相手に選択肢のあるカードは弱い
こんにちは。あるいはお久しぶりです。北白河と申します。
いやあ。終わりましたね、ハロウィン。
東京ならいざ知らず、三重県に住んでると特に変化を感じられるような一日ではなかったんですが。
まあ……コンビニスイーツが全部かぼちゃ味になって、あとタイムラインにあれやこれやのコスプレイラストが流れてくるだけですよ。
そうやって全ての記念日があいまいになっていって、いずれ何もわからなくなって死にます。トリックやトリートのように、選択肢もなく。
もちろん、私やあなたとて例外ではありません。
というわけで、今回もやっていきましょうか。
この記事があなたの良い暇潰しになれば、これほど嬉しいことはありません。
それでは、今日のカードはこちら。
《 ハロウィンズ・カーニバル 》
【 呪文 】
文明 自然 / コスト4
■自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻す。
DMRP-15で登場した、自然のブースト呪文です。
性能としてはけっこうある「2ブーストして1マナ減らす」タイプなのですが、回収先が手札&マナがアンタップインなのは結構うれしいところ。
まあ、普通にやっても手札の減らないマナブーストですからね。これには社外向けの真面目な名刺にでっかく「手札の減らないマナブースト」って書いてるボルスズもニッコリ(実話)。
特に倍加や軽減ができればとにかくお得で、実質的に「使えば使うほどマナが増える」なんていう状況に持ち込めるのもいいですね。
実際に【ゴクガサイクル】などでは実質無料のマナ回収エンジンとしても活躍するなど、類似カードの中では格段に活躍の機会の多い一枚と言えるでしょう。
……まあ、そのせいで格安で4枚使えなかったんですが。今なら4枚積めますね。
……ところで、このカードのフレーバーとイラストにいる「南瓜妖精ハロウィン」ってキャラ、このカード以外で記憶にありますか?
記憶にある子には、慎重な対応が必要です。
そう。要するにこいつは、フレーバーにしか出てこない未カード化キャラなんですね。
実はスノーフェアリーには(ブースト呪文で毎回イラストに妖精が描かれるせいで)この手のカードが多く、複数のキャラクターがカード化を待っています。
具体的には、《 悪魔妖精ベラドンナ 》や《 天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」 》なんかもこの経緯でカード化されたカードですしね。
ついでに言うと、この手のカードはプレイヤーからの期待が高いせいか実戦級カードになる傾向が高い……ような気がします。どっかの「女体化した《 青銅の鎧 》」みたいな例外もいるので何とも言えないんですが。
……というわけで、今回のテーマは「フレーバーにいたのにまだ出てない妖精たち」。最後までお付き合い最後までお頂ければ幸いです。
まず紹介したいのが、《 ドンドン火噴くナウ 》で登場した情熱妖精ヒガンナ。カード自体の強さや度重なる再録もあり、外見や個性含めてすでに人気の高いキャラクターですね。
設定としては《 恋愛妖精アジサイ 》の姉にして、相当のシスコンである模様。妹に近付く相手を燃やしてみたり、ディスタスとなった妹を救うべく戦ったりと(カード外で)いろいろやっているようです。
トレジャー版の《 夏だ!デュエル修行だ! 》でも数々の既存キャラを差し置いて登場するなど、知名度や人気は十分。あとは自身のカード化を待つだけ……と言ったところでしょうか。
……ただ、このカラーリングのブースト関連カードが飽和気味なのはひとつ懸念点ですね。どこぞの神アートで美少女になった虫とかと枠を取り合うことになりそうです。
続いてご紹介するのが、神アート版の《 フェアリー・Re:ライフ 》に登場した白銀妖精コユキ。見ての通り、《 霞み妖精ジャスミン 》が成長したかのような姿のキャラクターですね。
フレーバーテキストでは「また会えて、嬉しいよ!」と喜んでいる彼女ですが、どう考えてもこれが初登場。会ったことがある子には、慎重な対応が必要です。
登場の際には「ブーストといえばジャスミン」という固定観念を覆してくれるかどうかは定かではありませんが、
同じく神アートのイラストが初出の双子妖精ハイビ&ビスカが《 純潔妖精ガーベラ / ハイビとビスカの印 》でカード化を果たしたこともあり、こちらの登場も期待ですね。
そして、最後にご紹介したいのが再誕妖精スイセン 。
なんですが……この子がどんなカードで登場してどんな姿をしていたか、思い出せますか?はいカード画像が出るまでシンキングタイム。
思い出せる子には、慎重な対応が必要です。
お察しの通り、「本当に名前しか出てきてないキャラ」なんですね。
おそらくカード化される際にはこのイラストに描かれている人っぽいオーラの意匠のあるスノーフェアリーとして描かれるんでしょうが……。現状、登場はかなり望み薄ですね。
「古の支配者たちが復活した時に降臨し戦う神」とかいうおもしろワード
というわけで、《 ハロウィンズ・カーニバル 》でした。うーんタイムリー。
スノーフェアリーに限らず、「フレーバーにだけ出てくるキャラ」は数多く存在します。それこそ《 覇王ブラックモナーク 》とかも最初はそうでしたしね。
ただ、昨今は……なんというか、「カード化よりもカード化待ちカードが増える速度のほうが速い」みたいな現象が起こっているのも事実。
いったん「まだ出てないやつBEST」みたいなパックを作ってこの辺のカードををまとめて刷ってもらえると、追いかけてる側としては何かと助かります。
この記事の感想などありましたら、#北白河の今日の一枚でのツイートや拡散などなど心よりお待ちしております。
下のボタンからすぐにやると、確実に拡散できてさらにお得!今すぐやれ!
それでは、次の記事で。北白河でした。