ご挨拶
どうも、みるえめです。

この連載では毎週クイズ+解説という形式でルールや裁定の解説を行っています。
前回の記事が結構好評を頂けました。ありがとうございます。
今週以降も継続的に読みに来ていただけると嬉しいです!
今週のテーマ
今週のテーマは来週発売の悪感謝祭 カリスマBESTでフィーチャーされる種族"ゴッド"です。
固有のギミックとしてゴッドリンクという能力を持っていますが、これがルール的になかなかに複雑です。最後にフィーチャーされたのが大感謝祭 ビクトリーBESTと3年前であることもあり、最近始めた方の中には基本的な挙動自体を知らない方もいるかもしれません。
そういうわけで今回はクイズの前に基本ルール解説の項目を設けています。ある程度知っている方は飛ばしていただいても構いません。必要に応じて参考にしてください!
ゴッドリンクの基本ルール
まずはゴッドリンクの基本的な挙動を確認しましょう。

【 クリーチャー 】
種族 ゴッド・ノヴァ OMG/アーマード・ドラゴン / 文明 火 / パワー7000+ / コスト6
■パワード・ブレイカー(このクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする) ■このクリーチャーが出た時、相手のマナゾーンからカードを1枚と、バトルゾーンにある相手の、クリーチャーではないカードを1枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。 ■右G・リンクOMG:《龍神ヘヴィ》、《破壊神デス》、「中央G・リンク」または「左G・リンク」を持つゴッドの右横(このクリーチャーが出る時、自分の指定ゴッドの右側にリンクしてもよい)
このようにゴッドリンクのテキスト内に特定のカードが対象として記載されています。例として画像を出した《極限龍神メタル》の場合は「《龍神ヘヴィ》、《破壊神デス》、「中央G・リンク」または「左G・リンク」を持つゴッドの右横」が指定されていますね。
バトルゾーンに出すときに指定されたクリーチャーがいれば、それにリンクした状態で出すことができるという効果です。
リンクしたゴッドは固有のルールとして
・1体のクリーチャーとして扱われる
・それぞれの名前、能力、文明など特性を全て持つ
・それぞれを合計したコスト、パワーを持つ
・召喚酔いしない
・バトルゾーンを離れる時は構成するカードのうち1枚だけが移動して他の部分は残る
といった特徴を持ちます。
とりあえず一旦これだけ知っていれば大丈夫です。より踏み込んで細かいルールを知りたい方は総合ゲームルールの「804.ゴッド」の項目を読んでみてください。
それではクイズの方に進んでいきましょう!
ルールクイズ本編
各問題には完全に主観で難易度[入門/初級/中級/上級]を付けてあります。
構成的には
Q.問題
(問題に出てくるカードの画像)
A.回答
で書いてあるので、ゆっくり考えたい方はスクロールを止めて答えを出してから下に進むようにして読んでください。
【注意】
細心の注意を払って確認をしていますが、100%間違いがないとは限りません。
また、記事公開後に裁定変更が行われる可能性もあります。CSなどに参加するときは必ずその大会のジャッジの判断に従ってください。
第1問[入門]
Q.自分の《極限龍神ヘヴィ》と《極限龍神メタル》がリンクした状態です。相手が《魔誕幻獣ボンメェ》の効果でコスト4以下のエレメントを破壊するとき、《極限龍神ヘヴィ》を選んで破壊できますか?



A.破壊できません。
リンクしたゴッドのコストは、構成するゴッドのコストを合計したコストを持つ1体のクリーチャーとして扱います。この場合は10コストのクリーチャーなので《魔誕幻獣ボンメェ》の効果で選ぶことはできません。
《極限龍神ヘヴィ》が「単体で見ると4コストのクリーチャーだから4コストのクリーチャーとしても扱う」みたいなことはありません。あくまで2枚で1体のコスト10のクリーチャーです。
ちなみにパワーに関しても同じです。パワー12000のクリーチャーなので、例えば《"轟轟轟"ブランド》の6000以下破壊のような効果で破壊することはできません。

第2問[初級]
Q.相手が《青寂の精霊龍 カーネル》を出し、効果で自分の《極限龍神ヘヴィ》を攻撃できない状態にしました。次のターンに《極限龍神メタル》をその《極限龍神ヘヴィ》にリンクして出した場合、攻撃できるようになりますか?



A.攻撃できません。
ゴッドはリンクしたりリンクが解除されたりしても、リンク/リンク解除前と同一のクリーチャーとして扱われます。受けていた効果や位相(=タップorアンタップ)などは全て引継ぎます。
後から《極限龍神メタル》がリンクしても、さっきまでの《極限龍神ヘヴィ》と別のクリーチャーになるようなことはありません。「攻撃もブロックもできない」という効果をそのまま引き継いでいるので攻撃できないままです。
逆にリンクしていた時に「攻撃できない」効果を受けたら、その後でリンクが外れても攻撃できないままです。
第3問[中級]
Q.自分の《極限龍神ヘヴィ》と《極限龍神メタル》がリンクしています。相手が《龍脈術 落城の計》を唱えました。《極限龍神ヘヴィ》をコスト6以下のカードとして選ぶことはできますか?



A.選べます。
第1問で解説したとおり"クリーチャー"や"エレメント"を指定する効果でリンクしたゴッドの一部を参照することはできませんが、"カード"を指定する効果では構成するカード1枚1枚を参照します。
この場合クリーチャーとしては10コストですが、カードとしては《極限龍神ヘヴィ》が4コストで《極限龍神メタル》が6コストなので、どちらも《龍脈術 落城の計》で選ぶことができます。
補足として、実際に《極限龍神ヘヴィ》がカードとして手札に戻ろうとすると、リンクしたゴッドが離れる時に1枚のみが移動するルールにより、持ち主である自分がどちらを手札に戻すか決めることになります。リンクしたゴッドの一部だけが離れる時も「リンクしたゴッドが離れる時」として扱われるわけです。
本当にややこしいね...
第4問[中級]
Q.相手が《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》を唱えて8を宣言しました。自分のリンクしている《極限究極神アク》と《極限超絶神ゼン》の能力が無視されますが、このときゴッドリンクはどうなりますか?
※ちなみに同じ画像ばかりで飽きたから変えただけでヘヴィメタルからゼンアクになったのは全く関係ないです。



A.外れます。そのままでは再びリンクすることもありません。
リンクしているゴッドは常に正常にリンクできていないといけません。何らかの理由でリンクが不適正になった時はその時点でリンクが解除されます。
この場合は能力が無視されたことでG・リンクが失われ、リンクを維持できなくなってバラバラになります。コストが4になるのでそれぞれの能力は復活しますが、一度リンクが外れたら勝手に元に戻るようなことはありません。
第5問[上級]
Q.自分の《アーテル・ゴルギーニ》の置換効果を適用して、離れるかわりにリンクしている《極限究極神アク》と《極限超絶神ゼン》を破壊しようとしています。リンクしたゴッドが離れることになるので、どちらか一方はバトルゾーンに残りますか?



A.残ります。
これは少しルールに詳しい人の方が逆に間違えやすい部分かもしれません。
デュエマには置換効果(~するかわりに~する)は連鎖しないというルールがあります。「〇〇するかわりに××する、さらにその××するかわりに△△する」ができないということです。
リンクしたゴッドが離れる時に1枚のみが移動する処理はタイミング的にこの置換効果に見えますが、実際には状況起因処理という別物です。(覚えなくていいですよ!)
本当に細かいルールの話になってしまうので、リンクしたゴッドの1枚が離れる処理は置換効果ではないとだけ覚えておけば大丈夫です。
置換効果ではないので特殊なルールは関係ありません。この場合《アーテル・ゴルギーニ》の効果で破壊される《極限究極神アク》+《極限超絶神ゼン》はどちらか一方のみが移動します。
今日のまとめ
クイズはここまで!
解説したルールのポイントをまとめておきます。
1.コストとパワーは合計する
それぞれのものを合計したコストやパワーを持つ1体のクリーチャーとして扱います。構成するゴッド単体をクリーチャーやエレメントとして参照することはできません。
2.リンクしても同一のクリーチャー
元々いたゴッドに新しくゴッドがリンクされても、元々いたゴッドと同じクリーチャーとして扱います。受けている効果などは全て引き継ぎます。
3.カードとしてはそれぞれ
カード単位で指定された時はそれぞれのカードの持つ特性を参照します。また、リンクしたゴッドを構成するカードの一部だけが離れる時でも、ゴッド全体のうち1枚を選んでそれだけを移動させます。
4.不適正なリンクは解除される
ゴッドは常に正常にリンクしていなくてはいけません。無視されるなどでゴッドリンク能力が失われたらバラバラになり、勝手に再びリンクすることはありません。
5.離れる時の処理は置換効果ではない
「~かわりに~する」というものではないので、置換効果でリンクしたゴッドが離れるときもその内1枚だけが移動します。
おわりに
今回は書きながら常に「読者の方はついてきてくれているかな...」と心配になっていました。
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます!
実はこれでも結構厳選した方で、解説しきれなかった細かいルールや裁定がたくさんあります。特に裁定がややこしいでおなじみの中央G・リンクや《プロジェクト・ゴッド》については今回全く触れられなかったので、そう遠くないうちに第2回ゴッドリンク特集をやるかもしれません。


(見るからに面倒くさそうでしょう...?)
それでは今回はここまでです。次回は一旦ゴッドから離れて、途中で少し触れた"置換効果"をテーマにしようと思っています。また来週も読みに来てください!!
DECK MAKERに新機能実装!
皆さん!実はデッキをまとめて購入できる最新機能がDECK MAKERに実装されました!

デッキ価格シミュレーションという機能を使うと、皆さんが組んでいるデッキがいくらで買えるか一目でわかっちゃいます!!!


さらに!在庫をチェックボタンを押すと…???
一瞬でカーナベルへ!!!
まとめて欲しいデッキを揃えられちゃいます!!!
しかも全バージョンから1番安いカードを選んでくれるので、早く安く遊びたい人には特にオススメ!


↓↓↓ 詳しくはこちらの記事をご覧ください ↓↓↓

