【北白河の今日の一枚】vol.97《ミラクルとミステリーの扉》Kissから始まるミステリー

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【北白河の今日の一枚】vol.97《ミラクルとミステリーの扉》Kissから始まるミステリー

スリルとかショックはないが、サスペンスは歌詞にある

こんにちは。あるいはお久しぶりです。北白河と申します。

もう大人なので声を荒げて怒ることはそうそうなくなったんですが、先日久しぶりにそうなってしまいましてね。

「《 ゲラッチョの心絵 》500円は嘘だろ!」と、弊社に向かって暴言を吐きました。

だってさあ!格安に使うんだもん!前言ってた《 サッヴァーク-MAX 》も完全にそのつもりだったし!なんなら今月末にやるつもりだったし!

……というわけで、大量に用意したタマシードを活かして強制攻撃&サッヴァークのブロックで相手の盤面をじわじわ腐らせるデッキは没になりました。企画というものは、こうして一瞬で終わります。

(追記:この文章を書いた日に上がったカジュアるさんの記事にて、この世に全く同じキレが存在していることが判明しました。シンクロニシティ!)

というわけで、今回もやっていきましょうか。

この記事があなたの良い暇潰しになれば、これほど嬉しいことはありません。

それでは、今日のカードはこちら。

《ミラクルとミステリーの扉》

(殿堂カード) 【 呪文 】
文明 水/自然 / パワー- / コスト5

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
S・トリガー
自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から進化クリーチャー以外のクリーチャーを1体相手に選ばせ、バトルゾーンに出す。残りを好きな順序で自分の山札の一番下に戻す。

DM-26で登場し、先日ついにプレミアム殿堂から解除された一枚ですね。

《 ホーガン・ブラスター 》《 ミステリー・キューブ 》などのご先祖様になるランダム踏み倒し呪文のこのカード。

全てを含んでいるホーガン・ブラスター、包含・ブラスター
カリー ??? ク山の

その最大の特徴は、(相手が選ぶとはいえ)踏み倒し対象を4枚見れること。まあ「踏み倒し前にシャッフルしない」ってのもあると言えばあるんですが、今回は忘れてください。

要するに、「これで踏み倒したいクリーチャーしか入ってないデッキ」ならばほぼほぼ確実に5マナでなんかしらのヤバいやつが出てくるわけです。

初登場時は「そんなデカブツしか入ってないデッキなんか組めんやろガハハ」で済まされていたこのカードですが、後のカードプール拡充でえらいことになってしまったのは言わずもがなです。

おまけになんでかトリガーまでついてるので、この手のデッキの弱点の「速攻に弱い」まで克服しちゃったのも強さの一端。

大型生物の強さが一気に拡張されたE2の終わりを見ずして殿堂入り、その一年後にプレミアム殿堂入りを果たしたのでした。

そんな《 ミラクルとミステリーの扉 》(と、後輩の《 ホーガン・ブラスター 》《 ミステリー・キューブ 》)のデザインを見ていると、ちょっと気付いたことがあります。

それは、「一番の狙いを踏み倒せなかった時のアフターケア」の質です。

この手のカードの一番強いところは「コスト無制限でデカい生物を踏み倒せること」。この要素って、もうこれ以上強くしようがないんですよね。これは同時に最大の魅力でもあるので、逆にここに制限を付けるのもデザイン的に本末転倒になるわけです。

となると、一番の魅力を維持したまま強さをいじるには「コストを下げる」「おまけをつける」くらいしかありません。この後者の一部として、「アフターケア」があるわけです。

《 ミラクルとミステリーの扉 》のアフターケアは、「そもそも4枚めくることで外す可能性を限界まで下げる」こと。

《 ホーガン・ブラスター 》のアフターケアは、「呪文(≒ハズレ)をめくってもそれが唱えられる」こと。

《 ミステリー・キューブ 》のアフターケアは、「ハズレをめくってもブーストになる」こと。

「ほぼ必中>呪文踏み倒し>1ブースト」と、調整が進むに従ってケア部分で発生するバリューが減っていることがわかると思います。

こう見ると、一見調整困難な効果であっても意外なほど調整弁となる部分が存在することが分かります。

いろんな意味でアレな効果のカードを見た時、「ここをいじれば調整できるのではないか?」と考えてみるのはけっこう楽しいので、皆さんもやってみてください。

というわけで、お題としてここに《 レアリティ・レジスタンス 》を置いておきますね。まずは相手の手札も見て高レアカードを除去できるようにしてですね……。

スパイク・スピーゲルもdisらないと一貫性がないぞ

ミラクルと言う勿れ

というわけで、《 ミラクルとミステリーの扉 》でした。

ちなみに、北米版デュエマことKaijudoで唯一の制限カードとなった《 Bottle of Wishes 》もこの系譜のカード。

こちらは「クリーチャーは非進化のみ、呪文は7コスト以下のみ」という制限のついた《 ホーガン・ブラスター 》と言った趣のカードなのですが、それでもなお悪さをするあたりにランダム踏み倒しの調整の難しさが伺えます。

ちなみについでに、海外では「殿堂入り」という名誉のニュアンスを気にすることはないので、普通にこの手の処置のことは「Retired」と呼ばれます。直訳すると、「引退」!ド直球!

さて、次回予告のコーナーです。

弊社のECサイトにはカードごとに「一緒に買ってるランキング」というお遊び要素があるのですが、皆様にはそのランキングのみを見て次回のカードを当ててもらいます。

おや、次回予告がありませんね。どういうことでしょうか。まだ発売されてないんでしょうか。

というわけで、次回のカードはこれです。各自予習していってください。

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それでは、次の記事で。北白河でした。

前回の記事

なにがジャシン帝だ 統べるものらしくジャキゲン神になれ

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