【ヤドキング(ひらめきチャレンジ)】デッキの効果・強みとは
今回紹介するのは、《ヤドキング》のワザ「ひらめきチャレンジ」を主軸に据えた【ひらめきチャレンジ】デッキです。
山札の一番上を意図的に操作することで、本来なら重いコストを必要とするワザを、たった2エネルギーで撃ち込むことができるデッキとなっています。

【 超タイプ / HP120 / アンコモン 】
超無 ひらめきチャレンジ
自分の山札を上から1枚トラッシュし、そのカードがポケモン(「ルールを持つポケモン」をのぞく)なら、そのポケモンが持っているワザを1つ選び、このワザとして使う。
超超無 ちょうねんりき 120
《ヤドキング》のワザ「ひらめきチャレンジ」は、自分の山札を上から1枚トラッシュし、そのカードがポケモン(「ルールを持つポケモン」をのぞく)なら、そのポケモンが持っているワザを1つ選んで使えるという効果です。
重要なのは、ワザのコストを支払うのは《ヤドキング》であるという点で、必要なエネルギーは「ひらめきチャレンジ」の超・無の2個だけで済みます。
つまり、5エネルギーを要求するようなワザであっても、2エネルギーで踏み倒して使えるということになります。
このデッキが《キュレム》《メタグロス》《オノノクス》《コノヨザル》といった強力なワザを持つポケモンを1〜2枚ずつ散らして採用しているのは、すべて「ひらめきチャレンジ」で使うためです。

【 トレーナーズ / スタジアム / アンコモン 】
おたがいのプレイヤーは、自分の番ごとに1回、自分の手札を1枚選び、山札の上にもどしてよい。
スタジアムは、自分の番に1枚、バトル場の横に出せる。別のスタジアムが場に出たなら、このカードをトラッシュする。同じ名前のスタジアムは場に出せない。
もっとも、山札の一番上が何かわからないままでは「ひらめきチャレンジ」は運任せのワザでしかありません。
そこを解決するのがスタジアム《夜のアカデミー》で、「おたがいのプレイヤーは、自分の番ごとに1回、自分の手札を1枚選び、山札の上にもどしてよい」という効果を持っています。
手札にある使いたいポケモンを《夜のアカデミー》で山札の一番上に置いてから「ひらめきチャレンジ」を使えば、狙ったワザを100%の確率で選べます。
このデッキが《夜のアカデミー》を4枚採用しているのは、相手にスタジアムを張り替えられても即座に再設置するためです。

【 トレーナーズ / サポート / レアリティ無し 】
自分の山札から好きなカードを2枚選ぶ。残りの山札を切り、選んだカードを好きな順番に入れ替えて、山札の上にもどす。
サポートは、自分の番に1枚しか使えない。
もう1枚のデッキトップ操作カードが、サポート《暗号マニアの解読》です。
《暗号マニアの解読》は自分の山札から好きなカードを2枚選び、好きな順番に入れ替えて山札の上にもどす効果で、山札からアタッカー役のポケモンを直接トップに積み込めます。
《夜のアカデミー》が「手札にあるポケモンをトップに置く」のに対し、《暗号マニアの解読》は「山札にあるポケモンをトップに置く」役割を担います。
この2枚が揃っていることで、相手のデッキタイプを見てから最適なワザを選ぶという動きが安定して成立します。
【ひらめきチャレンジ】デッキの優勝レシピ

ポケモンは20枚で、《ヤドン》2種4枚・《ヤドキング》3枚という進化ラインに、「ひらめきチャレンジ」で使うためのアタッカー役が1〜2枚ずつ添えられた構成です。
グッズ・ACE SPECが19枚、サポート・スタジアム・エネルギーが21枚となっています。
アタッカー役として採用されているのは、《キュレム》2枚、《オノノクス》1枚、《メタグロス》1枚、《コノヨザル》1枚の4種類です。
いずれも「ひらめきチャレンジ」で選ばれることを前提としているため、進化ポケモンであっても場に出す必要はありません。
【ひらめきチャレンジ】デッキの回し方・プレイング解説
序盤の目標は、《ヤドン》をベンチに並べて《ヤドキング》へ進化させる準備を整えることです。
《なかよしポフィン》はHPが「70」以下のたねポケモンを2枚まで選んでベンチに出すグッズなので、HP70の《ヤドン》は対象になりますが、HP80の《ヤドン》は選べない点に注意が必要です。

【 エネルギー / レア 】
このカードは、ポケモンについているかぎり、エネルギー1個ぶんとしてはたらく。
このカードを手札からポケモンにつけたとき、自分の山札からタイプのたねポケモンを2枚まで選び、ベンチに出す。そして山札を切る。
展開のもう一つの軸が《テレパス超エネルギー》で、手札から超ポケモンにつけたとき、自分の山札から超タイプのたねポケモンを2枚までベンチに出せます。
《テレパス超エネルギー》にはHPの制限がないため、《なかよしポフィン》で呼べないHP80の《ヤドン》も問題なくベンチに出せます。
エネルギーを1枚貼りながらベンチ展開まで済ませられるので、序盤に引けているかどうかで動き出しの速度が大きく変わります。
《ポケパッド》は山札からポケモン(「ルールを持つポケモン」をのぞく)を1枚手札に加えるグッズなので、足りない進化先やアタッカー役を的確に補いましょう。

【 ドラゴンタイプ / HP130 / アンコモン 】
特性:アンチプラズマ
相手のトラッシュに、名前に「アクロマ」とつくカードがあるなら、このポケモンが「トライフロスト」を使うためのエネルギーは、無色エネルギー1個になる。
水水鋼鋼無 トライフロスト
このポケモンについているエネルギーをすべてトラッシュし、相手のポケモン3匹に、それぞれ110ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
中盤は《ヤドキング》の「ひらめきチャレンジ」を起動する段階で、相手の盤面を見てどのワザを選ぶかを決めます。
相手がベンチにポケモンを並べているなら《キュレム》のワザ「トライフロスト」が強力で、このポケモンについているエネルギーをすべてトラッシュして相手のポケモン3匹にそれぞれ110ダメージを与えられます。
「トライフロスト」は本来5エネルギーを要求するワザですが、「ひらめきチャレンジ」経由なら2エネルギーで撃てます。
ベンチの《ヤドン》や進化前のポケモンをまとめて削れるため、相手の次のアタッカーを育つ前に潰すという使い方が刺さります。
「ひらめきチャレンジ」で使ったポケモンはトラッシュに置かれたままになるため、回収手段が重要になります。
HP80の《ヤドン》が持つワザ「しっぽをたらす」は自分のトラッシュからポケモンを1枚選んで手札に加える効果で、使い終わったアタッカー役を拾い直せます。
《夜のタンカ》も自分のトラッシュからポケモンか基本エネルギーを1枚手札に加えられるグッズなので、同じ役割を担います。
手札に戻したポケモンを《夜のアカデミー》で山札の一番上に置けば、同じワザをもう一度使えるというループが完成します。
終盤は相手の残りサイドと盤面を見て、決め手となるワザを選びましょう。
《オノノクス》のワザ「アックスボンバー」は相手のバトルポケモンがたねポケモンならそのポケモンをきぜつさせる効果なので、HPの高いたねポケモンexが相手なら最優先の選択肢になります。
ここで注意したいのが、サポート《リーリエの決心》を使うタイミングです。
《リーリエの決心》は自分の手札をすべて山札にもどして切る効果なので、《夜のアカデミー》で山札の上に置いたカードもシャッフルされてしまいます。
ドローサポートを使うなら《夜のアカデミー》でトップを固定する前に済ませる、という順番を徹底しましょう。
この順番を間違えると、せっかく積み込んだアタッカー役が山札の中に消えてしまいます。
持っておきたい注目カード
ヤドキング

【 超タイプ / HP120 / アンコモン 】
超無 ひらめきチャレンジ
自分の山札を上から1枚トラッシュし、そのカードがポケモン(「ルールを持つポケモン」をのぞく)なら、そのポケモンが持っているワザを1つ選び、このワザとして使う。
超超無 ちょうねんりき 120
HP120の1進化ポケモンで、ワザ「ひらめきチャレンジ」と「ちょうねんりき」を持ちます。
「ひらめきチャレンジ」は自分の山札を上から1枚トラッシュし、そのカードがポケモン(「ルールを持つポケモン」をのぞく)なら、そのポケモンが持っているワザを1つ選び、このワザとして使うという効果です。
ルールを持たないポケモンのワザであれば、コストの重さに関係なくすべて選択肢に入ります。
採用するポケモンを入れ替えるだけでデッキの性格が変わるため、環境に合わせた調整がしやすいカードです。
夜のアカデミー

【 トレーナーズ / スタジアム / アンコモン 】
おたがいのプレイヤーは、自分の番ごとに1回、自分の手札を1枚選び、山札の上にもどしてよい。
スタジアムは、自分の番に1枚、バトル場の横に出せる。別のスタジアムが場に出たなら、このカードをトラッシュする。同じ名前のスタジアムは場に出せない。
「おたがいのプレイヤーは、自分の番ごとに1回、自分の手札を1枚選び、山札の上にもどしてよい」という効果を持つスタジアムです。
単体では地味な効果ですが、《ヤドキング》の「ひらめきチャレンジ」と組み合わせた瞬間に、運任せのワザを確定サーチに変える必須カードへと化けます。
効果は相手も使える点には注意が必要で、相手のデッキによっては相手の動きも助けてしまいます。
それでも4枚採用が基本になるのは、このカードがなければデッキのコンセプトそのものが成立しないためです。
暗号マニアの解読

【 トレーナーズ / サポート / レアリティ無し 】
自分の山札から好きなカードを2枚選ぶ。残りの山札を切り、選んだカードを好きな順番に入れ替えて、山札の上にもどす。
サポートは、自分の番に1枚しか使えない。
自分の山札から好きなカードを2枚選び、残りの山札を切ってから、選んだカードを好きな順番に入れ替えて山札の上にもどすサポートです。
山札にあるアタッカー役を直接デッキトップに積めるため、手札に該当ポケモンがない状況でも「ひらめきチャレンジ」を成立させられます。
2枚選べるので、1枚目にアタッカー役、2枚目に次のターン用のカードを仕込むという使い方も可能です。
《夜のアカデミー》とは参照する領域が異なるため、両方を採用することで「ひらめきチャレンジ」の成功率が大きく跳ね上がります。
メタグロス

【 鋼タイプ / HP180 / アンコモン 】
鋼 はねかえす 60
相手のバトルポケモンをベンチポケモンと入れ替える。[バトル場に出すポケモンは相手が選ぶ。]
鋼鋼鋼無 メタリックハンマー 150+
のぞむなら、このポケモンについている鋼エネルギーを3個トラッシュし、150ダメージ追加。
HP180の2進化ポケモンで、ワザ「メタリックハンマー」は150ダメージに加え、望むならこのポケモンについている鋼エネルギーを3個トラッシュして150ダメージを追加できます。
合計300ダメージという数値は、現環境のポケモンexをワンパンできる領域です。
ここで気になるのが「鋼エネルギーがついていない《ヤドキング》では追加ダメージが出ないのでは」という点ですが、公式Q&Aで明確に回答が出ています。
鋼エネルギーがついていない《ヤドキング》が「ひらめきチャレンジ」で「メタリックハンマー」を選んだ場合でも、150ダメージの追加は可能です。
つまり《ヤドキング》は、デメリットを一切支払わずに300ダメージを叩き出せることになります。
《メタグロス》を1枚採用するだけでこの打点にアクセスできるため、コストパフォーマンスは極めて高いと言えるでしょう。
オノノクス
HP170の2進化ポケモンで、ワザ「ふりおろす」は80ダメージ、相手のバトルポケモンが進化ポケモンならさらに80ダメージを追加します。
もう一方のワザ「アックスボンバー」は、相手のバトルポケモンがたねポケモンなら、そのポケモンをきぜつさせるという効果です。
「アックスボンバー」はダメージ計算を介さない強制きぜつなので、相手のHPがいくら高くても関係ありません。
たねポケモンexを主軸に据えたデッキに対しては、1枚採用の《オノノクス》が試合を決める1枚になります。
2つのワザで進化ポケモンとたねポケモンの両方をカバーできる点も優秀です。
相手のバトルポケモンの種類に応じてワザを選び分けましょう。
コノヨザル
HP140の2進化ポケモンで、ワザ「あばれまわる」は130ダメージを与えたあとに自分自身をこんらんにします。
注目すべきはもう一方のワザ「みちづれファイト」で、おたがいのバトルポケモンをきぜつさせるという効果です。
「みちづれファイト」もダメージ計算を介さない強制きぜつなので、HPの高い相手を確実に処理できます。
ただし「おたがいの」と書かれているとおり、ワザを使った《ヤドキング》自身もきぜつする点は必ず把握しておきましょう。
相手がポケモンexなら取られるサイドは1枚に対して2枚となり、サイドレースでは有利に働きます。
逆に相手が非ルールのポケモン主体のデッキなら、《オノノクス》や《メタグロス》のワザを選んだほうが得になります。
キュレム

【 ドラゴンタイプ / HP130 / アンコモン 】
特性:アンチプラズマ
相手のトラッシュに、名前に「アクロマ」とつくカードがあるなら、このポケモンが「トライフロスト」を使うためのエネルギーは、無色エネルギー1個になる。
水水鋼鋼無 トライフロスト
このポケモンについているエネルギーをすべてトラッシュし、相手のポケモン3匹に、それぞれ110ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
HP130のたねポケモンで、ワザ「トライフロスト」はこのポケモンについているエネルギーをすべてトラッシュし、相手のポケモン3匹にそれぞれ110ダメージを与えます。
ベンチは弱点・抵抗力を計算しないものの、3匹同時に110ダメージという範囲攻撃は他に代えがきかない性能です。
本来は5エネルギーを必要とするワザですが、「ひらめきチャレンジ」なら2エネルギーで使用できます。
相手の進化前ポケモンや低HPのシステムポケモンをまとめて処理できるため、盤面制圧という点では最も価値の高い選択肢です。
このデッキで《キュレム》だけが2枚採用されているのは、それだけ選ばれる頻度が高いためと考えられます。
相手のベンチが埋まっているタイミングを見計らって撃ち込みましょう。
ノココッチ

【 無色タイプ / HP140 / レアリティ無し 】
特性:にげあしドロー
自分の番に1回使える。自分の山札を3枚引く。その後、このポケモンと、ついているすべてのカードを、山札にもどして切る。
無無無 ランドクラッシュ 90
HP140の1進化ポケモンで、特性「にげあしドロー」は自分の番に1回使え、自分の山札を3枚引いたあと、このポケモンとついているすべてのカードを山札にもどして切ります。
ドローソースとしてだけでなく、ベンチの枠を空けながら山札を掘り進められる点が特徴です。
ここで注意したいのが、「にげあしドロー」を使うと山札がシャッフルされるという点です。
《夜のアカデミー》で山札の上にカードを置いたあとに「にげあしドロー」を使ってしまうと、積み込んだカードが山札に紛れてしまいます。
《ノココッチ》の特性を使うのは、あくまでデッキトップを固定する前に済ませましょう。
この順番を守れるかどうかが、【ひらめきチャレンジ】デッキを扱ううえでの分かれ目になります。
追加で欲しい!入れ替え候補カード
デスカーン(めいふのおきて)
特性持ちのポケモン全員に60ダメージ乗せられるワザ「めいふのおきて」により、ヤドキングのワザマシンとして優秀なポケモンです。
「ダメカンを乗せる効果」なので、メタカードとして最近採用される特性「はなのカーテン」を持つシェイミがいても、関係なくベンチにダメージを乗せられるのは非常に強力ですね。
特に元々不利対面とされていた【おまつりおんど】に対しては、《夜のタンカ》などを駆使して2回「めいふのおきて」を放つだけで相手の盤面を崩壊させられます...!
このカードが見えるだけで「特性持ちポケモンを置くことにリスクをつけられる」ので、牽制の意味合いでも採用する価値は十二分にあると言えるでしょう。
ゼラオラ(サンダーブリッツ)

【 電気タイプ / HP100 / レアリティ無し 】
無 ひっかく 20
雷雷雷 サンダーブリッツ
このポケモンについているエネルギーをすべてトラッシュし、相手のベンチの「ポケモンex」1匹に、210ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
こちらもヤドキングのワザマシンとして非常に強力な1枚。
ワザ「サンダーブリッツ」により、相手のベンチにいるポケモンexを奇襲して倒すことが出来ます。
サポート権の都合上、「ボスの指令」を採用しづらいこのデッキにおいて、相手のベンチにいる《キチキギスex》や《ニャースex》といったシステムポケモンを咎める貴重な手段となりますよ。
特に最後の詰めでサイドを1~2枚取らなければならない展開だと、このカード1枚が勝利に欠かせないピースとなるでしょう!
リーリエのピッピex

【 ポケモンex / 超タイプ / HP190 / ダブルレア 】
ポケモンexがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。
特性:フェアリーゾーン
このポケモンがいるかぎり、相手の場の竜ポケモン全員の弱点は、すべて超タイプになる。[弱点は「×2」で計算する。]
超無 フルムーンロンド 20+
おたがいのベンチポケモンの数×20ダメージ追加。
皆様ご存じかと思いますが、竜タイプへの強烈なメタとなるサブアタッカーです。
環境に蔓延る《ドラパルトex》や《タケルライコex》へ強く出れるのはもちろん、ヤドキングの用意が間に合わない状況で相手のポケモンを倒す手段があるのは、安定感の向上に大きく貢献します。
エネルギーを《ワンダーパッチ》で供給することで即起動させ、序盤にサイド差をつけておく...みたいなビートダウン的な動きを可能にする点も見逃せませんね。
HPの低いポケモンexなので、サイドレースにおけるルートを考慮したうえで展開する必要はありますが、適切にぶつけられれば非常に頼もしいアタッカーとなると思いますよ!
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