
【サガループ】。
明らかな調整ミスぶっ壊れカード《絶望神サガ》がコンセプトの、歴代最強と名高い凶悪デッキです。2023年2月に生れ落ち、猛威を振るい、その夏の殿堂で消えていきました。
しかし、ループの美しさやデッキの強さに魅入られたプレイヤーは数多く、殿堂後も【サガリペア】の入賞がたびたび観測されました。

第45回流星cs 準優勝
(2025/10/19)
↑のきよちゃん*選手もその1人。
沖縄の【サガ】使いとしてその名を耳にされた方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
さて、何の因果か《サガ》の殿堂入り(2023/8/11)からちょうど3年と1日経ったこのタイミングで、デッキのキーカードだった《蝕王の晩餐》がプレミアム殿堂入りを果たしました。

……………その殿堂発表の2日前、きよちゃん*選手が最新の【サガ】でCS優勝しておりました。
タイムリーすぎるって!!

第89回流星cs 優勝
(2026/7/25)
さらに殿堂発表の5日後にも4位入賞!
タイムリーすg(以下略)
第90回流星CS ベスト4
(2026/8/1)
プレミアム殿堂の功罪、是非はここでは論じませんが……こうなれば我々ができることはただ1つです。
きよちゃん*選手のご活躍をきちんと記録として残し、《晩餐》型【サガ】への追悼文にすることです。
ウワサのオリジナルデッキ紹介所、第26弾です。
入賞オリジナルデッキ紹介所とは

デュエル・マスターズにはこんな心の衝動に従い、好きなカードたちと向き合い、独自の牙を研ぎすまし、爪痕を残す環境外デッキ使いたちがいます。
入賞デッキ円グラフの片隅で存在感を示し、ニッチなカードを高騰させ、時に布教せんとするストイックな挑戦者たち。
ウワサの入賞オリジナルデッキ紹介所は、そんな彼らの軌跡を取材して広める場所です。
しかも紹介デッキはカーナベルで販売されます!
在庫次第・期間限定ではありますが、気になったオモロデッキをすぐに入手して遊べますので、ぜひともチェックしてみてください。
なお、今回のデッキは……流石に賞味期限が短すぎるので販売は致しません。ご了承ください。
デッキレシピ
このデッキは【コントロールコンボ】デッキです。
まずはサンプルリストをお見せしつつ大まかな動き方・コンセプトから紹介していきましょう。
デッキレシピ
ペテンシー抜き
ドロマーハンデス
ゴッド・ガルド
サガループ!?
と思った人、間違っていません。
このデッキはループデッキではありますが、序盤-中盤はハンデスからのボードコントロール、中盤にチェイン、そして終盤にループを行います。
序盤の動きはちょっと前に流行ったハンデス寄りの【ゼーロ】的な動き。
そのままゴッドの種族シナジーやパワーカードを活かした【青黒COMP】的な動き。
そしてチェインから最終的にループに入ります。
なお、今回のデッキの入賞よりも前に《ヨビニオン・コオニ》で《サガ》を確定でリクルートする型の【サガ】も勝っておりました。
そことの明確な違いは《コオニ》のヨビニオンの邪魔になる《デリート》や《ウォカンナ・ピエール》を積める点になります。
さて、普段ですとここから個々のカードを解説するのですが……
【晩餐サガ】の場合、ループ自体を説明しないと意味がわからないと思いますので、先に基本のループ手順を解説します!
01 《イザナギ》無限ストックループ
その名の通り《蒼狼の大王 イザナギテラス》の出た時能力を無限に溜めるループです。
初期盤面としては
場
・《イザナギ》
・《アーテル・ゴルギーニ》
・《サイバー・K・ウォズレック》
墓地
・《晩餐》
・《宝魂剣と獄門盾の決断》
・《サガ》(蘇生能力がアクティブ)
山札
・《決断》1枚のみ
という盤面で、《ウォズレック》の能力を使うところから始まります。













02 《ウォズレック》と《サガ》無限ストックループ
《イザナギ》が無限回使えることを証明したお次は《ウォズレック》と《サガ》も同様に無限回ストックします。
初期盤面は、《イザナギ》無限ストックループからそのまま地続きです。
*盤面を見やすくするためループに絡まない《イザナギ》のカードの画像を図から抜いています。
















03 《ウォカンナ》のフィニッシュループ
無限に溜まった《イザナギ》と《ウォズレック》の能力を交互に使うことで、無限に山札を減らさないコスト3以下の呪文を詠唱できるようになります。
フィニッシュは複数パターンありますが、《決断》と《ウォカンナ》を使ったバージョンがわかりやすいのでご覧ください。









これで無限に溜まった《ウォカンナ》の能力で相手の山札を削り切ることができます。
04 《決断》のフィニッシュ&トリガーケアループ
《決断》には相手のシールドをブレイクするモードもあります。

【 呪文 】
文明 光・闇・火 / コスト3
■自分のパワー5000以上のクリーチャーがあれば、自分のシールドゾーンにあるこの呪文に「S・トリガー」を与える。
■次の中から2回選ぶ。同じものを選んでもよい。
▶コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の手札または墓地から出す。
▶クリーチャーを2体選ぶ。その2体をバトルさせる。
▶相手のシールドを1つブレイクする。
そのため、《ウォカンナ》ループ時に選んでいた「出す+バトル」モードを「出す+ブレイク」または「ブレイク×2」にして盾を割り切ることが可能です。
ただし、この場合はS・トリガーを踏むリスクがあるので他の能力をストックしてケアします。
まず《晩餐》を《ウォズレック》と《イザナギ》で交互に使うループでコスト3、4、5、6と階段状にクリーチャーを蘇生できます。
これにより《アーテル》や《エンドレス》の出た時能力を無限にストックできます。













このループでは《サガ》の能力で1ドロー1捨てが絡むので、そのままでは山札切れしてしまいます。
そこで《ウォズレックの審問》など山札が減らない呪文を唱えて山札に戻すことで、そのリスクを0にできます。(《イザナギ》で山札の順番を操作して《サガ》で引いて捨てることを忘れないように)
これによってクリーチャートリガーはすべてケアできますし、除去耐性持ち獣なども《エンドレス》ですべて処理できます。
また、この《晩餐》ループの途中で蘇生先を変えたり、《サガ》をもう1回使ったりすることで《エンドレス》と《デリート》を両方ともゴッドリンクした状態で準備ができます。
これに《晩餐》を当てることで4+3+1=8コスト、つまり《飛翔龍5000VT⦆も蘇生可能になります。
《VT⦆が絡むと、次の相手のターンにロックをかけられる上、《善悪》を《サガ》で蘇生して重ねることでジャストダイバー即時打点が作れます。
さらにその《善悪》を《晩餐》や《再誕》で破壊し、G-NEO耐性で下の《VT⦆のみ墓地へ送ることで、ジャストダイバー持ちの《善悪》を増殖させることができます。
この《善悪》は進化元がいないので攻撃できないように見えますが《エンドレス》の能力で適当な超獣を進化元に差し込めばよいので無駄がありません。
最後にコスト3以下呪文の無限ループを活かし《サイレント・ジェラシー》で相手の手札をすべて捨てさせておき、《決断》で1枚ブレイク、1枚ハンデスを繰り返して勝利しましょう。
オーバーキル感はありますが、残心ってやつです。
解説はここまで!
ここからは個々のカードを解説します。




















