はじめに
こんにちは、はみるとんです!
今回は9期に遊戯王をしていた人ならお馴染みの懐かしテーマ、【テラナイト】が最新弾で大幅に強化されたので紹介していきたいと思います!
元々持っていた強みはそのままに、強力なエースモンスター《星守の騎士 プトレマイオス》を取り戻した上に初動も妨害も追加されて非常に良い強化を貰い、テーマとしての強度が格段に上がりました!
それではどんな動きをしていくテーマなのか実際に見ていきましょう!
目次
【テラナイト】デッキレシピ
このデッキレシピで行える具体的な展開はこちら ▼
【テラナイト】デッキの特徴
安定したアクセス手段
《星因士 デネブ》《星因士 ウヌク》
【 効果モンスター 】
星4 / 光属性 / 戦士族 / 攻1500 / 守1000
「星因士 デネブ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「星因士 デネブ」以外の「テラナイト」モンスター1体を手札に加える。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
【 効果モンスター 】
星4 / 光属性 / 戦士族 / 攻1800 / 守1000
「星因士 ウヌク」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「星因士 ウヌク」以外の「テラナイト」カード1枚を墓地へ送る。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
【テラナイト】テーマは「サーチ」「墓地送り」「蘇生」「手札からの特殊召喚」など各モンスターが他のモンスターに触るための効果を持っているため、相互に場に呼び合う事によって非常に展開の再現性が高く安定感があるテーマです。
加えて今回新規カードとして追加された《星騎士 セイクリッド・カドケウス》は4×2さえ並べば《星因士 デネブ》を除外しての【テラナイト】サーチや《セイクリッド・シェラタン》を除外する事で《セイクリッド・カドケウス》を経由して《星守の騎士団》から更なる展開ができます。
《星騎士 リュラ》を除外して《天架ける因士》から任意のテラナイトをリクルートなど、手札に応じて様々な動きを行う事が出来るため、引きに左右されない柔軟な動きが可能です。
【テラナイト】カードの解説
メインデッキの【テラナイト】モンスター
《星因士 デネブ》
【 効果モンスター 】
星4 / 光属性 / 戦士族 / 攻1500 / 守1000
「星因士 デネブ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「星因士 デネブ」以外の「テラナイト」モンスター1体を手札に加える。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
《星騎士 リュラ》
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 戦士族 / 攻1200 / 守1600
このカード名はルール上「セイクリッド」カードとしても扱う。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「星騎士 リュラ」以外の「テラナイト」、「セイクリッド」モンスターが召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「テラナイト」魔法カード1枚を手札に加える。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
《星因士 アルタイル》
【 効果モンスター 】
星4 / 光属性 / 戦士族 / 攻1700 / 守1300
「星因士 アルタイル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合、「星因士 アルタイル」以外の自分の墓地の「テラナイト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで「テラナイト」モンスター以外の自分フィールドのモンスターは攻撃できない。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
【テラナイト】の下級モンスターはサーチ、墓地肥やし、蘇生、手札からの追加召喚など、レベル4モンスターを場に呼ぶために必要な様々なアクセス手段をそれぞれが持っていて、どこからスタートしてもお互いにアクセスしながら回して行けるようになっています。
特に《星騎士 リュラ》は《星守の騎士団》にアクセスする事で蘇生とランクアップを兼ね備えて複数枚のアドを稼げる強力なモンスターなのでなるべく展開に絡めましょう
エクシーズモンスター
《星騎士 セイクリッド・カドケウス》
【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 光 / 魔法使い族 / 攻2500 / 守1650
レベル4モンスター×2体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがX召喚に成功した場合、自分の墓地の「テラナイト」、「セイクリッド」カードをそれぞれ1枚まで対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
②:手札・デッキから「テラナイト」、「セイクリッド」モンスター1体を除外し、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
この効果は、除外したそのモンスターの召喚成功時に発動する効果と同じになる。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
【テラナイト】デッキは《星騎士 セイクリッド・カドケウス》をエクシーズ召喚する事でデッキ内の【テラナイト】モンスターを展開に絡める事が出来、そこから更にエクシーズモンスターを並べたり次ターンのリソースを確保していく事が出来ます。
【テラナイト】デッキと相性が良いカード
《幸魂》
【 スピリットモンスター 】
星 4 / 光 / 天使族 / 攻400 / 守900
このカードは特殊召喚できない。
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
手札からスピリットモンスター1体を召喚する。
②:このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。
③このカードがリリースされた場合、自分の墓地のスピリットモンスター1体を対象として発動する。
そのモンスターを手札に加える。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
テラナイトデッキはレベル4×2さえ並べば展開する事が出来るため、召喚権を使わずにレベル4を供給できる《幸魂》は非常に相性が良いです。
また、【テラナイト】デッキは《増殖するG》を撃たれた際に《星守の騎士 プトレマイオス》のみ出してターンを回す事が出来るため元々止まりやすいデッキですが、《幸魂》が特殊召喚ではなく効果による召喚であるため、この展開を行う際に相手に引かせる枚数も抑える事が出来、好相性と言えます。
【テラナイト】デッキの回し方
【テラナイト】デッキは基本的に《星因士 ベガ》や《星騎士 リュラ》によってレベル4を並べた上で《星騎士 セイクリッド・カドケウス》をエクシーズ召喚することで更にデッキ内の【テラナイト】または【セイクリッド】モンスターの召喚時効果をコピーして展開を伸ばしていきます。
最終盤面として《星守の騎士 プトレマイオス》を出す事で相手ターンに《セイクリッド・プレアデス》で妨害したりするのが基本ですが、展開札が多めに使える場合は《星守の騎士 プトレマイオス》によるターンスキップを目指します。
【使用カード/条件】
- 《星因士 デネブ》
- 《星騎士 リュラ》
【結果】
- 素材7《星守の騎士 プトレマイオス》
【手順】
- 《星因士 デネブ》を召喚し、《星因士 ウヌク》をサーチ
- 《星騎士 リュラ》の効果で自身を手札から特殊召喚
- 《星騎士 リュラ》の効果で《天架ける星因士》をサーチ
- 《星因士 デネブ》+《星騎士 リュラ》で《星騎士 セイクリッド・カドケウス》をエクシーズ召喚
- 《星騎士 セイクリッド・カドケウス》効果で《セイクリッド・シェラタン》をコピーして《セイクリッド・カドケウス》サーチ
- 《セイクリッド・カドケウス》効果で手札から自身を特殊召喚し、《星守の騎士団》をサーチ
- 《天架ける星因士》を発動し、《星騎士 セイクリッド・カドケウス》をエクストラに戻して《星因士 ベガ》を特殊召喚
- 《星因士 ベガ》効果で手札から《星因士 ウヌク》を特殊召喚し、効果で《星騎士 アルテア》をデッキから落とす
- 《星守の騎士団》を発動し、墓地から《星因士 デネブ》を特殊召喚
- 《星騎士 アルテア》の効果で墓地から自身を特殊召喚
- 《セイクリッド・カドケウス》+《星因士 ベガ》+《星因士 デネブ》+《星騎士 アルテア》+《星因士 ウヌク》の5体を素材に《星騎士 セイクリッド・カドケウス》をエクシーズ召喚
- 《星騎士 セイクリッド・カドケウス》効果で墓地の《天架ける星因士》と《星騎士 リュラ》を回収
- 《星騎士 セイクリッド・カドケウス》の上に重ねて《セイクリッド・トレミスM7》をエクシーズ召喚
- 《星守の騎士団》の効果で《セイクリッド・トレミスM7》の上に《星守の騎士 プトレマイオス》を重ねてエクシーズ召喚
- 《星守の騎士 プトレマイオス》効果で相手ターンスキップ
- 《星守の騎士団》の効果で《星守の騎士 プトレマイオス》の上に《セイクリッド・プレアデス》を重ねてエクシーズ召喚
- 《セイクリッド・プレアデス》効果で《星守の騎士団》をバウンス
- 《星守の騎士団》を発動し、《星因士 デネブ》を特殊召喚し、効果で《星因士 ベガ》をサーチ
- 《星騎士 アルテア》の効果で自己蘇生
- 《星因士 ベガ》を召喚し、効果で《星騎士 リュラ》を特殊召喚
- 《星因士 デネブ》+《星因士 ベガ》で《H-C クレイヴソリッシュ》をエクシーズ召喚
- 《星騎士 アルテア》+《星騎士 リュラ》で《H-C エクスカリバー》をエクシーズ召喚
- 2500+2500+8000でワンキル
【盤面の解説】
メインデッキのパーツをテラナイト関連のカードのみに絞った上で行える、1ターン目に相手ターンスキップを行って実質先攻ワンキルが出来る展開です。
《星因士 デネブ》+《星騎士 リュラ》が最も少ない枚数からの展開ですが、最終的に「4×5で《星騎士 セイクリッド・カドケウス》を出しつつ、《星守の騎士団》が場にある」という条件を満たせればどんな展開からでもこの状態を作り出す事が出来るため、他にも様々な初動から相手ターンスキップを行う事が出来ます。
ターンスキップ後は1ターン目に回収した手札を活用して8000以上の火力を簡単に用意できるため、そのままワンキルを行って相手に一切展開をさせずに勝ち切る事が出来ます。
【テラナイト】デッキを扱う上でのポイント
制約に注意しよう
《星因士 アルタイル》《星騎士 アルテア》
【 効果モンスター 】
星4 / 光属性 / 戦士族 / 攻1700 / 守1300
「星因士 アルタイル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合、「星因士 アルタイル」以外の自分の墓地の「テラナイト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで「テラナイト」モンスター以外の自分フィールドのモンスターは攻撃できない。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 戦士族 / 攻1700 / 守1300
このカード名はルール上「セイクリッド」カードとしても扱う。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合、自分フィールドの光・闇属性Xモンスターの数までフィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
②:自分フィールドに「星騎士 アルテア」以外の「テラナイト」、「セイクリッド」モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
このターン、自分はXモンスターでしか攻撃宣言できない。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
【テラナイト】テーマには、《星因士 アルタイル》の効果を使うと【テラナイト】以外のモンスターが攻撃できなくなる縛りと、《星騎士 アルテア》の効果を使うとエクシーズモンスターしか攻撃できなくなる縛りがあります。
どちらも展開の中で頻出するモンスターなので、ワンキルを狙いに行く展開の場合は最終的に用意する打点がこれらの縛りを潜り抜ける事が出来ているか注意しましょう。
【テラナイト】デッキをカスタムするおすすめカード
《光天使セプター》および《光天使スローネ》
【 効果モンスター 】
星4 / 光属性 / 天使族 / 攻1800 / 守400
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「光天使セプター」以外の「光天使」モンスター1体を手札に加える。
②:フィールドのこのカードを含むモンスター3体以上を素材としてX召喚したモンスターは以下の効果を得る。
●このX召喚に成功した時、このカード以外のフィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、自分はデッキから1枚ドローできる。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
【 効果モンスター 】
星4 / 光属性 / 天使族 / 攻800 / 守2000
このカードをX召喚の素材とする場合、モンスター3体以上を素材としたX召喚にしか使用できない。
①:自分が「光天使」モンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。
そのドローしたカードが「光天使」モンスターだった場合、そのモンスターを特殊召喚できる。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
【テラナイト】は《星輝士 デルタテロス》を出す事で任意の【テラナイト】をデッキから展開する事が出来るので、レベル4×3を用意できる【光天使】と相性が良いです。
また《星輝士 デルタテロス》の着地時に効果を発動出来ない効果も着地時に除去とドローを行う《光天使セプター》と相性が良く、古くから【セプスロテラナイト】として親しまれてきた組み合わせです。
【クシャトリラ】カード
【 効果モンスター 】
星 4 / 炎 / 戦士族 / 攻1500 / 守2100
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「クシャトリラ」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
このターン、自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンの自分メインフェイズに、デッキから「クシャトリラ・ライズハート」以外の「クシャトリラ」カード1枚を除外して発動できる。
相手のデッキの上からカード3枚を裏側表示で除外し、このカードのレベルは7になる。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
《クシャトリラ・ユニコーン》は攻撃宣言時に除去を行いながら高打点で妨害を乗り越える事が出来る優秀なモンスターな上、更にサーチ効果で《クシャトリラ・ライズハート》をサーチする事によって召喚権を使わずにレベル4モンスターを出力する事が出来ます。
この効果を使用した場合はエクシーズモンスター以外エクストラデッキから特殊召喚出来なくなってしまいますが、【テラナイト】は元々エクシーズ以外のエクストラの動きが無いため、無条件で採用する事が出来ます。
おわりに
というわけで、今回は【テラナイト】デッキを紹介していきました!
ターンスキップというのは非常にロマン溢れる戦術ですが、今までこういった動きが出来るのはそれだけに特化した特殊なデッキだけでした。
しかし【テラナイト】は普通に先攻で制圧する事も出来て長期戦や誘発による妨害にも耐えうる対応力の高い動きをしながらあわよくばターンスキップも狙えるという非常に現実的なデッキ構築の中でこれが出来る稀有なデッキです。
またリソースをキープしながらエクシーズモンスターで丁寧に相手の展開に対応していく感じも当時のテラナイトの正当進化という感じでとても楽しいので、是非気になった方は使ってみてください!
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!