「何勘違いしているんだ? まだ俺のバトルフェイズは終了してないぜ!」
ドロー! 呪文カード!!
ドロー! 呪文カード!!
ドロー!呪文カード!!
「もうやめて!とっくに相手のシールドはゼロよ!!」
というわけで、呪文を捨て続けることで無限攻撃ができる《シンカイガンガン》!
今回は筆者の趣味で、この無限攻撃デッキ【シンカイガンガンワンショット】をまるっと解説していくよ!
キーパーツが手頃な価格(2021年1月時点)で揃うデッキなので、まるごと揃えてみるもよし・自分なりのカスタマイズを楽しむもよし。
どちらの楽しみ方にせよ、カーナベルなら当日15時までの注文で即日発送! 名もなきファラオのあなたも、すぐにAIBOの魂を助け出しに行けるぞ!
目次
【シンカイガンガンワンショット】ってどんなデッキ?
このデッキのやることは超カンタン。《 シンカイガンガン 》を出して殴る!勝つまで殴る!!!
【 クリーチャー 】
種族 ブルー・モンスター / 文明 水 / パワー2000 / コスト5
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引き、その後自分の手札を1枚捨てる。こうして呪文を捨てたら、このクリーチャーをアンタップする。
この無限攻撃能力を活かすため、デッキは《シンカイガンガン》以外すべて呪文になるんだ。
また、無限攻撃によるワンショットを決めるため、
- スピードアタッカーを付与して奇襲ワンショット
- 除去耐性を付与して安全ワンショット
の2プランどちらかを目指すことになる。
スピードアタッカー付与のため、水火の2色で構築したいところだ。
今回は奇襲・除去耐性のパターンを併せ持つレシピを紹介するけれど、どちらかに特化させたいという人はぜひ改造にもチャレンジしてみてね!
【シンカイガンガンワンショット】のデッキレシピ〈確定枠解説〉
まずはこれが固定パーツだ。
それぞれの採用理由と役割を簡単に解説していくよ。
個別カード解説
《シンカイガンガン》
【 クリーチャー 】
種族 ブルー・モンスター / 文明 水 / パワー2000 / コスト5
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引き、その後自分の手札を1枚捨てる。こうして呪文を捨てたら、このクリーチャーをアンタップする。
主役カード。もちろん4枚採用だ。
クロニクルデッキや『蒼龍革命』で強力なツインパクトを得たこと・いくつかの超次元呪文の殿堂解除など、じわじわ強化されているカードでもある。
あと《牙神兵ガンガン・マンモス》と《シンカイマンモー》を合わせたクリーチャーっぽいのに、結果としてマンモス要素が名前から消えてしまったぞ。
《メガヒット・チャージャー》
【 呪文 】
文明 火 / コスト3
■自分の手札を1枚、山札の一番下に置く。その後、カードを1枚引く。
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く)
《シンカイガンガン》を引きに行きつつ、5マナへのジャンプアップを可能とするチャージャー呪文だ。
3マナのチャージャー呪文は、山札を掘り進められるものが少ない。そんな中で《シンカイガンガン》に近付くことができるこのカードは優先的に採用したぞ。
《ウィザード・チャージャー》
【 呪文 】
文明 水 / コスト3
■自分の山札の上から2枚を見て、そのうちの1枚を自分の山札の一番下に置く。
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く)
追加の3マナチャージャーだ。
《メガヒット・チャージャー》と違って手札を入れ替える事ができないため、こちらはやや控えめな枚数となっている。
とはいえ、実は確認できる枚数は《メガヒット・チャージャー》よりも多い。手札がとんでもなく悪い場合、こちらを優先して唱えることになるだろう。
《全員集合!アクア・三兄弟/超次元ジェイシーエイ・ホール》
【 ツインパクトカード 】
種族 リキッド・ピープル / ハンター / 文明 水 / パワー3000 / コスト3
■相手が、自身のターン中にコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分はそのクリーチャーを持ち主の手札に戻してもよい。
【呪文】
カード名:超次元ジェイシーエイ・ホール
文明:水
コスト:7マナ
■S・トリガー
■カードを2枚引き、その後、自分の手札を1枚山札の一番下に置く。
■水のコスト7以下のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
《異端流し オニカマス》系統のメタクリーチャーと超次元呪文がセットになった、強力なツインパクトカードだ。
クリーチャー面はロマンデッキの天敵(?)ともいえる高出力デッキの多くを減速してくれるぞ。
呪文面は《激浪のリュウセイ・スプラッシュ》《勝利のプリンプリン》あたりを出すことで受け札としての役割を果たしてくれる。
総じて、【シンカイガンガンワンショット】の底上げをもたらした縁の下の力持ちと言えるカードだ。
《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》
(殿堂カード) 【 ツインパクトカード 】
種族 マジック・コマンド / 文明 水 / パワー6000 / コスト6
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、数字を1つ選ぶ。その数字と同じコストを持つ相手のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。
【呪文】
カード名:「本日のラッキーナンバー!」
文明:水
コスト:3マナ
■数字を1つ選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、相手はその数字と同じコストを持つクリーチャーと呪文を召喚したり唱えたりできない。
「安全策」プランを支える殿堂カードだ。
基本的には呪文面を使い、相手のデッキで一番踏みたくないS・トリガーのコストを宣言することになる。相手のマナゾーンから、採用されているトリガーをしっかり予想しよう。
《キリモミ・ヤマアラシ》
【 呪文 】
文明 火 / パワー- / コスト1
このターン、次に召喚する自分のクリーチャーの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。そのクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このターンの終わりまでそのクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。
こちらは奇襲のお供。3マナチャージャー呪文から繋いで、4ターン目に無限アタックを決めるのが理想だ。
特に、ブロッカーがいない相手であればコレ+《シンカイガンガン》の奇襲で突然死も大いにあり得る。
単体で盤面に触れないカードではあるけれど、安易にマナに置いてしまわないように注意しよう。
【シンカイガンガンワンショット】のデッキレシピ〈完成版解説〉
固定パーツに、諸々のカードを加えた完成版レシピがこれだ!
こちらのパーツも個別に見ていこう。
個別カード解説
《スニーク戦車 オーリー/トゲ玉・キャノンボール》
【 ツインパクトカード 】
種族 ビートジョッキー / 文明 火 / パワー1000 / コスト2
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、そのターン、自分の他のクリーチャー1体に「スピードアタッカー」を与える。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない)
【呪文】
カード名:トゲ玉・キャノンボール
文明:火
コスト:6マナ
■相手の、「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて破壊する。
先置きできるスピードアタッカー付与手段だ。
ごく稀に、6マナ払って呪文側を使ったり、グダったゲームで7マナ溜まってしまい《シンカイガンガン》→コイツ・と連続召喚したり、という場面もあるぞ。
《キリモミ・ヤマアラシ》に比べると状況を選ぶカードなので、枚数はちょっと控えめになっている。
《カシス・オレンジ/♥応援してくれるみんなが元気をくれ〜る》
【 ツインパクトカード 】
種族 スプラッシュ・クイーン / 文明 水 / パワー2000 / コスト2
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚を見る。その中から好きな枚数を山札の一番下に置き、残りを好きな順序で山札の上に置く。
【呪文】
カード名:♥応援してくれるみんなが元気をくれ〜る
文明:水
コスト:4マナ
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■カードを2枚引く。
2マナで山札を掘り進められることから採用。とにかく《シンカイガンガン》に辿り着けないと話にならないからね。
環境にマッハファイターが多いなど、クリーチャーが残ることが裏目になるようであれば《シークレット・クロックタワー》に差し替えよう。掘り進められる枚数も多く、頼りになるぞ。
【 呪文 】
文明 水 / パワー- / コスト2
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
自分の山札の上から3枚を見る。その中から1枚を手札に加え、1枚を山札の一番下に戻し、残りの1枚を山札の一番上に置く。
《マグナム・ルピア/クリムゾン・チャージャー》
【 ツインパクトカード 】
種族 ファイアー・バード / 文明 火 / パワー3000 / コスト3
■相手が、自身のマナゾーンのカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーを破壊する。
【呪文】
カード名:クリムゾン・チャージャー
文明:火
コスト:4マナ
■相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体破壊する。
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く)
強力なメタクリーチャーと、由緒正しき黎明期のチャージャー呪文のツインパクトだ。
『キリフダッシュ』など、軽減コストを支払うタイプの能力にも対処できるのは《全員集合!アクア・三兄弟》にはない強みだぞ。
とはいえ《全員集合!アクア・三兄弟》に比べると、呪文面がやや心許ないため(あと《シンカイガンガン》とマナカーブが合わないため)確定枠には含めなかった。
余談だけれども、一時に比べるとシングル価格が落ち着いてきたので、今(執筆時点)はこのカードを買っておくチャンスなんじゃないかと考えている。
《最終決戦だ!鬼丸ボーイ/超次元オニシュラ・ホール》
【 ツインパクトカード 】
種族 ヒューマノイド / ハンター / エイリアン / 文明 火 / パワー2000 / コスト5
■S・トリガー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある相手のコスト4以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
【呪文】
カード名:超次元オニシュラ・ホール
文明:火
コスト:6マナ
■相手のパワー2000以下のクリーチャーをすべて破壊する。
■火のコスト7以下のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
受け札であり、同時に追加打点でもある強力なツインパクト。
カード指定除去のため、ドラグハートやオレガ・オーラ(や、オーラの土台のGRクリーチャー)を処理できるのは大きいぞ。
また、呪文面から《勝利のガイアール・カイザー》を出して除去や追加打点とするケースもある。
ワンショットの成立を直接支えるわけではないので固定枠とはしなかったものの、このデッキを支えるカードの1枚だ。
《鳳翔竜騎ソウルピアレイジ/高貴なる魂炎》
【 ツインパクトカード 】
種族 ファイアー・バード / アーマード・ドラゴン / 文明 火 / パワー5000 / コスト5
■NEO進化:自分の火のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
■スマッシュ・バースト(このクリーチャーが攻撃する時、このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい)
【呪文】
カード名:高貴なる魂炎
文明:火
コスト:7マナ
■S・トリガー
■相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて破壊する。
受け札の追加枠だ。
筆者は【バーンメア】系デッキでわらわら並ぶGRクリーチャーがめちゃくちゃ嫌いなのでこのカードを採用したけれど、好みと環境で他のS・トリガー持ちツインパクトに変えてみてもいいぞ。
(スピードアタッカー持ちのツインパクトだと、無限攻撃が止まってしまった時の追加打点にもなるのでオススメだ!)
《叡智の聖騎士 スクアーロ/エナジー・ライト》
【 ツインパクトカード 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー5000 / コスト4
■NEO進化:自分の水のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。
【呪文】
カード名:エナジー・ライト
文明:水
コスト:3マナ
■カードを2枚引く。
無限攻撃を阻むブロッカーを一斉にどかせるカードだ。「選ばれない」カードも除去できるのは嬉しいところ。
呪文面も、《シンカイガンガン》を探しに行く助けになるため悪くないぞ。
《堕呪 ルアグリ》
【 呪文 】
種族 魔導具 / 文明 水 / コスト3
■このターン、自分のクリーチャー1体はブロックされず、相手がクリーチャーを選ぶ時、そのクリーチャーを選べない。
実は《シンカイガンガン》にコレを唱えると、ほぼ止まらなくなる。(防げるのは《終末の時計 ザ・クロック》《閃光の守護者ホーリー》などごく一部のS・トリガーだけだ)
ただ、《シンカイガンガン》召喚と同時に唱えるのはコスト面で厳しいため、あくまで補助的なプランとして自由枠に追加してみた。
もちろん、前半で述べた「安全に無限攻撃」プランに特化するのであれば増量もアリだ。
《激浪のリュウセイ・スプラッシュ/灼熱のリュウセイ・ボルケーノ/大地のリュウセイ・ガイア/真羅万龍 リュウセイ・ザ・ファイナル》
【 サイキック・クリーチャー 】
種族 ブルー・コマンド・ドラゴン / ハンター / 文明 水 / パワー5000 / コスト7
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引く。その後、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
■覚醒 :自分のターンのはじめに、バトルゾーンに自分の火と自然のサイキック・クリーチャーがそれぞれ1体以上あれば、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。
カード名:灼熱のリュウセイ・ボルケーノ
文明:火
コスト:7マナ
種族:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター
パワー:5000
コスト:7
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の山札の上から3枚を表向きにする。そのうちの1枚のコスト以下のコストを持つ相手のクリーチャーを1体破壊する。その後、相手は表向きにした3枚を好きな順序で山札の一番下に置く。
■覚醒 :自分のターンのはじめに、バトルゾーンに自分の水と自然のサイキック・クリーチャーがそれぞれ1体以上あれば、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。
カード名:大地のリュウセイ・ガイア
文明:自然
コスト:7マナ
種族:グリーン・コマンド・ドラゴン/ハンター
パワー:7000
コスト:7
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
■覚醒 :自分のターンのはじめに、バトルゾーンに自分の水と火のサイキック・クリーチャーがそれぞれ1体以上あれば、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。
【覚醒後】
カード名:真羅万龍 リュウセイ・ザ・ファイナル
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:水/火/自然
種族:レインボー・コマンド・ドラゴン/ハンター
パワー:11000
コスト:21
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引き、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
■パラレル解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーを裏返し、その3体のうちの1体にする)
超次元呪文から呼び出す候補。
《超次元オニシュラ・ホール》《超次元ジェイシーエイ・ホール》どちらにも対応しており、盤面にも(ややクセはあれど)対処できるため、優先的に採用している。
あとこのデッキ、クロニクルデッキを土台に組むのが手っ取り早いしね
《勝利のリュウセイ・カイザー》《勝利のガイアール・カイザー》《勝利のプリンプリン》
【 サイキック・クリーチャー 】
種族 レッド・コマンド・ドラゴン / ハンター / 文明 水/闇/火 / パワー6000 / コスト6
相手は、自身のマナゾーンにカードを置く時、タップして置く。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)
【覚醒後】
カード名:唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
カードの種類:サイキック・スーパー・クリーチャー
文明:光/水/闇/火/自然
種族:レインボー・コマンド・ドラゴン/ハンター
パワー:26000+
コスト:30マナ
マナ:-
スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
ハンティング(バトル中、このクリーチャーのパワーは、バトルゾーンにある自分のハンター1体につき+1000される)
このクリーチャーがバトルに勝った時、このクリーチャーをアンタップし、相手のシールドをふたつ選ぶ。相手はそのシールドを自身の手札に加える。
ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)
リンク解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、そのサイキック・セルのいずれか1枚を選んで超次元ゾーンに戻し、残りのカードを裏返す)
※覚醒リンクするために必要なカード(勝利のリュウセイ・カイザー/勝利のガイアール・カイザー/勝利のプリンプリン)
【 サイキック・クリーチャー 】
種族 レッド・コマンド・ドラゴン / ハンター / 文明 闇/火/自然 / パワー5000 / コスト7
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、このクリーチャーはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる。(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自分の超次元ゾーンに置きバトルゾーン以外の場所へ行った場合そこに戻す)
【 サイキック・クリーチャー 】
種族 ハンター / エイリアン / 文明 光/水/自然 / パワー4000 / コスト5
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。V(ビクトリー) 覚醒(サイキック)リンク − バトルゾーンに自分の《勝利のガイアール・カイザー》と《勝利のリュウセイ・カイザー》がある時、そのクリーチャーとこのクリーチャーを裏返しリンクさせる。(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)
同じく、超次元呪文から呼び出す候補だ。
特に、《超次元ジェイシーエイ・ホール》がトリガーしたが《激浪のリュウセイ・スプラッシュ》で止めたいクリーチャーがいない……という場合、とりあえず《勝利のリュウセイ・カイザー》を出すケースが多いぞ。
あとこいつらもクロニクルデッキ買ったら一緒についてくるしね
《 時空のスター・G・ホーガン/イチバンの覚醒者オーシャン・G・ホーガン 》
【 サイキック・クリーチャー 】
種族 サイバー・コマンド / 文明 水 / パワー7000 / コスト7
自分の水のクリーチャーの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。
覚醒 - 自分のターンの終わりに、そのターン、自分のクリーチャーを3体以上召喚していた場合、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。
W・ブレイカー (ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自分の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)
【覚醒後】
カード名:イチバンの覚醒者オーシャン・G・ホーガン
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:水
種族:サイバー・コマンド
パワー:11000
コスト:15マナ
マナ:-
自分のクリーチャーを召喚した時、自分の山札の上から1枚目を見る。そのカードがクリーチャーであれば、バトルゾーンに出してもよい。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
水クリーチャーのコストを減らせるサイキック・クリーチャーだ。
- 「《シンカイガンガン》の召喚コストが足りない序盤に《超次元ジェイシーエイ・ホール》がトリガーした」
- 「足止めを優先する必要がない」
というごく限定的なケースでのみ、《超次元ジェイシーエイ・ホール》から出す。もちろん、永遠に覚醒なんかしないぞ。
正直なところ、限定的な場面でしか使わない割に入手がめんどくさいカードなので、「そんなん持ってないよ!」という人は他のサイキック・クリーチャーで代用するか、当日15時までの注文で即日発送のカーナベルで購入しよう。
《時空の戦猫シンカイヤヌス/時空の戦猫ヤヌスグレンオー》
【 サイキック・クリーチャー 】
種族 ブルー・モンスター / 文明 水 / パワー4000 / コスト4
このクリーチャーに覚醒した時、カードを1枚引く。
ループ覚醒-自分のターン中に火のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》のほうに裏返す。(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自分の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)
【覚醒後】 カード名:時空の戦猫ヤヌスグレンオー カードの種類:サイキック・クリーチャー 文明:火 種族:フレイム・モンスター パワー:4000+ コスト:4マナ マナ:- このクリーチャーに覚醒した時、バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーは「パワーアタッカー+2000」と「スピードアタッカー」を得る。 ループ覚醒-自分のターン中に水のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを《時空の戦猫シンカイヤヌス》のほうに裏返す。(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自分の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)
ここはかなり好みの枠になる。一応、
- 《ヤヌスグレンオー》側で出しておいて《シンカイガンガン》召喚時にループ覚醒→ドローで捨てるカードの選択肢を増やせる
- 《シンカイヤヌス》側で出しておいて、《最終決戦だ!鬼丸ボーイ》などを召喚→スピードアタッカー化して追加打点に
という、これまた限定的な場面での「あったらいいな」枠となっている。
必須パーツではないので、普通にブロッカー持ちの《時空の司令 コンボイ・トレーラー/司令官の覚醒者 コンボイ》や、うっかりサイキックが並ぶと飛んでくる《超時空ストームG・XX/超覚醒ラスト・ストームXX》あたりと入れ替えてもOKだ。
【シンカイガンガンワンショット】の回し方
このデッキの使い方はそれほど難しくない。次の3ステップを意識して展開しよう!
①ドロー!キーパーツ!
《シンカイガンガン》が攻撃できる状況が目標だ。《メガヒット・チャージャー》を優先的に唱え、《シンカイガンガン》を探すぞ。
既に《シンカイガンガン》を引けている場合は、《全員集合!アクア・三兄弟》《マグナム・ルピア》を立てて相手の足止めをしておこう。
②マンモス登場!
5マナ溜まったら、《キリモミ・ヤマアラシ》から《シンカイガンガン》召喚だ!
《キリモミ・ヤマアラシ》なしで(=スピードアタッカーを持たせずに)召喚する場合、相手のマッハファイターのマトにされてしまう恐れがある。
相手がマッハファイターを採用しているデッキの場合、まずは他のクリーチャーを出して様子見してみるのもアリだ。
もちろん、除去される危険が無さそうならば《シンカイガンガン》を出してしまおう。次のターンに《堕呪 ルアグリ》や《本日のラッキーナンバー!》を唱えながら攻めるプランを狙えるぞ。
③ドロー!呪文カード!
《シンカイガンガン》が動き出せば、あとは無限攻撃するだけ!
「ドロー!呪文カード!」
「ドロー!呪文カード!」
「ドロー!呪文カード!」
……と、高らかに宣言しすぎて怒られないように、TPOをわきまえてプレイしよう(真顔)
あと、《 シンカイガンガン 》しか捨てられない状況に陥ると無限攻撃が止まってしまう。手札を浪費しすぎず、余分な呪文を握った状態で攻撃に入れるとベストだ。
改造するなら
とにかく呪文なら何でも使えるデッキなので、改造パターンも非常に多く考えられるぞ。
ここではいくつかヒントを紹介してみよう。
青魔導具
水の呪文が豊富ということで、【青魔導具】とのハイブリッドも考えられる。
もともと入っていた《堕呪 ルアグリ》に加え、ドロー・除去・受け札をどれも『魔導具』にすることで、無限攻撃以外の勝利軸が作れるぞ。
フィニッシャーとして《卍 ギ・ルーギリン 卍/卍獄ブレイン》の採用も考えられるね!
【 ツインパクトカード 】
種族 ムートピア / ドルスザク / 文明 水 / パワー9000 / コスト8
■虚無月の門:自分の魔導具呪文を唱えた時、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から合計4枚選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら4枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■自分のクリーチャーはブロックされない。
【呪文】
カード名:卍獄ブレイン
文明:水
コスト:1マナ
■カードを1枚引く。
《シンカイガンガン》をブロックされなくしつつ、呪文面で1ターン目から山札を掘り進められる点もよく噛み合っている。
……ただ、この路線を突き詰めると《 シンカイガンガン 》が抜けそうというか普通に青魔導具を組みたくなるのであんまり大声ではオススメしないぞ!
似たようなことが《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 ~土を割る逆瀧~》あたりにも言えるね。おのれパワーカード……!
【 ツインパクトカード 】
種族 ドラゴンギルド / ムートピア / 文明 水 / パワー6000 / コスト6
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、カードを2枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。
■各ターン、コスト5以下の呪文を自分の手札からはじめて捨てた時、その呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
【呪文】
カード名:六奇怪の四 ~土を割る逆瀧~
文明:水
コスト:4マナ
■次の自分のターンのはじめまで、相手は各ターン1度しか、クリーチャーで攻撃もブロックもできない。
もうちょっとマイルドなカスタマイズとしては、他の各種チャージャー呪文や超次元呪文、ツインパクトを採用してみても面白いね。
特に、《メテオ・チャージャー》はマナカーブも《シンカイガンガン》に繋がる。ブロッカーと遭遇することが多いならば採用圏内だ。
【 呪文 】
文明 火 / コスト3
■相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く)
《シンカイガンガン》を相手に見せず(=ネタをギリギリまで明かさず)引いてこられる《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》も面白い。
【 ツインパクトカード 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー1000 / コスト3
■スマッシュ・バースト(このクリーチャーが攻撃する時、このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい)
【呪文】
カード名:クリスタル・メモリー
文明:水
コスト:4マナ
■S・トリガー
■自分の山札を見る。その中から1枚選び、手札に加える。その後、山札をシャッフルする。
変わったところでは、《シンカイガンガン》の無限攻撃中に唱えられる《モモダチパワー!!!》なんかも面白いぞ。
【 呪文 】
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火 / コスト5
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■キリフダッシュ [ff01](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、この呪文を [ff01]支払って唱えてもよい)
■相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。
色を足すなら
実のところ、3色目を足すとしたらどの文明もアリだ。
ツインパクトが多い性質から、自然のツインパクトサポートは噛み合うし……
光を追加した場合、《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》が使えるのは大きな武器だ。
【 ツインパクトカード 】
種族 メタリカ / 文明 光 / パワー2000 / コスト2
■相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーを相手がバトルゾーンに出した時、相手はそれを自身の山札の一番下に置く。
【呪文】
カード名:ジャミング・チャフ
文明:光
コスト:5マナ
■次の自分のターンのはじめまで、相手は呪文を唱えられない。
■カードを1枚引く。
《奇石 ミクセル》採用型は、2ターン目にメタクリーチャーを立てられるので3ターン目にチャージャーを唱えやすいのも嬉しいところだね。
もちろん、詰めのターンでは《ジャミング・チャフ》で安全に殴れる。
闇を採用する場合は、除去呪文や手札破壊を入れるのはもちろん、青魔導具とのハイブリッドも考えられるぞ。
【 ツインパクトカード 】
種族 マスター・ドルスザク / マフィ・ギャング / 文明 闇 / パワー11000 / コスト9
■無月の門・絶:各ターンの終わりに、自分の魔導具をバトルゾーンまたは墓地から合計6つ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら6枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。
■相手のターンのはじめに、相手は自身のマナゾーンのカードを3枚までしかアンタップできない。
■W・ブレイカー
【呪文】
カード名:卍・獄・殺
文明:闇
コスト:9マナ
■クリーチャーをすべて破壊する。
■すべての墓地にあるカードの合計が13枚以上であり、この呪文が自分のシールドゾーンにあれば、この呪文は「S・トリガー」を得る。
《シンカイガンガン》の無限攻撃が途中で止まってしまっても、捨てた魔導具呪文をタネに《卍月 ガ・リュザーク 卍》を出せるかも……!?
さいごに
何勘違いしているんだ?まだ俺の解説記事は終了しちゃいないぜ
ちょっと長い記事になってしまったけれど、最後まで読んでくれてありがとう。
改造例のところで紹介したように、《 シンカイガンガン 》は小回りが利く呪文ならば割と何とでも噛み合う。これからも、新しい呪文が出るたびに検討してみてほしい。
そして何より、「ドロー!呪文カード!」を繰り返しながらの連続攻撃はとても爽快だぞ!ぜひ一度組んで、この楽しさを体験してほしい!
ではさっそく、ご唱和ください!
\ドロー!呪文カード!/
もっと大きな声でー?
\ドロー!呪文カード!/
いいよいいよー、もう1回!