【黒単 魔導具】バーチャルライター花咲カナの「デスザーク」で遊ぼう【相性のいいカード デッキ解説記事】

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【黒単 魔導具】バーチャルライター花咲カナの「デスザーク」で遊ぼう【相性のいいカード デッキ解説記事】

皆様ごきげんようです。ガチまとめ所属のVライター、花咲カナです。

いよいよ1月からオリジナルレギュレーションが開始されましたね。

CSの休止といった残念なニュースもありましたが、新フォーマットを楽しんでいますでしょうか?

というわけで、 バーチャル電脳都市であるとこの四日市市(?)の方から、今日も元気にデュエル・マスターズの情報をお届けしたいと思います。

今回はオリジナル環境のデッキからテーマを選んでいきたいと思います。

どうぞゆっくりしていってくださいね。

目次

本日のテーマ「デスザーク」

ワタクシ以前に「【黒単デスザーク】が好き」ってお話したことあったんですが、正直なところ「過去のデッキ」だと思っていたんですよ。

ところがこのデッキ、先ほどお話しましたオリジナル環境のスタートの恩恵を受けまして、過去のデッキから突如環境デッキへと立場を変えることになりました。

どことなく異世界転生ものの導入みたいな雰囲気がありますが、せっかくなので昔取った杵柄と最新のカードを合わせながらお話をしていこう思います。

というわけでデスザーク解説、はじまります!

 

デスザークというデッキ

ご存知の方も多いと思いますが、【黒単デスザーク】は様々な魔導具クリーチャーを使いながら、《卍 デ・スザーク 卍 》等で相手を封殺するコントロールデッキです。

《卍 デ・スザーク 卍 》が対ビートデッキに強いのはもちろんなのですが、《追憶人形ラビリピト》と《卍月 ガ・リュザーク 卍》の組み合わせのお陰でビッグマナやコントロール、ループ系のデッキとも戦えるのが大きいです。

まあちょっと墓地を使うループは話が別ですけどね……ごにょごにょ……。

あとちょっと特殊なワンショットデッキとかも勘弁して欲しいですわね……。

……といった具合にちょくちょく駄目な相性はあるんですが、極めれば色んなデッキに勝ちやすいというのがこのデッキのいいところだと思います。

その「極めれば」がかなーり難しい部分でもあるんですが、まずはデッキリストを見ていきましょう。

 

【黒単デスザーク】のサンプルリスト


魔導具カードは新規が少ないので、だいたいは双極篇までのカードを使うことになりますね。

でも《絶望と反魂と滅殺の決断》は例外で、超天篇のカードですね。

このカードはほんっとうに強いので、デスザークを使うなら是非とも欲しい1枚になります。おでんで言うなら大根くらい強いです。

 

というわけで、各種カードの解説をしていきましょう!

採用カード解説

《堕魔 ドゥシーザ》

【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / 魔導具 / 文明 闇 / パワー1000 / コスト2

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーを-2000する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)

速攻対策のお供だけでなく、《奇石 ミクセル》のようなメタカードも対処してくれます。

そのほかにも《卍 デ・スザーク 卍 》で殴り返したいクリーチャーのパワーを下げたりと、頼れる便利カードですね。

 

《堕魔 ドゥポイズ》

【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / 魔導具 / 文明 闇 / パワー8000 / コスト2

■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のクリーチャーを2体破壊する。その後、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。

2ターン目の除去だけでなく、《卍 デ・スザーク 卍 》や《卍月 ガ・リュザーク 卍》を1回場から移動させるのに使います。

このカードを使いながら無月の門を宣言して《卍 デ・スザーク 卍 》と合わせて2面を破壊したり、《卍月 ガ・リュザーク 卍》を破壊して《追憶人形ラビリピト》のハンデス効果を毎ターン使ったりと、かなり器用なカードです。

この辺りのテクニックはデスザークを使うなら覚えておきたいですね。

 

《堕魔 ドゥリンリ》

【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / 魔導具 / 文明 闇 / パワー2000 / コスト2

■自分のターンの終わりに、自分の山札の上から1枚目を墓地に置いてもよい。

2ターン目に出せる、ちょっと弱めの置きドロソという認識でいいと思います。

理想はこのカードからスタートしたいです。(が、お相手の初動次第で泣く泣くマナに置いてドゥシーザを出したりします)

 

《堕魔 グリギャン》

【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / 魔導具 / 文明 闇 / パワー2000 / コスト3

■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは攻撃できない。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を墓地に置いてもよい。

対ビート以外でも役割の持てるブロッカーです。

ちなみにデスザークの同型戦の場合、互いの《卍月 ガ・リュザーク 卍》を破壊することに一切意味が無いためこのカードでシールドを守ることがかなり重要になってきます。(そして相対的にこのカードを除去できるドゥシーザの価値も上がるという)

 

《堕魔 グリペイジ》

【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / 魔導具 / 文明 闇 / パワー2000 / コスト3

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の手札を見ないで1枚選び、捨てさせる。

オリジナル環境はGRなどの外部カードにリソースを頼ることが出来ないんですよね。 また赤単のような速攻デッキでも 、手札にパーツ揃えるような傾向が強くなっています。

そういうわけなので、単純にハンデスできるこのカードは強いです。

ワタクシもこのカード好きなんですよ。

 

《堕魔 ヴォーミラ》

【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / 魔導具 / 文明 闇 / パワー4000 / コスト4

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を墓地に置いてもよい。
■ 自分のターンに一度、魔導具クリーチャーを1体、自分の墓地から召喚してもよい。

デスザークと言えば、みたいなカードの1枚ですね。

ゲーム中盤以降はこのカードを盤面に残すことが重要になってきます。

ドゥポイズ絡みの詰め将棋をするときも必須になるので、数を並べていきましょう。

 

《堕魔 ヴォガイガ》

【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / 魔導具 / 文明 闇 / パワー4000 / コスト4

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から4枚を墓地に置く。その後、闇のカードを1枚、自分の墓地から手札に戻す。
■自分の魔導具クリーチャーを召喚するコストを1少なくする。ただし、コストは0以下にならない。

ご存知ヴォガイガです。墓地を作りながら1軽減出来るということもあって、早めにプレイしたいカードになります。

デスザークの手足のようなカードですが、なんかしれーっと《絶望と反魂と滅殺の決断》が回収出来るようになっています。

大丈夫ですか? 強すぎませんか?

《追憶人形ラビリピト》

【 クリーチャー 】
種族 デスパペット / 文明 闇 / パワー2000 / コスト4

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■自分のターン中に、コスト8以上のクリーチャーを召喚した時またはコスト8以上の呪文を唱えた時、相手は自身の手札をすべて捨てる。

全ハンデスが弱いわけありませんね。このデッキのフィニッシャーと呼んでいいかもしれません。

1回このカードを通したあとに、シールドを刻みながらターンエンド時に《卍月 ガ・リュザーク 卍》と合わせて再びハンデスを通すのがメインの勝ちプランになります。

 

《絶望と反魂と滅殺の決断》

【 呪文 】
文明 闇 / コスト5

■この呪文を、自分の墓地から唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く。
■次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)  
→相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。  
→コスト4以下の闇のクリーチャー1体またはコスト4以下の闇のオーラを1枚、自分の墓地からバトルゾーンに出す。  
→相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。

強いですよね……(恍惚)

例えば……

・魔導具を2体蘇生して盤面0から《卍 デ・スザーク 卍 》を完成・魔導具+《追憶人形ラビリピト》を蘇生して《卍 デ・スザーク 卍 》を立てながら全ハンデス・パワーマイナスしながら《堕魔 ドゥシーザ》を蘇生し、《卍 デ・スザーク 卍 》を合わせて2面ないし3面除去

なんてことも出来ちゃいます。

しかもこのカード、墓地からも撃てるので次のターンも動けちゃったり……。

更に更に墓地にあればなんと《堕魔 ヴォガイガ》で拾うことも可能です。

 

欠点らしい欠点は魔導具じゃないことくらいですね……。

 

《卍 デ・スザーク 卍 》

【 クリーチャー 】
種族 マスター・ドルスザク / マフィ・ギャング / 文明 闇 / パワー9000 / コスト8

■無月の門:自分の魔導具をバトルゾーンに出した時、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から2つずつ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら4枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。
■このクリーチャーの下に4枚以上カードがあれば、相手のクリーチャーはタップしてバトルゾーンに出る。

お馴染みデスザークさんです。

マッハファイターなどが増えている現状では、基本的にはどのデッキに対しても場に立てておきたいですね。

ただ自分のリソースをガッツリ使って立てるか、余裕があるときに立てるかは相手のデッキとの相談になります。

 

《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》

【 ツインパクトカード 】
種族 マスター・ドルスザク / マフィ・ギャング / 文明 闇 / パワー11000 / コスト9

■無月の門・絶:各ターンの終わりに、自分の魔導具をバトルゾーンまたは墓地から合計6つ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら6枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。
■相手のターンのはじめに、相手は自身のマナゾーンのカードを3枚までしかアンタップできない。
■W・ブレイカー

【呪文】
カード名:卍・獄・殺
文明:闇
コスト:9マナ

■クリーチャーをすべて破壊する。
■すべての墓地にあるカードの合計が13枚以上であり、この呪文が自分のシールドゾーンにあれば、この呪文は「S・トリガー」を得る。

下の呪文は手から打つことは早々ないです。シールドにあることを祈りましょう。(これを起動させるために墓地を作っておくことは大事です)

《卍月 ガ・リュザーク 卍》はかなり凶悪なロックカードですね。 《追憶人形ラビリピト》との組み合わせがあるためどのデッキに対してもプレイはするんですが、特にビッグマナはこれ1枚でゲームが止まります。

ちなみにプレイの話になりますが、ビッグマナはこれとラビリピトが立ったら「コントロールしよう」ということは考えずに、早々にシールドを攻撃した方がいいことがあります。

 

その他の採用候補カード

その他の選択肢になるカードを上げておきますね。

《堕魔 ドゥスン》

【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / 魔導具 / 文明 闇 / パワー1000 / コスト2

■各ターン、相手が唱える1枚目の呪文のコストを1多くする。

環境にコントロールが増えたら使いたいですね。

ただ現状では《堕魔 ドゥシーザ》の方が広く戦いやすいと思います。赤単みたいなデッキも環境にいますからね。

 

《堕魔 ドゥグラス》

【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / 魔導具 / 文明 闇 / パワー2000 / コスト2

■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーが攻撃する時、攻撃の後、このクリーチャーを破壊する。

速攻デッキを重くみるなら、というカードですね。

残念ながらそれ以上の役割はないので、環境にコントロール系のデッキが多めの時は使いにくいですね……。

 

《堕魔 グリナイブ》

【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / 魔導具 / 文明 闇 / パワー1000 / コスト3

■ウルトラ・セイバー:マフィ・ギャング(自分のマフィ・ギャングがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーを破壊してもよい)

盤面のスザク系のカードの他、《堕魔 ヴォーミラ》等を守るならこのカードですね。

基本的には空いた枠に入れたいカードで、《絶望と反魂と滅殺の決断》というスーパー蘇生カードが手に入った状況ですとそこまで必須のカードではないのかな、と現状では思っています。

《テック団の波壊Go!》などが標準装備されてくる環境だとまた話も違ってきますが……。

 

《卍夜の降凰祭》

【 呪文 】
文明 闇 / コスト8

■無月の門・終(ルビ:ピリオド):この呪文を、コストを支払うかわりに、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から2つずつ選び、好きな順序で自分の山札の一番下に置いて、唱えてもよい。
■自分の山札、手札、墓地のいずれか、あるいはすべてを見る。その中から自分のドルスザク・クリーチャーを1体と魔導具を4枚まで選んでもよい。そうしたら、そのドルスザクをそれら魔導具の上に重ねてバトルゾーンに出す。こうして山札を見たら、シャッフルする。

山札からスザク系のカードを引っ張ってくるカードです。

オンリーワンの効果を持っていますが、このカード自身が呪文で魔導具じゃないのが痛く、また結局《絶望と反魂と滅殺の決断》で事足りてしまうので、これもそこまで積極的に採用する理由はないかなと思っています。

ピンポイントの役割があるドルスザクが出てくるならまた話は変わってくるのですが……。

 

このデッキの使い方

あらゆるデッキに対して共通するのは、「1点殴ってターンエンド時に《卍月 ガ・リュザーク 卍》を作り、《追憶人形ラビリピト》の効果で手札を落とす」という詰め方を覚えることです。

また山札が削られやすいデッキなので、山札の残数には気を配る必要があります。

対ビートダウン

キーカード:《堕魔 ドゥシーザ》、《堕魔 グリギャン》《堕魔 グリペイジ》、《卍 デ・スザーク 卍 》

当然ながら《卍 デ・スザーク 卍 》の着地速度でゲームが決まります。

3ターン《堕魔 グリギャン》からの無月の門が理想ですが、4ターン目の《堕魔 ヴォガイガ》までには着地させたいところです。

《堕魔 ドゥリンリ》か《堕魔 ドゥシーザ》かについては、手札との相談にもなります。

基本的にはシールドを守りたいので《堕魔 ドゥシーザ》を投げたいのですが、例えば《卍 デ・スザーク 卍 》が見えていないときに山札を掘らなきゃいけないので、《堕魔 ドゥリンリ》をプレイする、なんてこともあります。

一度《卍 デ・スザーク 卍 》が着地出来たら、あとは《堕魔 ヴォーミラ》を絡めて除去とハンデスを繰り返すことになります。

シールドがなくなると《閃光の守護者ホーリー》のようなトリガーは非常にケアしにくいため、《堕魔 グリギャン》でシールドを守ることが大切ですね。

ビートダウンだからといって安易に過剰打点でシールドを殴ってしまうと《終末の時計 ザ・クロック》などから手痛い反撃を貰うことがあるので、《追憶人形ラビリピト》を使って安全に詰めていきたいです。

 

対コントロール・ビッグマナ

キーカード: 《堕魔 ヴォーミラ》《絶望と反魂と滅殺の決断》《追憶人形ラビリピト》、《卍月 ガ・リュザーク 卍》

《追憶人形ラビリピト》+《卍月 ガ・リュザーク 卍》を通すことが一番の目的になります。基本的には早々にこれを決めたいので、墓地を全力で増やしにいっていいです。

ただしコントロール側は《お清めシャラップ》などの墓地リセットカードをそれなりに積んでいます。墓地を増やせるカードは、1枚は手札に温存しておきたいですね。

《卍月 ガ・リュザーク 卍》が通ってしまえば相手はかなり行動を制限されます。対ビッグマナであれば、《蒼龍の大地》のトリガーなどが機能する前にさっさとシールドを殴ってしまいましょう。

対コントロールは相手のデッキの性質にもよりますが、【アナカラーダムド】のようなデッキならばコマンドを逐一破壊していき、過剰打点ができ次第殴っていいです。

また【ナウオアエバーループ】のようなデッキならば、《堕魔 ヴォーミラ》《堕魔 ドゥポイズ》を駆使して毎ターン《卍月 ガ・リュザーク 卍》を出せる状況を作り、「シールドを削ってラビリピトで落とす」詰め方をします。

相手が【ハンデス】のようなデッキならば、こちらからハンデスを撃って喧嘩をしてもジリ貧になりますので、《堕魔 ヴォガイガ》《堕魔 ヴォーミラ》といったリソースカードの着地を最優先に動きましょう。

 

デスザークとの戦い方

では逆に【黒単デスザーク】を相手する場合は、どうすればいいのでしょうか?

前提として、【5c蒼龍】や【アナシャコ】といったデッキで【黒単デスザーク】にしっかり勝ちを狙うのは難しいと思っています。

前者であればガンバってマナを伸しておきまして、《蒼龍の大地》から《スペリオル・シルキード》《ドキンダム・アポカリプス》といったカードを出すことを目指すことになります。

後者であれば《テック団の波壊Go!》などでバウンスを繰り返しながら、相手のデッキ枚数と勝負することになります。つまりはまあ、LO勝ちを狙うことになります。

《卍月 ガ・リュザーク 卍》があるため、基本的にはマナは常に温存しておきたいですね。

一方ビートダウン系で戦う場合は、大きく2つのパターンがあります。

1つは3ターン目までにゲームを決めてしまうパターンです。

デスザーク側が先攻の3ターン目までに《卍 デ・スザーク 卍 》の着地させるのはそれなりに難易度が高いので、それまでに殴り切っちゃえば勝てます。赤単などは、この勝ち方を主としています。

逆を言えば、3ターン目までに目途の立つデッキで挑まねばならないんですし、速攻側も手札の要求値が高くなるんですが……。

また相手が全力で《卍 デ・スザーク 卍 》を出した際に生じる、手札切れなどの隙を突いて展開する、といったパターンもあります。

例えばこちらが盤面を展開すると、当然相手は《卍 デ・スザーク 卍 》の着地を急ぎます。

そこで手札を使ってくれた場合、《サイコロプス》などの除去を当てれば、ある程度動けないターンが発生するので、その間に逆転されない盤面を作ってしまおうというプランですね。

ただしこれはそもそも相手がしっかりと《堕魔 ヴォガイガ》などを握り込んでいた場合は通用しないですし、そうでなくとも《絶望と反魂と滅殺の決断》1枚で壊滅しかねないので、相応にリスキーです。

 

デッキ単位での対策をする場合は、【青魔導具】が一番わかりやすいと思います。デスザーク側は《卍 新世壊 卍》を剥がす手段がなく、墓地から起動可能な《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》を防ぐ手段がほぼありません。

 

【黒単デスザーク】はオリジナル環境においては隙の少ないデッキなので、ちゃんと勝とうとすると難しいデッキです。

どの選択をする場合でも、事前の練習は必要になってくるかと思います。

 

おわりに

というわけで、今回はデスザークについての解説でした!

デスザークはプレイの難易度こそ高めのデッキですが、値段で言うならば比較的安く作れるデッキで、触りやすいと思います。

オリジナルCSに今後参加される方、リモートCSに参加される方、単純にリモートで友だちと遊びたいという方も、是非1回デスザークで遊んでみてはいかがでしょうか? その奥深さを感じることが出来ると思います。

 

このチャンネルでは、花咲カナが引き続きデッキの紹介や作成をしていく予定です。

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それでは、また次の配信でお会いしましょう~

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