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進化する《ボルシャック》
決闘者なら誰しもが聞いたことがあるだろう《ボルシャック》それは初代主人公切札勝舞が初めて切り札として採用したカード。その人気故に今も尚数々の進化を遂げている。今回は最新のボルシャックを使った最強の《ボルシャック》デッキを紹介する。進化した《ボルシャック》をとくとご覧あれ。
赤緑ボルシャック
このデッキは《ボルシャック》を主体とし、最終的には《ボルシャック英雄譚》を唱えて過剰打点を組んで勝利を収めるデッキだ。基本の動きは《メンデルスゾーン》から始まる2→5→8で《ボルシャック英雄譚》を唱える動き。または、《決闘者・チャージャー》を初めとした3コストマナブーストから始まる3→5→8の動きだ。最速キルターンは前者の動きの4ターンキルだ。
主役のカード
このデッキの主役となるカードとそのサポーターを紹介しよう。また、それぞれの採用理由も紹介する。
切り札
まずはこのカード。《ボルシャックライシス・NEX》だ。このカードは皆様お馴染みのタカラトミーから発売された謎のブラックボックスパックに収録されているカードだ。ダブルシンパシー持ちのワールドブレイカー、自軍ドラゴンスピードアタッカー付与。こんなカードがボルシャックの恩恵を受けていることにびっくり仰天だがそれだけでは無い。なんとこのカードがアタックする時デッキの1番上を表向きにし、それがドラゴンならバトルゾーンに出すことが出来るという《ホーガン・ブラスター》が思わず弟子にしたくなるような効果なのだ。ただし、表向きにしたカードがドラゴンではない場合、デッキの1番上に固定されたままなので注意すること。それでも十分強いカードだ。このカードがあるから環境デッキとも渡り合えると言っても過言では無い。これこそボルシャックの進化の象徴ではないだろうか。
大量展開への道筋
次に紹介するのは、《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》だ。このカードはかの有名な《ボルシャック・クロス・NEX》が新たな呪文《ボルシャック英雄譚》と共にツインパクトカードとして再録したカードだ。クリーチャーの《ボルシャック・クロス・NEX》はコスト4以下のクリーチャーが召喚できなくなる最強のGRメタ兼クロックケアだ。このカードを早期召喚することで環境デッキの過半数は機能を停止する。そして、呪文面の《ボルシャック英雄譚》。この呪文は8コストという重いコストを支払う必要があるが、その効果はなんとびっくり山札の上から6枚見てその中の《ボルシャック》を好きな数場に出せるのだ。勿論進化クリーチャーも可能だ。この呪文を唱えることでこのデッキの到達点である、過剰打点を簡単に組むことが出来るのだ。まさにボルシャックの宝石箱である。ただし、この呪文を唱えても必ずしも過剰打点が組めるとは限らない。《ボルシャック》の黄金比を決めるのは、他でもない君自身だ。
《決闘者・チャージャー》
次に紹介するのは《ボルシャックドラゴン・/決闘者・チャージャー》。かの有名な切札勝舞の初代切り札がツインパクトカードとして復活したものだ。モルネクにも入るカードなので知っている人も多いのではないだろうか。このカードの強みは呪文面にある。
・自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から《ボルシャック》と名前にあるカードをすべて手札に加え、残りを山札の一番下に置く。
・チャージャー
なんとこのカードは《ボルシャック》と名前のあるカードをすべて手札に加えることができる。さらにチャージャーを持つのでそのままマナ加速もできるとても器用なカードなのだ。まさにボルシャックデッキのドローソース兼マナ加速要員と言える。《ボルシャック》デッキでこのカードの上に立つドローソースはないだろう。
最速のマナ加速
次に紹介するのは5コスト2枚ブースト要員だ。8マナに繋げるための滑油剤である。この2枚を採用した理由はドラゴンの恩恵を受けられる為である。《ボルシャックライシス・NEX》から出すのは勿論のこと、《メンデルスゾーン》の成功率を底上げすることも可能だ。(《トップ・オブ・ロマネスク》の他にも《龍仙ロマネスク》を採用しているが、こちらは3色の強みと《ボルシャックライシス・NEX》へ直接繋げるための油だと考えるのが理想だ)
《ボルシャック》の砦
最後に紹介するのは各種防御札だ。《轟牙忍 ハヤブサリュウ》は勿論のこと、《ボルシャック》の砦《ボルシャック・ドギラゴン》を採用している。《偽りの王 モーツァルト》の採用理由も色の優秀さと《ボルシャック・ドギラゴン》での一発逆転を狙うことが可能であるため採用した。
以上が大まかなカード紹介である。
欠点・短所
どんなデッキにも欠点はある。その欠点を踏まえて新たな成長を遂げて欲しい。このデッキの大まかな欠点はズバリ゙《ボルシャック英雄譚》の失敗率゙である。単純に《ボルシャック》の数を増やすだけではデッキのバランスが崩れてしまう。独自の黄金比を探さなければ解決できないのだ。また、前者の欠点に次いで大きな問題が受けの薄さである。ビートダウンデッキにはあまり大きな顔ができないのだ。しかし、そんな欠点を踏まえて《ボルシャックデッキ》を進化させて欲しい。
まとめ
新たなカードを交えて進化したボルシャックデッキ。その強さはこれからも進化し続けるだろう。その進化を刮目し、更なる成長を遂げるのは他でもない、プレイヤー自身だ。皆様も是非ともデュエルマスターズの代名詞とも言えるボルシャックデッキを使って真の決闘を楽しんでみては如何だろうか?
Let's pray DUELMASTERS!