《クリムゾン・リゾネーター》を特殊召喚
- 【ホーリーナイツ】モンスターを通常召喚
- 《レッド・ライジング・ドラゴン》をシンクロ召喚
- 《レッド・ライジング・ドラゴン》の効果で《クリムゾン・リゾネーター》を蘇生
- 《クリムゾン・リゾネーター》の効果でデッキから《シンクローン・リゾネーター》を特殊召喚
- 《混沌魔龍 カオス・ルーラー》をシンクロ召喚
- 《混沌魔龍 カオス・ルーラー》の効果でデッキを5枚めくり、光・闇属性モンスターを1枚手札に加え、残りを墓地に送る
- 《琰魔龍 レッド・デーモン・アビス》をシンクロ召喚
- 《シンクローン・リゾネーター》の効果で墓地の《クリムゾン・リゾネーター》を手札に加える
メインデッキに採用する【リゾネーター】カードを7枚程度に抑えた場合の展開になります。
【 効果モンスター 】
星 2 / 闇 / 悪魔族 / 攻800 / 守300
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、このカードの効果を発動するターン、自分はドラゴン族・闇属性SモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:このカード以外の自分フィールドのモンスターがドラゴン族・闇属性Sモンスター1体のみの場合に発動できる。手札・デッキから「クリムゾン・リゾネーター」以外の「リゾネーター」モンスターを2体まで特殊召喚する。
【 シンクロモンスター 】
星 6 / 闇 / ドラゴン族 / 攻2100 / 守1600
悪魔族チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードがS召喚に成功した時、自分の墓地の「リゾネーター」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分はドラゴン族・闇属性Sモンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できない。
②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地のレベル1の「リゾネーター」モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスター2体を特殊召喚する。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
最後に、【リゾネーター】カードを採用した【ホーリーナイツ】デッキのサンプルレシピを紹介します。
この構築では《クリムゾン・リゾネーター》や《レッド・ライジング・ドラゴン》の効果をフルに使用しておらず、お好みで【リゾネーター】カードを採用する事で、よりエクストラデッキを活用した構築に変化させる事もできます。
【ホーリーナイツ】デッキのカーナベルオススメの対戦動画
おわりに
いかがだったでしょうか?
デザインが綺麗なだけでなく、しっかりとしたコンセプト持つ【ホーリーナイツ】の魅力が、皆様に伝わっていれば幸いです。
カスタマイズ性、将来性も高く、今後、様々なアプローチのデッキ構築ができると思うので、ライターの私も楽しみにしています。
興味を持たれた方は、是非ともカーナベルでデッキパーツを購入してみてはいかがでしょうか?
ここまでのご観覧ありがとうございました!