歴代のライバルキャラ5人にフォーカスした『カリスマBEST』!
本記事では、彼らの活躍をコンパクトにまとめてご紹介します。
これを読めば、イラストやフレーバー、それにセリフ由来のカード名がもっと楽しめちゃいますよ!
目次
カリスマ① ガルドの「Z」 不亞ザキラ
切札勝舞編を通じて、最大の敵として描かれたのがザキラです。
シリーズとしてのラスボスはアダムであり、ライバルキャラとしては白凰や黒城もいるわけですが……「最大最強の敵」と言われたら、ザキラをイメージするファンも多いのではないでしょうか。
それもそのはず、原作者の松本しげのぶ大先生が「勝舞・白凰・黒城の前に立ちはだかり、すべてを阻止するようなでっかいキャラクター」と述べています。(参考)
実は存在だけはごく初期――なんとマジック:ザ・ギャザリング時代の第2話から仄めかされていました。この時点では、NACと切札勝利を破った謎のデュエリスト集団「ガルド」として描かれています。
物語が進んだ後に「アルファベットの称号を持つ、ザキラ率いる集団」と明かされました。
この「ガルド」の名前は、『カリスマBEST』における彼のカードにも反映されていますね。
物語での本格的な活躍は、妹である不亞幽が勝舞に敗れてから。
《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》を奪いつつも、Dr.ルートを警戒し撤退。その道中、《凶星王ダーク・ヒドラ》デッキで勝舞を退けたのが最初の戦いでした。
(ここで「勝舞のシールドが勝手に壊れていく」「静かなる力」という表現をしていたので、おそらく画面外で何らかのサイレントスキルが誘発していたのでしょう)
その後も勝舞やその仲間と幾度となく激突。中でも『デュエル・マスターズ(無印シリーズ)』の最終決戦はザキラの勝利で終わるという凄まじい幕引きでした。(決戦に際して幽がくれたカードがもうちょっとハイスペックだったら……なんて冗談も言われるわけですが)
力を得る中でどんどん人間離れしていったザキラですが、最後は勝舞が命を奪うことを拒絶。生きながらえたのち、本編の真のラスボスであるアダム一味と戦うこととなります。
そんなわけで活躍期間の長いザキラですが、『カリスマBEST』では《デス・フェニックス》《ヘヴィ・デス・メタル》《ロマノフ》と、歴代の切り札要素を合わせたゴッド戦略で登場。

水・闇・火というカラーリングは、かつてのザキラのスーパーデッキ『エンドレス・オール・デリート』と合致しており、今回の5人の中でも最も妥当性のあるカラーリング……なのかもしれません。
カリスマ② 轟速の反逆者 赤城山バサラ
勝太中学生編を代表するライバルキャラがバサラです。
初登場は『デュエル・マスターズVS』2年目となるデュエマ甲子園本選。
《轟く侵略 レッドゾーン》による3ターンキルで勝太を高速で撃破、さらに勝太のデッキを爆破するという暴挙に出ます。(これをきっかけに、勝太はドギラゴンを使うようになります)
このとき見せた《凶戦士ブレイズ・クロー》→《一撃奪取 トップギア》→《轟速 ザ・レッド》からの侵略による3ターンキルは、「速攻を超える速攻」として、漫画とカードデザインが強烈にリンクした成果でもありました。
デュエマの歴史の中でも希少な、「キャラクターの人物像」「作中でのデッキや戦略」「実際の対戦」が見事に合致した例といえるでしょう。
そんなバサラは、戦いを経る中で禁断の力を入手。世界を破壊し作り変えようとします。
実は彼は、仲間と作り上げたバイクを奪われそうになり反撃、結果として追われる身となった過去があります。
その時からの仲間であるNo.2とは固い絆で結ばれており、彼が傷ついた時には激しい憎しみを露わにしていました。
最終的に、世界を滅ぼす願いを聞き入れた禁断の星《ドルマゲドン》と一体化。人ならざる姿となり、宇宙空間で勝太のオールスターデッキと対戦します。
元々「人を超越したようなザキラとは異なり、あくまで勝太と同年代の人間」として生み出されたバサラが人間をやめてしまうのは、何とも皮肉なものですね。
最終決戦後は《ドルマゲドン》と分離し、無事に人間の姿に戻れた模様。アニメだとジョーに慕われている描写も見られました。
『カリスマBEST』では、当然(?)彼の代名詞ともいえる【バイク】戦略を引っ提げて参戦。

バリエーション豊富な《レッドゾーン》派生カードですが、水火自然の組み合わせは《轟く革命 レッドギラゾーン》を思わせますね。

革命軍となっていた《レッドギラゾーン》と異なり、今回はしっかり侵略者のようです。
カリスマ③ 王国連合の長 鬼札アバク
十王篇と王来MAX、間を1年空けた変則的なスケジュールでライバルキャラを務めたのがアバクです。
初登場はジョー編4年目となる『デュエル・マスターズ キング』から。
それまでの3年からは世界観を一新し、デュエマアプリ(デュエプレがモチーフですね!)における謎の強豪としてその姿を現します。ジョーの新たな相棒、モモダチを粉砕して初陣を優位に進めました。
《勝熱英雄 モモキング》のダイレクトアタックで敗北しそうになるも、突如飛来した槍によってデュエマは中断。決着はお預けとなります。
これ、当時は未カード化だった《一王二命三眼槍》の敗北回避だったんでしょうね。
王来篇ではジェンドルに敗れ、一時はジョーに手を貸す描写も見られましたが、ジェンドルが倒れると再びジョーと敵対。デッキーを串刺しにして強奪し、ジョーとの最終決戦を迎えます。
彼のバックボーンおよび力の源泉たる鬼については、設定のゆれが見られるものの「一族・特に父親から迫害された」「その中で鬼によって力を与えられた」「怒りを感じると鬼が現れてしまう」という描写が見られます。
前述のデッキーをはじめ、他者を強制的に従えようとする性質も虐げられる中で身に付いたのかもしれません。
なお、ハイドとヒミコは王来学園での同級生。
アバクは彼らを殺害し学園を破壊しましたが、デッキーの力でやり直そうと考えていました。そりゃ無茶だろ…
この点はジョーも指摘しており、「だから友だちができないんだよ!」という容赦のない言葉を浴びせています。
最終的にはクリーチャーと一体化=S-MAX進化を遂げ、ジョーと激突。
ジョーに敗れた後は姿を消し、その行方は知れません。
今回は鬼札王国カラーである闇火に加え、自然文明を併せ持つ形で参戦。

自身と同胞が描かれた《鬼札アバクと鬼札王国》と共通するカラーリング……ではありますが、最大の敵であるチーム切札カラーとも合致しているのは不思議な因果ですね。
カリスマ④ 愛のマイハマ貴公子 プリンス・カイザ
最強デュエリスト集団「D4」の頂点であり、カイザコーポレーションの社長も務めるのが帝王・カイザです。
最新作『デュエル・マスターズRX』では固定のライバルキャラが不在ということもあって、ウィンのライバルといえばカイザのイメージが強いのではないでしょうか。
本格登場は『デュエル・マスターズWIN』第3話。ジュニアチャンピオンとして大人の名人とエキシビジョンマッチを行い、《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》《暴嵐竜 Susano-O-Dragon》《古代楽園モアイランド》で固められた盤面を切り返しての勝利を見せつけました。
このときの詳しい経過は描写されなかったものの、【ボルシャック】使いであることは一貫しています。ウィンが闇使いだからこそのライバルですね。
そんなカイザ、社長かつチャンピオンという立場もあってか、平時は好人物。慢心から敗北したうえ逆上したファルゴを厳しく叱責するなど、良識ある行動が見られます。
しかし一方で、ジャシンには強い憎悪を向け、感情的になることもしばしば。これは、マイハマが闇に覆われた原因はジャシンにあるという疑いから来るものでした。
また、亡き母が研究開発を進めていた、マナを用いた人工太陽にも思うところがある模様。一度は人工太陽を学園に設置し、その暑さで多くの生徒を苦しめた末に生徒会長の座を追われました。このあたりの熱意や感情の暴走はいかにも火文明ですね……
ウィンとの戦いの末、デュエマの楽しさに気付いて敗北。その後、ほどなくして襲来したサバトら月軍と交戦し、愛とデュエマの楽しさを説いて力尽きます。
世界大会編になると包帯ぐるぐる巻きの「ソルジャー・カイザ」として再登場。ウィンと共闘する中で記憶と愛を取り戻し、かつ敵対していたサバトや道を示してくれたウィンに愛を伝えるなど、愛に生きる男としてその存在感を示しました。
ジャシンが愛に目覚めたことで幕が下りたことも含め、「WIN」全体が愛の物語といえるのかもしれませんね。
『カリスマBEST』では、従来の光&火アーマードに加え、水を加えた3色で「表向きのシールド」要素を伴って登場。

D4やカレンのクリーチャーを「力を借りる」というイメージで取り入れていますね。3色目が水文明なのは、ウィンを代表する闇・自然のアビスと重複しない……という意味もあるのかもしれません。
カリスマ⑤ 断罪の少年 神岬ロスト
5人目となるカリスマが、神岬ロスト。
昨年のニイカと同様、『Duel Masters LOST』からの参戦ですね。
登場は『Duel Masters LOST』第3章『忘却の太陽』の後半から。
《水神 ミヅハノメノカミ》でウィンと激突し、プレイヤー本人が視認できないからダイレクトアタックを受けないという豪快なイカサマ搦手でウィンと読者を困惑させます。
結局、この時は攻撃を受け、半身をブチ抜かれる結果となりました。
その後、第4章『断罪の少年』ではもう一人の主人公めいた形で大きくフォーカス。4章1話では、『WIN』1話をなぞる形でロストの物語の幕開けが描かれます。
(ロストの母は波を思わせる髪型のサーファー……ちょっとキャップに似ているかも?)
表向きはウィンに友好的な態度を見せつつ、裏では強い憎しみを覗かせています。
どうやら目的はクリスタルカードの収集と、それによる母親の蘇生の模様。他のクリスタルカード所有者である紫やヒヨ、そして黒城凶死郎と接触しています。
ヒヨの首を絞めて殺害、続いて黒城も(こちらはデュエルの結果として)殺したことで、確実に道を踏み外しているロスト。
彼の凶行と本心をウィンたちは知らないまま、4章の物語は幕を下ろします。
『カリスマBEST』では、まさかのロスト・クルセイダー種族シナジーを引っ提げてカード化。

これまで特にサポートを持たない種族だっただけに、過去カードを見直すと面白そうです。
文明が合致する《~王家の御曹司~》なんかは要注目ですね。
おわりに
駆け足ではありましたが、5人のカリスマの物語をご紹介しました。
気になったキャラクターがいれば、ぜひ漫画で実際に活躍を追ってみてください。(ポイントやチケットがあれば週刊コロコロで読めますしね!)
きっとカードに描かれたイラストやセリフも、一味違って見えてくるはずです。
それではまた、次の記事にて!





































