【遊戯王OCG】第6回 かまたまCS 3人チーム戦の大会結果と環境考察【大会結果】

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【遊戯王OCG】第6回 かまたまCS 3人チーム戦の大会結果と環境考察【大会結果】

目次

こんにちは、たけっしーです。

今回は香川県で開催された『第6回 かまたまCS 3人チーム戦』の大会結果と環境考察の記事になります。

中四国圏のプレイヤーの他にも僕を含めた関西勢が4〜5チーム遠征して参加しており、関西と中四国の環境が混ざりあった大会となっています。

新弾発売から約1ヶ月が経ち環境も固まりつつありますが、細かい構築の変化等が見られた週となっているので解説していきます!

それでは早速、予選のデッキ分布から見ていきましょう👇

予選デッキ分布

ヤミー⋯25
VSK9⋯22
ライゼオル⋯6
閃刀姫⋯6
ドラゴンテイル⋯4
月光⋯4
M∀LICE⋯3
オルフェゴール⋯3
DD⋯3
サイバー⋯2
水晶機巧⋯2
ドレミコード⋯2
K9⋯2

以下分布1

RR
Evil★Twin
天盃龍
HERO
竜華
白き森
神碑
海皇水精鱗
宝玉獣
青眼
BF
アルトメギア

以上、32チーム 96名参加

トップシェアは【ヤミー】【VSK9】となりました。

新弾発売後の環境では【ヤミー】は全国的にもぶっちぎりで使用者が多く入賞も多く見られます。

続いて【VSK9】も依然強力なデッキなことに変わりは無く、特に関西圏のプレイヤーは好んで使用する傾向にあり、今大会でも使用者が多いようです。

トップシェアと圧倒的な差がありますが、次点で【ライゼオル】【閃刀姫】の使用者が多い結果となっています。

今回、関西から参加したプレイヤーはほぼ全員【ヤミー】【VSK9】のどちらかを使用していたためこれらは中四国特有の分布といったところでしょうか。

他にも【サイバー】【水晶機巧】【ドレミコード】【オルフェゴール】といった各種展開系デッキの分布が多く、これらはどれも【K9】ギミックを組み込んでいる点は注目すべきでしょう。

環境上位陣からは外れているものの活躍出来るポテンシャルがあるデッキの条件として「【K9】とシナジーがあるか」は1つのポイントとなりそうです。

続いては予選5回戦を勝ち残り決勝トーナメントに進出したデッキを見ていきましょう👇

決勝トーナメントデッキ分布

ヤミー⋯9
VSK9⋯8

以下、分布1

竜華
ライゼオル
神碑
閃刀姫

以上、7チーム 21名進出

今期の縮図のような分布となっており、やはり【ヤミー】【VSK9】とその他で圧倒的な差を感じますね。

【ヤミー】の方が使用者は少し多いですが、【VSK9】も決勝トーナメント進出率が高く、2つのデッキに大きな差は無いと言えます。

参加した僕自身も【ヤミー】を使用し、個人戦績3-1-1 チーム4-1で予選を抜けることが出来ましたが、決勝トーナメント1回戦で敗北しベスト8で収まると結果となりました。悔しい。

それでは入賞レシピを見ていきましょう👇

🥉ベスト4🥉【ヤミー】【VSK9】【竜華】

ベスト4は【ヤミー】【VSK9】【竜華】となりました。

関西から遠征してきたチームが勝ち残っています。

それではレシピを見ていきましょう。

ベスト4 1人目の【ヤミー】になります。

メインに「マルチャミー」2種をフル採用し、サイド後は先攻後攻共に《三戦の号》を軸にしたプランとなっており、後攻はドロー系+手数で攻略する形となっています。

各種カードの採用意図がわかりやすく、お手本のような構成ですね。

ベスト4 2人目の【VSK9】になります。

メインギミックはほぼ固定化されたネームを最大限に採用し、余った枠の中に汎用札を1〜2枚挿す構成です。

サイドはドロー系の手札誘発を4種を採用し、対面に合わせて有効札を選択することで《VSホーリースー》の発動条件を満たすことへの誠意が見えますね。

特徴的なのは《召煌女クインクエリ》の採用でしょうか。

【K9】系統のデッキでは《K9ー66a号ヨクル》の「この効果で特殊召喚したモンスターは光属性のX素材に出来ない。」制約を《召煌女クインクエリ》を挟むことで解除して展開や、デメリット効果を持ったモンスターを送り付けてロックするといった用途で使用されることが多い1枚です。

今回の主な用途としては【ヤミー】対面で相手の場にモンスターを押し付けることで《魔獣の懐柔》《マシュマオ☆ヤミー》《閃刀機ーホーネットビット》といった手数の発動を抑制し、行動を制限する役割でしょう。

送り付けたモンスターをコストに《禁じられた一滴》で解決される可能性はあるものの、解答が無かった場合は基本的に手数が召喚権と《ヤミー☆サプライズ》の2手のみになるため行動が透けるため対応しやすくなります。

【K9】系統のデッキでは流行りつつある立ち回りであるため、現状【ヤミー】が採用する伏せ割りの選択として《召煌女クインクエリ》でモンスターを送り付けられた際に発動出来なくなる《ライトニング・ストーム》の評価は下がり、《ハーピィの羽根帚》《大嵐》が優先される傾向にあります。

ベスト4 3人目の【竜華】になります。

競技シーンではあまり見られない珍しいデッキですが、高打点を一気に出力できるギミックは強力です。

メインデッキには手札誘発を一切採用せず、1枚で多面に干渉する捲り札で固めるという他のデッキでは見られない構成となっています。

《超融合》の融合先として《鋼鉄の魔導騎士ーギルティギア・フリード》《サイキッカー・オラクル》の採用が特徴的です。

どちらも【VSK9】に対する融合の組み合わせとして採用されており、《超融合》で対応出来る範囲を広げています。

🥉ベスト4🥉【VSK9】【VSK9】【ヤミー】

同率ベスト4は【VSK9】【VSK9】【ヤミー】となりました。

こちらも関西から遠征して参加したチームとなっており、ベスト4で収まる結果となりました。

それではレシピを見ていきましょう。

同率ベスト4 1人目の【VSK9】になります。

《VS蛟龍》《VSヘヴィ・ボーガー》の枚数を削り、空いた枠に汎用札を投入する構成となっています。

サイドには【ヤミー】に対して妨害数を一気に落として手数での捲りを通しやすくする《冥王結界波》が採用されていますね。

同率ベスト4 2人目の【VSK9】になります。

主流の構成とは大きく異なり、独自性の高い構築となっています。

まずは《強欲で貪欲な壺》の採用です。

デッキを10枚除外するためギミックのパーツを失うリスクがありますが、2ドローのリターンを重視しているようです。

実際【VSK9】はそれぞれのギミックが妨害の役割を持っており、1〜2枚使用不可になったとしてもゲームが出来なくなる程の致命的な場面は少ないことを考えると《強欲で貪欲な壺》の採用も検討出来るといったところでしょうか。

他にも《灰流うらら》をサイドに採用、《RーACEインパルス》をメイン採用も特徴的です。

【VSK9】はドロー系に対して止まりどころを多く持つためマストで止める必要がなく、無効系としては効力が低いと判断してサイドに落としていると思われます。

「VS」で重要な炎属性はある程度枚数を確保するために《RーACEインパルス》《RーACEファイア・アタッカー》を代わりにメイン採用しているようです。

エクストラデッキには《CXーN・As・Ch Knight》から特殊召喚する先として《CNo.104仮面魔踏士アンブラル》を選択しているのも珍しいですね。

「No.101」〜「No.107」の中では盤面干渉と発動無効系の妨害を兼ね備えているのは《CNo.104仮面魔踏士アンブラル》のみであり、ランク5からの攻め手として非常に強力であるため今後採用が増える可能性もあるでしょう。

同率ベスト4 3人目の【ヤミー】になります。

ベスト4 1チーム目の【ヤミー】と全く同じ構築で勝ち残っています。

関西圏では今後主流となる構築になりそうです。

🥈2位🥈【ヤミー】【ヤミー】【VSK9】

2位は【ヤミー】【ヤミー】【VSK9】となりました。

それではレシピを見ていきましょう。

2位 1人目の【ヤミー】になります。

こちらもメインに「マルチャミー」2種をフル採用とし、《三戦の号》を軸にしたプランになっています。

注目したいのはサイドデッキの《マジック・ディフレクター》で、《三戦の号》でセットする択として採用されています。

通常魔法以外を無力化するため、【ヤミー】ミラーで《禁じられた一滴》《共界深淵体》といったゲームが傾きやすい捲り札から、打点生成の要である《ヤミーズメント☆ミニヨン》や手数である《ヤミー☆サプライズ》といったメインギミックまで幅広く打ち消すことが出来るため非常に強力なカードです。

ただし、自分のカードにも影響がある点は注意すべき点でしょう。

2位 2人目の【ヤミー】になります。

基本構成はほとんど主流の構築と同様ですが、《三戦の号》を採用しているもののセットする通常罠を採用されておらず、後攻専用の運用のようです。

2位 3人目の【VSK9】になります。

こちらも主流の構築と大きな差はありませんが、《墓穴の指名者》をメイン採用しているためメイン戦の先攻をやや重視している印象を受けます。

ベスト4の構築同様、《CNo.104仮面魔踏士アンブラル》が採用されており【VSK9】における「No.101」〜「No.107」の枠は変化しつつあるかもしれません。

🏆優勝🏆【ヤミー】【ヤミー】【ヤミー】

優勝は【ヤミー】【ヤミー】【ヤミー】となりました。

デッキは3人同じものを使用しており、チームの団結力を見せつけた結果となりました。

それではレシピを見ていきましょう。

優勝チーム3名が使用した【ヤミー】になります。

基本構成は主流の構築同様で、サイドデッキからは《無限泡影》を投入することで雑多な対面にも対応できるように補完されています。

先攻札には《重力崩壊》《魔砲戦機ダルマ・カルマ》を選択している点が特徴的でしょうか。

どちらも流行している伏せ割りで剥がれてしまうのが欠点ですが、発動出来ればターンスキップ・ゲームエンド級のパワーを持ちます。

特に《重力崩壊》は最近【ヤミー】での採用率が上がってきており、注目されている1枚です。

今週の環境

今週も【ヤミー】を中心とした環境になりました。

高い使用率と安定した入賞率はやはり今期頭1つ抜けていますね。

【ヤミー】の構築はどれを見ても採用カードが似通っており、特に後攻の際に投入する汎用札の種類はほぼ固まった状態となっています。

個性が出るのはサイドの先攻札で、捲り札を阻止できる《神の宣告》はほぼ標準搭載ですが、追加で投入されるカードには個人差があるようです。

直近のトレンドは《重力崩壊》ですが、《冥王結界波》《ハーピィの羽根帚》のような魔法の組み合わせで捲るプランが増えてきていることから《魔封じの芳香》も採用率が上がっている印象です。

今環境は恐らく最後まで【ヤミー】が上位を走り続ける結果となるでしょう。

今回のまとめ

今回は8/17(日)に香川県で開催された『第6回 かまたまCS 3人チーム戦』の大会結果と環境考察の記事でした。

環境自体はかなり固まっていますが、採用カードに細かい変化が見られ、同じデッキタイプでもゲームプランに個人差が見られる週となりました。

今環境も残り1ヶ月程となっていますが、来週は『デッキビルドパック ファントム・リベンジャーズ』が発売するため、ここからの競技シーンにどのような変化が見られるのかに注目です!

それでは👋

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