コロコロオンラインとYouTubeより情報が発信され《エル・セミファイナルのマスク》《「正義と正義の盾」》が『大感謝祭 ビクトリーBEST』 に収録判明！
新規カード情報
《エル・セミファイナルのマスク》
【タマシード】
種族 ポセイディア・ドラゴン/デビルマスク/レクスターズ 文明 水/闇 コスト3
■シンカライズ：このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
■このタマシードが出た時、カードを3枚引き、自分の手札を3枚捨てる。
■自分のターン中、自分の手札が1枚もなければ、クリーチャーを1体、自分の墓地から召喚してもよい。
《「正義と正義の盾」》
【呪文】
文明 光/水 コスト3
■G・ストライク
■相手のクリーチャーを1体選ぶ。相手はそれを手札に戻してもよい。そうしたら、自分はカードを2枚引く。そうしなければ、相手はそれをシールド化し、自分は自分の山札の上から1枚目をシールド化する。
一口担当評
「強化はメイン5種族だけじゃない！」とばかりに、いぶし銀のカードたちが続々登場！
まずは《 エル・セミファイナルのマスク 》から。
去年のチアリの誕生日企画で登場した「チアリが考えたカード」がまさかのカード化！
チアリらしくいかにも悪いことができそうな性能をほとんどそのままカード化……ということで、墓地利用デッキで活躍してくれそうな予感がしますね。
手札が空になるという条件こそあれ、このコストで墓地から任意の生物を召喚できるのは強烈。そこに3枚もの手札入れ替えがついているとくれば、コスト論的にはだいぶやってるカードです。
このカラーリングのタマシード/スター進化ギミックの多くはしっかり墓地を使うので【青黒タマシード】や【ナーガ.Star】、【ロマノフ.Star】といったデッキには新たな選択肢になりそうですね。
あと、「手札が空になるデメリットを逆用できる」という点から《 完全神核トリノ・アトム 》との組み合わせも注目されていますが……。
個人的には、「そこから何を出すんだよ」問題が解決されない限りまだもうちょっと厳しいと思ってます。使えるカードの種類が増えるのは大進歩なんですが、1ターンに使える枚数は増えませんからね……。
起源神の面汚しがよ……。
続いて、《「正義と正義の盾」》。
長いテキストですが、要するに「バウンス+2ドロー」か「シールド送り+シールド1枚追加」の2択を相手に迫るカードです。
どちらにせよ対象の生物は除去できますし、同時にアドバンテージまで稼げる……などカタログスペックは良好。G・ストライクで受け札にもなるのも嬉しいですね。
ただ、「相手に選択権のあるカードは弱い」というTCG共通の金言がそのまま当てはまるのは痛いところ。どうやっても「相手にとってダメージが少ない方」を選ばれてしまうので、肝心なところで通用しない……というケースは常に懸念されます。
うーん、やっぱり貢納ってクソだわ
もし使っていくとすれば、ドローとシールド追加両方に意味のあるデッキで採用するのが理想ですね。
特に「手札から踏み倒すトリガー」をカギとする【ヘブンズ・ゲート】【白青ライオネル.Star】ではどちらに転んでもお得に使っていけます。特に後者は、イラストに描かれている《 「正義星帝」 》つながりもあったりして嬉しいですね。
「相手がどちらを選んでも苦しい状況を作る」ことで真価を発揮する玄人向けのカードと言えるでしょう。ハマったときの威力は絶大ですので、デッキ構築に自身のある方はぜひ試してみてくださいませ！
こういう「パックのメインテーマと関係ないけど楽しいカード」も、しっかり見逃さないようにしていきたいですね！
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