【デュエマコラム】超CS直前! これまでの大会を振り返ろう

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【デュエマコラム】超CS直前! これまでの大会を振り返ろう

 こんにちは、神結です。

 暑いですね。都内では30℃はおろか、35℃にも達する日があり、いよいよ夏の訪れを感じています。

 いやぁ、困ったもので暑いと本当に語彙力が低下して「暑いです」しか言えなくなってくるんですよ。

 皆様も水分、塩分補給を意識し、熱中症などには充分お気を付け下さい。屋内と言えど、カードに夢中になってるうちに熱が籠もってて、などということもあり得ますので……。

 

 さて、デュエル・マスターズにおいて夏と言えば「超CS」の時期です。

 2017年から始まった超CSですが、今年で5回目となります。去年4回開催されているので、8回目という見方もあるかもしれませんが、今年の名前が「超CSⅤ」となっているので、5回目といった方が適当でしょう。

 超CSはGPとはまた違った魅力がある大会です。

 今回はこれまでの超CSについて振り返っていきましょう!

目次

超CSについてのおさらい

 超CSは2017年より始まった、GPとはまた違ったイベントです。

 名前の通り超規模のCSといったもので、GPのように専用のプロモ等はありません(が、CSプロモは配布されます)。

 その最大の特徴はGPが三大都市圏中心に開催されているのに対して、超CSは「地方を意識したイベント」であるというところでしょうか。実際HPにも「 超CSは、『グランプリを開催しにくい地域にも大型イベントを!』との思いで誕生したイベント。」と書かれています。

 特に最初の3回は熊本、金沢、そして山形と地方都市での開催となっております。

 個人的には、この方針は続けて欲しいですね。

 イベントってどうしても利便性とか集客の都合で中央に寄りがちになってしまうのですが、当たり前ですが人は東京にだけ住んでいる訳ではありません。プレイヤーは全国各地にいますし、彼らの中には金銭的な都合や仕事等で遠征は厳しいという方も多いでしょう。

 特に昨今は都心と地方との間のランキング格差もある状況ですから、地方のイベントには力を入れて欲しい、と思っています(そういう意味では、来年度以降はなんとかしてエリア予選も再開して欲しいですね)。

 あと中々普段行かない都市に遊びにいけるいい機会でもあるので、遠征する側としても観光が何よりの楽しみだったりもしますね。

 新潟と言えば日本酒、笹団子、ビッグスワン、後はマリンピア日本海のイルカショー……とかですかね?

 残念なことに超CSには配信はありませんが、ないからこそこの頻度で開催出来てるという部分もある筈なので、一長一短でしょう。参加出来る回数が多い方が嬉しい、という方も多いと思います。

 ちなみに、カバレージはあります。楽しみにしててください。

 

第1回 超CS(熊本)

 記念すべき第1回は熊本での開催となりました。開催日は2017年7月8日。

 この前年に熊本地震があり、開催には『地元支援』の意味合いも少なからずあったでしょう。

 元々熊本はデュエマが盛んな場所で、CS黎明期だった時から「火の国CS」といったイベントが開催されたり、近年でも何かと個性的なプレイヤーを輩出しています。

 さて、この時はちょうど新殿堂施行直後で、《スクランブル・チェンジ》や猿ループのパーツが軒並み規制された後の大会でした。

 そんな中で優勝したのは、《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》を軸に攻守のバランスをとった【クローシスバスター】(追記:りょーつ選手のリストにはダイスなかったみたいです)、地元プレイヤーであるりょーつ選手。

 2019年度全国チャンプでお馴染みのセキボン選手が、大幅な弱体化をした【猿ループリペア】を使用し、準優勝。

 3位は【クローシスバスター】のウスラトンカチ選手、4位にはこちらも弱体化直後のデッキではありますが【モルトNEXT】を使ったモルドラ選手がそれぞれ入賞しています。

 当時のデータ等を記録していたdig.cardsが消滅してしまったため、正確な情報は入手出来なくなってしまいましたが、TOP8はNEXTの他にロージアダンテ、そしてデッドゾーンが2名入賞しています。

 また予選突破ラインであるTOP64全体を見てみるとこちらも正確な数字がわからないのですが、NEXTの他にも【ドロマーハンデス】や【5cコントロール】といった、往年の名デッキたちが活躍していたようです。5cコンの名手であるどてら選手も、ベスト16に進出したという痕跡?を確認しています。

 当時登場直後であった《“罰怒“ブランド》を使ったプレイヤーも数名、予選突破を果たしています。

 

 ちなみに私はこの大会には選手としてもライターとしても参加していませんが、カバレージ的に言えばこの大会はかなり革命的な出来事が起こっているので、せっかくなので書き記しておきましょう。

 まずこの大会から、いわゆる「公式の人間」ではないプレイヤーライターが、カバレージライターとして参戦することになりました。

 ここでは2019年度ランキング6位でガロウズゴクドラゴンカップ5位のあーくんが、ライターデビューをしています。

 ちなみに経緯を簡潔かつ丸くして話すと、この以前のGPでジャッジをやっていたあーくんが「自分にもカバレージをやらせて欲しい」と直訴し、それが実現したとのことです。

 またこの時カミ神王子が猿ループリペアの試合を担当して絶望した結果、「ループに強いライターも必要だよね」という話になってプレイヤーライターの枠が更に拡大した、なんて話もあったりします。

 ※追記 都市伝説だったらしいです。

 黎明期らしい?エピソードとしては、「一度部屋に戻って就寝してしまったら、カバレージは完成しない」という方針の元(これ自体はあながち間違ってない)、ライター達が相互監視しながら朝4時までホテルのロビーで書いていた、なんてこともあったようです。

 ちなみに現在はそんなことないです。安心してください。カバレージは次世代のカバレージライターを常に募集しています。

個人的に好きなカバレージ

 

第2回 超CS(金沢)

 翌年は金沢にて超CSⅡが開催されました。開催日は2018年8月11日。参加者は1200人超。この大会には地元メディアの取材もあり、新聞に掲載もされています。

 金沢は北陸3県における最大都市で、「加賀百万石」の城下町であり兼六園などが有名です。北陸新幹線のお陰で、関東からでもかなりアクセスしやすい街となりました。

 2018年は双極篇の時代で、全国大会2017で活躍した【赤青バスター】、その後の環境で台頭してきた【ガンバトラージョーカーズ】などはちょうど弱体化を食らった直後でした。

 そんな中で優勝に輝いたのは、なっぷる選手の【ラッカバスター】でした。

 バスターはTOP128の中でも最大数を占めており、「いつまで強いねん」と思った方も多かったことでしょう。

 登場以降、常に環境と共に歩んできた《蒼き団長 ドギラゴン剣》ですが、自身が主役のデッキで活躍は、この大会が最後でした。この年の秋に行われたGPは2ブロックでしたし、秋冬以降は他のデッキを台頭を許し、環境での存在感は薄れていましたね。

 準優勝は、【ジョラゴン】を使用したハマチ選手。ジョーカーズの主役はこれまで《ガンバトラーG7》にありましたが、《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》の殿堂を受けて後退。代わりに《ジョット・ガン・ジョラゴン》の研究が進んでいました。

 この後に「どうやら、《ジョット・ガン・ジョラゴン》でループが出来るらしい……?」と話題になっていくので、この大会はちょうど過渡期に当たる部分でしたね。

 その他TOP8には【黒単デスザーク】が3名残り、ジョラゴンとバスターが2名ずつ。残り1人が【墓地ソース】を使ったむった選手でした。

 

 ちなみに私はこの大会にはカバレージライターとして参加しました。

 金沢の美味しい海鮮、日本酒を飲んで大暴れした同僚の介護など、何かと思い出深い超CSとなっています。

この時は MATSUMOTO EIGHT先生のサイン会も開催されています。

 

第3回 超CS(山形)

 第3回は東北に飛んで、山形県。金沢に続いて日本海側での開催が多いですね。開催日は2019年8月17日。約1500名の参加となりました。

 山形は将棋で有名な天童や米所として有名な庄内地方、上杉鷹山でお馴染みの米沢など色々な街がありますが、今回の会場は県庁所在地である山形市です。冬は積雪でお馴染みの地域ですが、じゃあ夏は涼しいかというと決してそんなことはないです。フェーン現象のお陰で余裕で35℃を超える日も多かったりします。当日も普通に猛暑だったと記憶しています。

 せっかくなので少し山形トークとしておくと、山形は山沿いと海沿いで大きく文化圏が違います。

 特に海沿い(庄内)はかつて「紅花」の輸出などで京都・大阪圏との結びつきが強かったため、山沿いの山形弁に比べて「庄内弁」は殆ど訛っていません(山形弁は、皆さんのよく想像する「東北弁」に近いと思います)。

 しかしそこは、あくまで東北地方。当然使ってる言語そのものは異なります。

 ですので庄内弁は「アクセントは標準語に近くて聞き取りやすいんだけど、マジで何言ってるかは理解出来ない」という究極の言語だったりします。気になった人は、YouTubeとかで調べてみてください。

 さて、開催は8月の中旬でしたが、この時期は直前に発売されたクロニクルデッキ「デッドディザスター」が猛威を奮っていました。お馴染み《天災 デドダム》が参戦した時期です。

 特に直前まで環境トップに位置していた【赤緑ジョーカーズ】なんかは、「盤面を並べるデッキ」である都合、【アナカラーダムド】との勝負が厳しく、その座を明け渡すことになりました。

 ただ、この大会の主役となったのは、皆さんご存じミノミー選手でした。

 彼と言えば【青魔導具】で有名ですが、その伝説はこの時期のCSを【青魔導具】で勝ちまくったことと、そしてその総決算として超CSⅢで優勝を果たしたことにあります。

 またこの超CSより、優勝者に全国大会の権利が付与されることになりました。ミノミー選手はその第1号となりました。

 準優勝は【赤緑ジョーカーズ】を使った「ヤルカ!ポケカ!」選手。

 そうそう、これカバレージライターとして1つ言わせて欲しいんですけど、勝ち進んできたときに選手も運営側もかなり気まずくなるので、競合他社のIPを名前に使うのはマジで勘弁してください(ちなみに、当のヤルカポケカ選手もここまで勝ち進むと思っていなかったのか、まぁまぁ気まずそうにしてました。じゃあヤルナ)。

 あと競合他社IPでなくても、明らかに倫理的にNGな名前もちょくちょく見掛けるんですよね。

 まぁ自分の名前がヤバくて何かしらの損害を被るのは自業自得と言えばそうなんですが、これって対戦相手も同時に損害を被る可能性がある(より正確に言えば、対戦相手の可能性を潰してしまう)ので、本当にやめて欲しいというのが私からお願いです。

 ちなみに前回の超CSでも名前がヤバすぎて(コードネームで呼ばれるくらい)カバレージ班でも話題になった人がいたんですが、その人をあとから調べてみたらなんかflat-工房の人間でした。そんなことあるか?

 

 ……と、話は逸れましたが、3位・4位にはそれぞれ【アナカラーダムド】が入りました。

 ダムドは前評判通りの強さで、TOP128のうち、実に49名を占めました。大型大会でここまで分布が偏るのは、デュエマではかなり珍しい事態だったと思います。

 

第4回 超CS(静岡・福岡・仙台・京都)

 なんか4回もあるんだけど?

 というわけでコロナによって長らく中断していた超CSですが、昨年3年ぶりに開催されました。しかも、なんか4倍に増えて。

 地方都市で開催、という色はやや薄れましたが、遂に待ち望んだ大型大会ということもあって、開催数ごと大盤振る舞いとなりました。それぞれの会場が満員御礼となるくらい応募者も殺到しました。

 静岡・福岡・宮城の後に殿堂が施行され、京都は新殿堂で行う、という形になりました。

 それぞれに触れていくとこれまでと同じ文字数を使うのでざっくりと書いていきますが、全国大会を制した最強デッキ【JO退化】の強さが際立ちながらも、「実は色んなデッキの可能性があるよね」といった環境だったかと思います。

 静岡では幸先よく優勝した【JO退化】も、福岡では決勝を前にして敗れ、宮城では決勝で新時代の【アナカラーハンデス】に屈しました。それでもトータルで見たときの活躍は、さすがの一言ではありましたが。

 一方で京都大会では、環境変わったものの、静岡より安定の予選突破数を誇った【赤緑アポロ】と、2022年後半を牽引することになった【4c邪王門】という、今でもお馴染みの対決が実現。

 結果はアポロが見事に二度貫通して勝利し、アポロとしては嬉しい結果を手にしました。

 

 私はカバレージで全通予定だったのですが、最後の京都大会の前週にコロナに屈し、全通の夢は叶いませんでした。京都大会の後には、カバレージ班の皆様からの集合写真が送られてきました。

 ちなみに4回の開催は流石に過酷だったようで、今年は一旦半分になりました。ホッとしています。

https://dm.takaratomy.co.jp/coverage/coverage_dmscs04/

 そんなわけでカバレージの数も異次元に多いので、時間がある際にお楽しみいただければと思います。

 

おわりに

 というわけで、これまでの超CSを振り返ってみました。

 超CSって殿堂直後の特殊な環境であることが多かったため、まだ未完成のデッキやギミックが世に出てきたりして面白いんですよね。

 そして今年は新潟・大阪開催です。

 大阪は大型都市圏ですが、新潟開催というのは超CSⅢ以前の「日本海側地方都市開催」が帰ってきた感じがしていいですね。

 

 まぁ大阪大会が終わったらまた今年の超CSを振り返る記事も書くと思いますので、お待ち下さい。

 それでは、また。

 


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