はじめに
皆さまこんにちは、ツルクボーガンです。
今回は【聖騎士】【アルトリウス】の紹介になります。
【聖騎士】【アルトリウス】はエクストラパック13で登場した、アーサー王伝説がモチーフと思われるテーマで、登場以来段々と強化を重ねてきた人気テーマです。
そして、ワールドプレミアパック2023でも強力な新規カード《聖騎士と聖剣の巨城》を獲得しました。
より強力に進化した遊戯王界でのアルトリウス王の奥義、聖剣4刀流をとくとご覧あれ。
【聖騎士】デッキレシピ
【聖騎士】デッキの特徴
【聖騎士】は装備カードの扱いに長けた、戦士族中心のテーマです。
その中でも今回紹介する【アルトリウス】に関する【聖騎士】は、最終的にエクシーズモンスターに【聖剣】装備魔法カードを複数装備させ、強力な攻撃で一気に決着をつける戦術を得意とします。
「装備魔法カードを沢山使ってみたい!」「高い攻撃力や耐性を備えた強力なエースモンスターで戦いたい!」そんなプレイヤーにオススメです。
【聖騎士】カード及びその関連カードの解説
戦士族・光属性・レベル4の【聖騎士】モンスター
《聖騎士アルトリウス》
【 通常モンスター 】
星 4 / 光 / 戦士族 / 攻1800 / 守1800
聖騎士団に所属する聡明な青年騎士。
導かれるかの如く分け入った森の中、ついに運命にたどり着く。
そして青年は大きな一歩を踏み出すのだ。
――これは全ての始まりであり、大いなる叙事詩である。
出典:遊戯王公式データベース
効果で通常モンスターとして扱うものを除けば、【聖騎士】唯一の通常モンスターです。
優秀なステータスを持つ他、後述の《聖騎士と聖剣の巨城》により特殊召喚が可能です。
召喚権に依存しない展開手段を持つ【聖騎士】モンスターは貴重なので、リンク召喚やエクシーズ召喚の素材として重宝する事でしょう。
《聖騎士モルドレッド》
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 戦士族 / 攻1700 / 守1000
①:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、通常モンスターとして扱う。②:このカードが「聖剣」装備魔法カードを装備している限り、このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードはレベルが1つ上がり闇属性になる。●1ターンに1度、自分フィールドにこのカード以外のモンスターが存在しない場合に発動できる。デッキから「聖騎士モルドレッド」以外の「聖騎士」モンスター1体を表側守備表示で特殊召喚し、自分フィールドの装備魔法カード1枚を選んで破壊する。
出典:遊戯王公式データベース
フィールドでは通常モンスター扱いですが、【聖剣】カードを装備する事で闇属性レベル5の効果モンスターとなり、デッキから【聖騎士】を特殊召喚する効果を得ます。
その際に自分の装備魔法カードが1枚破壊されますが、このデッキの【聖剣】装備魔法カードの大半は墓地効果により再び装備させる事ができます。
そして、装備させる対象はこのカードで特殊召喚した【聖騎士】モンスターにすることも可能です。
つまり、デッキから【聖剣】カードを装備した【聖騎士】モンスターを用意する事ができるモンスターということです。
このデッキにおける展開の要と呼べるでしょう。
《聖騎士ボールス》
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 戦士族 / 攻1700 / 守900
①:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、通常モンスターとして扱う。②:このカードが「聖剣」装備魔法カードを装備している限り、このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードはレベルが1つ上がり闇属性になる。●自分のメインフェイズに発動できる。デッキから「聖剣」カード3枚を相手に見せ、相手はその中からランダムに1枚選ぶ。
そのカード1枚を自分の手札に加え、残りを墓地へ送る。
このカード名のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
出典:遊戯王公式データベース
上記の《聖騎士モルドレッド》と同様、【聖剣】カードを装備する事で通常モンスターから闇属性レベル5の効果モンスターに変化する効果を持ったモンスターです。
得る効果はデッキから選んだ【聖剣】カード3枚の中からランダムに1枚を手札に加え、残りを墓地へ送るというもの。
【聖剣】カードは墓地から装備できる装備魔法カードや、墓地で効果を発揮するカードが存在するため、手札に加わる分も合わせてかなりのアドバンテージ獲得が狙えます。
《聖騎士モルドレッド》にも言える事ですが、エクシーズ素材にする場合はレベルの変化を忘れないようにしたいところです。
《聖騎士イヴァン》
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 戦士族 / 攻1700 / 守1600
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが「聖剣」装備魔法カードを装備した場合に発動できる。自分フィールドに「聖騎士トークン」(戦士族・光・星4・攻/守1000)1体を特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「聖騎士」モンスターしか特殊召喚できない。②:このカードが「聖剣」装備魔法カードを装備している限り、このカード以外の自分フィールドの「聖騎士」モンスターの攻撃力は500アップする。
出典:遊戯王公式データベース
【聖剣】カード装備中【聖騎士】モンスター全体の攻撃力をアップする効果と、【聖剣】カードを装備した時にトークンを生成する効果を持ったモンスターです。
トークンはエクシーズ素材にできないため、主に《聖騎士の追想 イゾルデ》のリンク素材として活用する事になります。単純にモンスターの数を増やしてくれる効果は貴重で、展開の際に欠かせないモンスターと言えるでしょう。
攻撃力の上昇量も500と大きく、素材にせずにフィールドに残す動きも強いです。
《聖騎士トリスタン》
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 戦士族 / 攻1800 / 守800
「聖騎士トリスタン」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドにこのカード以外の「聖騎士」モンスターが存在する限り、相手はこのカード以外の自分フィールドの攻撃力1800未満のモンスターを攻撃対象にできず、効果の対象にもできない。
②:このカードが「聖剣」装備魔法カードを装備した場合、フィールド上の表側表示のカード1枚を対象として発動する。その表側表示のカードを破壊する。
出典:遊戯王公式データベース
他の聖騎士モンスターに耐性を付与する効果と、【聖剣】カードを装備した場合にフィールドのモンスター1体を破壊する効果を持ったモンスターです。
相手ターン中に【聖剣】カードを装備させれば、相手への妨害となります。後述の《聖騎士の追想 イゾルデ》や《聖剣の導く未来》等で特殊召喚し、相手を牽制するのが主な役目になります。
破壊する対象は自分フィールドからも選択できてしまい、条件を満たせば強制的にこの効果が発動する点には注意が必要です。
《聖騎士コルネウス》
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 戦士族 / 攻1000 / 守2000
このカード名の①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。①:自分フィールドに「聖剣」装備魔法カードが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。②:フィールドのこのカードを素材としてS・X・リンク召喚した「聖騎士」モンスターは以下の効果を得る。●この特殊召喚に成功した場合に発動できる。このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズにモンスター1体を召喚できる。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「聖騎士」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
出典:遊戯王公式データベース
自分フィールドに【聖剣】装備魔法カードが存在する場合に手札から特殊召喚できる効果と、【聖騎士】モンスターの素材になった場合に追加の召喚権を与えてくれる効果を持ったモンスターです。
特に素材になった際の効果が有用で、デッキから特殊召喚するはずが初期手札に来てしまった【聖騎士】モンスターをフィールドに出力する手段となります。
【聖騎士】エクシーズモンスター
《聖騎士王アルトリウス》
【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 光 / 戦士族 / 攻2000 / 守2000
レベル4「聖騎士」モンスター×2
①:このカードがエクシーズ召喚に成功した時、自分の墓地の「聖剣」装備魔法カードを3枚まで対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。そのカードをこのカードに装備する。②:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。自分フィールドの「聖剣」装備魔法カードの数まで、フィールド上の魔法・罠カードを選んで破壊する。
出典:遊戯王公式データベース
攻撃力は2000と控えめですが、エクシーズ召喚成功時に墓地の【聖剣】装備魔法カードを3枚も一気に装備できるランク4エクシーズモンスターです。
エクシーズ素材を取り除く事で相手の魔法・罠カードをまとめて破壊でき、そのまま装備カードにより攻撃力が上昇した状態での強力な一撃に繋げる事ができます。
《神聖騎士王コルネウス》
【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 光 / 戦士族 / 攻1500 / 守2500
レベル4「聖騎士」モンスター×2体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードのX素材を任意の数だけ取り除き、その数だけ相手フィールドのカードを対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。②:このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。「神聖騎士王コルネウス」以外の「聖騎士」Xモンスター1体をX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚し、墓地のこのカードを下に重ねてX素材とする。
出典:遊戯王公式データベース
こちらもランク4のエクシーズモンスターで、エクシーズ素材を取り除いた数だけ相手フィールドのカードを手札に戻す効果と、破壊された場合に他の【聖騎士】エクシーズモンスターを正規召喚扱いで特殊召喚する効果を持ちます。
攻撃を通すための露払いとして最適で、相手のカードを除去してから後述の《聖剣EX-カリバーン》の効果で《神聖騎士王アルトリウス》に繋げる動きが強力です。
破壊された場合にも《神聖騎士王アルトリウス》を特殊召喚できるため、後述の《伝説の預言者マーリン》で相手ターンにエクシーズ召喚する先の候補にもなります。
《神聖騎士王アルトリウス》
【 エクシーズモンスター 】
星 5 / 光 / 戦士族 / 攻2200 / 守2200
レベル5「聖騎士」モンスター×2
①:このカードがX召喚に成功した時、
自分の墓地の「聖剣」装備魔法カードを3種類まで対象として発動できる。
対象のカードをこのカードに装備する。
②:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、、
このカード以外のフィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、
自分の墓地のレベル4以上の「聖騎士」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
出典:遊戯王公式データベース
ランク5のエクシーズモンスターで、《聖騎士アルトリウス》と同様にエクシーズ召喚成功時に墓地の【聖剣】装備魔法カードを3枚まで装備でき、あちらより攻撃力が200高いです。
この攻撃力200の差は地味に大きく、ワンショットキルのための要求値に影響します。
また、エクシーズ素材を1つ取り除く事で相手フィールドのモンスターを1体破壊する効果を持ちます。バトルフェイズに干渉する効果を持ったモンスターを除去し、確実に攻撃を通しに行く事ができます。
その他の【聖騎士】モンスター
《聖騎士の追想 イゾルデ》
【 リンクモンスター 】
星 2 / 光 / 戦士族 / 攻1600 /
戦士族モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキから戦士族モンスター1体を手札に加える。このターン、自分はこの効果で手札に加えたモンスター及びその同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できず、そのモンスター効果も発動できない。②:デッキから装備魔法カードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる(同名カードは1枚まで)。墓地へ送ったカードの数と同じレベルの戦士族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
【LINK-2:左下/右下】
出典:遊戯王公式データベース
戦士族2体でリンク召喚できるリンクモンスターです。
後続のサーチとデッキからの特殊召喚が強力なのはもちろんですが、このデッキではその過程としてコストで【聖剣】カードを墓地に複数送る事ができるところまで活用できます。
また、展開に制約がかかりやすいこのデッキにおいて、【聖騎士】のカテゴリ名を持っているリンクモンスターである点も嬉しいところです。
《焔聖騎士-オジエ》
【 効果モンスター 】
星 4 / 炎 / 戦士族 / 攻1500 / 守2000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「焔聖騎士-オジエ」以外の戦士族・炎属性モンスター1体または「聖剣」カード1枚を墓地へ送る。②:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの戦士族モンスター1体を対象として発動できる。このカードを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。③:このカードの装備モンスターは効果では破壊されない。
出典:遊戯王公式データベース
光属性ではなく炎属性で構成された【焔聖騎士】モンスターの1体で、召喚・特殊召喚した場合にデッキから【聖剣】カードを墓地に送る事ができます。
《聖騎士ボールス》と比較した場合、一度に墓地に送る事ができる枚数では劣るりますが、【聖剣】カードを装備できなくてもただ場に出ればカードを墓地に送れる点は強みです。
また、自身を戦士族モンスターに装備させ効果破壊耐性を与える墓地での効果も有用です。
《焔聖騎士-モージ》
【 効果モンスター 】
星 4 / 炎 / 戦士族 / 攻1500 / 守1000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、このカード以外の戦士族・炎属性モンスターまたは「聖剣」カードを合計3枚デッキに戻して発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。②:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの戦士族モンスター1体を対象として発動できる。このカードを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。③:このカードの装備モンスターは戦闘では破壊されない。
出典:遊戯王公式データベース
墓地へ送られた場合に墓地や除外状態の装備魔法カード3枚をデッキに戻してドローができるモンスターです。
《聖騎士の追想 イゾルデ》のコストを補充したり、除外されてしまった【聖剣】カードを再利用したりする事が可能です。
墓地から自身を装備させて戦闘耐性を与える効果も持ち、このカードの場合はそれが墓地へ送られた場合の効果を再度使用するためにも役立ちます。
【聖剣】カード
《聖剣カリバーン》
【 装備魔法 】
戦士族モンスターにのみ装備可能。装備モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。また、1ターンに1度、自分は500ライフポイント回復できる。フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、自分フィールド上の「聖騎士」と名のついた戦士族モンスター1体を選択してこのカードを装備できる。「聖剣カリバーン」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。また、「聖剣カリバーン」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。
出典:遊戯王公式データベース
攻撃力を500アップさせる装備魔法カードで、自分のLPを500回復する効果も持っています。
回復する効果は1ターンに1度しか使用できない制約こそありますが、同名カードに対してかかる制約ではないため装備し直す度にこの効果を使用でき、複数回発動すれば無視できない回復量になっていきます。
そして、破壊され墓地へ送られた場合に【聖騎士】モンスターに装備し直す事ができる効果を自前で持っており、自己完結した強さを持ちます。
先攻の場合においては優先してサーチされる【聖剣】カードとなる事でしょう。
《聖剣ガラディーン》
【 装備魔法 】
戦士族モンスターにのみ装備可能。このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:「聖剣ガラディーン」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。②:装備モンスターの攻撃力は1000アップし、自分スタンバイフェイズ毎に200ダウンする。③:フィールドの表側表示のこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、自分フィールドの戦士族の「聖騎士」モンスター1体を対象として発動できる。その自分の戦士族の「聖騎士」モンスターにこのカードを装備する。
出典:遊戯王公式データベース
攻撃力を1000アップさせる装備魔法カードです。
【聖剣】カードの中では最も攻撃力の上昇量が大きく、リーサルにおいては欠かせません。
ただし、上昇した分の攻撃力は毎ターン減少していきます。
しかしこの攻撃力減少は再度装備させる事でリセットでき、《聖剣カリバーン》と同様に破壊された場合に再度装備させる効果を持つため能動的なリセットも狙いやすいです。
《聖剣クラレント》
【 装備魔法 】
戦士族モンスターにのみ装備可能。このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:「聖剣クラレント」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。②:1ターンに1度、500LPを払って発動できる。このターン、装備モンスターは直接攻撃できる。③:フィールドの表側表示のこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、自分フィールドの戦士族の「聖騎士」モンスター1体を対象として発動できる。その自分の戦士族の「聖騎士」モンスターにこのカードを装備する。
出典:遊戯王公式データベース
攻撃力の上昇こそありませんが、直接攻撃を可能にさせる効果を持った装備魔法カードです。
相手に壁モンスターを気にせずライフを削り取れる直接攻撃はこのデッキの戦術と相性がよく、強引に勝負を決められるようになります。
墓地から自身を再度装備させる効果も持ち、これを利用して複数体のモンスターを直接攻撃可能にさせる事もできます。
《聖剣アロンダイト》
【 装備魔法 】
戦士族モンスターにのみ装備可能。このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:「聖剣アロンダイト」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。②:1ターンに1度、相手フィールド上にセットされたカード1枚を対象として発動できる。装備モンスターの攻撃力を500ダウンし、そのセットされた相手のカードを破壊する。③:フィールドの表側表示のこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、自分フィールドの戦士族の「聖騎士」モンスター1体を対象として発動できる。その自分のモンスターにこのカードを装備する。
出典:遊戯王公式データベース
装備モンスターの攻撃力をダウンさせることで、相手フィールドのセットカードを破壊する効果を持った装備魔法カードです。
下級モンスターに装備させればエクシーズ召喚の前に不安要素となる魔法&罠ゾーンのセットカードを除去する事ができます。
他の【聖剣】装備魔法カードと同様に墓地から再度装備させる事ができるため、複数回の除去も狙えます。
《『焔聖剣-オートクレール』》
【 装備魔法 】
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:このカードが装備されている場合、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。このターン、自分はそのモンスターでしか攻撃宣言できず、そのモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。その後、このカードを破壊する。②:装備モンスターが墓地へ送られた事でこのカードが墓地へ送られた場合、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
出典:遊戯王公式データベース
【焔聖剣】カードの1枚で、こちらは自身を再度装備させる墓地効果は持っていません。
このカードを破壊する事で装備モンスターが2回攻撃を可能になるという強力な効果を持っており、他の装備カードで攻撃力を4000まで上げた【聖騎士】モンスターにこのカードと《聖剣クラレント》の効果を使用する事で、2回の直接攻撃による問答無用のワンショットキルが成立します。
《聖剣 EX-カリバーン》
【 装備魔法 】
「聖騎士」モンスターにのみ装備可能。
「聖剣 EX-カリバーン」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:装備モンスターは相手の効果の対象にならない。
②:自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、
自分フィールドの「聖騎士」Xモンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターとカード名が異なる「聖騎士」Xモンスター1体を、
対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
出典:遊戯王公式データベース
装備モンスターに相手の効果の対象にならない耐性を付与する装備魔法カードです。
こちらも自身を再度装備させる墓地効果を持っていませんが、墓地の自身を除外する事で【聖騎士】エクシーズモンスターを他の【聖騎士】モンスターに重ねてエクシーズ召喚させる効果を代わりに持っています。
主にこの効果を《新聖騎士王コルネウス》を能動的に《神聖騎士王アルトリウス》にするために使います。
《聖騎士と聖剣の巨城》
【 フィールド魔法 】
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
このカードを次のスタンバイフェイズまで除外し、自分の手札・デッキ・墓地から「円卓の聖騎士」1枚を自分のフィールドゾーンに表側表示で置く。
その後、以下の効果を適用できる。
●自分のデッキ・墓地から、「アルトリウス」モンスター1体を特殊召喚するか「聖剣」カード1枚を手札に加える。
②:1ターンに1度、自分フィールドの「聖騎士」カードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分フィールドの装備カード1枚を破壊できる。
出典:遊戯王公式データベース
自身を別のフィールド魔法である《円卓の聖騎士》に一時的に張り替えながら、【聖剣】カードのサーチか【アルトリウス】モンスターの特殊召喚を行えるフィールド魔法カードです。
モンスターと装備魔法カードの足りない方を選んで用意できる優秀なカードで、手札が偏ってしまうと動けなくなるこのデッキにはありがたい1枚です。
また、【聖騎士】カードの破壊をフィールドの装備魔法カードの破壊に移し替える効果も持ち、相手の除去の被害を軽減させる事ができます。
《聖剣を抱く王妃ギネヴィア》
【 効果モンスター 】
星 2 / 光 / 魔法使い族 / 攻300 / 守300
「聖剣を抱く王妃ギネヴィア」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「聖騎士」モンスター1体を対象として発動できる。
手札・墓地のこのカードを攻撃力300アップの装備カード扱いとして
その自分のモンスターに装備する。
(2):装備モンスターの属性によって以下の効果を得る。
●光:装備モンスターが効果で破壊される場合、
代わりにこのカードを破壊できる。
●闇:装備モンスターが相手モンスターと戦闘を行う
ダメージステップ開始時に発動できる。
そのモンスターを破壊する。
その後このカードを破壊する。
出典:遊戯王公式データベース
手札・墓地から自身を装備させる事ができるモンスターです。
【焔聖騎士】モンスターとは異なり、自身が【聖剣】のカテゴリ名を持つため《聖騎士モルドレッド》等の効果の発動条件を満たすためにも使えます。
また、装備モンスターの属性に応じて装備状態で効果を発揮し、光属性では破壊に対する身代わり、闇属性では装備モンスターと戦闘するモンスターに対して、対象を取らない除去が可能です。
《聖剣の導く未来》
【 通常罠 】
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドの「聖剣」装備魔法カードの数だけ自分のデッキの上からカードをめくる。その中から1枚を選んで手札に加え、残りのカードは好きな順番でデッキの上に戻す。②:墓地のこのカードを除外して発動できる。同名カードが自分のフィールド・墓地に存在しない「聖騎士」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
出典:遊戯王公式データベース
墓地から自身を除外する事でデッキから【聖騎士】モンスターを特殊召喚できる罠カードです。
墓地へ送られたターンには効果が使えないため、《聖騎士ボールス》や《焔聖騎士-オジエ》であらかじめ墓地へ送り、返しの相手ターンでこの効果を使用することになります。
フィールドで発動した場合の効果は、自分フィールドの【聖剣】装備魔法カードの枚数分だけデッキのカードをめくりその内の1枚を手札に加えるというもの。
加えるカード自体には特に指定が無いため、手札で発動する効果を持った汎用モンスターを手札に加える事も可能です。
その他の【聖騎士】関連サポートカード
《伝説の預言者マーリン》
【 効果モンスター 】
星 3 / 闇 / 魔法使い族 / 攻1400 / 守500
「伝説の預言者マーリン」の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードをリリースして発動できる。
デッキから「聖騎士」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分は「聖騎士」モンスターしか特殊召喚できない。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
「聖騎士」Sモンスター1体をS召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
③:墓地のこのカードを除外して発動できる。
「聖騎士」Xモンスター1体をX召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
出典:遊戯王公式データベース
自身をリリースする事でデッキから【聖騎士】モンスターを特殊召喚できるモンスターです。このデッキの初動である《聖騎士モルドレッド》へのアクセスになります。
また、自分・相手ターンに墓地の自身を除外する事で【聖騎士】モンスターのエクシーズ召喚やシンクロ召喚をいつでも行う事ができ、この効果は相手の妨害を回避したり相手ターン中に【聖剣】装備魔法カードの付け替えを行うためにも役立ちます。
このカード自体は【聖騎士】カードでも戦士族モンスターでも無いので注意です。
《円卓の聖騎士》
【 フィールド魔法 】
①:自分エンドフェイズに、自分フィールド・墓地の「聖騎士」カードの種類によって以下の効果をそれぞれ1度ずつ発動できる。
●3種類以上:デッキから「聖騎士」カード1枚を墓地へ送る。
●6種類以上:手札から「聖騎士」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、手札から「聖剣」装備魔法カード1枚をそのモンスターに装備できる。
●9種類以上:自分の墓地の「聖騎士」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
●12種類:自分はデッキから1枚ドローする。
出典:遊戯王公式データベース
《聖騎士と聖剣の巨城》の効果で置く事ができるフィールド魔法で、フィールド・墓地の【聖騎士】カードの種類の合計数に応じてエンドフェイズに様々な効果を発動できます。
特によく使用するのはデッキから【聖騎士】モンスターを墓地へ送る効果で、墓地に《焔聖騎士-モージ》等を用意する手段となります。
【聖騎士】デッキと相性の良いカード
《剛炎の剣士》
【 リンクモンスター 】
星 2 / 炎 / 戦士族 / 攻1300 /
カード名が異なるモンスター2体
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:フィールドの戦士族モンスターの攻撃力は500アップする。②:リンク召喚したこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、リンクモンスター以外の自分の墓地の戦士族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に除外される。
【LINK-2:左/左下】
出典:遊戯王公式データベース
フィールドの戦士族モンスターの攻撃力を500アップしてくれるリンクモンスターです。
主に《聖騎士王アルトリウス》の攻撃力をワンショットキルが狙える数値まで引き上げるために使います。破壊された場合に墓地の戦士族モンスターを特殊召喚できるため、妨害されてもフォローしやすいのも有難いです。
【聖騎士】は展開に制約がかかりやすいテーマなので、このカードを特殊召喚したい場合はルートに気を遣う必要があります。
《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》
【 効果モンスター 】
星 9 / 炎 / 戦士族 / 攻3000 / 守2200
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分のフィールド・墓地から装備魔法カード1枚を除外して発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:このカードが攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。このカード以外のフィールドの表側表示モンスター1体を選び、攻撃力500アップの装備カード扱いとしてこのカードに装備する(1体のみ装備可能)。③:モンスターの効果が発動した時、自分フィールドの表側表示の装備カード1枚を墓地へ送って発動できる。その発動を無効にし破壊する。
出典:遊戯王公式データベース
フィールド・墓地の装備魔法カードを除外する事で手札から特殊召喚でき、除去効果と妨害効果も持っている強力なモンスターです。
《聖騎士の追想 イゾルデ》であらかじめ手札に加えておき、詰めの一手として使う事が多いです。
コストで【聖剣】カードが除外されてしまうのは痛手ではあるため、除外されている装備魔法カードを回収する効果を持った《焔聖騎士-モージ》、《焔聖騎士-リナルド》等でフォローしましょう。
【聖騎士】デッキの回し方
2枚初動の先攻展開例
【使用カード/条件】
- 《伝説の預言者マーリン》
- 《聖騎士と聖剣の巨城》
【結果】
- 《聖騎士の追想 イゾルデ》
- 《聖騎士トリスタン》
- 《聖騎士イヴァン》
- 《焔聖騎士-オジエ》
- 《聖騎士と聖剣の巨城》
- 《聖剣カリバーン》が《聖騎士イヴァン》に装備状態
- 墓地に《伝説の預言者マーリン》《焔聖騎士-モージ》
- 手札に《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》
- LP合計1000回復
【手順】
- 《伝説の預言者マーリン》を召喚し、そのまま効果発動。デッキから《聖騎士モルドレッド》を特殊召喚。
- 《聖騎士と聖剣の巨城》を発動し、そのまま効果発動。一時的に除外し、《円卓の聖騎士》を置きながら《聖剣カリバーン》を手札に加える。
- 《カリバーン》を《モルドレッド》に装備し、《カリバーン》の効果発動。500LP回復。
- 《モルドレッド》の効果発動。デッキから《聖騎士イヴァン》を特殊召喚し、《カリバーン》を破壊。
- 破壊された《カリバーン》の効果発動。《イヴァン》に再度装備。
- 《イヴァン》の効果発動。《聖騎士トークン》1体を特殊召喚。
- 《モルドレッド》と《聖騎士トークン》で《聖騎士の追想 イゾルデ》をリンク召喚し、《イゾルデ》の効果で《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》を手札に加える。
- 『焔聖剣-オートクレール』『聖剣ガラディーン』『聖剣クラレント』『聖剣EX-カリバーン』の4枚をデッキから墓地へ送り、《イゾルデ》の効果発動。デッキから《焔聖騎士-オジエ》を特殊召喚。
- 《オジエ》の効果発動。デッキから《聖剣の導く未来》を墓地へ送る。
- 《カリバーン》の効果発動。500LP回復。
- エンドフェイズ時、《円卓の聖騎士》の効果発動。デッキから《焔聖騎士-モージ》を墓地へ送る。
- (ターン終了)
- 相手スタンバイフェイズに《聖剣の導く未来》の効果発動。デッキから《聖騎士トリスタン》を特殊召喚。
【盤面の解説】
手札2枚からできる先攻展開の例です。
最低限の妨害を構えつつ、返しのターンでのワンショットキルに必要なパーツを準備します。
最初に《聖騎士モルドレッド》に装備させる【聖剣】カードは《聖剣カリバーン》が望ましいですが、墓地から再度装備できる効果を持つものなら他の【聖剣】装備魔法カードでも代用可能です。
後手からワンショットキルを狙う場合の展開例
【使用カード/条件】
- 《聖騎士モルドレッド》
- 《聖剣アロンダイト》
- 《聖騎士コルネウス》
- 《聖騎士ボールス》の効果で《聖剣を抱く王妃ギネヴィア》が選ばれない、または《聖剣カリバーン》《聖剣ガラディーン》《聖剣クラレント》の内いずれか1枚が既に手札にある
【結果】
- 《聖騎士の追想 イゾルデ》
- 《神聖騎士王アルトリウス》(《『焔聖剣-オートクレール』》の効果により2回攻撃可能)
- 《聖剣カリバーン》《聖剣ガラディーン》《聖剣クラレント》《聖剣を抱く王妃ギネヴィア》が《神聖騎士王アルトリウス》に装備状態
【手順】
- 《聖騎士モルドレッド》を召喚。
- 《聖剣アロンダイト》を《モルドレッド》に装備。
- 《アロンダイト》の効果発動。《モルドレッド》の攻撃力を下げ、相手フィールドのセットカード1枚を破壊。
- 《モルドレッド》の効果発動。デッキから《聖騎士パーシヴァル》を特殊召喚し、《アロンダイト》を破壊。
- 破壊された《アロンダイト》の効果発動。《パーシヴァル》に再度装備。
- 《アロンダイト》の効果発動。更に相手セットカードを1枚破壊。
- 《聖騎士コルネウス》を自身の効果で特殊召喚。
- 《パーシヴァル》と《コルネウス》で《聖騎士の追想 イゾルデ》をリンク召喚。
- 墓地へ送られた《パーシヴァル》の効果と《コルネウス》により付与された《イゾルデ》の効果発動。《イゾルデ》の効果で召喚権が増え、《パーシヴァル》の効果で《アロンダイト》を手札に加える。
- 《聖剣カリバーン》、《天命の聖剣》、《聖剣EX-カリバーン》、《『焔聖剣-オートクレール』》を墓地へ送り、《イゾルデ》の効果発動。デッキから《聖騎士ボールス》を特殊召喚。
- 《ボールス》に《アロンダイト》を装備
- 《アロンダイト》の効果発動。更に相手セットカードを1枚破壊。
- 《ボールス》の効果発動。デッキから《聖剣を抱く王妃ギネヴィア》《聖剣ガラディーン》《聖剣クラレント》を見せ、ランダムに選ばれた1枚を手札に加え、残りを墓地へ送る。(ここでは《聖剣ガラディーン》が選ばれたとする)
- 《モルドレッド》に《ガラディーン》を装備
- 自身の効果でレベル5扱いとなっている《モルドレッド》と《ボールス》を素材に《神聖騎士王アルトリウス》をエクシーズ召喚。
- 《神聖騎士王アルトリウス》と墓地へ送られた《ガラディーン》の効果発動。
- 《ガラディーン》《カリバーン》《クラレント》《オートクレール》の合計4枚が《神聖騎士王アルトリウス》に装備される。
- 墓地の《ギネヴィア》の効果発動。《神聖騎士王アルトリウス》に装備される。
- エクシーズ素材を1つ取り除き、《神聖騎士王アルトリウス》の効果発動。相手フィールドのモンスター1体を破壊する。
- 《クラレント》の効果発動。《神聖騎士王アルトリウス》に直接攻撃を付与。
- 《オートクレール》の効果発動。《神聖騎士王アルトリウス》に2回攻撃を付与し、自身は破壊される。
【盤面の解説】
攻撃力4000で2回の直接攻撃を狙う展開の例です。
その途中で相手フィールドのカードの除去も行なうため、相手の構築した盤面を崩しながらリーサルを狙えます。
《聖剣カリバーン》《聖剣ガラディーン》《聖剣クラレント》の内のいずれか1枚が既に初期手札にある場合ならば《聖騎士ボールス》の効果で《聖剣を抱く王妃ギネヴィア》が選ばれても同様の展開が可能です。その場合、代わりに《聖剣の導く未来》を《聖騎士ボールス》の効果の選択肢に差し替えましょう。
《伝説の預言者マーリン》を使わない先攻展開例
【使用カード/条件】
- 《聖騎士モルドレッド》
- 《聖剣カリバーン》
- 《天命の聖剣》
【結果】
- 《聖騎士の追想 イゾルデ》
- 《聖騎士ベディヴィエール》
- 《聖騎士トリスタン》
- 《天命の聖剣》が《聖騎士ベディヴィエール》に装備状態
- 手札に《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》
- 墓地に《聖剣を抱く王妃ギネヴィア》
- 《聖剣の導く未来》が墓地またはセット状態
- LP合計1000回復
【手順】
- 《聖騎士モルドレッド》を召喚し、《聖剣カリバーン》を装備。
- 《カリバーン》の効果発動。500LPを回復。
- 《モルドレッド》の効果発動。デッキから《聖騎士ボールス》を特殊召喚し、《カリバーン》を破壊。
- 破壊された《カリバーン》の効果発動。《ボールス》に再度装備。
- 《カリバーン》の効果発動。500LPを回復。
- 《ボールス》の効果発動。《聖剣の導く未来》2枚と《聖剣を抱く王妃ギネヴィア》の中からランダムに1枚を手札に加え、残りを墓地へ送る。(《聖剣の導く未来》が手札に加わった場合、そのままそれをセットする。)
- 《モルドレッド》と《ボールス》を素材に《聖騎士の追想 イゾルデ》をリンク召喚し、効果で《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》を手札に加える。
- 《聖剣ガラディーン》《聖剣クラレント》《聖剣EX-カリバーン》《『焔聖剣-オートクレール』》をデッキから墓地へ送り、《イゾルデ》の効果発動。デッキから《聖騎士ベディヴィエール》を特殊召喚。
- 《天命の聖剣》を《ベディヴィエール》に装備。
- (ターン終了)
- 相手スタンバイフェイズに墓地の《聖剣の導く未来》を除外して効果発動。デッキから《聖騎士トリスタン》を特殊召喚。
【盤面の解説】
要求される手札の枚数は多いですが、全てサーチできるカードだけで行える先攻展開の例です。
《聖騎士ベディヴィエール》は自身の②の効果により相手ターン中に《聖騎士トリスタン》に【聖剣】カードを装備させる事ができます。
②:このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、フィールドの「聖剣」装備魔法カード1枚と、そのカードを装備可能なモンスター1体を対象として発動できる。その装備魔法カードを正しい対象となるそのモンスターに移し替える。この効果は相手ターンでも発動できる。
《聖騎士ベディヴィエール》効果テキストより引用
これにより、好きなタイミングで《聖騎士トリスタン》の除去効果を発動させる事ができます。
【聖騎士】デッキを扱う上でのポイント
《聖騎士と聖剣の巨城》の張り替え時
《聖騎士と聖剣の巨城》はサーチだけでなく展開手段にもなるカードです。そのため、既に手札にパーツが揃っている場合は《聖騎士と聖剣の巨城》があっても《円卓の聖騎士》に張り替える効果を発動せず温存しておいた方が良い事も多いです。
そうする事で破壊耐性を維持しつつ、展開が止められた場合には張り替えながら《聖騎士アルトリウス》を特殊召喚できます。
【聖騎士】デッキをカスタムするおすすめカード
《アヴァロンの魔女モルガン》
【 効果モンスター 】
星 3 / 闇 / 魔法使い族 / 攻1300 / 守1600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドに「聖騎士」モンスター及び「聖剣」装備魔法カードが存在し、相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。自分フィールドの「聖剣」装備魔法カード1枚を選んで破壊し、その発動を無効にする。
出典:遊戯王公式データベース
自分フィールドに【聖騎士】カードと【聖剣】カードが揃っているとき、手札から捨てる事で相手の効果を無効にできるカードです。
このデッキにおいては貴重な効果無効による妨害で、手札から発動する分奇襲性も高いです。
先攻での妨害としてはもちろん、相手の妨害の踏み越えとしても役立ちます。
ただし、このカード自体は【聖騎士】の名を持たず、また戦士族モンスターでもないためアクセスがしづらいです。
初動にも特に貢献しないためやや安定感に欠けるのが難点です。
【勇者】関連カード
(準制限カード) 【 通常魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分は特殊召喚されたモンスター以外のフィールドのモンスターの効果を発動できない。
①:自分フィールドに「勇者トークン」が存在しない場合に発動できる。
自分フィールドに「勇者トークン」(天使族・地・星4・攻/守2000)1体を特殊召喚する。
自分フィールドに「運命の旅路」が存在しない場合、さらにデッキから「運命の旅路」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く事ができる。
出典:遊戯王公式データベース
【 永続魔法 】
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「勇者トークン」のトークン名が記されたモンスター1体を手札に加え、その後手札を1枚選んで墓地へ送る。
②:モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
デッキから「勇者トークン」のトークン名が記された装備魔法カード1枚を選び、手札に加えるか、自分フィールドの「勇者トークン」1体に装備する。
③:1ターンに1度だけ、装備カードを装備している自分のモンスターは戦闘では破壊されない。
出典:遊戯王公式データベース
【 効果モンスター 】
星 4 / 炎 / 戦士族 / 攻2300 / 守1000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「勇者トークン」が存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分フィールドに「勇者トークン」が存在しない場合、このカードは攻撃できない。
③:「勇者トークン」のトークン名が記された自分のモンスターが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動できる。
デッキから「勇者トークン」のトークン名が記された罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
出典:遊戯王公式データベース
【 装備魔法 】
自分フィールドのモンスターにのみ装備可能。
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「光の聖剣ダンネル」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):装備モンスターの攻撃力は、自分フィールドの「勇者トークン」のトークン名が記されたモンスターの種類×500アップする。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、自分フィールドの「勇者トークン」1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターにこのカードを装備する。
出典:遊戯王公式データベース
勇者トークンを生成するカードとそのサポートで構成された【勇者】の出張ギミックです。
《光の聖剣ダンネル》は【聖剣】のカテゴリ名を持ち、《遺跡の魔鉱戦士》は自身を特殊召喚する効果を持った戦士族モンスターのため《聖騎士の追想 イゾルデ》の素材になります。
そして、《アラメシアの儀》によりフィールドに置かれる《運命の旅路》によりこれらのカードをかき集める事が可能です。
先攻での展開の際に必要な手札の要求値を下げてくれることでしょう。
ただし、《アラメシアの儀》には通常召喚したモンスターの効果が発動できなくなる制約がかかるため、《聖騎士モルドレッド》からの展開はできなくなります。一方で《聖騎士コルネウス》や《聖騎士ガウェイン》の特殊召喚はしやすくなります。
このカードを採用する場合今まで紹介した内容とは異なる構築や展開ルートが必要になり、どちらが良いかは一概には判断しづらく一長一短だと言えます。
想定される環境やプレイスタイルを基準に判断するのが良いでしょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。
装備カードを複数装備しての豪快なフィニッシュは爽快感がありますね。
気づけば【聖騎士】のカードプールもかなり広がっており、人によって採用が分かれるカードも存在します。
自分の推しとなる【聖騎士】を探してみるのも一興かもしれません。
それではよきデュエルライフを!