はじめに
4/4発売の『ドキドキつよいデッキ 25の王道 相手の隙に一撃必殺!水闇手札破壊デッキ』、もうチェックされましたか?
ランダムで25種のデッキが封入されるという初の試みということで、「どんなデッキがあるのか知りたい!」「手に入ったデッキの使い方を知って改造したい!」という方も多いのではないかと思われます。
というわけで、この記事ではこの『ドキドキつよいデッキ 25の王道相手の隙に一撃必殺!水闇手札破壊デッキ』の収録リストとともに、カード解説・デッキの回し方・改造案までがっつり解説しちゃいます!
過去の最速攻略シリーズから引き続き、このデッキからデュエマに入る初心者にも向けて、詳細に説明していきますよ。
ちなみに、カーナベルでは『ドキドキつよいデッキ 25の王道 相手の隙に一撃必殺!水闇手札破壊デッキ』の収録カードを発売日当日の4/4(土)から販売予定です!
デッキの強化用カードや、他のデッキのパーツもたくさんご用意しておりますのでぜひご利用ください!
目次
デッキリスト
「相手の隙に一撃必殺!水闇手札破壊デッキ」ということで、このデッキはハンデス(手札を捨てさせる戦術)を得意とする「デスパペット」たちを軸にしたデッキとなっております。
イラストのダークな美少女さと、その残忍な手札破壊効果から、古参プレイヤーから未だに人気の高いカード《 解体人形ジェニー 》。彼女を愛する人たちの存在からか、デスパペット全体が手札破壊戦略を猛烈に後押しするような方向に推されていっています。
そうでなくても「手札=動ける選択肢+マナに置けるカード」であるデュエルマスターズに於いて「手札破壊・ハンデス」という戦術は常に魅力的な選択肢であり続けました。
そんな性格の悪い戦術を楽しめるのもデュエルマスターズの楽しさの一つ!
しかも、このデッキには反撃すらもほとんど封じてゲームを終わらせる、一撃必殺のギミックも搭載されています。(詳しくはカード解説にて)
近年に増加した水/闇のコントロールデッキ向けカードのおかげで、まっすぐ殴ってくるデッキも簡単にいなしながら戦えるようになっており、初心者から上級者におすすめできるデッキです。
弱点としては、手札へ干渉しながら動くデッキのため、初心者向けでありながらも、ある程度「このカードを墓地に置いておけば相手は困るな」という知識が必要であることです。
これに関しては、ハンデス大好き!嫌がらせ大好き!という自認があるプレイヤーなら、是非腕を磨いて楽しんでもらいたいポイントでもあります。
構築的な面での弱点は、S・トリガーやG・ストライクなどの、相手の攻めを止める・切り返すカードの不足でしょうか。
これもカード解説で書きますが、《 終止の時計 ザ・ミュート 》を使ったギミックで、相手のターンの攻撃をいなすテクニックがあります。
……と、こんな感じに「カードとカードの相互作用でコンボをする」要素も多いデッキ、カードゲームが大好きな人は是非楽しんでみてください!
カード解説
基本の動きのカードたち
《 龍后人形メアリー・ジェニー 》×4

【 クリーチャー 】
種族 デスパペット / ドラゴンの花嫁 / 文明 水/闇 / パワー6000 / コスト5
■ジャストダイバー
■W・ブレイカー
■自分のデスパペット・クリーチャーすべてに「ブロッカー」を与える。
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を墓地に置いてもよい。その後、コスト4以下のデスパペットを1つ、自分の墓地から出してもよい。
■自分のデスパペットが離れた時、カードを1枚引いてもよい。その後、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。キスト)
かの《 解体人形ジェニー 》のリメイク。このデッキの表紙にもなっています。
ジャストダイバー(次の相手のターンまで選ばれず攻撃されない)・Wブレイカーに加えて、それぞれが連動した3つのデスパペットをサポートする能力を持っています。
出た時にデスパペットを1つ蘇生して、その「出た時」効果でハンデスをしかけて、さらに相手が殴ってこようとすると、ブロッカーになったデスパペットでブロックして、さらにハンデスを進めていく……という陰湿なシナジーを、1枚で作っています。
しかしながら、現代のデュエル・マスターズにおいて、マナ加速を使わずに5マナは結構遠い道のり。まずはこのメアリー・ジェニーに辿り着くのが、このデッキの最初のチェックポイントになります。
2つ注意点として、1つ目は「自分のデスパペット・クリーチャーすべてに「ブロッカー」を与える」効果のおかげでメアリー・ジェニー自身もブロッカーであるということ。これは慣れていないと見落としやすいので注意です。
2つ目は「デスパペット1つを墓地から出しても良い」「デスパペットが離れた時」の能力はタマシードのデスパペットも対象内です。このデッキ単品ではほぼ影響はありせんが、改造する時に効いてくることが多いので、覚えておいてください。
また「ドラゴンの花嫁」という見慣れない種族も持っていますが、これは背景ストーリーによるもの。ドラゴンの王子の心を射止めんとする、ジェニー家の次期当主をやっているそう。
デッキを回して彼女に興味を持った方は、こういう背景ストーリーも調べてみましょう!
《 特攻人形ジェニー 》×4

【 クリーチャー 】
種族 デスパペット / 文明 闇 / パワー1000 / コスト2
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうした場合、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
出た時に自身を破壊することで、相手の手札を1枚捨てるクリーチャーです。
2ターンめに挨拶の代わりに相手の手札を1枚墓地に置くのが、このデッキの基本ムーブになります。
また、「自分自身を破壊して使う能力」というのがポイントで、《 龍后人形メアリー・ジェニー 》の蘇生効果の対象になることもさることながら、彼女が場にいるなら、その「デスパペットが離れた時」の能力を誘発させることも可能。
この場合は「1枚ランダムでハンデス→自分は1ドローしてもう1枚選んでハンデス」という超お得なコンボになります。
逆に「破壊してもよい」というテキストであるため、《 龍后人形メアリー・ジェニー 》が場にいる時はブロッカーとして残しておく選択肢もあります。
こんなシンプルなカードに、無限の利用法がある……という、カードゲームの面白さを体感できる1枚です。
《 冥土人形ヴァミリア・バレル 》×4

【 クリーチャー 】
種族 デスパペット / 超化獣 / 文明 水/闇 / パワー3000 / コスト3
■ブロッカー
■このクリーチャーが出た時、相手のエレメントを1つ選び、持ち主の手札に戻す。その後、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:6000
■W・ブレイカー
■相手がカードを引いた時、それがそのターンに相手が引く1枚目でなければ、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。
メアリー・ジェニー家の「冥土人形」の一人にして、現代デュエル・マスターズの大人気カードの1枚です。惜しげもなく4枚投入されています。
まず、出た時の効果は相手のエレメントを1つ戻した後に、1枚ランダムで手札を捨てさせる効果。
シンプルながら極悪な組み合わせの能力で、場の展開を進めようとした相手を挫きながら、さらに手札まで捨てさせるという、長期戦に持ち込むデッキの欲しいものを兼ね備えたカードです。
ゲーム後半で相手の手札が0枚ならば、「相手のエレメントを戻す→そのまま捨てる」で切り札をそのまま除去するようなムーブも可能になってきます。
これだけでも最強なのですが、さらにこのクリーチャーは「ハイパー化」という起動型能力を持っており、他のクリーチャー1体タップすることで「ハイパーモード」以下のテキスト欄の能力を得て、パワーが6000になります。
こちらも大変強力で、手札破壊デッキの弱点とも言える「ドローカードで手札を増やされると手札破壊の意味がなくなる」という部分を強烈に咎める効果を得ます。
パワーが6000になることで「パワー◯◯◯◯以下除去」やマッハファイターに強くなるのもポイント。手が空いた時に積極的にハイパー化していきましょう。
《 解体人形ジェニー 》×2

【 クリーチャー 】
種族 デスパペット / 文明 闇 / パワー1000 / コスト4
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手の手札を見てその中から1枚選び、捨てさせる。
出たときから現在まで、唯一無二のコストパフォーマンスを持つ「選んで捨てさせる」効果のクリーチャーです。
ドキドキつよいデッキ版のフレーバーテキストにも書いてありますが、「相手の戦術や、次のマナ的にこれ落としたら困るだろうなあ」というカードを落としていきましょう。
また、相手の手札を見ることで「これから相手はこう動くデッキなのか」というアタリをつけることも重要!これから出てくるカードのどれに対処する必要があるかの予測も大事です。
シンプルながら、使い手の腕を要求してくる20年(!?)選手の名カードと言っても過言ではないでしょう。
《 修羅の死神フミシュナ/「この先は修羅の道ぞ」 》×2

【 ツインパクトカード 】
種族 デーモン・コマンド / 文明 水/闇 / パワー4000 / コスト4
■ブロッカー
■このクリーチャーが出た時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■各ターンに一度、相手が自身の手札を1枚捨てた時、自分はカードを1枚引いてもよい。
────────────呪文────────────
カード名:「この先は修羅の道ぞ」
文明:水文明
コスト:5マナ
■S・トリガー
■次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
▶カードを1枚引く。
▶相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
クリーチャーと呪文の組み合わさった、通称「ツインパクト」のカードです。クリーチャーとしても呪文としても扱います。カードとしては多色なので、マナに置くときはタップ状態です。
クリーチャー側は、出た時にランダムな手札破壊をする効果と、各ターンに1度、相手が手札を捨てた時に1ドローする効果です。
単純に、出すだけで自分は1枚得して相手は1枚損するカードで普通にヤバく、さらには後続の手札破壊効果にもドローが付いてくる、手札破壊デッキの超便利カードです。というか、手札破壊デッキ関係なしにコスパが良すぎて愛用されているカードです。
「各ターン」という書き方なので、相手が自分で自分の手札を捨てた時……例えば「捨てて引く」系の手札交換をしたときにも引けるのが嬉しいポイント。このデッキを使う時は、相手の動きにも目を光らせておきましょう。
呪文面は、「1枚引く」「相手のクリーチャーを1体戻す」を2回選べるS・トリガー呪文。手札から撃つほどのカードではありませんが、S・トリガーとしていつでもほぼ不発することがなくて、優秀な呪文になっています。
総じてデスパペットでこそ無いものの、水/闇のコントロールデッキを1枚で底上げしてくれるエリートです。
《 異端流し オニカマス 》×4

【 クリーチャー 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー2000 / コスト2
■相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)
■相手のターン中に、相手が召喚以外の方法でクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーを持ち主の手札に戻してもよい。
ハンデス戦略やいわゆるコントロール戦略の弱点である「さっさと大型クリーチャーを踏み倒しで出して、アドバンテージ差関係無しに速度で勝つ」という戦略を否定するカードです。
いわゆる「メタクリーチャー」と呼ばれている種類のクリーチャーで、この《 異端流し オニカマス 》は召喚以外の方法でのクリーチャーの登場をメタってくれます。
デュエル・マスターズにおいては、左を見ても右を見てもクリーチャーの踏み倒しからゲームを大きく傾けるデッキが多く、常に相手から選ばれない能力を持っていることもあって、大変頼れる1枚。
この「選ばれない」能力を生かして、完全にコントロールし切った後のシールド割りや、ダイレクトアタック要員になることもできます。
注意点として、「相手のターン中」にしか機能しない能力であることと、「メクレイド」等に代表される、召喚して踏み倒し、ないしは実行(プレイ)しての踏み倒しには反応しないことに注意。
難しい部分ではありますが、相手に対してどういうメタを貼るかも楽しい部分なので、是非覚えていってください!
《 終止の時計 ザ・ミュート 》×4

【 クリーチャー 】
種族 マジック・アウトレイジMAX / 文明 水 / パワー3000 / コスト3
■S・トリガー・プラス(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい。それが相手のターンで、そのターン中に自分のシールドが2つ以上ブレイクされていれば、このクリーチャーにP能力を与える)
P−このクリーチャーが出た時、このターン、相手はクリーチャーで攻撃できない。
■このクリーチャーが出た時、カードを2枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を1枚捨てる。
「S・トリガー」の変形版能力である「S・トリガー・プラス」を持ったクリーチャーです。
通常の出た時能力は「2マナ引いて、1枚捨てる」というシンプルな能力。
《 龍后人形メアリー・ジェニー 》など、このデッキには墓地からカードを蘇生する戦術が多いので、普通に召喚して、3ターン目の動きとしてもなかなか悪くありません。
そして、このクリーチャーの目玉であるプラス能力は「このクリーチャーが出た時、このターン、相手はクリーチャーで攻撃できない」というもの。
要するに、S・トリガーで出てきた場合に、相手の後の攻撃を全てシャットアウトする能力です。ほぼ確実にそのターンを凌ぐことができる上に、通常の出た時能力も、もちろん使用可能。切り返しの一手の用意もできる、素晴らしい1枚です。
《 斬隠蒼頭龍バイケン 》×4

【 クリーチャー 】
種族 ポセイディア・ドラゴン / シノビ / 文明 水 / パワー6000 / コスト6
W・ブレイカー
相手のターン中にこのクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。そうした場合、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
自分のシノビの「ニンジャ・ストライク」能力を使った時、カードを1枚引いてもよい。
旧枠のデュエルマスターズをやっていた人にはお馴染みの、シノビの当主。
一見すると「どうやって出すの?」となりそうなカードですが、
相手のターン中にこのクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。そうした場合、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
この能力によって、相手のターン中に前述の《 終止の時計 ザ・ミュート 》が出た時に、手札交換効果によって墓地へと送り込むと……なんと代わりに戦場に出てきます。さらに、相手のクリーチャーを1体手札に戻すことが可能。
単純に、同じく手札破壊を仕掛けてくる相手に対してのカウンターとしても非常に有効なカードです。
単純な守りのカードとは違った、変わった防御手段を担当している1枚ですが、ハマった時のリターンは大変大きいです。
余談ですが、このイケイケドラゴンも「蒼斬しのぶ」としてドラゴン娘になっています。デッキのkawaii比率を上げたい紳士の方は、是非ドラゴン娘版もチェックしてみてください。
《 ブレイン・スラッシュ 》×4

【 呪文 】
文明 水/闇 / コスト6
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■次のうちいずれか1つを選ぶ。自分のクリーチャーまたはタマシードの中に水と闇があれば、かわりに両方選んでもよい。
▶カードを3枚引き、その後、1枚捨てる。
▶コスト8以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。
手札交換か、コスト8以下のクリーチャーの蘇生のどちらかを選べるS・トリガー呪文です。
場に水と闇のクリーチャーやタマシードがいることで両方が選べるようになり、実質的に3枚引いて1枚好きなクリーチャーを手札から出すのような挙動になります。
2番目の効果で出す筆頭候補は、5マナと微妙に重い《 龍后人形メアリー・ジェニー 》ですが、そうでなくても《 冥土人形ヴァミリア・バレル 》を蘇生して、カードを引き込みつつ相手の攻め手を削るだけでも、相当に嫌な顔をされるでしょう。
また、これも「引いて捨てる」カードのため、《 斬隠蒼頭龍バイケン 》のトリガーにすることも可能。
このカードの存在があるため、相手のターンに攻め込まれている時に既に場にいる《 冥土人形ヴァミリア・バレル 》をブロッカーに回すかどうかは考えたほうがいいかもしれません。
《 絶望と反魂と滅殺の決断 》×4

【 呪文 】
文明 闇 / コスト5
■この呪文を、自分の墓地から唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く。
■次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
→相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。
→コスト4以下の闇のクリーチャー1体またはコスト4以下の闇のオーラを1枚、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
→相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。
5マナと少々重いものの、ハンデス・蘇生・除去というコントロールデッキに必要なものを、状況に応じて2つ選べる、コントロールデッキのための呪文です。
さらに、固有の特性として墓地から唱えることも可能で、とにかく撃てば撃つほど相手の選択肢を削っていけます。これを撃てる状況を作るところまでが、このデッキの中盤の目標と行ってもいいでしょう。
もう一つついでに抑えておきたいこととして、遅いデッキ同士でカードを引いたり、除去し合ったりしていると、デッキが切れて負けになってしまうことがあります。
しかし、この呪文は墓地からの詠唱後にデッキに帰っていくために、10マナまで溜めて打ち直していくことでデッキ切れでの負けを帳消しにしてしまうことも可能。ついでに、手札破壊で相手のワンチャンスすら潰せます。
とにかく、経験とセンスが活きるカードなので、いっぱい撃っていっぱい試行錯誤してみてください。
一撃必殺のコンボ
《 カレイコの黒像 》×4

【 タマシード 】
種族 オラクル / レクスターズ / 文明 闇 / コスト3
■シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのうように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
■いずれかのプレイヤーの山札から、手札以外のゾーンにカードが置かれる時、かわりにそのプレイヤーは、そのカードを墓地に置く。
少々変則的で複雑な能力を持っている、メタ能力持ちのタマシードです。
例えば「デッキの上から1枚目をマナゾーンに置く」といういわゆるブーストや、「山札の一番上をシールド化する」などのシールド追加等を咎めることができます。
メクレイドも、山札からカードを使っている扱いなのでメクレイドで出るクリーチャーは代わりに墓地に置くことが可能です。呪文に関しては効果を発揮してから墓地に移動するので、止まりません。
タマシードであるため、クリーチャーより対処されづらいのもメリットです。
こういう感じで、単体ではハンデスで関与できない・しづらい戦術を止めるだけのカードに見えます。
しかし……?
《 Vチャロン 》×2

【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 ゼロ / パワー8000 / コスト7
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーは自身の手札をすべて、好きな順序で山札の一番下に置き、その後、その枚数と同じ数、カードを引く。その後、そのプレイヤーは自身のシールドゾーンにあるカードをすべて好きな順序で山札の一番下に置き、その枚数と同じ数のカードを、山札の上から裏向きのまま、それぞれ新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。
ドキドキつよいデッキ版のフレーバーテキストでも解説されていますが、改めて説明を。
この《 Vチャロン 》というカード、要するに「プレイヤー1人を選んで、手札及びシールドを総入れ替えさせる」という効果を持っています。
これだけでははっきり言って大したことのない効果ですが、《 カレイコの黒像 》がある時に出すと、入れ替わるはずだったシールドが山札の上から代わりに全て墓地に行ってしまうため、シールドが0枚になります。
ということは、後は場にいるクリーチャーでダイレクトアタックして終わりです。お疲れ様でした。
これが、このデッキの名前にもある「一撃必殺コンボ」です。
手札破壊デッキの弱点である「シールドを割ってから逆転されると困る」という部分を克服するためのコンボなわけですね!
とはいえ、簡単に相手も決めさせないように動いてくるため、《 ブレイン・スラッシュ 》で墓地から釣って奇襲的に決めるなどしていきましょう。
デッキの回し方
①ハンデスと妨害で序盤から相手の動きを阻害!


とにかくこのデッキは序盤から動いて、相手の手札を破壊したり、妨害するクリーチャーを立てたりしましょう!
《 特攻人形ジェニー 》のハンデスや、《 異端流し オニカマス 》のメタ能力で、相手のやりたい動きをひたすら止めに行きましょう。
ゲームが長引けば有利になるのはこっち!の姿勢で、数々の嫌がらせカードで、ひたすら相手の選択肢を奪ったり、攻め込む前に止めたりしていきましょう。
②手札のアドバンテージ差を広げよう!


序盤のマウントを維持しながら、《 修羅の死神フミシュナ 》や《 龍后人形メアリー・ジェニー 》につなげて、さらにアドバンテージ差を広げていきます。
このデッキには「1枚で相手を追い込むカード」はないため、とにかくドローを進めつつハンデスにハンデスを重ねることで優位を取っていくのが大事です。
また、手札補充で乗り切ろうとする相手には《 冥土人形ヴァミリア・バレル 》のハイパー化が有効です。
反撃されそうになったら《 絶望と反魂と滅殺の決断 》の各モードを活用して乗り切っていきましょう。
③最後は一撃必殺でトドメ!


そうして完全に相手の選択肢を奪いきってしまったら、一撃必殺コンボの出番です。
《 カレイコの黒像 》がある時に《 Vチャロン 》を出すことで、相手のシールドは何枚あろうとも0枚になります。
そのまま、今場にいるクリーチャーで攻撃すれば、手札から防御できるカードがなければ勝ち! お疲れ様でした。
ちなみに《 冥土人形ヴァミリア・バレル 》をハイパー化させておくと、手札も1枚以上引けなくて1枚になります。
デッキ改造おすすめカード
そのままでも完成度の高いデッキですが、ここでは改造の際にあるとより楽しくなるカードをほんの少しだけご紹介いたします。
《 弾手人形ジェニムーン/月のダンスを見においで 》

【 ツインパクトカード 】
種族 デスパペット / 文明 闇 / パワー1000 / コスト2
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは攻撃できない。
■このクリーチャーが出た時、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。
────────────呪文────────────
カード名:月のダンスを見においで
文明:闇
コスト:5
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。
■この呪文を唱えた後、墓地のかわりに自分の超次元ゾーンに置く
さらにデスパペットに寄せていく時に真っ先に検討したい1枚。
「選んで捨てる」という弱いハンデスではあるものの、ブロッカーとして場に残ってくれる上に、かなり有用なS・トリガー呪文がついています。(超次元ゾーンに行くのは、あまり気にしないでください)
このカードに限らず、デスパペット強化と同時に周辺商品に色々なデスパペットが増えているので、ゴシック可愛い系のカードが好きな人は是非調べてみてください。
《 メアリー・ジェニーのお茶会 》や《 ジェニー&ガ:ナテハ 》など、デスパペットに寄せれば寄せるほど強くなるカードがたくさんあります!
《 DARK MATERIAL COMPLEX 》

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 パンドラボックス / 文明 闇 / パワー25000 / コスト1
■ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)
■このクリーチャーはタップして出る。
■他のクリーチャーが離れた時、または自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚目を表向きにして、このクリーチャーの下に置いてもよい。
■このクリーチャーの下のカードが7枚以下なら、このクリーチャーは離れず、アンタップしない。
■このクリーチャーの下に8枚目のカードが置かれた時、このクリーチャーをアンタップする。
■このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚、墓地に置いてもよい。そのカードがクリーチャーなら、自分の墓地から出す。
凄まじくややこしいことが書いてあるカードですが、1マナにしてコントロールデッキのフィニッシャーになれるカードです。
その強さ故に殿堂入りカード(1枚しか積めない)指定をされています。
ざっくり言うと「基本的に離れなくて、ターンのはじめと他のクリーチャーが1体離れるごとにカウントが進んで、8になったら動き出す」カードになります。
一見この「8カウント」というのは多く見えるのですが、コントロールデッキで消耗戦を仕掛けていけば、このカウントはすぐに進みます。そして、その時点でワールドブレイカーになって攻撃にいけます。
複雑怪奇ながらも、やたら小回りの効く書き方をしている能力のせいで、「8カウント状態でアタックして、7カウントの離れない状態に戻しながらワールドブレイク。このワールドブレイクで相手の除去トリガーが出たら(クリーチャーが離れたら)、もう一度アンタップして殴りに行く」や「8カウント状態のアタックで、相手のクリーチャーを離れさせるクリーチャーを墓地から出してアンタップして、2回目の攻撃を狙いに行く」などの、凄まじく器用な動きができるカードです。ザ・ラスボスカードと言って差し支えないです。
「カレイコVチャロン」ほどのわかりやすい即死コンボではありませんが、1マナとは思えないハイスペックカードなので、ゲームに慣れてきたら是非採用・運用してみてください。
《 飛翔龍 5000VT 》

【 クリーチャー 】
種族 マジック・アウトレイジMAX / 文明 水 / パワー12000 / コスト8
■このクリーチャーの召喚コストを、バトルゾーンにあるクリーチャー1体につき1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■ジャストダイバー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手のパワー5000以下のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。次の相手のターン中、相手はパワー5000以下のクリーチャーを出せない。
コントロール戦略の弱点である「序盤からクリーチャーをたくさん出して攻め込む」戦略を強力に咎めるクリーチャーです。
召喚コストの軽減効果が、お互いのクリーチャーをカウントするため、見た目より簡単に3・4マナで出てきます。
出た時効果は、相手のパワー5000以下のクリーチャーを手札に戻して、さらに5000以下を出せないロックを掛けるという強力なもの。これ1枚で「並べて・殴る」系のデッキは大きく減速します。
少々高額なカードではありますが、ガチ大会シーンに持ち込めるレベルに改造するならば、是非採用を検討したい1枚です。
また、余裕があれば戦略の核となる《修羅の死神フミシュナ/「この先は修羅の道ぞ」 》などを増やしてみるだけでもデッキはぐっと強くなりますよ!
デッキ改造案
ある程度デッキのテーマに沿いつつ、デッキをフルパワーで改造するなら……というテーマで、サンプルデッキを組んでみました。
もし見つからないカードがあれば、デッキリスト下部の「デッキ価格をシミュレーション」から直接カーナベルに買いに行けるのでぜひどうぞ!(注文は2000円以上からとなります)
コントロールデッキであるため、メタカードや守りのカードなど、その時々の流行や、使い手の趣味で色々と変わりそうなのですが、とりあえずこんな感じかな……?で改造したリストです。
何はともあれ、《 修羅の死神フミシュナ/「この先は修羅の道ぞ」 》は4枚にしたほうが絶対強くなると思います。デッキ再録でお値段が下がっている今がチャンス!
決まれば強力なものの、大きくデッキスペースを取る「ミュート+バイケン」のセットを抜いて、小回りの効くデスパペットを大きく増やしています。
《 異端流しオニカマス 》も、少し拘束能力こそ落ちるものの、デスパペットでありG・ストライクも持っている《 冥土人形ロッカ・マグナム 》へとチェンジしてデスパペット枚数を上げています。
これを一例として「手札破壊」戦術に寄せてみたり、「水闇コントロール」路線のカードを増やしてみたり、あるいはさらに「デスパペットデッキ」にしていったりと、自分の手に馴染むように改造してみてください!
今回のまとめ
- 『相手の隙に一撃必殺!水闇手札破壊デッキ』は、ドキドキつよい!
- ハンデスからコントロールして、一撃必殺を決めろ!
- さらに強力なカードを足して、自分だけのコントロールデッキを作っちゃおう!
今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします!

