【アーティスト・ジョーカーズ】とやぶさか選手。
ご存じの通り超CS IX にてメタ外から突如あらわれ、そのまま優勝をかっさらっていった新アーキタイプとその使い手です。
GP の【赤青バイケンカウンター】に続き未知のデッキが大型大会を制すという大番狂わせに胸踊らされたプレイヤーは数多く……筆者もその1人です。
そのやぶさか選手は筋金入りのデッキビルダー。
あの【エターナルサイバー】の原型を作られてご自身で連続入賞されている他、【クローシスホルンハンデス】という環境外デッキでも入賞されています。
なんならガチまとめにて取材させて頂きました。
面白いのが【アーティストジョーカーズ】は彼の発案ではなく、粉バナナ選手というご友人の神ビルダーが作り、2人で調整した山だということ。
気の合う友と二人でデッキを練り上げ、超CS優勝という栄冠を手にする……マジで全カードゲーマー垂涎のドリームストーリーです。
ただただ
羨ましい……。
本記事ではお二人をヒーローインタビュー!
構築については粉バナナ選手がすでに無料 note (↓)にしたためられているので、それに加えて調整の思考プロセスや立ち回りについてお伺いします。
デッキレシピ
まずはサンプルリストをお見せしつつ大まかな動き方・コンセプトから紹介していきましょう。
デッキレシピ
ご本人の note やデュエマの公式カバレージにも載っていますが、改めてこのデッキの動きをおさらいしましょう。
このデッキは(超CS福岡時点で)
メタが効きにくい
最速3ターン目に
追加ターンを取る
【コンボビート】
です。最強です。
デッキの動きはいたってシンプル。
1-2ターン目は驚異の16投(!!)されている1コスト呪文で手札を整え墓地を肥やします。
最速3ターン目に1コスト呪文を2回、《アーティスト・リンク・ホール》を詠唱します。呼び出すのは《ラスト・GOLDEN・ドラゴン》。

【 呪文 】
文明 水 / コスト8
■シンパシー:自分の墓地にある呪文(自分の墓地にある呪文1枚につき、この呪文を唱えるコストを1少なくする。ただしコストは0以下にはならない)
■次の中から1回選ぶ。
►跳次元召喚6(コスト6以下で、その文明がすべて自分のマナゾーンにあるクリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからコストを支払ったものとして召喚してもよい)
►相手のコスト4以下のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。

【 サイキック・クリーチャー 】
種族 キング・コマンド・ドラゴン/エイリアン / 文明 水・自然 / パワー4000 / コスト4
■各ターンに1度、クリーチャーが出た時、カードを1枚引いてもよい。
■覚醒:自分のマナゾーンにカードが置かれた時、自分のマナゾーンにカードが6枚以上あれば、このクリーチャーをコストが大きいほうに裏返す。
────────────覚醒後────────────
カード名:ラスト・GOLDEN・ドラゴン
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:水/自然
種族:キング・コマンド・ドラゴン/エイリアン
パワー:11000
コスト:6
マナ:-
■W・ブレイカー
■ガードマン
■各ターンに1度、クリーチャーが出た時、カードを2枚引いてもよい。そうしたら、自分のマナゾーンにあるカードを2枚アンタップする。
自身の召喚に伴い、2ドロー2マナアンタップ。ここでさらに2枚、1コスト呪文を詠唱すると……。
過去の環境でもたびたび上位を荒らしていた化け物が着地します。
これによって《ラスト・GOLDEN・ドラゴン》がいる状態で追加ターンを取ることができるので、なんやかんやして勝利するデッキです。
端的にいうと、ランデス&ハンデスを繰り返して相手の手札とマナを0にした上で、山札が減らない証明をして勝利します。
具体的なループ手段はせっかくなので粉バナナ選手の note をご覧ください。

さて、このデッキの特筆すべき点はアドバンスを支配している3大巨頭に強く立ち回れること。



《跳次元》系統デッキに対しては、そもそもこちらの平均キルターンの方が早い上、《ドリル・スコール》のようなカードも刺さります。
《ドギラゴン逆》系統のデッキに対しても、そちらのメタが刺さりづらく、また乗り越える手段もこのデッキには入っています。

【 ツインパクトカード 】
種族 ジョーカーズ/ワンダフォース / 文明 火・自然 / パワー4000 / コスト4
■マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
■このクリーチャーがバトルに勝った時、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)
────────────呪文────────────
カード名:種デスティニー
文明:火
コスト:1マナ
■バトルゾーンにある相手の、コスト2以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
【デスパペット】のハンデスはこっちの軽減カウントを増やしますし、《GOLDEN・ドラゴン》さえ着地すればこっちのもの。
そもそもデッキが1コスト呪文だらけなので、相手が3-4コスト払って1対1-2交換を迫ってくる中で、こっちは3-4コストで3-4回動けます。
1コスト呪文による圧倒的な安定感、鋭く速いキルターン、そして豊富な仮想敵への回答……すべてを兼ね備えたデッキ……
それが【アーティストジョーカーズ】なのです!
ここからは個別カード解説に入ります。
個別カード解説
1コスト呪文群
このデッキの強さの秘訣です。1コストで手札と墓地を整えてくれるので手札事故を起こしづらく、すべて《リンク・ホール》の軽減になります……。
あらゆる1手が《 フェアリー・ギフト 》も兼ねるようなプレイ感ですから……そりゃ強いわけです。
《ア・ストラ・センサー》×4

【 呪文 】
文明 水 / コスト1
■自分の山札の上から3枚を見る。その中から呪文またはオーラを1枚選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。残りを好きな順序で山札の一番下に置く。
《詠み人-シラズ-Machine/招水呪文「マジックル」》×4

【 ツインパクトカード 】
種族 マジック・コマンド/マジック・ソング / 文明 水 / パワー6000+ / コスト5
種族:マジック・コマンド
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■パワード・ブロッカー+4000(ブロック中、このクリーチャーのパワーを+4000する)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
────────────呪文────────────
カード名:招水呪文「マジックル」
文明:水
コスト:1マナ
種族:マジック・ソング
■自分の山札の上から2枚を見る。その中からマジックまたは呪文を1枚、手札に加えてもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。
ほかの呪文や手札コスト……はたまた《リンク・ホール》をサーチ&軽減し、《リンシャンカイホ》の能力を起動する初動・中継・フィニッシュ札です。
………恐ろしいことですが、このデッキではあらゆる1コスト呪文がこのカード同様に複数の役割を兼ねています。
《マジックル》は当初4投されていなかったのですが《ア・ストラ》があまりにも強すぎたため下位互換でも8投したいとなり、フル投入されたそうです。
《ザババン・ジョーカーズ》×4
《メラメラ・ジョーカーズ》×4
《勇愛の天秤》が1コストになりました。ダメでしょう。
後で詳しく解説しますが、このデッキはそもそもこの1コスト8枚体制という基盤を使いたいがために生まれたデッキです。
《イッコダス・ケイジ/種デスティニー》×4

【 ツインパクトカード 】
種族 ジョーカーズ/ワンダフォース / 文明 火・自然 / パワー4000 / コスト4
■マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
■このクリーチャーがバトルに勝った時、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)
────────────呪文────────────
カード名:種デスティニー
文明:火
コスト:1マナ
■バトルゾーンにある相手の、コスト2以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
ジョーカーズ1コスト呪文基盤を強く使えるようになる奇跡の1枚です。
厄介なメタカードを除去しつつ、1コスト呪文2種の手札コストになり、そしてマナに置けば緑マナを供給して《GOLDEN・ドラゴン》の跳次元召喚を可能にしてくれます。
初手や道中でみかけたときは、除去を打ちたいかどうかを考えてキープしましょう。使いこなすには対面の知識が問われるカードでもあります。
《ドリル・スコール》×1

【 呪文 】
文明 火 / パワー- / コスト1
カードを1枚、自分のマナゾーンから自分の墓地に置く。その後、相手はカードを1枚、自分自身のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。
相手の遅延やマナ基盤の破壊を行いつつ、こっちはなぜか《リンク・ホール》の軽減が2つ進む化け物カードです。
このデッキは相手が2-3マナでカードを1枚プレイしている隙に3-4アクションを取れるデッキなので、このカードのバリューも相対的に高め。
ループだけでなく《芸魔極楽!ガロウズ・ゴクドラゴン》を絡めた2ランデスビートダウンプランもとれるのが本当に強い。
このデッキはとにかくこのカードを使い倒します。
《セイレーン・コンチェルト》×1

【 呪文 】
文明 水 / パワー- / コスト1
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
自分のマナゾーンからカードを1枚、自分の手札に戻す。その後、自分の手札を1枚、自分のマナゾーンに置く。
通称0コス呪文、《スコーラー》デッキの友達……幅広い活躍を見せてくれるカードです。
0コストで軽減を溜める、マナ回収するなどのお馴染みの使い方はもちろんですが、《新世界の思想》をマナに埋めたり、《リンシャンカイホ》のバウンスを使ったり、と幅広く使えます。
《BAKUOOON・ミッツァイル》×1

【 クリーチャー 】
種族 ビートジョッキー/ワンダフォース / 文明 火 / パワー9000 / コスト9
■このクリーチャーを召喚する時、自分のクリーチャーを好きな数破壊してもよい。こうして破壊したクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にならない。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーを召喚する時に破壊されたクリーチャー1体につき、GR召喚する。
■自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
公式の優勝速報ポストでは、デッキ名にもなってしまった殿堂問題児です。このカードも実質1コストということでこの枠に入れています。
道中に展開したクリーチャーを餌にGR召喚を連打し、《パッパラパーリ騎士》や《回収 TE-10》などを展開できます。
アンタップインマナを増やし、《リンク・ホール》を手札に戻し……やりたい放題のアドバンテージを稼ぎ、ループへとつなぐのがこのカードの役割です。
なお、置換効果持ちクリーチャーを破壊しようとして軽減を行う場合は注意が必要です。
軽減自体は破壊したかどうかは関係なく行えますが、GR召喚する回数は実際に「破壊」した数に紐づくので、《サイバー・NX・ワールド》などの耐性を使ってしまうと、GR召喚の回数は減ります。

1コスト呪文基盤を活かすカード群
《アーティスト・リンク・ホール》×4

【 呪文 】
文明 水 / コスト8
■シンパシー:自分の墓地にある呪文(自分の墓地にある呪文1枚につき、この呪文を唱えるコストを1少なくする。ただしコストは0以下にはならない)
■次の中から1回選ぶ。
►跳次元召喚6(コスト6以下で、その文明がすべて自分のマナゾーンにあるクリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからコストを支払ったものとして召喚してもよい)
►相手のコスト4以下のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。
《モーニング・ABYFLHA・カイザー/ラスト・GOLDEN・ドラゴン》×4

【 サイキック・クリーチャー 】
種族 キング・コマンド・ドラゴン/エイリアン / 文明 水・自然 / パワー4000 / コスト4
■各ターンに1度、クリーチャーが出た時、カードを1枚引いてもよい。
■覚醒:自分のマナゾーンにカードが置かれた時、自分のマナゾーンにカードが6枚以上あれば、このクリーチャーをコストが大きいほうに裏返す。
────────────覚醒後────────────
カード名:ラスト・GOLDEN・ドラゴン
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:水/自然
種族:キング・コマンド・ドラゴン/エイリアン
パワー:11000
コスト:6
マナ:-
■W・ブレイカー
■ガードマン
■各ターンに1度、クリーチャーが出た時、カードを2枚引いてもよい。そうしたら、自分のマナゾーンにあるカードを2枚アンタップする。
外部ゾーンのカードは別で説明することが多いのですが、《GOLDEN・ドラゴン》はデッキの根幹をなすのでまとめて解説します。
粉バナナ選手曰く、この2枚のパッケージは1コストジョーカーズ呪文基盤が待っていた、最後のピース。
軽減により最速3ターン目に跳次元召喚でよび出す動きは、ライン超えのアドバンテージを稼ぎ出します。

なぜか(自他問わず)クリーチャーが出た時に誘発するため、追加ターンを取れなかったとしても相手のクリーチャーの実行に伴いアド差が拡大。
次のターンに1コスト呪文を連打してフィニッシュまで行けちゃうわけです。
テキストの順番がドローしてからアンタップできるのも……異なる文明の1コスト呪文が多いこのデッキに噛み合ってますね。
《次元の嵐 スコーラー》×3-4

【 クリーチャー 】
種族 ムートピア/スペシャルズ / 文明 水 / パワー11000 / コスト11
■G・ゼロ:このターン中に自分の呪文を5枚以上唱えていれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。 ■W・ブレイカー ■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、それがこのゲーム中にバトルゾーンに出した最初の《次元の嵐 スコーラー》なら、このターンの後で自分のターンをもう一度行う。
書いてあるテキスト自体が強すぎる化け物です。
採用枚数は意見が分かれるところなのですが、そして超CSが試行回数が多い大型大会ということもあり、やぶさか選手は押しつけを強化するべく4投を選ばれたそうです。
実際、決勝で素引きして勝ったそうなので……慧眼と言えるでしょう。
このカードがあることで《GOLDEN・ドラゴン》によるアド差を一気に拡大させつつ、リーサルを組んだりループを行ったり……手数の多さをそのまま絶対的なテンポ差に変えてくれます。
《“魔神轟怒”万軍投》×2

【 呪文 】
文明 火 / コスト6
■マスターG・O・D・S(ルビ:ゴッドオーバーダイナマイトスペル)(この呪文を、自分の手札を1枚捨てて、唱えてもよい。そうしたら、このターン中に捨てた自分の手札1枚につき、この呪文を唱えるコストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない)
■GR召喚を3回する。
GR召喚手段その1です。
1コストジョーカーズ呪文と相性が良く、色も合うこのカードに白羽の矢が当たりました。
序盤には使わず、追加ターン中にプレイすることが基本のカードなので採用枚数は絞られています。
《GOLDEN・ドラゴン》が不在の状態(=追加ターンの前)にプレイしてしまうとアド差を広げ切れずに負けることが多いので、注意が必要です。
《龍素記号 Mj リンシャンカイホ》×1

【 クリーチャー 】
種族 クリスタル・コマンド・ドラゴン / 文明 水 / パワー12000 / コスト12
■このクリーチャーを召喚する時、自分の墓地にある呪文を好きな数、山札に加えてシャッフルしてもよい。こうして山札に加えた呪文1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは1より少なくならない。
■T・ブレイカー
■自分の水の呪文を唱えた時、バトルゾーンにあるカードを1枚選び、持ち主の手札に戻してもよい。
本デッキの入賞が話題になると瞬く間に品切れになった1枚です……。
その主な役割は山札の回復とループ用のバウンス。
我らが Deck Maker に「デッキ回復」というフラグがなく、コスト軽減持ちクリーチャーを根気よく探していたら見つかったそうです。
このデッキは1コストのカードを連打してリソース差を広げるのですが、故に3コスト以上のカードを正規コストでプレイしたくないという悩みがあります。
数多の軽減持ちカードや山札回復カードの中で、狙ったカードのみを戻せるこのカードが採用されました。
《新世界王の思想/Volzeos-Balamord》×4

【 キング・セル 】
種族 ディスペクター/ニュー・ワールド・ドラゴン / 文明 水・火・自然 / コスト9
■G・ストライク
■このカードを自分の手札からマナゾーンに置いた時、アンタップする。
カード名:Volzeos-Balamord
カードの種類:キング・クリーチャー
文明:光、水、闇、火、自然
種族:ディスペクター、ニュー・ワールド・ドラゴン
パワー:555555
コスト:9
マナ:-
■自分の手札またはマナゾーンに3種のキング・セル《新世界王の権威》《新世界王の思想》《新世界王の闘気》が揃っていれば、合体させ、コストを支払ってこのキング・クリーチャーを召喚してもよい。
■エクストラEXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から2枚をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドのうち1つを墓地に置く)
■スピードアタッカー
■ワールド・ブレイカー
■このクリーチャーは、出たターンの間、ブロックされない。
■このクリーチャーが攻撃する時、相手は自身の手札をすべて捨てる。
■自分が「G・ストライク」を使った時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置き、相手のクリーチャーを1体選んでタップしてもよい。
色基盤AND最低限の受け札です。
このデッキは1コストの呪文を多用するカードなので、多色カードのタップインの制約が非常に重くのしかかります。
跳次元召喚を行うためには自然マナは必要……でもアンタップインにしたい……ということでこのカードで色バランスを担保しています。
《ほめほめ老/ホメホメ老句》

【 ツインパクトカード 】
種族 ジョーカーズ / 文明 火 / パワー7000 / コスト7
■J・O・E 2 (このクリーチャーを、コストを2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりに、これを自分の山札の一番下に置く。下に置いたら、カードを1枚引く)
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■スマッシュ・バースト(このクリーチャーが攻撃する時、このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい)
────────────呪文────────────
カード名:ホメホメ老句
文明:火
コスト:2マナ
■カードを3枚引く。その後、自分の手札を2枚、相手に見ないで選ばせ、捨てる。
追加の初動枠のカードです。
火文明単色、ジョーカーズ、手札交換という最低限の条件を満たしています。(でも重いと感じてしまうのがこのデッキの恐ろしいところです)
外部ゾーン:超次元
《GOLDEN・ドラゴン》は《リンク・ホール》とセットで解説しましたので、残りの超次元獣を解説いたします。
《時空の吸引ドンドン・クロウラー/新世界の覚醒者サイバー・NX・ワールド》×2

【 サイキック・クリーチャー 】
種族 アースイーター/サイバー・コマンド / 文明 水 / パワー3000 / コスト4
■このクリーチャーが出た時、呪文を1枚、自分の墓地から手札に戻してもよい。
■覚醒:自分のクリーチャーが出た時、自分のサイキック・クリーチャーが3体以上あれば、このクリーチャーをコストが大きいほうに裏返す。
(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)
────────────覚醒後────────────
カード名:新世界の覚醒者サイバー・NX・ワールド
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:水
種族:サイバー・コマンド
パワー:7000
コスト:6
マナ:-
■W・ブレイカー
■このクリーチャーはブロックされない。
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引く。その後、サイキック・クリーチャーを1体選び、それを次に大きいか小さいコストの面に裏返してもよい。
■解除(このクリーチャーが離れる時、かわりにコストが小さいほうに裏返す)
(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)
基本的には《ドンドン・クロウラー》を使います。
墓地の好きな呪文を回収できるため《スコーラー》の呪文カウント達成に貢献しやすく、また《リンク・ホール》が好きな呪文回収札になります。
《勝首領龍 カツドン/勝首領将軍 カツキング/最終勝首領 カツマスター》×1

【 サイキック・クリーチャー 】
種族 アウトレイジMAX / 文明 火 / パワー4000 / コスト4
■このクリーチャーが攻撃する時、相手のパワー5000以下のクリーチャーまたは「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体選び、破壊する。
■覚醒:自分の他のクリーチャーが出た時、自分のクリーチャーが3体以上あれば、このクリーチャーをコストが次に大きいほうに裏返す。
────────────覚醒後────────────
カード名:勝首領将軍 カツキング
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:火
種族:アウトレイジMAX
パワー:7000
コスト:6
マナ:-
■W・ブレイカー
■相手が自分のクリーチャーを選んだ時、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。
■覚醒:自分のクリーチャーが攻撃する時、それがこのターン3度目の攻撃なら、このクリーチャーをコストが大きいほうに裏返す。
■解除(このクリーチャーが離れる時、かわりにコストが小さいほうに裏返す)
────────────覚醒後────────────
カード名:最終勝首領 カツマスター
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:火
種族:アウトレイジMAX
パワー:11000
コスト:15
マナ:-
■Wブレイカー
■ファイナル・ドロン:このクリーチャーが覚醒した時、このゲーム中に自分が「ファイナル・ドロン」をまだ使っていなければ、自分のクリーチャーをすべてアンタップしてもよい。そうしたら、このターン、それらに「スピードアタッカー」を与える。
■相手が自分のクリーチャーを選んだ時、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。
■このクリーチャーの攻撃中、相手は「G・ストライク」を使えない。
■解除(このクリーチャーが離れる時、かわりにコストが小さいほうに裏返す)
自然マナを引けず《GOLDEN・ドラゴン》が出せないとき*など、何らかの理由でループフィニッシュが行えない時のサブフィニッシャーです。
このデッキは《リンク・ホール》や《スコーラー》など、0-1コストでクリーチャーの頭数を増やせるので《カツドン》の覚醒は狙いやすいです。
逆にそれらのカードを持っていない時は《カツキング⦆を優先します。
ビートプランの見極めについては粉バナナ選手の note が詳しいのでそちらをご覧ください。
《芸魔温泉!オンセン・ガロウズ/芸魔極楽!ガロウズ・ゴクドラゴン》×1

【 サイキック・クリーチャー 】
種族 サイバー・コマンド/フレイム・コマンド/ゲーム・コマンド/エイリアン/レインボー・コマンド・ドラゴン / 文明 水・火 / パワー3000 / コスト4
■このクリーチャーが出た時、カードを1枚引き、自分の手札を1枚捨てる。こうして捨てたカードよりコストが小さい相手のクリーチャーを1体選び、破壊してもよい。
■覚醒:自分のクリーチャーがシールドをブレイクした時、このターン相手のシールドを2つ以上ブレイクしていれば、このクリーチャーをコストが大きいほうに裏返す。
────────────覚醒後────────────
カード名:芸魔極楽!ガロウズ・ゴクドラゴン
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:水/火
種族:レインボー・コマンド・ドラゴン/ゲーム・コマンド/エイリアン
パワー:6000
コスト:6
マナ:-
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、水または火の、コスト4以下の呪文を1枚、自分の手札または墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。それを唱えた後、墓地のかわりに山札の下に置く。
呪文を使い回せる1枚です。
《ドリル・スコール》を1ターンに2度打つことで、相手の返しのターンの出力を縛ることができます。
超GRゾーン
《パッパラパーリ騎士》×2

【 GRクリーチャー 】
種族 ジョーカーズ/ワンダフォース / 文明 ゼロ / パワー2000 / コスト3
■マナドライブ2(J):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが2枚以上でジョーカーズがあれば、ジョーカーズを1枚、自分の墓地からマナゾーンに置く。
(ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
《クリスマIII》×2

【 GRクリーチャー 】
種族 グランセクト/デリートロン / 文明 自然 / パワー3000 / コスト2
■マナドライブ3(自然):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが3枚以上で自然文明があれば、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、このクリーチャーの◇能力を使う。
◇自分の山札の上から1枚目を、タップしてマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に加えてもよい。
マナ加速ができるGRクリーチャーです。これによりマナドライブ5のカードを4コスト時点でもプレイしやすくなっています。
《 パーリ騎士 》はアンタップインで加速ができるため、1コスト連打のチェインがつながりやすいのがNICE、《クリスマIII》はマナ回収が重宝します。
《回収 TE-10》×2

【 GRクリーチャー 】
種族 トリックス/デリートロン / 文明 水 / パワー1000 / コスト3
■マナドライブ 5(水):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが5枚以上で水文明があれば、呪文またはオーラを1枚、自分の墓地から手札に戻してもよい。 (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
ほとんどの呪文が1コストになるこのデッキには必須ともいえるカードです。
このカードがあるおかげで《リンク・ホール》回収→即《GOLDEN・ドラゴン》でマナアンタップという動きが狙いやすくなっています。
《バルバルバルチュー》×2

【 GRクリーチャー 】
種族 ビートジョッキー/ワンダフォース / 文明 火 / パワー2000 / コスト2
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドを1つ、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。 (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
《アカカゲ・レッドシャドウ》×1

【 GRクリーチャー 】
種族 ビートジョッキー/ワンダフォース / 文明 火 / パワー3000+ / コスト3
■マナドライブ5(火):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが5枚以上で火文明があれば、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、このクリーチャーの◇能力を使う。
◇シールドを1つブレイクする。
バトル中、このクリーチャーのパワーを+2000する。
シールド回収要因です。
どちらも一長一短あり《バルチュー》は自壊しないため単体では使い回せない反面《ミッツァイル》の軽減に寄与し、《アカカゲ》はその逆のスペックです。
後者はループに入れ込むことで相手の盾を全部割り切るプランもとることができます。(相手の手札にマッドネスがあるときに狙うプランだそうです)

《全能ゼンノー》×2
やぶさか選手が提案されたカードです。
手札にパーツが揃わず《スコーラー》や《リンク・ホール》2枚目が絡まなかったときに《万軍投》→このカードで時間を稼ぐのが主な役割。
大型大会には【バイク】もいることから《ブレイン・テンタクル》よりもこちらを優先されたそうです。
なお、2人の間でも解釈が分かれているカードです。やぶさか選手は地上戦を意識しているのに対し、粉バナナ選手は空中戦特化……ソリティアデッキ的な解釈をされているからとのこと。
これぞ調整グループの醍醐味ですね。
《バクシュ 丙-二式》×1

【 GRクリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング/デリートロン / 文明 闇 / パワー2000 / コスト3
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、各プレイヤーは自身の手札を1枚選んで捨てる。 (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
ループの決め手となるハンデスカードです。
このカードと《ドリル・スコール》を使い回して相手のロックを完成させるのが勝ち筋です。
自由枠の候補カード
このデッキは自由枠のスロット数自体は少なめですが、サーチが多くデッキが回しやすいので、入れるカードによって使用感が結構変わります。
押しつけ、地上戦、など馴染む構築を探しましょう。このデッキ、使える期間がおそらく短いので……エンジョイしましょう!
《ジョラゴン・リロード》
追加の初動カードです。
手札枚数は減るもの、軽減をこれまた増やしやすいので候補に挙がります。《スコーラー》1枚などと入れ替えてみましょう。
緑に寄せるのであれば次の弾の《メモメモ・ジョーカーズ》もありかもしれません。

《バリスイトーヨー/水筒の術》

【 ツインパクトカード 】
種族 ジョーカーズ/ワンダフォース / 文明 水 / パワー3000 / コスト5
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■ ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
────────────呪文────────────
カード名:水筒の術
文明:水
コスト:4マナ
■GR召喚を2回する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)
受け札兼《カツドン》&《ゴクドラゴン》によるフィニッシュを強化してくれる1枚です。


《フンバルさん/フンバ・フライ・ダイ》

【 ツインパクトカード 】
種族 ジョーカーズ / 文明 火 / パワー3000 / コスト5
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■スマッシュ・バースト(このクリーチャーが攻撃する時、このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい)
────────────呪文────────────
カード名:フンバ・フライ・ダイ
文明:火
コスト:マナ1
■相手のパワー3000以下のクリーチャーを1体破壊する。
メタ焼きができるカードです。《とこしえ》や《ポッピ・冠・ラッキー》を焼けないのがつらいところ。


《勝熱と弾丸と自由の決断》

【 呪文 】
種族 ジョーカーズ / 文明 ゼロ / コスト4
■G・ゼロ:バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計7枚以上あれば、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
■次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
▶︎バトルゾーンにある、コスト3以下のカードを1枚選び、持ち主の山札の下に置く。
▶︎このターン、自分のクリーチャー1体は相手プレイヤーを攻撃できる。
▶︎相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーの能力をすべて無視する。
除去兼自分のクリーチャーを山札の下におけるカードとして採用できます。
ただ現在の構築では、3コスト以下のエレメントがデッキに入っていないので……微妙ではあります。
《ジョラゴン・オーバーロード》

【 呪文 】
種族 ジョーカーズ/ワンダフォース / 文明 自然 / コスト2
■自分の山札の上から1枚目を、マナゾーンに置く。
■バトルゾーンまたはマナゾーンに、自分のジョーカーズが合計7枚以上あれば、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)
マナと墓地を増やしてくれる1枚です。
一見便利そうですが、このデッキは基本的にあらゆるカードが0か1でそこでチェインするため……あまり強くありません。
2マナあれば1コスト呪文を2回使えるからです。
また他のカードがすべて手札・墓地の質を高めてくれるのに対し、こちらはランダムでマナ落ちするのも痛いところです。
《新世界王の破壊/新世界秩序》

【 キング・セル 】
文明 水・闇・自然 / コスト13
■G・ストライク
■このカードを自分の手札からマナゾーンに置いた時、アンタップする。
カード名:新世界秩序
カードの種類:呪文
文明:光/水/闇/火/自然文明
種族:
パワー:
コスト:13
■自分の手札またはマナゾーンに2種のキング・セル《新世界王の創造》《新世界王の破壊》が揃っていれば、コストを支払ってこの呪文《新世界秩序》を唱えてもよい。
■ドラゴンではないクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。
■自分のマナゾーンと墓地から好きな数のドラゴンを出す。次の自分のターンのはじめまで、それらに「スピードアタッカー」と「ブロッカー」を与える。
マナ基盤です。このカードを入れると《千両力士 多禍の泥粋/大感動!ディス・イズ・大横綱》が入れられるようになります。

【 サイキック・クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド/ジャイアント/エイリアン/デーモン・コマンド・ドラゴン/ジャイアント・リキシ / 文明 闇・自然 / パワー2000 / コスト4
■このクリーチャーが出た時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■自分のターン中、はじめて相手が自身の手札を捨てた時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。
■覚醒:コスト6以上のクリーチャーを自分の手札から召喚した時、このクリーチャーをコストが大きいほうに裏返す。
────────────覚醒後────────────
カード名:大感動!ディス・イズ・大横綱
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:闇/自然
種族:デーモン・コマンド・ドラゴン/ジャイアント・リキシ/エイリアン
パワー:9000
コスト:6
マナ:-
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時または覚醒した時、自分の山札の上から3枚をタップしてマナゾーンに置いてもよい。そうしたら、自分のマナゾーンにあるカードを3枚墓地に置く。
■自分のターン中、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンまたは墓地から召喚してもよい。
墓地から《リンシャンカイホ》や《スコーラー》を出せるようになるので、ハンデスデッキなどに強く出られるようになります。
《ポクタマたま》

【 GRクリーチャー 】
種族 ジョーカーズ/ワンダフォース / 文明 ゼロ / パワー2000 / コスト3
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の墓地にあるカードをすべてシャッフルさせ、持ち主の山札の一番下に置いてもよい。 (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
もしこのデッキが流行ったときの同型戦、ミラー対策になる1枚です。
《キング・ジャックポットン》

【 GRクリーチャー 】
種族 ジョーカーズ/ワンダフォース / 文明 ゼロ / パワー4000 / コスト4
■マナドライブ7(J):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが7枚以上でジョーカーズがあれば、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、このクリーチャーの◇能力を使う。
◇相手はバトルゾーンと手札から自身のカードを1枚ずつ選び、好きな順序で山札の一番下に置く。
相手のデッキに《斬隠蒼頭龍バイケン》などが入っているときに輝く1枚です。

採用(+候補カード)はここまで、次は基本的な立ち回りを解説します!
立ち回り方
このデッキの基本的な立ち回りはシンプルです。1コスト呪文で手札と墓地の質を高め、最速3ターン目に押し付ける……。
その上で今やリストが割れてわからん殺しがしづらくなった今、重要になってくるのが

です。
対面を見てメタが出てきそうかどうか、それを乗り越えられるか、はたまたビートダウンに切り替えるか。
手札交換やサーチ札が多いので、ここが特に重要になります。
例えば相手が【ゴルギーオージャー】ならば《一音の妖精⦆ケアで《種デスティニー》をキープする、みたいな考え方が必要になります。


(余談ですが、東北ではこういう「妨害必須のカードに妨害を予定調和的に当てる」ことを持ち物検査と呼んでいるそうです。おもろい。)
メタ札をプレイしている以上こっちも自分の動きができていない……と思いきや、《リンク・ホール》の軽減自体は進むのがズルいところ。
同様に【デスパペット】対面なら《GOLDEN・ドラゴン》の早期着地が基本……。
ですが、例えば《リンク・ホール》でメタ獣をまとめてバウンスし、そのターンに《カツマスター》で決める……なんて動きも大会では取ったそうです。
対面の知識をできるだけ多く持ち、相手の減速とこちらの軽減カウント(+リーサルムーブ)を常に考えながらプレイするのが、上達への近道。
やり込み甲斐のある山といえるでしょう。
続きましては当日のメタ読みと戦績についてお伺いします。
当日のメタ読みと戦績
いつもの記事ですと取材担当(sobo)目線でのデッキの強さを解説するのですが、今回はそれをやぶさか選手たちの環境へのアプローチから読み解いてみたいと思います。
Q.仮想敵は一体誰だったんでしょうか。
A.誰も意識してませんでした……。
by やぶさか選手
天才か!?
たまたま回したいデッキがあり、持っていったところ優勝した……とのことです。どういうことなんでしょうか……。
まぁ、それ以前にこのデッキでCS優勝などしていない以上は、お二人の心境は少し理解できます。しかし深堀りして聞いてみると、彼らの理が見えてきました。
大前提として、2026年夏のアドバンス環境では以下のような強力デッキが跋扈しています。



お二人は中でも【4C跳次元】など《跳次元》デッキを意識。この山は5マナでのビッグアクションが強く、環境を前のめりなものに変えていました。
そんな中で先に押し付け=3ターン目にビッグアクションができる【アーティスト・ジョーカーズ】は優位に立ち回れることがわかっていました。
では、それ以外の環境デッキはどうなのか。
【4C跳次元】と戦える山はメタを積んだ【ドギラゴン逆】系デッキや【デスパペット】です。
【アーティスト・ジョーカーズ】はなんと、それらの妨害手段にも強く出ることができます。

焼くことが
できる

手札破壊が
刺さりづらい
これにより「もしかしたら行けるのでは」と2人は感じられたとのことです。
最終試験は【逆アポロ】。
アドバンスにも存在する受け強デッキ相手の勝ち筋があることが最終条件でした。
殴るデッキが一定数いるからこそ、【逆アポロ】も一定数いる……本戦には上がってこないかもしれないが……という読みでした。
このデッキは特殊勝利とビートが使い分けられるのでこの要件も満たしています。
こうした読みが実際どうだったかというと……

14回戦中【跳次元】系統のデッキが5回、【ドギラゴン逆】が2回と半数近くを占めているわけなので見事な読みだったと言えるでしょう。本当に凄い!
続きましては、このデッキがどのように生まれたのか……その経緯についてお話を伺います。

























