日本に居ながらにして時差ボケする男
はじめまして。あるいはお久しぶりです。北白河と申します。夢を見ています。
いやあ。終わりましたね、超CS新潟。私もカバレージで参加しました。
結構珍しい祝日開催の大型イベントなんですが、新潟という関東圏にギリギリその日に戻れる場所なのでそこまでトラブルもない……というのにはちょっと感心しましたね。イベント運営って色々考えてるんだなあ(レベル1の感想)。
ところで、私はこの超CSを日曜開催だと思ってたんですよ。現地ですら、「連休の中日にイベントをやると、遠くからでも参戦できるんだな~」と、今が日曜日であることに何の疑いもなく。
曜日や祝日関係なく日付だけ見て動いてる仕事だと、こういうことがたまにあるんですよね。
えーと。そんなわけで、先週の連載が落ちました。ごめんなさい。
この企画は、「前人未到のデッキを組むことを目指し、毎週一本ずつ新たなデッキを作成する」ものとなっています。
というわけで、夢のように不確かにやっていきましょう。今回のテーマは、こちら。
《水蜃 フカフチノカミ》

【 クリーチャー 】
種族 ミズガミ/ロスト・クルセイダー / 文明 水 / パワー8000 / コスト6
■このクリーチャーを[水(3)]支払って召喚してもよい。そうしたら、このクリーチャーが出た時、自分のクリーチャーを1体手札に戻す。
■W・ブレイカー
■自分のロスト・クルセイダーが出た時、カードを1枚引いてもよい。
■相手のターンに1度、相手がカードを実行した時、自分の手札の枚数以下のコストを持つ水のロスト・クルセイダーを1つ、自分の手札から出してもよい。
というわけで、今回のテーマは《水蜃 フカフチノカミ》。
神岬ロストの【ロスト・クルセイダー】戦略の実質的な核となる一枚ですね。
今回はこのカードを活かして、みんな大好きニチャニチャコントロールの夢を見ていこうと思います。
さて。デザイナーズの【ロスト・クルセイダー】という戦略は、ざっくり言えば「セルフバウンスによる手札増強とメタクリによる妨害でゲームを引き延ばしつつ《 水蜃 フカフチノカミ 》でそれら両面を加速して優位を取るヘビーコントロール」。
攻撃誘導で生存性を高めつつ毎ターンアドを稼ぐ《 水神 ミヅハノメノカミ 》の戦略をさらに極端にした感じですね。
ただし、そのぶんフィニッシャーに苦労するのは悩みどころ。
通常の構築だと《 断罪のロスト・サイン 》から《 瀑水神 ミヅハノオオミカミ 》を召喚して強引にゲームを終わらせるのが想定回答っぽいんですが……どうしても構築枠が圧迫されてしまうのはいかんともしがたいところです。
加えて、このデッキは現代デュエマでは珍しい気の長いコントロール。突然ゲームを終わらせるのではなく、長い時間をかけて勝つパターンを考えてみたいですね。
今回は、これをテーマにデッキを組んでいきましょうか。
さて。気長にやって勝つ手段と言えば、やっぱり追加ターン。
こうしてターンを稼げば稼ぐほど《 水神 ミヅハノメノカミ 》《 嵐神 ミヅハノクエビコ 》で相手のデッキから効果を搾り取れますし、相手の山札を削りつつ勝ちに向かえそうです。
とはいえ、いくら手札補充ができるとはいえ、単発の追加ターンではさすがにゲームが終わらなさそうな気配があります。積めば積むほど枠を圧迫するのも辛いですし、ここは工夫が要りそうですね。
となると、必要なのは『追加ターンを行いつつ、ちゃんとゲームを終わらせることができるフィニッシャー』になりそうですが……?
ゲームが終わるまで追加ターンを取り続ければいいのでは?
《 浪費する者 シキゴイ 》は、このゲームにおいて超貴重な「継続的に追加ターンが取れるカード」。
もちろん1ターンにつき手札10枚という莫大なコストを要求してきますが、そこは複数体の《 水蜃 フカフチノカミ 》とセルフバウンス持ちを駆使すれば十分達成可能です。
そして捨てるカードに《 永遠の少女 ワカメチャ 》を含めておけば、即座に山札回復ができるのでまた次のターンで《 永遠の少女 ワカメチャ 》入りの10枚ドローを行えばまた追加ターン……そう、「永遠」ですね。
こうすれば、《 水神 ミヅハノメノカミ 》《 嵐神 ミヅハノクエビコ 》でさらなる利益を得つつ相手の山札を削ってそのうち勝てるはず!
「疑似無限ターンを取ったあげく山札破壊で勝つ」という、考えうる限り最もニチャニチャした勝ちパターンを実現していきましょう。
というわけで、完成したデッキがこちらです。
どうですかこの勝つ気のなさ!
組んだ自分からしてもあまりの汚さにドン引きしています。
それはそれとして、注目枠は《 トムのゼリー 》。先置きブロッカー兼セルフバウンス先としてはもちろんのこと、4Tにこれ→《 水蜃 フカフチノカミ 》と動くことで手札をきっちり稼いでいけるんですよね。
また、カードをいっぱい引けるのを活かして採用カードを散らした構築にしています。回り始めると必要がなくなる余計なクリーチャーやシールドを手札に変換する《 邪魂転生 》《 デビル・ドレーン 》を積めたのがうれしいですね。
「7ターン目以降に切り札を素出しして勝つ」ならばもう《 CRYMAX ジャオウガ 》でいいという説もあるんですが……まあそれはそれとしてください。
ところでこのデッキ、相手のデッキにG城やタマシードといった「呪文でもクリーチャーでもないカード」が入っていた場合に勝てなくなるんですが……
その時は、《 浪費する者 シキゴイ 》を2体並べて毎ターン手札を20枚捨てて追加2ターンを取って疑似無限ターンに雪崩れ込みましょう。そこまでやらなくても、「1ターンに11枚以上引いて10枚捨てる」を行えばどこかのタイミングで追加2ターンは取れますしね。
もしまかり間違って《 永遠の少女 ワカメチャ 》が引けなかった場合は……まあ、諦めましょう。
さて。このデッキが真に「未踏」のデッキかを確認するためには、あと一工程必要です。それは。
デッキメーカーによる、先行研究チェックです。
キーパーツ数枚程度を含むデッキを検索することで、このアイデアが既出か初出があるかが見込める……ということですね。この検索結果が「1件」ならば、晴れて私は未踏の地に到達したことになります。
というわけで、《水蜃 フカフチノカミ》《 浪費する者 シキゴイ 》での検索結果は……!

『未踏』、達成……!
類似研究フェイズとあとがきフェイズを一体化しました
というわけで、夢を見ていました。
ちなみに、わざわざ【ロスト・クルセイダー】基盤に乗せずとも「最初に10枚手札を確保する手段」「1ターンに11枚以上ドローが可能な機構」「山札回復手段」さえあれば《 浪費する者 シキゴイ 》による疑似無限ターンは可能です。
特に《 芸魔桂馬 バセヌテレジ 》を噛ませることで毎ターン全自動で11ドローまで確定するギミックには可能性を感じていますので、個人的にちょっと掘ってみたいですね。
その際は、山札回復なしでも動けるようになる《 邪幽 ジャジーガイスト 》も添えてみてくださいね。
この記事の感想などありましたら、#未踏のデッキの夢を見てでのPostや拡散などなど心よりお待ちしております。
それでは、次の夢で。北白河でした。



