「王(ジェネレイド)」について

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「王(ジェネレイド)」について

目次

1.はじめに

皆様どうも、ぜくせろです。
普段はYoutubeとニコニコ動画で「とにかくフィーリングでデュエル!」という動画を投稿している者です。

 

さて、19/08/03に発売されました「デッキビルドパック ミスティック・ファイターズ」

キャッチコピーは「新たな世界を切り開け──!!」

「ドラゴンメイド」「斬機(ザンキ)」「王(ジェネレイド)」の3テーマを収録したパックで、それぞれ個性的なテーマとなっています。

 

その中でも私は「ジェネレイド」に注目をしていました。

「王」と書いて「ジェネレイド」と読む厨二感…

「ジェネラル」と「レイド」と組み合わせたような名称…

そして何よりもハチャメチャにカッチョいいイラスト…

それら全てが私の心を掴み、「使いたい」という強い想いになり、最近はずっと「ジェネレイド」を使っていました。

 

使い続けて手に馴染んできた時に見えるものがある。という事で、本記事では私のメモがてら「ジェネレイド」について、何が強くて何が弱いのか、注意点は何か、等々をかなり個人的な主観で解説をしていきたいと思います。

 

2. で、ジェネレイドは強いの?

結論から言うと、フィールド魔法を貼り続けていられれば強いです。


逆に、フィールド魔法が確保できない、すぐに除去されるとただの壁になります。

 

3.ジェネレイドってどう動くの?

ざっくり説明すると、

フィールド魔法の効果で、相手ターンに「ジェネレイド」モンスターを立て、相手の動きを止めたり盤面制圧をしながらゲームメイクしていく感じです。

詳細は後程解説します。

 

4.各カードのスペック

では、各カードの効果等を見ていきましょう。

4-1.モンスターカード

まずはモンスターから見ていきますが、その前にちょっとした解説です。

「ジェネレイド」モンスターは共通で以下の効果を持っています。

「「○○の王 ●●(同名カード)」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。」

 

また《光の王 マルデル》《炎の王 ナグルファー》、《永の王オルムガンド》を除く「ジェネレイド」モンスターは以下の効果を持っています。

「自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたは(同じ種族の)モンスター1体(モンスターによっては任意の数)をリリースして発動できる。~」

では、これを踏まえた上で、モンスター効果を見ていきましょう。

 

《光の王(ジェネレイド) マルデル》
光/☆9/植物/効果
ATK2400/DEF2400

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:「光の王 マルデル」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。「光の王 マルデル」以外の、「ジェネレイド」カード1枚または植物族モンスター1体をデッキから手札に加える。

出典:遊戯王OCGカードデータベース
 

要約
「ジェネレイド」か植物族をサーチ

《剣の王(ジェネレイド) フローディ》
風/☆9/戦士/効果
ATK2500/DEF2000

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:「剣の王 フローディ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。②:自分フィールドの、「ジェネレイド」モンスターまたは戦士族モンスターを任意の数だけリリースし、その数だけフィールドのモンスターを対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。その後、破壊された相手フィールドのモンスターの数だけ相手はデッキからドローできる。この効果は相手ターンでも発動できる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース
 

要約
フリーチェーンでモンスター破壊

《鉄の王(ジェネレイド) ドヴェルグス》
地/☆9/機械/効果
ATK1500/DEF2500

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:「鉄の王 ドヴェルグス」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。②:自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたは機械族モンスターを任意の数だけリリースして発動できる。リリースした数だけ、リリースしたモンスターとはカード名が異なる、「ジェネレイド」モンスターまたは機械族モンスターを手札から守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。この効果は相手ターンでも発動できる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース
 

要約
手札から「ジェネレイド」か機械を特殊召喚

《炎の王(ジェネレイド) ナグルファー》
炎/☆9/獣戦士/効果
ATK3100/DEF200

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:「炎の王 ナグルファー」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。②:自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたは獣戦士族モンスター1体を破壊できる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース
 

要約
自分フィールドのカードの破壊代替

《氷の王(ジェネレイド) ニードヘッグ》
水/☆9/幻竜/効果
ATK2100/DEF2600

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:「氷の王 ニードヘッグ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。②:相手がモンスターを特殊召喚する際に、自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたは幻竜族モンスター1体をリリースして発動できる。その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース
 

要約
相手の特殊召喚を無効にできる

《死の王(ジェネレイド) ヘル》
闇/☆9/アンデット/効果
ATK800/DEF2800

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:「死の王 ヘル」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。②:自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたはアンデット族モンスター1体をリリースし、そのモンスターとはカード名が異なる自分の墓地の、「ジェネレイド」モンスターまたはアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果は相手ターンでも発動できる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース
 

要約
墓地から「ジェネレイド」かアンデットを蘇生

《永の王(ジェネレイド) オルムガンド》
地/★9/爬虫類/エクシーズ/効果
ATK?/DEF?

レベル9モンスター×2体以上
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:「永の王 オルムガンド」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。②:このカードの元々の攻撃力・守備力は、このカードのX素材の数×1000になる。③:このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。お互いは、それぞれデッキから1枚ドローする。その後、ドローしたプレイヤーは自身の手札・フィールドのカードを1枚選び、このカードの下に重ねてX素材とする。この効果は相手ターンでも発動できる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース
 

要約
①攻守はX素材×1000アップ
②X素材を取って、お互いに1ドロー
その後にお互いに手札か場のカード1枚をこのカードのX素材にする

 

4-2.魔法カード

次に魔法カードです。

 

《王の舞台(ジェネレイド・ステージ)》
フィールド魔法

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:1ターンに1度、相手がデッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。デッキから「ジェネレイド」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。②:相手ターンに、自分が「ジェネレイド」モンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分フィールドに「ジェネレイドトークン」(天使族・光・星4・攻/守1500)を可能な限り攻撃表示で特殊召喚する。このトークンはエンドフェイズに破壊される。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

要約
最重要カード
デッキから「ジェネレイド」を特殊召喚
ついでにトークンも特殊召喚(相手ターン限定)

《王の試練(ジェネレイド・クエスト)》
通常魔法

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:手札の「ジェネレイド」モンスター1体を相手に見せ、デッキから「王の試練」以外の「ジェネレイド」魔法・罠カードを2枚まで手札に加える(同名カードは1枚まで)。その後、見せたカードをデッキの一番下に戻す。

出典:遊戯王OCGカードデータベース
 

要約
「ジェネレイド」魔法罠を2枚までサーチ

その後「ジェネレイド」モンスターをデッキボトムに戻す

《王の報酬(ジェネレイド・リワード)》
永続魔法

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドにトークンが存在する限り、相手は「ジェネレイド」効果モンスターを攻撃対象に選択できない。②:「ジェネレイド」効果モンスターが戦闘で破壊された場合に発動する。相手はデッキから1枚ドローする。

出典:遊戯王OCGカードデータベース
 

要約
①攻撃対象操作
②「ジェネレイド」効果モンスターが破壊されたら相手は1ドロー

 

4-3.罠カード

次に罠カードです。

 

《王の襲来(ジェネレイド・バトル)》
通常罠

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分のデッキ・墓地から「ジェネレイド」フィールド魔法カード1枚を選んで発動する。その後、相手はデッキから1枚ドローする。

出典:遊戯王OCGカードデータベース
 

要約
「ジェネレイド」フィールド魔法を発動
その後に相手は1ドロー

《王の支配(ジェネレイド・テリトリー)》
永続罠

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分の「ジェネレイド」カードの効果の発動にチェーンして相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。その相手の効果は「お互いのプレイヤーは、それぞれデッキから1枚ドローする」となる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース
 

要約
「ジェネレイド」へチェーンした相手の効果を「お互いに1ドロー」に変換

《王の憤激(ジェネレイド・バイト)》
通常罠

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターを任意の数だけリリースし、自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。リリースした数だけ自分の手札・フィールド・墓地から、リリースしたモンスター以外の「ジェネレイド」モンスターを選び、対象のモンスターの下に重ねてX素材とする。

出典:遊戯王OCGカードデータベース
 

要約
「ジェネレイド」を任意の数リリースし、その数だけ墓地からX素材を補充

 

ご覧頂いて伝わったかと思いますが、フィールド魔法の《王の舞台》がメインエンジン兼、必須札となっています。

その為、いかにこの《王の舞台》を引き込むか、除去をされてもまた貼り直せるかがとても重要になってきます。

 

5.詳細な戦い方

詳細って言ってもかなりざっくりと解説するんですけどね。(大嘘)

 

5-1.特に気を付けること

「ジェネレイド」で特に大事になってくるのは何度も言っていますが、

如何に《王の舞台》を貼り続けていられるか?です。

下級モンスターが存在せず、肝心の「ジェネレイド」を場に出す基本手段は《王の舞台》のみなので、全力で《王の舞台》を握り、何としてでも貼り続ける状況を作る必要があります。

相手は《王の舞台》を見るや否や全力で除去してくるでしょう。

昨今は《トロイメア・ユニコーン》等、万能魔法罠除去モンスターをよく見かける環境ですので尚更その危険性は高く、常に意識する必要があります。

なので、例えば「《王の舞台》を貼った状態ではあるが《王の襲撃》がセットされている。」等、2枚目の《王の舞台》が控えている状況を常にキープできるのが望ましいです。

 

5-2.《ジェネレイドトークン》について

次に気を付けることとして、《王の舞台》で出せる《ジェネレイドトークン》の扱いです。

おおよその「ジェネレイド」モンスターの効果コストはこのトークンで賄えます。

そもそも《王の舞台》が「ジェネレイド」モンスターとそのコストを一緒に出すような設計になってますのでこれを利用しない手はありません。

ただ、このトークンは攻撃表示でしか出せず、攻撃力も1500とそこまで高くはありません。

序盤はそこまで気にせずにトークンを生成しても問題ないかもしれませんが、中盤以降は《ヴァレルソード・ドラゴン》等の強力なモンスターの格好の的になってしまいますので、戦局に合わせてトークンを出すか否かの慎重な選択が必要となってきます。

そんな《ジェネレイドトークン》ですが、召喚素材制約は特にありませんので《ホップ・イヤー飛行隊》等で活用すると言う手もあります。

《ホップ・イヤー飛行隊》風/☆2/獣/チューナー/効果ATK300/DEF600このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:相手メインフェイズに、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、そのモンスターとこのカードのみを素材としてS召喚する。出典:遊戯王OCGカードデータベース

 

このカードを使って《獣神ヴァルカン》《ハイパーサイコライザー》などを立てて、相手の動きを別方面から妨害できると相手の意表を突けるのではないでしょうか。

他にもトークンを使って《ラピッド・トリガー》《始祖竜ワイアーム》を融合召喚して壁にするのも面白いと思います。

このトークンの活用方法でユニークさが出ると言っても過言ではないのではないでしょうか。

 

5-3.立ち上がり

まず、望むべき立ち上がり方は色々とありますが、まずは最低限として以下ができれば良いです。

 

①全力で先行を取る

《王の舞台》を発動

③ターンエンド

 

え?これだけ?

と思うかもしれませんが、とりあえず最低限これだけ出来ればよいです。

後攻を取ってしまった場合は、相手が除去札を使わないことを全力で祈って《王の舞台》を貼りましょう。

その後は相手ドローフェイズのドローをトリガーに《王の舞台》を発動。

まずは《氷の王 ニードヘッグ》もしくは《剣の王 フローディ》を出して牽制すると良いでしょう。

 

5-4.その後

《氷の王 ニードヘッグ》《剣の王 フローディ》が一緒に並んでる状況が作れると、とんでもなく強いのでまずはこれを作れると良いかなと思います。

《鉄の王 ドヴェルグス》《死の王 ヘル》を活用したり、《永の王 オルムガンド》等の効果で《王の舞台》を自分のターン中でも起動できれば難なく揃うと思います。

ちなみに《王の舞台》の①の「デッキから「ジェネレイド」モンスターを特殊召喚する」効果は同名ターン1効果ではないので、例えば《王の襲来》を使うと2回効果の起動が出来ます。

 

5-5.更にその後

暫く動いているとデッキ内の「ジェネレイド」が枯渇してきて、《王の舞台》の弾切れが起きる最悪の事態が近づいてきます。

なので自分のデッキに入れている「ジェネレイド」の数と、あと何回《王の舞台》の効果を使えるかを考えながら立ち回る必要が出てきますので注意して戦いましょう。

とりあえず《氷の王 ニードヘッグ》《剣の王 フローディ》での足止めが効いていれば、相手のモンスターは壊滅状態だと思いますのでそのまま押し切りましょう。

《真竜皇V.F.D.》等を立てて更に追い討ちの一手を打っても良いかなと思います。

《真竜皇V.F.D.(ザ・ビースト)》
闇/★9/幻竜/エクシーズ/効果
ATK3000/DEF3000

レベル9モンスター×2体以上
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、属性を1つ宣言して発動できる。ターン終了時まで、フィールドの表側表示モンスターは宣言した属性になり、宣言した属性の相手モンスターは効果を発動できず、攻撃もできない。この効果は相手ターンでも発動できる。②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分の手札の「真竜」モンスターの効果で破壊するモンスターを相手フィールドからも選ぶ事ができる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

 

少し雲行きが怪しい場合は《剣の王 フローディ》の効果や、《星遺物の胎導》等から《星神器デミウルギア》を出して場を無理やりこじ開ける…等で戦況の天秤をこちら側になんとか向けさせましょう。

《星神器デミウルギア》闇/L3/サイバース/リンク/効果マーカー:左、右、下ATK3500レベル5以上のモンスター3体 このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。このカードはリンク素材にできない。①:リンク召喚したこのカードは他のモンスターの効果を受けない。②:種族と属性が異なるモンスター3体を素材としてこのカードがリンク召喚されている場合、自分メインフェイズに発動できる。このカード以外のフィールドのカードを全て破壊する。③:相手がEXデッキからモンスターを特殊召喚した場合に発動できる。デッキから「星遺物」モンスター1体を特殊召喚する。出典:遊戯王OCGカードデータベース

 

「ジェネレイド」は狙っているかのように種族と属性がバラバラなので、何とか展開できれば《星神器デミウルギア》を出せるかと思います。

とにかく、《王の舞台》の弾切れが起きて何も出来なくなる前に何とか勝負をつけましょう。

 

6.さいごに

ここまでご覧頂きありがとうございました。

かなりザックリ解説でしたが「ジェネレイド」の魅力が伝われば幸いです。

記事投稿が間に合えば、私が実際に使用している「ジェネレイド」のデッキを紹介しようと思いますので、もし公開されましたらそちらもご覧いただければと思います。

それでは、ご視聴ありがとうございました!


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