どうも三賢酔です。自分自身のことで大変恐縮なのですが、最近Twitterをはじめさせていただきました。@sannkennsuiという名前で活動しています。弱小アカウントなので、フォローよろしくお願いします。
それはそうと、今回もプレミアム殿堂解説です。前回の記事の続きなので、もし良かったら読んでいただけると幸いです。
早速謝罪から。前回の記事ではプレミアム殿堂入りした順番に解説していくと言いましたが、自分の知識の関係上書けるカードが限られてしまいました…スミマセン。ということでこれからの解説は、順番通りいくものの、とばしとばしでお送りしていきたいと思います。
目次
■《アクア・パトロール》
この記事の最初はこのカード。《アクア・パトロール》です。このカードは 2005年9月17日発売 のDM-15 「転生編 第2弾 神滅奥義継承」 に収録されていたカードで効果はこちら。
【クリーチャー】
【種族】リキッド・ピープル【文明】水 【パワー】2000【コスト】4
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、プレイヤーをひとり選ぶ。そのプレイヤーは自分自身のシールドの枚数を数え、それを山札に入れてシャッフルし、その後、山札の上から同じ枚数のカードを裏向きのまま自分自身のシールドゾーンに置く。
となっております。発売当初は、”ハズレア”として認知されていましたが、 2007年6月23日発売の DM-24 「極神編第1弾」に収録されていたこのカードの登場により評価が一変しました。そのカードというのがこちら。
《海王龍聖ラスト・アヴァタール》
【 クリーチャー 】
【種族 】アポロニア・ドラゴン / ポセイディア・ドラゴン 【文明】 光/水 【 パワー】7000 【コスト】7
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■シールドゾーンにカードが加えられた時、そのプレイヤーは自分自身のシールドの中から1枚選び、墓地に置く。
■W・ブレイカー
■自分の最後のシールドがブレイクされる時、カードを1枚引いてから、そのシールドをブレイクする。そのターン、クリーチャーは自分を攻撃できない。
このカードは、” シールドゾーンにカードが加えられた時、そのプレイヤーは自分自身のシールドの中から1枚選び、墓地に置く。 ”という珍しい効果を持っておりました。
この効果は、二つ目の効果である” 自分の最後のシールドがブレイクされる時、カードを1枚引いてから、そのシールドをブレイクする。そのターン、クリーチャーは自分を攻撃できない。”という効果を何度も使用しないために設けられたと考えられますが、ここで《アクア・パトロール》の出番。
《アクア・パトロール》の効果で、相手のシールドを戻し再展開させた後、《海王龍聖ラスト・アヴァタール》の効果でシールドを墓地に送れば、あっという間にシールドが0になってしまいます。このコンボを利用してできたのがこれから紹介するデッキです。
デッキ解説
このデッキは通称《ラストパトロール》と呼ばれるデッキです。
このデッキは、前記した、《海王龍聖ラスト・アヴァタール》と《アクア・パトロール》によるコンボを利用したデッキになっております。《母なる大地》や、《母なる紋章》を採用していることで、コンボデッキの永遠の敵であるハンデスにも対応できるような構築になっております。
殿堂ゼロ環境での立ち位置
このカードは現在、殿堂ゼロ環境で、《 デュエマの鬼!キクチ師範代 》や、《 禁術のカルマ カレイコ 》らとともに運用され、4ターン目にシールドがすべてなくなるという《キクチパトロール》(鬼畜パトロール)というデッキで利用されています。このデッキの回し方としては
3ターン目に《デュエマの鬼!キクチ師範代》または《禁術のカルマ・カレイコ》を出す。4ターン目に《アクア・パトロール》を出す。《アクア・パトロール》の効果で相手はシールドの枚数を数えて山札に入れ、シャッフル。同じ枚数のシールドを置き直す。山札から手札以外のゾーン(シールドゾーン)にカードが置かれたため《デュエマの鬼!キクチ師範代》の効果で相手はすべてのシールドを山札に戻しシャッフル。
デュエルマスターズWiki
です。最近のカードプールでは、《デュエマの鬼!キクチ師範代》と、《Vチャロン》を利用して《ラストパトロール》と同じ動き方をする《キクチVチャロン》というデッキがあります。
■《母なる大地》■《母なる紋章》
次のカードはこれらの二枚。これらのカードは違う時期にプレミアム殿堂入りしたものの、使い方は同じなので同時に紹介させていただきます。
まずは《母なる大地》から。このカードは前回の記事で紹介した《無双竜機ボルバルザーク》と同じ2004年6月26日発売のDM-10 「聖拳編 第1弾」に収録されていたカードで、効果はこちら
【呪文】
【文明】自然 【コスト】3
■S・トリガー
■バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置いてもよい。そうした場合、そのマナゾーンにあるカードの枚数とコストが同じかそれ以下の、進化クリーチャーではないクリーチャーを1体、そのマナゾーンから選ぶ。そのプレイヤーはそのクリーチャーをバトルゾーンに出す。
となっております。
このカードの効果を要約すると、「バトルゾーンにある自分の弱いカードをマナゾーンにある自分の強いカードに変える」という効果です。
また、S・トリガーもついていて相手のクリーチャーも選ぶことができるため、相手の切り札をマナゾーンに戻して雑魚を出すということもできました。(どこから見ても3コストの性能じゃねぇ)
次に《母なる紋章》の解説を。このカードは前述の《海王龍聖ラスト・アヴァタール》と同じ2007年6月23日発売のDM-24 「極神編 第1弾」に収録されていたカードで効果はこちら
【呪文】
【文明】自然 【コスト】3
■文明をひとつ選ぶ。バトルゾーンにある自分の、選んだ文明のクリーチャーを1体、マナゾーンに置いてもよい。そうした場合、その文明と、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャー1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。
このカードはS・トリガーもなくなり、相手のクリーチャーも選ぶことができなくなり、文明指定も付いた《母なる大地》の下位交換ですが、それでも強すぎました。使い方は《母なる大地》と同じです。これらを使ったビックマナデッキが次に紹介するデッキです。
デッキ解説
このデッキは、《母なる大地》や《母なる紋章》を使うことで《龍仙ロマネスク》の登場時効果だけを使用し、ターン終了時のマナ破壊を防ぐことができた、通称《ターボロマネスク》と呼ばれているデッキです。
十分にマナを増やした後は、《光神龍スペル・デル・フィン》で呪文を封じ、《超龍バジュラズテラ》や《緑神龍ザールベルグ》でランデス(マナ破壊)をしてコントロールしていきます。
しかしこのデッキは強すぎたため、プレミアムコンビ殿堂が急遽施行され、環境で活躍できたのは約2か月だけでした。
殿堂ゼロ環境での立ち位置
殿堂ゼロ環境では、《龍素記号Sr スペルサイクリカ》と組み合わせて、ループをする通称《大地サイクリカ》(もしくはサイクリカループ)と呼ばれるデッキがあります。このデッキのループ方法は
1.場に適当なクリーチャーがあり、マナゾーンが6マナ以上でコンボパーツ(《龍素記号Sr スペルサイクリカ》、ループさせたいクリーチャー、《ボルバルザーク・エクス》などマナ回復ができるクリーチャー)が埋まっている状態を作る。2.ここで《母なる大地》を唱えてマナから《サイクリカ》を出す。《サイクリカ》の効果で墓地の《母なる大地》をもう一度唱え、サイクリカをマナに戻した後ループさせたいcip持ちのクリーチャーを場に出す。その後《サイクリカ》の効果で《母なる大地》は手札に戻ってくる。3.再度手札から《母なる大地》を唱えて《サイクリカ》を出し、同じ要領でマナから《ボルバルザーク・エクス》などを出す。マナが回復して《母なる大地》も手札に戻ってくるのでループを繰り返せる。 ※2.の時にはサイクリカ自体をもう一度出してもよいので、墓地の呪文(7マナ以下)を唱えながら回収することもできる。こうやってループを繰り返し、cipや呪文を使いまわして手札とマナを増やしながら、《黒神龍ザルバ》などの勝利手段にもっていく。
デュエルマスターズWiki
です。このデッキはループルートが多彩で、《蒼狼の始祖アマテラス》を使うことで最速3ターン目に更地からループをする事が可能です。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。この記事に関しての感想や、疑問などはコメントで教えていただければと思います!それではまた次の記事でお会いしましょう!