祝!掲載枠移動!
こんにちは。あるいはお久しぶりです。北白河と申します。
今回から水曜日掲載に移動ということで、きたしーも張り切っております!
放送枠移動と聞くと、関西では土曜のゴールデンタイムから日曜の朝5時に移動したアニメ版『ボボボーボ・ボーボボ』を思い出しますね。早起きして見てましたよ。すぐに打ち切られたけどな。
というわけで、今回もやっていきましょうか。
この記事があなたの良い暇潰しになれば、これほど嬉しいことはありません。それでは、今日のカードはこちら。
《紅神龍バルガゲイザー》
【 クリーチャー 】
種族 ボルケーノ・ドラゴン / 文明 火 / パワー5000+ / コスト6
このクリーチャーが攻撃するとき、自分の山札の上から1枚目を表向きにしてもよい。そのカードがドラゴンであればバトルゾーンに出し、ドラゴンでなければ自分の墓地に置く。
パワーアタッカー+1000(攻撃中、このクリーチャーのパワーは+1000される)
それじゃあいつものやっときましょうか
ドラゴンについて語ることは、何もありません。
……というわけにはいかないので、解説を。
新しい時間枠で初めて見る人のために、この企画がどういうものであるか説明しないといけませんからね。いるのか?
DMC-11「勝舞神龍強化拡張パック」にて登場した、史上初の山札からの踏み倒しを行うクリーチャーとなります。
ドラゴン多めの「勝舞神龍デッキ」の強化パーツとして登場した彼は、その唯一無二の踏み倒し能力でファンデッキの核として人気を博しました。
具体的にはデッキの半分程度をドラゴンで埋め尽くし、山札操作を絡めつつドラゴンを毎ターン踏み倒すという……そう、今なお活躍中の【連ドラ】戦略の初期型ですね。
「ドラゴンはデカいけど出しにくい」→「それなら踏み倒してしまえばいい」というパラダイムシフトは、現代デュエマにおいてもドラゴンという種族の運用法の基本となったと言えるでしょう。
ちなみに、同時発売の「白凰精霊強化拡張パック」で登場し、彼と対となる存在として登場したのがこちらの《 光器エレーナ 》。
メカ・デル・ソルに何の恨みがあったらこんなカードをSRで刷れるんでしょうね。開発部に逆北白河でもいたのか?
閑話休題。このカードの人気に伴ってか、これ以降にも「バルガ」の名を持つドラゴンは多数登場することになります。
彼らの共通点は、おおむね「山札からドラゴンを踏み倒す」こと!
たまに「手札から出す」とか「山札から手札かマナに送る」みたいな例外もありますがそれはそれです。
多数の関連カードと強固なコンセプトを持つ貴重なカード群として一定の活躍を見せてきた彼らですが……
「バルガ」一切関係なくドラゴンをぽこじゃか繰り出す物理的にデカい剣が出てきたあたりからその活躍は途端にスケールダウン。
「わざわざ「バルガ」に頼らなくとも【連ドラ】みたいなデッキが組める」という状況になってしまいました。
そしてそんなスキをついて「我こそは踏み倒しを司るドラゴン!」という起源を主張しだしたのが…
デュエマの顔こと、「ボルシャック」です。
そりゃそうだよな!ボルシャックだって、カラーパイ無視した「パワーだけ上がるやつ」を推してた歴史なんて修正したいよな!
で、横になんか全然刷られないわりにめっちゃ目立つ踏み倒しができる一族がいたら、自分のものにしたくなるよな!
というわけで、「バルガ」のボルシャック化といういともたやすく行われるえげつない行為が進行。
ほぼ同時に登場したディスペクター世界線の「バルガ」もなんかグランド・デビルとニコイチになってましたし、この先こいつらどうなっちゃうんでしょうね。
週の半ばに駄文を読もう
というわけで、《 紅神龍バルガゲイザー 》でした。
まあその、ボルケーノ・ドラゴンとかいう煮ても焼いても食えない種族してるのが妙な立場の悪さの原因な気はします。
なんで「火だけドラゴン2種族いてもオッケー!」だと思ったんだよ!
何もなければ来週の今ごろには「上司を差し置いて王になった不届きもの」についてなんらかの記事が上がるはずです。お楽しみに。
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それでは、次の記事で。北白河でした。