ご挨拶
どうも、みるえめです。

この連載では毎週クイズ+解説という形式でルールや裁定の解説を行っています。
今週のテーマ
今回のテーマは革命チェンジなどで使用される「入れ替える」という挙動。

【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・マジック・セレス / 文明 水 / パワー6000 / コスト4
■革命チェンジ:コスト3以上のジャイアントまたはコスト3以上のマジック(自分のコスト3以上のジャイアントまたはコスト3以上のマジックが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、カードを2枚引く。
■相手のクリーチャーは、出たターン、攻撃できない。
手札のクリーチャーが出ると同時にバトルゾーンのクリーチャーが戻るという性質上、比較的ややこしい細かな裁定がいくつかあるので解説していきます。
派生の効果として自然ジョーカーズの持つマナとの入れ替えのJチェンジ、3弾の闇ジョーカーズで登場が予告されている墓地との入れ替えのJクライムなど、他ゾーンとの入れ替えも大抵同じように考えて大丈夫です。
ルールクイズ本編
各問題には完全に主観で難易度[入門/初級/中級/上級]を付けてあります。
構成的には
Q.問題
(問題に出てくるカードの画像)
A.回答
で書いてあるので、ゆっくり考えたい方はスクロールを止めて答えを出してから下に進むようにして読んでください。
【注意】
細心の注意を払って確認をしていますが、100%間違いがないとは限りません。
また、記事公開後に裁定変更が行われる可能性もあります。CSなどに参加するときは必ずその大会のジャッジの判断に従ってください。
第1問[入門]
Q.《死神覇王 ブラックXENARCH》が《完璧団長 オーパーツ銃》に革命チェンジしました。《死神覇王 ブラックXENARCH》の「自分のクリーチャーが出た時または離れた時」の効果は何回使用できますか?
A.1回です。
革命チェンジの入れ替えによってバトルゾーンのクリーチャーが離れるのと手札からクリーチャーが出るのは同時です。入れ替え先が出た時には入れ替え元は既にバトルゾーンにいません。
この場合は《死神覇王 ブラックXENARCH》が離れた時の1回分の効果しか使用できません。
第2問[初級]
Q.闇文明コスト5のコマンド・ドラゴン攻撃時、《SSS級天災 デッドダムド》の侵略と《紅き団長 ドギラゴン悪》の革命チェンジを宣言しました。先に侵略を解決した場合、革命チェンジは行えますか?
A.できません。
革命チェンジは効果の使用宣言時以外にも、実際に解決するタイミングでチェンジ条件を満たしている必要があります。
この場合は先に《SSS級天災 デッドダムド》の侵略を解決したことで「闇または火の、コスト5以上のドラゴン」ではなくなってしまっているため、《紅き団長 ドギラゴン悪》の革命チェンジ条件を満たさず不発に終わります。
ちなみに先に革命チェンジをした場合は侵略元がバトルゾーンを離れてしまっているので《SSS級侵略 デッドダムド》はバトルゾーンにでません。どっちから解決しても両方を出すことはできないのです。
第3問[中級]
Q.自分の《巨魔天 アオフェシー》を革命チェンジで出そうとしています。相手が《空間型無限収納ストラトバッグ》の置換効果を適用してチェンジ元をマナに送ることを選びました。革命チェンジの処理はどうなりますか?
A.革命チェンジが失敗して何も起こりません。
「入れ替える」処理をする際、移動するカードどちらか一方でも正常に移動しない場合は入れ替えが失敗します。入れ替えが失敗したときはカードの移動は起こりません。
この場合は《空間型無限収納ストラトバッグ》の置換効果で入れ替え元が正常に手札に戻らないので革命チェンジが失敗し、アオフェシーは手札に留まってチェンジ元がそのまま攻撃を継続します。
ちなみに相手が《空間型無限収納ストラトバッグ》の効果を使用しないことを選んだ場合は特に問題なく革命チェンジが成立します。
補足
"正常に移動ができない場合"なので、置換効果などが絡んでも結果的に移動が妨げられない場合は入れ替えが成立します。
例えば《空間型無限収納ストラトバッグ》の置換効果が適用されても結果的にマナに送られるのでJチェンジは問題なく行えますし、《「業流」の頂き ゾロ・ア・スタート》から革命チェンジしようとてエターナルΩが適用される場合も手札に戻ることには変わりないので関係なく入れ替えできます。
第4問[上級]
Q.相手の《クイーン&かぼちゃうちゃう》がいて、自分のマナゾーンにはカードが6枚あります。《ソーナンデス》の攻撃時にJチェンジでマナゾーンの《ソーナンデス》と入れ替えることはできますか?
A.できません。
入れ替えによってバトルゾーンに出る直前、マナゾーンの《ソーナンデス》は保留状態になってマナゾーンの枚数としてカウントされなくなります。結果としてマナゾーンが5枚に対して出ようとする《ソーナンデス》が6コストなので、置換効果が適用されてJチェンジが失敗します。
ちなみにこの「保留状態」というものについて、ルールにそこまで詳しくない方は聞きなじみがないかもしれません。来週のテーマとして解説しようと思っているのでぜひそちらで確認してください!
第5問[上級]
Q.自分の《インフィニティ・ドラゴン》の攻撃時に《蒼き団長 ドギラゴン剣》に革命チェンジしようとしています。《インフィニティ・ドラゴン》の「自分のドラゴンが離れる時」の効果がありますが、革命チェンジによる入れ替えはどうなりますか?
A.山札は墓地に送らず、革命チェンジは失敗します。
効果を解決した結果として正常にカードが移動しない可能性がある場合は入れ替えが失敗します。
この場合は山札の一番上がドラゴンかそうでないかによって《インフィニティ・ドラゴン》が離れるかどうかが決まりますが、離れない可能性がある時点で入れ替えが失敗するため山札を移動させることもなく革命チェンジは不発となります。
かなり直感的にわかりづらいとおもいますが、解説をしようにも「そういうもの」としか言いようがありません...
今日のまとめ
クイズはここまで!
解説したルールのポイントをまとめておきます。
1.カードの移動は同時
入れ替え元が離れるのと入れ替え先が出るのは同時です。
2.チェンジ条件参照タイミング
宣言時のチェンジ条件が適切でも、実際に解決するタイミングで条件を満たしていない場合は不発となります。
3.入れ替えの失敗
入れ替えるどちらかのカードが正常に移動しない場合は入れ替えが失敗し、カードの移動は起こりません。
4.保留状態を経由する
入れ替わるカードは同時に移動しますが、バトルゾーンに出るカードは保留状態を経由します。特定のゾーンの枚数が重要な場面では気を付けましょう。
5.入れ替え失敗の可能性があるとき
効果を解決することでカードの移動が妨げられる可能性があるときは、効果の解決は行われずに入れ替えが失敗します。
おわりに
テキスト上は"入れ替える"という一言で書かれている挙動ですが、意外と奥が深いのが伝わったと思います。強力なカードが多く日常的に使用機会が多い効果なので、裁定はなるべく把握しておくようにしましょう。
2020年に《爆熱天守 バトライ閣/爆熱DX バトライ武神》と革命チェンジのコンボ、いわゆる"閣ループ"ができなくなるよう裁定変更が行われ、その結果としてややこしい処理が増えてしまったという経緯があるのですが、本題から逸れる上に長くなってしまうためここでは詳細は語りません。
ルールの話が好きな方は興味があったら調べてみてください。結構おもしろいと思いますよ!
それでは今週はこのあたりで。
次回は途中でも触れた「保留状態」をテーマにする予定です。来週もぜひ!
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