2022/6/8 Wed 20:00

【北白河の今日の一枚】vol.91《黒月の古城オリジナル・ハート》実家のような安心感

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2019年の前半はまだ平成でした

こんにちは。あるいはお久しぶりです。北白河と申します。

そういえば、ついに全国大会2019が開かれますね。

2019年と言えばまだ超天篇やってた時代ですし、5月まではまだ元号は「平成」でした。私も記事も書きはじめたばっかりの頃ですよ。

コロナという病というか災害というかの影響のデカさを感じるとともに、やっと開かれてよかったな……という思いがありますね。

ちなみにきたしーが「令和」という元号を知ったのは、（この時点で退職が決まっていた）前の職場にて銀行にお使いに行っていた時でした。

振り込みの手続きをしながら待合のテレビで菅さんがなんやかんややってるのを見て、「元号ですら変われたのに俺は……」と鬱になっていた覚えがあります。

というわけで、今回もやっていきましょうか。

この記事があなたの良い暇潰しになれば、これほど嬉しいことはありません。

それでは、今日のカードはこちら。

《黒月の古城オリジナル・ハート》

【城】
文明闇 / パワー- / コスト6

城−自分のシールドをひとつ選び、このカードを付けて要塞化する。その要塞化されたシールドがシールドゾーンから離れた時、このカードを自分の墓地に置く。(「S・トリガー」能力を使う場合は、このカードを墓地に置く前に使う)
自分のクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードがゴッドでなければ、山札の一番下に置く。そのカードがゴッドであれば、バトルゾーンに出してもよい。
この城を付けて要塞化したシールドが他の城によって要塞化されていなければ、そのシールドが相手のクリーチャーにブレイクされる時、かわりに自分のシールドを1枚手札に加えてもよい。

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DM-35にて登場した、アンコモンの城ですね。

……アンコモンだったんだこいつ！効果の派手さやストーリー的な重要さなら光っててもおかしくないですよ！

あ、でももし光ってたら《神核アトム》を差し置いてしまうことになりますね。《死神明王バロム・モナーク》を下げるのもアレですし……まあ、レアがいいかもです。

当時の大きめの城標準装備のブレイク回避効果に加え、攻撃時にライブラリトップがゴッドなら踏み倒す……というかなり派手めの能力を持つ一枚ですね。

実運用的には「いっぱい誘発させるために軽量生物を用意するとゴッド率が下がる」「重いゴッドを用意すると起動役の生物が少なくなる」「軽量ゴッドを用意すれば素出ししたほうが手っ取り早い」「そもそもゴッドはリンクすると頭数が減るので攻撃回数を稼ぐのには向いてない」など活かすにはちょっと骨が折れるんですが……

まあ、そのへんは《ゴッド・シグナル》とか《魂の呼び声》なんかで積み込むといいと思いますよ。最近はディスペクターの関係で単体で強いゴッドも増えてますし、カードパワー自体はだいぶ上昇したんじゃないでしょうか。

そんなこのカードなんですが、さっきチラっと言ってたようにストーリー面でもかなり重要な……というか、ぶっちゃけ神化編の元凶だったりします。

そもそもこれがどういう物体であるかというとですね。

戦国編にてウッキウキ核兵器乱射おじさんのおかげで「時空の裂け目」が開いたのち、そこ経由で超獣世界の上空に現れた小惑星です。どう見ても惑星っぽくない見た目なのはこの際置いときましょう。

それと同時に、オリジナル・ハートは太古の種族ことオリジンの本拠地でもあります。ここ（と、その背後にある時空の裂け目）から出撃してくる古代の軍勢&ゴッドたちと五文明軍の戦いが、神化編のメインのストーリーラインになるというわけですね。

怒涛のボスラッシュの末に最強最後のゴッドこと起源神が敗れた後ですらその影響は続き、地上に墜落することで世界を道連れにせんとする（《超神羅ロマノフカイザー・NEX 》によって未遂）など、考えようによっては神化編の真のラスボスとすら言える……のかもしれません。