【環境考察】アドバンス環境 2024年3月【最強デッキ】

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【環境考察】アドバンス環境 2024年3月【最強デッキ】

 こんにちは、神結です。

 GPの一次抽選も終わり、着々と本番が近付いてきました。

 私は今回は選手参加しようと思い、意を決して応募しましたが、悲しいことに一次抽選には落選しました。気持ちを切り替えて二次待ちです。

 そう、なんといっても今回のGPはアドバンスでの開催があります。それに伴って、全国的にもアドバンスCSが大幅に増加中です。

 というわけで、ぜひこの記事を読んでアドバンスの環境を把握しておきましょう!

 また来る3/31には全国大会も開催され、例年通りならばそちらでもアドバンスの試合が行われる筈です。

 この記事はその際の観戦ガイドとしても、ご活用していただけたらと思います!

2024年2月環境はこちら!

目次

今月のアドバンス環境~新環境の顔ぶれは?~

 3月1日に行われた殿堂発表も、先日無事に施行されました。

 殿堂に関しては以前書いた別記事を参照していただくとして、アドバンスではどのような変化があったかと言うと、ぶっちゃけほぼ変化はありませんでした

 しょうがない、だってそういうレギュレーションだし。

 というか《邪帝斧 ボアロアックス》がプレミアム殿堂になりました! とかの方が遙かに嫌だしな……。

 ただし【赤青マジック】は《機術士ディール / 「本日のラッキーナンバー!」》のプレ殿によって無視出来ない弱体化はしていますし、【アナカラージャオウガ】や【青黒魔導具】といったアドバンスでもボチボチ存在していたデッキたちは今回の殿堂で撤収することにはなりました。

 これによって各デッキたちの相性関係にもやや変化が起こり、上位デッキたちのパワーバランスも微妙に変化しています。

 もしかしたら後世の歴史では「新殿堂が環境にすぐさま影響を及ぼすことはなかった」と言われるかもしれないくらいの僅かな変化ではありますが、リアルタイムを生きている者として、これは書き残しておこうと思います。

2024年3月環境デッキ

 というわけで、新殿堂以降の環境について、その主要デッキを見ていきましょう。

Sランク

白緑天門


 前環境に引き続き、白緑天門は上位をキープ。危ぶまれていた《超七極 Gio / 巨大設計図》のプレミアム殿堂とかも特にありませんでしたね。

 ちなみにこの前友人と話したときに「このデッキは【白緑天門】というよりも、【白緑スターゲイズ・ゲート】なのでは?」といった話になりましたが、仮にそれが事実だったとしても天門と呼ばせていただきます。

星門より天門の方がカッコいいし……。

 このデッキですが、ぶっちゃけ2ターン目に《巨大設計図》さえ撃ててしまえば、幾つかの対面にはほぼEXウィンみたいなところがあります。後の数ターンは余興です。

いきなりつよい、いちばんつよい

 たまにこの時点で3ブースト、《星門の精霊アケルナル / スターゲイズ・ゲート》、《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》と見せられて後の動きまで確定する、なんて試合もありますからね。

 巨大がなくとも3→5の《支配の精霊ペルフェクト / ギャラクシー・チャージャー》はもちろん、後引きの《巨大設計図》と併せてマナを伸ばしていくプランもあり、時にランプ戦術から大型クリーチャーを投下していくゲームも存在しています。

 あとは一度着地した《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》が、なんとかしてくれます。

 そして環境的な変化で言えば、《機術士ディール / 「本日のラッキーナンバー!」》のプレ殿はとにかく大歓迎です。

 【赤青マジック】が《単騎連射 マグナム》を絡めたフィニッシュを要求されることになり、またこれまで行われていたナンバーで1ターン稼いでその間に単騎を探してくる、といった戦い方もされることはなくなりました。

 マジック側としては先攻じゃないとカードを探しにいく手間が割けず、後攻は3キル要求をされます。ナンバーあってもそれ自体は変わらないのですが、ナンバーによってターンを入れ替える手段がなくなったのは大きいです。

 そんなわけで前環境ではマジックの一歩後ろといったところでしたが、現在は並び立っていると言ってもよいかと思います。

デイガドルマゲドン


 こちらは前環境ではAとしていましたが、相対的に評価が上がってSランクの一角とさせていただきます。

 ナンバーが環境に与えていた影響って、たぶんオリよりアドの方が大きかったんですよね。

 元々マジックに対してはそこそこ強いデッキではありましたが、マジック側の上振れ要素が1つ消えたことで、より安定した受けが実現。戦績も安定することとなりました。

 このデッキの強みは、《魔光神官ルドルフ・アルカディア》による上振れもありますが、それよりもむしろ《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》を無理なく採用・プレイ出来る点にあるでしょう。

【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / エンジェル・コマンド・ドラゴン / ソニック・コマンド / 文明 光/火 / パワー11000 / コスト7

■自分のマナゾーンに光または火のカードが合計5枚以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。
■EXライフ
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。次の相手のターン、相手はクリーチャーを1体しか出せない。

 しかしこのデッキはリソース札に乏しく、ゾージアを常に抱えられる訳でもありません。そこがこのデッキの弱点とも言えます。

 また初手の《魔の革命 デス・ザ・ロスト》など、引いて嬉しくないカードもあり、「貰った手札でどのように戦うか」が問われるデッキでもあります。

封印から落ちたときが一番強い

 使いこなすには相応の練度が求められるので、玄人向けと言えるでしょう。

 

 ちなみに余談ですが、《終焉の禁断 ドルマゲドンX》は封印に関するルールを変更しているため、相手の場に《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》がいようが《単騎連射 マグナム》があろうが、召喚しようとすれば場に出なくても封印を外すことが可能です。

 そのため、《終断χ ベガスランチャー》によって《単騎連射 マグナム》下でも禁断爆発が出来ちゃう……ということになります。

自分のバトルゾーンに《 FORBIDDEN STAR~世界最後の日~ 》があり、相手のバトルゾーンに《 龍世界 ドラゴ大王 》がいます。自分が《 終断Δ ドルハカバ 》を召喚した際、《 終断Δ ドルハカバ 》は《 龍世界 ドラゴ大王 》の効果によってバトルゾーンに出るかわりに墓地へ置かれますが、この際、封印を外すことは出来ますか?

公式HP「よくある質問」より

  ただし召喚できないものは無理なので、《時の法皇 ミラダンテXII》や《暴走龍 5000GT》などにはケアされることになります。

 またGPに向けて復帰する人は特に要注意なのですが、相手の《終焉の禁断 ドルマゲドンX》に対して《テック団の波壊Go!》の5以下バウンスを選択した場合でも、現在は裁定変更によって破壊置換効果を適用出来るようになっています。

 ですので昔のようにダイスベガスからのテック団+猿飛バイケンでEXウィンは出来なくなった点はご留意ください。

自分の≪ 終焉の禁断 ドルマゲドンX ≫がバトルゾーンにいる状況で、相手は《 テック団の波壊Go! 》を唱えて「バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す」を選択しました。この場合、どのような処理になりますか?
参照:《 FORBIDDEN STAR~世界最後の日~ 》

公式HP「よくある質問」より

(何故か旧裁定の方もよくある質問に残っていますが、裁定は最新のものが正しいとお考えください)

赤青マジック


 いや、変わらないんかいと言われるかもしれませんが、これでも落ちました。先月は1人だけS+にいましたからね。

 理由はご存じの通り、《機術士ディール / 「本日のラッキーナンバー!」》がプレミアム殿堂入りしたことによるものです。

 これによって、環境上位陣への勝率がやや低下したことで、ランクも僅かに下がった、と認識して貰ってOKです。

 しかし引き続き殴るデッキの中では最強に位置しているのは間違いなく、「やや楯は薄いけど、コントロール勝負で天門やデイガに抗おう」などと考えているデッキたちを粉砕し続けています。

 

 まぁ天門に抗えるデッキが存在していることは、環境としては正しい形だとは思っています。

 ちなみにナンバーの開いた枠については、多くの人は《ファイナル・ストップ》を採用しています。

 ただまぁナンバーと違って《芸魔隠狐 カラクリバーシ》で撃てないし、後手番を持つと使いづらいしと、流石にナンバーの代わりとはいかないですね……。

 

Aランク

4cドラグナー


 残念ながら《爆熱剣 バトライ刃》は帰ってきませんでした。そりゃそうか。

 《最終龍覇 グレンモルト》は強力ですが、引き続き上位には不利が付くのでこのランク。天門には不利、マジックには個人的にはやや不利、ドルマゲドンにはやや有利くらいの認識でいいと思います。

【 クリーチャー 】
種族 ガイアール・コマンド・ドラゴン / ヒューマノイド爆 / ドラグナー / 文明 光/闇/火 / パワー6000+ / コスト7

■スピードアタッカー
■パワード・ブレイカー
■バトルゾーンにある自分のドラグハート1枚につき、このクリーチャーのパワーを+3000する。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、または自分のターンのはじめに、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト5以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する)
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分のドラグハートを1枚、超次元ゾーンに戻してもよい。

 最近では《インフェル星樹》を1枚削って《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》を4枚採用した型などもちょくちょく見られるようになりました。自分はいまのところ、ゾージア4、アイラ1のリストを使っています。

ドラゴンデッキの要だけども

 こちらはデッキを回すギミックや、《インフェル星樹》などのインチキリソースカードもあるため、ゾージアにアクセスしやすいのも強みでしょう。

 また、最速3ターン目に《最終龍覇 グレンモルト》から走ることも不可能ではなく、ドルマゲドンの3ターン《魔の革命 デス・ザ・ロスト》に通ずる上振れも兼ね備えています。

 マジックの弱体化の影響ですが、元々この対面にはナンバー以上に《同期の妖精 / ド浮きの動悸》が強かったため、相性としてはそこまで変化もなかったかな、という。

もうがんばらないで同期ちゃん

 受け自体は強いデッキでもあるため、マジックほどの速度・貫通力のあるデッキでなければちゃんと受かるのですが……。

赤黒バイク


 お馴染みのバイクも、かなり優秀なデッキです。しっかり結果も残しています。

 GPに出る方でも、バイクを使いたいなんて人も多いんじゃないでしょうか。

 基本的な動きは昨年から変わっていません。《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》と《禁断の轟速 ブラックゾーン》、そこに《龍装者 バルチュリス》を加えた2+3+バルチュが狙いとなっています。

【 進化クリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド / 侵略者 / 文明 火 / パワー11000 / コスト6

■進化:火のクリーチャー1体の上に置く。
■侵略:火のコマンド(自分の火のコマンドが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーの攻撃中、相手は「G・ストライク」を使えない。
■各ターン、このクリーチャーの最初の攻撃の終わりに、このクリーチャーをアンタップし、一番上のカードを破壊する。

 ここから派生して《影速 ザ・トリッパー》を使って先に楯を4枚にしてからの1+3+バルチュなどもありますね。

チャージャー環境なのでかなり強い
こいつは昔から普通に強い

 現在の型は、《アーテル・ゴルギーニ》を採用してゲームを引き延ばし、《単騎連射 マグナム》にアクセスして相手を確殺するプランを用意したものが主流となっています。

【 クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ディネロ / スーパーカー・ドラゴン / 文明 闇 / パワー6000 / コスト5

■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、次の中から2つ選ぶ。(同じものを2回選んでもよい。)
►相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。
►自分の山札の上から4枚を墓地に置く。
►コスト4以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。
■このクリーチャーが離れる時、かわりに自分の他のクリーチャーを1体破壊してもよい。

 また直近では新たに《偽りの希望 鬼丸「終斗」》を獲得。これによって10000ラインまでの除去も可能となり、《ガル・ラガンザーク》や《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》も対処可能になりました。

【 クリーチャー 】
種族 レッド・コマンド・ドラゴン / アンノウン / 文明 火 / パワー6000+ / コスト6

■相手のマナゾーンに多色カードがあれば、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■自分のターン中、このクリーチャーのパワーを+4000する。
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
■自分のクリーチャーがバトルに勝った時、カードを1枚引いてもよい。

 ただし《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》は天敵で、EXライフによる楯追加でこのリーサルをズラされたり、そもそもゾージアの効果でこうした侵略コンボが大きく制限されることになります。

 しかしそれでも楯が強いこのデッキならば、踏ませ方が噛み合うと凄まじい逆転劇を作り出すことも可能です。

 まー「楯を全パンして、あとは相手がトリガーを踏むのを待つ」という、バイクの伝統芸は今でも継承されていますね。

 大きく不利が付くというデッキも少なく、去年のように対サガ一点特化というわけでもないため、近年でも「かなり強いバイク」なのではないでしょうか。

今月の注目?デッキ

黒緑アビス


 せっかくなので、ちょっと話題となっていた黒緑アビスの紹介をしましょうか。

アドだとドギラゴンXになれるのが強みのジャガ様

 このデッキはオリジナルで結果を残し、アドバンスではどうかというところで、一時期「強いのではないか?」と話題になりました。

 で、結論から言うと、使ってみての個人的な感想にはなりますが、まー、うーん……Dランクくらいですかね……。

 私はCSでも使ったんですけど、2回出て合計1-7です。わはははは。

 ちなみに変に邪推されたくないので先に明言しておきますが、このデッキを使ったことに後悔はないですし、自分で使いたかったので使いました。

 またCS中のプレイ分岐でミスった部分もあったので、もっと上手い人が使えばもうちょっとマシな戦績となっているかもしれません。

 とはいえ、キャリーしてくれるデッキではないのは確かだと思います。

 メクレイドに頼るためデッキの動きそのものがどうしても安定しないことや、アドの世界ではデッキパワーそのものが飛び抜けている訳では無いこと、ゾージアにマジレスされること、馬鹿正直に殴ってることなどなど、原因自体はそこそこあります。

 また《アビスベル=覇=ロード》の11000というパワーラインですが、アドバンスでは大抵のデッキでは次元から《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》が飛んで来ることもあり、だいたいパワー負けします。

 その上で、出されたレゾバスの対処にも頭を悩ませることとなります。

ヨビリンさんのサポートは必須ですね

 これが一番キツかったかな。処理出来ないカードが多すぎたんですよね。

 これは《禁断の轟速 ブラックゾーン》なんかでも起こりましたね。しかも、なんかついでのように乗せてくる重しが取れない。黒緑アビスは封印を外せないデッキでもあるため、普通に殴り続けられるだけで辛く、割と対バイクは詰んでるなーと感じました。

エモコア「禁断」宣言に巻き込まれるタイプ

 期待されていた対天門も、《巨大設計図》+《支配の精霊ペルフェクト / ギャラクシー・チャージャー》、そして《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》から繰り出されるリソース・展開に付いていけなくて割とボコボコにされた試合が多かったです。

メインフェイズ中にドロソだけ撃ってることが許される理由

 でもな、勝つときはめっちゃ気持ちよく勝つから忘れられないんだよな……。強い弱いは別として、楽しいのは間違いないんだよな……。

 個人的にアドバンスのアビスの一番楽しい要素は《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》です。これ、無限の可能性があります。

アドのアビスはコイツで楽しめ!!

 やはりパクリたいのは《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》や《最終龍覇 グレンモルト》といった、最強クラスのドラグナーたちでしょう。

 正直、このカードから出来るキモいことを超次元の8枠を使って表現するのが、このデッキの一番の楽しみ方なのではと思ってる節があります。実際、次元を検証してる時めちゃめちゃ楽しかったんだよな……。

誇張抜きにちょうど10年ぶりに使ったかも?

 またオリではオバキル認識されがちな《邪闘 シス》ですが、アドバンスではいい塩梅の捲りカードになってくれます。

【 クリーチャー 】
種族 アビスキマイラ / 文明 闇 / パワー9000 / コスト6

■アビスラッシュ:このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-∞する。
■このクリーチャーが攻撃する時、アビス・W・メクレイド5してもよい。(アビス・W・メクレイド5:自分の山札の上から6枚を見る。その中から、コスト5以下のアビスを2枚まで、コストを支払わずに使う。残りを好きな順序で山札の下に置く)

 特に《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》や《聖魔連結王 ドルファディロム》などをEXライフごと粉砕出来るのは強みです。《∞龍 ゲンムエンペラー》も破壊出来るのも嬉しいポイント。

デュエマのルールでは、∞を∞で引くとパワー0になるので破壊出来ます

 あとはアビスWメクレイドしても、全然オバキルになりません。1回作った盤面をぐちゃぐちゃにされたあとに、アビスラッシュでシスを出してリカバリー……みたいなゲーム進行を狙ったりもします。

 

 ちなみに零龍の採用については、相手の手札+1のデメリットがキツい。個人的には無理対面を作っちゃうことが気になって避けました。全体除去は強いんですが、手札増加したマジック強すぎるし、バイクもだし、天門もだし、それまでに負けちゃうんだよな。

 これからも環境以外でも気になるデッキは都度触って、使用感などをご紹介出来ればと思います。

(なお今月の注目デッキで逆アポロを取り上げることも考えたのですが、このデッキと対戦してて楽しい人はたぶん存在しないので、紹介しないことこそがアドバンスの発展に繋がると思ってやめました。万が一流行するようなことがあったら、みんなの思い思いのデッキで《 オールデリート 》を撃ってあげてください。ブラックキャップくらい駆除効果があります)

おわりに

 というわけで、今月のアドバンス解説はいかがだったでしょうか?

 せっかくのアドバンスの大型イベントなので、皆さまには是非盛り上がっていただけると何よりです。

 そしてここでアドバンスの楽しさを知ってもらえたら……私としては、それに越したことはないですね。

 それではまた来月、お会いしましょう!


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