今回のテーマ
こいつで勝ちます
目次
あいさつ
初めまして、Hyogaと申します。
普段はクソデッキを組んでいます。よろしくお願いします。
デステニー・レオって?
本記事では、今がもっとも旬なテーマ【ギミック・パペット】より、
《 No.88 ギミック・パペット-デステニー・レオ 》を軸にしたデッキをご紹介します。
《 No.88 ギミック・パペット-デステニー・レオ 》
【 エクシーズモンスター 】
星 8 / 闇 / 機械族 / 攻3200 / 守2300
レベル8モンスター×3
1ターンに1度、自分の魔法&罠カードゾーンにカードが存在しない場合に発動できる。このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、このカードにデステニーカウンターを1つ置く。この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。このカードにデステニーカウンターが3つ乗った時、このカードのコントローラーはデュエルに勝利する。
このカードは遊戯王の原則である「8000のライフを先に削り切った方が勝つ」というルールを破っているカードです。
類例として《終焉のカウントダウン》や《ウィジャ盤》があります。前者は自ターンで数えて10ターン、後者は5ターンを必要としますが、このカードはなんと3ターンで勝利することができます。使わない理由はありませんね?
ただ、強すぎる力には当然制限があります。
このカードで特殊勝利を狙う場合、魔法&罠ゾーンへのセットおよびバトルフェイズへの移行が実質的に禁じられます。また、攻撃力こそ3200と高いですが、除去に対する一切の耐性を持ちません。
つまり、このカードで勝つためには下記の条件を満たす必要があります。
- 素材となるレベル8モンスターを3体揃える
- 魔法&罠ゾーンにカードを伏せずに除去から守る
- バトルフェイズに入らずに相手を妨害する
- 上記を2つを守りながら3ターン耐える
いい感じのクソ具合です。弱いところに目を瞑れば強いカードは大好きですよ。
レベル8を3体揃え、装備魔法と永続魔法、永続罠、カウンター罠を使用せず、バトルフェイズに入らず、一切の耐性を持たないデクを3ターン守り通せば勝利です。
早速やっていきましょう。
デッキレシピ
《魔弾の悪魔 ザミエル》1《魔弾の射手 スター》 3《魔弾の射手 カラミティ》1 《魔弾の射手 カスパール》3《魔弾の射手 ザ・キッド》 1《魔弾の射手 ドクトル》 1《魔轟神獣ガナシア》 1 《魔轟神獣キャシー》 2 《魔轟神獣チャワ》 3《増殖するG 》 2《魔弾-クロス・ドミネーター》 3 《魔弾-ネバー・エンドルフィン》 1 《死者蘇生》 1 《ハーピィの羽根帚》 1 《ソウル・チャージ》 1《貪欲な壺》 1 《ギャラクシー・クィーンズ・ライト》 3 《魔弾-デスペラード》 3 《魔弾-ダンシング・ニードル》 3 《魔弾-デッドマンズ・バースト》 2 《貪欲な瓶》 1 《戦線復帰》 2 《フォーミュラ・シンクロン》1《魔轟神獣ユニコール》1《TG ワンダー・マジシャン》1《瑚之龍》1《PSYフレームロード・Ω》1《氷結界の龍 トリシューラ》1《白闘気双頭神龍》1《No.88 ギミック・パペット-デステニー・レオ》1《魔弾の射手 マックス》3《トロイメア・ケルベロス》1《トロイメア・フェニックス》1《水晶機巧-ハリファイバー》1《ハイパースター》1
今回、デッキに採用したのは【魔弾】と【魔轟神獣】です。
【魔弾】は「相手ターン中に手札から魔法・罠を発動できる」という特性を持っているため、カードを伏せることなく展開の阻害および相手からの除去に対応できます。
魔弾の汎用性は高く《禁じられた聖杯》《リミッター解除》《サンダー・ブレイク》《魂の解放》《魔宮の賄賂》などと変わりないものを有しています。また、それらの札は《魔弾の射手 マックス》が一瞬で揃えてくれるため、下準備をする余裕があるのもポイントです。
《魔弾の射手 マックス》
【 リンクモンスター 】
星 1 / 光 / 悪魔族 / 攻1000
レベル8以下の「魔弾」モンスター1体
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがリンク召喚に成功した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールドのモンスターの数までデッキから「魔弾」魔法・罠カードを手札に加える(同名カードは1枚まで)。
●相手フィールドの魔法・罠カードの数までデッキから「魔弾」モンスターを特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
②:自分・相手ターンに自分は「魔弾」魔法・罠カードを手札から発動できる。
【LINK-1:下】
魔弾の欠点としては、モンスターの基礎ステータスが低く、ライフポイントを削り切るのに一苦労も二苦労もしてしまうことです。
しかし、今回のデッキはライフを削ることを目的としていません。
つまり、弱いところに目を瞑ることができました。やったぜ。
さて、2つ目のテーマである【魔轟神獣】です。これは、《魔轟神獣ユニコール》による制圧のために採用しました。
《魔轟神獣ユニコール》
【 シンクロモンスター 】
星 4 / 光 / 獣族 / 攻2300 / 守1000
「魔轟神」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分の手札の枚数と相手の手札の枚数が同じ場合、相手が発動した魔法・罠・効果モンスターの効果を無効にし破壊する。
このカードは対戦相手と手札の枚数が奇遇にも同数の場合、相手の全てを封じる永続効果を持ちます。
魔弾のおかげで手札枚数の調整は容易なため、しっかりと守りながら封殺していくことができます。
ステータスは並みの上級程度しかありませんが、こちらから積極的に戦闘をしかけることはないので問題ありません。
動かし方
最終的に《No.88 ギミック・パペット-デステニー・レオ》の効果で勝利する都合上、素材を集めることと相手のリソースを削ることが重要になります。序盤、中盤、終盤、それぞれでやるべきことを忘れずに戦います。
序盤
まずは魔弾を用いて相手の展開を妨害します。
難しいことは狙わず、テキスト通り1アドを積み重ねていきましょう。
できるだけモンスターを並べておくと、後々の素材になるので便利です。
仮にこの時点で《No.88 ギミック・パペット-デステニー・レオ》が出せたとしても、一瞬でやられてしまうので焦らずに相手を疲弊させることを狙います。
中盤
ある程度、相手のリソースが減ってきたら中盤戦に移行します。次の目標は《魔轟神獣ユニコール》 による簡易ロックの形成です。
盤面が《ハイパースター》(または《水晶機巧-ハリファイバー》)+《魔轟神獣ユニコール》 +《魔弾モンスター》となるように展開しましょう。盤面が整うまでは焦らず、じっくりと妨害を続けることが重要です。
終盤
いよいよ《No.88 ギミック・パペット-デステニー・レオ》を召喚します。これまでの妨害・制圧により、相手のリソースはもうボロボロのはずです。
それでは最後の確認に移りましょう。
勝利条件は下記の通りです。
- レベル8を含んだ3体のモンスターが並んでいる
- 《ギャラクシー・クィーンズ・ライト》 を握っている
- 手札に相手の妨害に耐えうるだけの魔弾が揃っている(3~4枚)
特に妨害に耐えうるだけの魔弾が揃っていない場合、せっかく召喚してもあっさりとやられてしまう可能性が往々にあります。焦ってはいけません。
しかし、すでにそれも揃ったというのなら《魔弾の射手 マックス》から《魔弾の悪魔 ザミエル》を展開し、《ギャラクシー・クィーンズ・ライト》を使って《No.88 ギミック・パペット-デステニー・レオ》を降臨させましょう。
あなたの勝利まで、あと3ターン。
最高の瞬間まで、どうぞお楽しみください。