毎月新弾が出ると、毎月残業がすごいことになる人がいる
はじめまして。あるいはお久しぶりです。北白河と申します。夢を見ています。
いやあ。来ますね、『カリスマBEST』。
プレイヤーズデッキの極致と言える逆札篇に、デザイナーズデッキは一石を投じられるのか……と個人的にはワクワクしてたりもします。
ただ、こういう状況で勝つのはだいたい「デザイナーズデッキの美味しいところだけをしゃぶりつくしたプレイヤーズデッキ」な気もするんですが……まあこれは素直に全カード公開や、発売日を待ちましょう。僕たちは毎回、生放送で出てくる低レアにすべてをひっくり返されてきています。
この企画は、「前人未到のデッキを組むことを目指し、毎週一本ずつ新たなデッキを作成する」ものとなっています。
というわけで、夢のように不確かにやっていきましょう。今回のテーマは、こちら。
《滅亡の光》

【 呪文 】
文明 闇・火 / コスト9
■アタック・チャンス:【「クリエイター】(自分の【クリエイター】が攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)
■ゴッド、フェニックス、クリエイター以外のクリーチャーをすべて破壊する。
■このターン、ゴッド、フェニックス、またはクリエイターそれぞれの最初の攻撃の終わりに、そのクリーチャーをアンタップする。
というわけで、今回のテーマは《 滅亡の光 》。
「クリエイター」というめちゃくちゃ狭い種族を指向するのと引き換えに、全体除去と連撃効果をバラまけるというピーキーな一枚ですね。
今回はこのカードを活かして、全てを無に帰す夢を見ていこうとします。
さて。このカードを使うからには、デュエマ史上最軽量クリエイターこと《 ~創造、破壊、そして絶望~ 》を絡めて高速で使っていきたいところ。
要するに《 ~創造、破壊、そして絶望~ 》の攻撃時にアタック・チャンスすると全体除去を飛ばしたうえで、自分のゴッド・クリエイター・フェニックスが連撃持ちになるんですよ。
単独で3ターン目に使うとさすがにショボいですが、『逆転神VS切札竜』で登場したZラッシュで2打点になる軽量ゴッド/超化獣を採用することで、《 ~創造、破壊、そして絶望~ 》と合わせて合計6打点を形成できちゃいますね。
都合のいいことに、この「軽量ゴッド/超化獣」というくくりには《 非神のN キキ 》や《 源神のH エレクトロン 》といったドロー持ちがいるのは嬉しいところ。キーパーツを揃えやすくなるのはもちろん、メインとなるコンボが無くともちゃんとしたビートが成立するようになります。
あとはここに《 超化秘伝アビスアサルト 》なり《 覇王の前線基地 ブラック・エクスプロード 》なりで打点を形成できるようにしておけば、最低限デッキの顔をしつつ突然致死打点を飛ばすような構築が出来そうです。
こうして「デッキのやりたい事」と「次善の策」は用意できたので、次に考えるべきは「やりたい事を極限まで純化する手段」。要するに最速パターンをやりましょう。
前述の「2T《 ~創造、破壊、そして絶望~ 》→3T何らかのZラッシュ持ちゴッド→《 滅亡の光 》」のムーブで致死打点を成立させるには、その3ターン目のゴッドがスピードアタッカーを持っていなければなりません。
この視点で『逆転神VS切札竜』のカードリストを当たった結果、これに該当するのは《 朱神のC ガリョウ 》だけであることが判明しました。
となると、今回の「最速《 滅亡の光 》による6打点コンボ」は、「代替のないカード3種類による3枚コンボ」。つまり、要求値が高くて決まらないコンボというわけです。
せめてどれかのパーツだけでいいので、もうちょっと冗長性を持たせることはできないでしょうか?
なんか……コロコロ付録にいた!!!
『逆転神VS切札竜』の外にいたとは思わなかったんですが、《 逆札神ヘヴィ・メタル 》は「3コストでスピードアタッカーを持ち、Zラッシュで2打点になるゴッド」。
サブプランのビートダウンとも噛み合いますし、最低限の冗長性を確保しながら戦えるのではないでしょうか。
というわけで、完成したデッキがこちらです。
なんか……こう……『格安デュエマ資料室』が悪い方に続いた時みたいなデッキだ……!
えーと、まず前提として。4ターン目以降でもいいなら、《 滅亡の光 》が思ったより決まって勝ちます。全体除去だけを目的にして積むのはさすがに弱いんですが、ビートダウンが「ついで」みたいにぶっ放すなら話は別というわけですね。
なんなら、アンタップ効果とかも無視して《 ~創造、破壊、そして絶望~ 》さえいれば全除去チャンスが発生するだけでも十分嬉しいです。打点はデッキの顔をするための真面目プランだけでいけますしね。
あと、全然意識してなかった《 朱神のC ガリョウ 》が単純に相手の踏み倒しメタとしてちゃんと仕事をしてくれたのも嬉しいですね。ここでぽろっと《 ~創造、破壊、そして絶望~ 》がめくれて返しのターンでコンボが決まったりもしました。
デッキとして強いかと言われると首をかしげざるを得ないんですが、「やりたい事がそこそこできて、やりたい事ができない時も一応動ける」くらいの温度感でよければそこそこ気に入りました。でも他人におすすめはできないかな……。
あと、新弾のゴッド戦略と文明が噛み合っているので、やろうと思えばそちらのカードも積めそうな気配。
特に《 野望の決闘 》はマナ基盤兼受け枠の選択肢としてかなり楽しげです。2ドローが染みるぜ。
まだ全カードが見えてないのではっきりしたことは言えないんですが、ちょっとこういう「リンクせずにゴッドを扱う」という視点でも新パックを眺めてみたくなりましたね。
さて。このデッキが真に「未踏」のデッキかを確認するためには、あと一工程必要です。それは。
デッキメーカーによる、先行研究チェックです。
キーパーツ数枚程度を含むデッキを検索することで、このアイデアが既出か初出があるかが見込める……ということですね。この検索結果が「1件」ならば、晴れて私は未踏の地に到達したことになります。
というわけで、《 滅亡の光 》《 逆札神ヘヴィ・メタル 》での検索結果は……!

『未踏』、達成ならず……!
先行研究では、今回のギミックに加えて《 世紀末ヘヴィ・デス・メタル 》軸の【墓地退化】に添えて致死打点にしつつ、墓地肥やし役の《 ~創造、破壊、そして絶望~ 》から突然投げて盤面をひっくり返すようなレシピが見つかりました。
デッキの軸に据えずとも、手札入れ替えが多いとかで「本来の勝ち筋とは別にうっかり揃っちゃう」ような構築もアリなのかな……と感じましたね。
さすがにうっかり2枚目以降の軽量クリエイターを刷ってくれなさそうな威力
というわけで、夢を見ていました。
今回はゴッドに寄せたんですが、やろうと思えばフェニックス軸でこの呪文を活かしにかかる構築もできなくはないはず。
《 ゼノバース・ラピア 》から投げたフェニックスを連撃させたり、《 邪眼魔凰デス・フェニックス 》から踏み倒してみたりとまだまだ楽しめそうですね。頭の引き出しの隅に残しておくことにします。
この記事の感想などありましたら、#未踏のデッキの夢を見てでのPostや拡散などなど心よりお待ちしております。
それでは、次の夢で。北白河でした。






