こんにちは!滋賀県ののんびりDMプレイヤーのsinigamiです。
今回は関西エリア予選で使用した【2ブロック5cコントロール】を解説していきたいと思います。安定感抜群の自信作なのでぜひ使ってみてください。
目次
⏹️【2ブロック5cコントロール】とは?
5文明全てを組み込んだコントロールデッキ。殿堂でも大人気のアーキタイプ。今回は2ブロックレギュレーションように構築。
基本的なプレイングとしては、まずは《フェアリー・ミラクル》から3→6の動きで《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》もしくは《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》に繋げるのが基本。そこから《音奏 ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》で盾を増やしながら守りを固め、耐えきったところで《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》や《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》等のフィニッシャーを揃えて殴りに行く。
⏹️デッキレシピ
⏹️採用カード解説
⏹️《フェアリー・ミラクル》
最強初動カード。迷わず4枚採用。5文明揃える組み合わせは以下の通り。
⏹️《イッコダス・ケイジ/種デスティニー》
マッハファイターとカード指定除去、GRシステムを兼ね備えるハイスペックツインパクトカード。
・呪文面で焼き払いたいカード
画像をご覧頂いたらわかるように、2ブロック環境に非常に刺さる。しっかりとプレイするためにも、最初のマナチャージはこのカードもしくは《ハムカツ団の爆砕Go!》をマナチャージするのが望ましい。
クリーチャー面には《全能ゼンノー》という明確な弱点があるものの、マッハファイターは終始腐りにくく、総じて序盤から終盤までプレイしたいカードなので4枚採用。
⏹️《ハムカツ団の爆砕Go!》《テック団の波壊Go!》《撃髄医 スパイナー》
優秀なST。どのカードも盾への期待値を最大限まで上げる為に各4枚ずつ採用。やはり、全体除去は非常に強い。エリア予選では使用不可だったが《撃髄医 スパイナー》は 《九番目の旧王》に差し替えることをオススメする。
《ハムカツ団の爆砕Go!》は自分の盤面もマナ送りにできるので、仕事が終わった《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》をマナに埋めてマナ加速したり、適当なGRクリーチャーを除去して再利用したりするテクニックも覚えておいて損はない。
⏹️《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》
2ブロック環境の《音精 ラフルル》と呼ばれるカード。もちろん、本家より殺傷力が見劣りするが、それでも十分なパワーを備える。ちなみに呪文面は一切使うことがない。終盤の詰めに必ず欲しい1枚なので、盾落ちを考慮して2枚採用。
⏹️《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》
2ブロック環境の《単騎連射 マグナム》と呼ばれるカード。もちろん、本家より殺傷力が見劣りするが、それでも十分なパワーを備える、ちなみに呪文面は初動でもあり、貴重なマナ加速カードでもある。終盤の詰めに必ず欲しい1枚なので、盾落ちを考慮して2枚採用。
⏹️《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》
ブロッカークリーチャー。《フェアリー・ミラクル》から3→6の動きで奇麗に繋げたい。とりあえず、召喚しただけで2枚ドローができる。さらに、ST呪文を墓地からもう一度唱えることが可能。《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》のかわりになるのはありがたい。
ブロッカーとともに呪文体制も兼ね備えているので結構タフである。【青魔導具】や【裁きZ】にはほとんど除去方法がなく、実質アンタッチャブルに等しくなるのでフィニッシャーにも持ってこい。複数枚並べれば並べるほど強いカードなので4枚採用。
⏹️《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》
ブロッカークリーチャー。《フェアリー・ミラクル》から3→6の動きで奇麗に繋げたい。相手の動きを制限する能力を持ち、2ブロック環境にとても刺さりやすいカード。呪文面は破壊されたときに無料で唱えることができ、相手クリーチャーを全てタップできる。気軽に手打ちもしやすく《Dの牢閣 メメント守神宮》の代わりになるのはありがたい。
ブロッカーも兼ね備えており、複数枚並べれば並べるほど相手に強いプレッシャーをかけ続けることができるので4枚採用。
⏹️《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》
お互いの墓地をリセットする能力を持つブロッカー。相手の墓地戦術を防ぎ、自分の山札回復もできるので非常に優秀。G0を持っているので、達成できる盤面であれば躊躇なく投げていきたい。序盤は腐りやすいので、マナに埋めて後から《マリゴルドIII》が引きずり出すのがオススメ。
⏹️《煌メク聖壁 灰瞳》
盾を5枚回復させる豪快な能力を持つクリーチャー。《怒流牙 サイゾウミスト》がない穴を埋めてくれる。2ブロック環境ではエクストラWINが少なく、5枚盾を回復するというのは非常に脅威である。コントロール対面には多少刺さりにくいが、手札補充もできるので無駄がない。終盤にプレイできればいいので採用枚数は2枚に抑えた。
⏹️《音奏 ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》
このデッキのメインエンジン。メインエンジンなので当然4枚採用。複数体並べれば並ぶほど連鎖的にGR召喚が可能。複数枚プレイし、盤面を固めていくのがこのデッキの基本戦術。《煌メク聖壁 灰瞳》との相性も良く、組み合わせることによって大量のGR展開が可能。
⏹️GR
⏹️《パス・オクタン》
身代わり人形の異名を持つGR。地味な能力ながらその安定感は桁違い。
⏹️《マリゴルドIII》
マナからコスト5以下のクリーチャーを引きずり出せるGR。文明問わず、能力が任意なのはとてもありがたい。ついたあだ名が《龍覇 イメン=ブーゴ》。能力が任意なのはとてもありがたい。
《音奏 ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》をマナから呼び出して連鎖的に盾増加とGR召喚を同時に行うのが基本。状況に応じて《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》や《イッコダス・ケイジ/種デスティニー》を呼び出すのも面白い。
⏹️《ダダダチッコ・ダッチー》
山札からコスト6以下のクリーチャーを踏み倒せるGR。文明は問わないが能力は強制。ついたあだ名が《ミステリー・キューブ》。狙って踏み倒すことは難しいが《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》や《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》あたりを捲りに行きたい。
⏹️《天啓 CX-20》
3枚ドローできるGR。ついたあだ名が《サイバー・ブレイン》。能力は任意。ただただ強すぎる。手札補充が少ないデッキなのでありがたい。
⏹️《浄界の意志 ダリファント》
コスト7以下の相手クリーチャーを盾送りにするGR。ついたあだ名が《魂と記憶の盾》。盾送りは回収しにくく、非常に強力な除去手段である。
文明は問わないが進化クリーチャーは対象にできず、能力は強制である。しかし、2ブロック環境では進化クリーチャーや《レッド・ABYTHEN・カイザー》的な立場のクリーチャーがほとんど存在しないので大した問題にはならない。
⏹️《続召の意志 マーチス》
GRゾーンの圧縮のため2枚採用。《ダダダチッコ・ダッチー》にアクセスできる可能性が高くなるのはありがたい。
⏹️各対面へのプレイング
⏹️【赤単B我】【赤白GR速攻】
勝率は7割。《イッコダス・ケイジ/種デスティニー》で相手の小型を潰し、《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》を着地させるのが勝ち筋。ちょっと攻められたぐらいで倒れる【2ブロック5cコントロール】ではない。《音奏 ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》で盤面を固めてGRを展開すれば負けはしない。
⏹️【青魔導具】
勝率8割。《卍 新世壊 卍》を《イッコダス・ケイジ/種デスティニー》で潰してペースを握る。《卍 ギ・ルーギリン 卍/卍獄ブレイン》でビートされたぐらいでは負けないので冷静に対処。《MEGATOON・ドッカンデイヤー》対策に《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》を召喚しておくことも大切。
⏹️【覇道】
いくら受けが固い【2ブロック5cコントロール】でも追加ターンは辛い。そのまま押し切られることも珍しくない。勝率は6割程度。しっかり、守りを固めても突破されることもあるので、念入りに対処したい。
⏹️【オーラ】
勝率7割。展開されても《テック団の波壊Go!》でまとめて吹き飛ばせば対処できる。《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》で墓地をリセットしながら、積極的に盾をブレイクしていくのがコツ。《ア・ストラ・ゼーレ》で追加ターンを奪われないように6体以上展開しないよう心がけましょう。
⏹️【ミッツァイル】
勝率はだいたい4割。とりあえず、《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》の着地が間に合うことが勝利の絶対条件です。そのためにも《フェアリー・ミラクル》はぬかりなくプレイしてください。
⏹️【ハンデス】
お互いコントロールデッキなので長期戦が見込まれます。勝率は五分五分。どちらが勝ってもおかしくありません。その分、ささやかなプレイングが大きな影響をもたらすので、精密なプレイングが求められます。
⏹️【Js】
勝率は4割。【Js】デッキはパワーが高い分、攻め切られることも十分考えられます。こちら側のSTがつよくても耐えきれないことほとんど。一番当たりたくないデッキです。
⏹️あとがき
いかがでしたでしょうか?攻守ともに優れたデッキで対応性が高いのが魅力です。ぜひ使ってみてください!最後まで読んで頂きありがとうございました。