こんにちは、はみるとんです。
新マスタールールの改訂によってかなりエクシーズが行いやすくなりましたね!9期以前のように最終盤面にエクシーズが立ち並ぶデッキが環境の一角を担うと嬉しいです。
さて、前回は1~3の低ランクエクシーズについて紹介していきましたが、今回はランク5以上の高ランクについて解説していきます!
出しづらい代わりにリターンがとても大きい高ランクエクシーズをいかに少ない枚数で出せるかに焦点を絞っていきます。
目次
低ランクエクシーズと高ランクエクシーズの違い
ランク4以下の低ランクエクシーズとランク5以上の高ランクエクシーズにはいくつか考え方に違いがあります。
最も大きな違いは「下級モンスター」か「上級モンスター」かという点です。
例えば、ランク4エクシーズを立てる場合、「特殊召喚できるレベル4モンスター」と「レベル4モンスター」がいれば、片方を通常召喚してもう片方を特殊召喚するだけで2体揃える事が出来ます。
要するに、ランク4エクシーズデッキの場合はデッキに入っているモンスターの大半は「通常召喚すれば1枚分になれるカード」としてカウント出来るわけです。
しかし、例えばランク5のエクシーズを出したい場合、レベル5のモンスターは素引きした際に場に出すためにはリリースが必要で、1枚分として使う事は難しいです。
よって、低ランクではそのレベルのモンスターの殆どが持っている性質であり、当たり前すぎるので紹介しませんでしたが、高ランクのエクシーズデッキにおいては「召喚権1枚でレベル〇モンスターになれる」というカードも重要になってきます。
また、1枚始動についても《レスキューラビット》のような単純に1枚がデッキから2枚のカードを持ってきてエクシーズ、というカードも少なく、シンクロやリンクを経由するなどある程度複雑なルートの物が多くなってきます。
その分、低ランクに比べてリターンが大きい場合が多いため、特化構築にする価値は大きいです。
1枚で様々な高ランクエクシーズが立てれらるカード
《星杯の神子イヴ》
【 シンクロ・チューナーモンスター 】
星 5 / 水 / 魔法使い族 / 攻1800 / 守2100
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードをS召喚する場合、自分フィールドの「星杯」通常モンスター1体をチューナーとして扱う事ができる。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「星遺物」カード1枚を手札に加える。②:S召喚したこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。自分のデッキ・墓地から「星杯の神子イヴ」以外の「星杯」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
《ドラコネット》などからドラゴン族チューナーを絡めて《星杯の神子イヴ》をシンクロ召喚し、サーチした《星遺物の守護竜》によってドラゴン族チューナーを蘇生し《水晶機巧-ハリファイバー》を作る事で、デッキからチューナーと「星杯」モンスターを特殊召喚する事が出来ます。
ここから先、出したいランクによってシンクロモンスターを展開していき、エクシーズへとつなげます。
出せるランク:★5~★9
ランク5・6エクシーズを作る場合
《水晶機巧-ハリファイバー》の効果で《幻獣機オライオン》、《星杯の神子イヴ》の効果で《星杯に選ばれし者》を特殊召喚、2体で《源竜星-ボウテンコウ》を作ります。
【 シンクロ・チューナーモンスター 】
星 5 / 光 / 幻竜族 / 攻0 / 守2800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分は「源竜星-ボウテンコウ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「竜星」カード1枚を手札に加える。
②:1ターンに1度、デッキから幻竜族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードのレベルは、墓地へ送ったモンスターと同じになる。
③:表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動できる。
デッキから「竜星」モンスター1体を特殊召喚する。
《源竜星-ボウテンコウ》の効果でレベルを調整し、出したいランクと同じレベルのSモンスターをS召喚し、《源竜星-ボウテンコウ》の効果によって同じレベルの「竜星」モンスターを特殊召喚する事で、エクシーズ召喚する事が出来ます。
ランク5エクシーズを出す際は《魔竜星-トウテツ》、ランク6エクシーズを出す際には《秘竜星-セフィラシウゴ》を出す事になります。
ランク7~9エクシーズを作る場合
【 シンクロモンスター 】
星 8 / 地 / 機械族 / 攻2800 / 守1700
チューナー+チューナー以外の機械族モンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、自分のデッキから「カラクリ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在する「カラクリ」と名のついたモンスターの表示形式が変更された時、自分のデッキからカードを1枚ドローする。
ランク7の場合《カラクリ将軍 無零》、ランク8は《カラクリ大将軍 無零怒》、ランク9は《カラクリ大権現 無零武》をそれぞれ《源竜星-ボウテンコウ》のレベルを調整する事でシンクロ召喚します。
その後、リクルートするカラクリモンスターと竜星モンスターによって、同じレベルのシンクロモンスターを出します。
(例:《カラクリ将軍 無零》から《カラクリ参謀 弐四八》と《炎竜星-シュンゲイ》をリクルートし、7シンクロ)
これによって同じレベルのシンクロモンスターが2体並ぶため、そのままエクシーズ召喚を行います。
《オノマト選択》
【 永続魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードの発動時の効果処理として、デッキから「オノマト選択」以外の「オノマト」カード1枚を手札に加える事ができる。②:自分フィールドの「ズババ」、「ガガガ」、「ゴゴゴ」、「ドドド」モンスターの内、いずれか1体を対象として発動できる。自分フィールドの全てのモンスターのレベルはターン終了時まで対象のモンスターと同じレベルになる。
詳しくは前回の記事 にて。《オノマト連携》をサーチする事によってランク1~8までのエクシーズ召喚が可能です。
1枚で様々な高レベルのモンスターを特殊召喚出来るカード
《サイキック・リフレクター》
【 チューナーモンスター 】
星 1 / 闇 / サイキック族 / 攻400 / 守300
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。「サイキック・リフレクター」以外の「バスター・モード」のカード名が記されたカードまたは「バスター・モード」1枚をデッキから手札に加える。②:手札の「バスター・モード」1枚を相手に見せ、「サイキック・リフレクター」以外の「バスター・モード」のカード名が記された自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚し、そのレベルを4つまで上げる。
出せるレベル:★1~★9
《ワン・フォー・ワン》および《緊急テレポート》によって《サイキック・リフレクター》を特殊召喚し、《バスター・ビースト》をサーチして蘇生、レベル調整を行う事で様々なレベルのモンスターを用意する事が出来ます。
レベル変動した《バスター・ビースト》自身をレベル4~8のモンスターとして使う他、《サイキック・リフレクター》とS召喚する事によって9シンクロを作ったり《シューティング・ライザー・ドラゴン》を作ってレベルを下げたりする事によってレベル1~9にまでなる事が出来ます。
《バスター・ビースト》をエクシーズ素材に使いつつ《サイキック・リフレクター》をリンク素材にしたり、ランク7を作る際は《パワー・ツール・ドラゴン》でサーチを行ってから素材にしたりとエクシーズだけでなく追加の展開が出来る点が強みです。
《ミラー・レディバグ》
【 効果モンスター 】
星 1 / 光 / 昆虫族 / 攻100 / 守100
自分フィールド上に表側表示でモンスターが1体以上存在し、自分の墓地にモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚する事ができる。この効果で特殊召喚に成功した時、このカードのレベルはこのカード以外の自分フィールド上に存在するモンスターのレベルを合計したレベルになる。フィールド上に表側表示で存在するこのカードのレベルが12を超えた場合、このカードを破壊する。
出せるレベル:全てのレベル
単体では何もできませんが、既に場にいるレベルのモンスターと同じレベルとして出す事が出来ます。
召喚権を使うなりして場に出したいランクのレベルのモンスターを1体用意し、このカードを横に出す事でそのままエクシーズ召喚を行う事が出来ます。
《ブリリアント・フュージョン》
【 永続魔法 】《ブリリアント・フュージョン》は1ターンに1枚しか発動できない。①:このカードの発動時に自分のデッキから「ジェムナイト」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を、攻撃力・守備力を0にしてエクストラデッキから融合召喚する。このカードがフィールドから離れた場合にそのモンスターを破壊する。②:1ターンに1度、手札の魔法カード1枚を捨てて発動できる。このカードの効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力を相手ターン終了時まで元々の数値分アップする。
出せるレベル:★5~★10
「ジェムナイト」融合モンスターを融合召喚する事によってそのまま各レベルのモンスターが出てきます。シンプル。
ランク5エクシーズを作るのに役立つカード
1枚でランク5を作れるカード
《星杯の神子イヴ》
【 シンクロ・チューナーモンスター 】
星 5 / 水 / 魔法使い族 / 攻1800 / 守2100
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードをS召喚する場合、自分フィールドの「星杯」通常モンスター1体をチューナーとして扱う事ができる。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「星遺物」カード1枚を手札に加える。②:S召喚したこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。自分のデッキ・墓地から「星杯の神子イヴ」以外の「星杯」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
《魂喰いオヴィラプター》、《ドラコネット》、《地獄門の契約書》などの1枚で《星杯の神子イヴ》を作れるカードが初動となります。
S召喚時の効果で《星遺物を継ぐもの》をサーチし、《星杯の神子イヴ》1枚で《グラビティ・コントローラー》をリンク召喚。
墓地効果によって《星遺物-『星杯』》を特殊召喚し、《星遺物を継ぐもの》で《星杯の神子イヴ》を蘇生する事によってレベル5のモンスターが2体並びます。
この際、《星杯の神子イヴ》ではなくチューナーを蘇生すればシンクロに繋がったり、《水晶機巧-ハリファイバー》を用いて展開も出来たりとルートの派生先が多いのが特徴です。
やはり《星杯の神子イヴ》は強いですね……
《銀河戦士》
【 効果モンスター 】
星 5 / 光 / 機械族 / 攻2000 / 守0
手札の光属性モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から表側守備表示で特殊召喚する。
このカードが特殊召喚に成功した時、
デッキから「ギャラクシー」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。
「銀河戦士」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
コストに光属性を要求しますが、自身効果で《銀河の魔導師》をサーチし、《銀河遠征》をサーチして《銀河戦士》をリクルートする事でランク5エクシーズを作ることが出来ます。
光属性・機械族という事で、《セイクリッド・プレアデス》や《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》を出す事が出来るのが高評価です。
レベル5モンスターを特殊召喚出来るカード
《トリックスター・ライトステージ》
【 フィールド魔法 】
①:このカードの発動時の効果処理として、デッキから「トリックスター」モンスター1体を手札に加える事ができる。
②:1ターンに1度、相手の魔法&罠ゾーンにセットされたカード1枚を対象として発動できる。
このカードがフィールドゾーンに存在する限り、セットされたそのカードはエンドフェイズまで発動できず、相手はエンドフェイズにそのカードを発動するか、墓地へ送らなければならない。
③:自分フィールドの「トリックスター」モンスターが戦闘・効果で相手にダメージを与える度に、相手に200ダメージを与える。
【 効果モンスター 】
星 5 / 光 / 天使族 / 攻2000 / 守1000
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分フィールドのモンスターが、存在しない場合または「トリックスター」モンスターのみの場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分の「トリックスター」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時からダメージ計算前までに、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
その自分のモンスターの攻撃力はターン終了時まで、その元々の攻撃力分アップする。
場が空の状態で《トリックスター・ライトステージ》で《トリックスター・キャロベイン》をサーチする事で、そのまま特殊召喚出来ます。
《トリックスター・ライトステージ》自体に伏せを封じる効果があるので、妨害を抑えながらランク5エクシーズで攻める事の出来る非常に強力な出張ギミックです。
また、光属性なので《セイクリッド・プレアデス》の素材になれるのも高評価です。
《召魔装着》
【 フィールド魔法 】
①:自分フィールドのドラゴン族・戦士族・魔法使い族モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
②:1ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから「魔装戦士」モンスター1体を特殊召喚する。
③:1ターンに1度、自分の墓地の戦士族・魔法使い族モンスターを合計4体除外して発動できる。
デッキから「イーサルウェポン」モンスター1体を手札に加える。
【 効果モンスター 】
星 5 / 風 / 戦士族 / 攻2000 / 守800
①:このカードは直接攻撃できる。②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、自分の墓地のドラゴン族・戦士族・魔法使い族の通常モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
手札コストを必要としますが、場の状況などに関わらずレベル5モンスターを特殊召喚する事が出来ます。
また、他の「魔装戦士」を採用する事でレベル3~5まで使い分ける事が出来るので、「ゼンマイ」や「先史遺産」のように複数のランクのエクシーズを使う場合オススメです。
《音響戦士ギータス》
【 ペンデュラムモンスター 】
星 3 / 風 / 機械族 / 攻1500 / 守100
【Pスケール:青7/赤7】
「音響戦士ギータス」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから「音響戦士ギータス」以外の「音響戦士」モンスター1体を特殊召喚する。
【モンスター効果】
(1):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
【 ペンデュラムモンスター 】
星 5 / 風 / 機械族 / 攻2300 / 守1100
【P効果 青1/赤1】
①:もう片方の自分のPゾーンに「音響戦士」カードが存在しない場合、このカードのPスケールは4になる。
②:自分エンドフェイズに、除外されている自分の「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
【モンスター効果】
①:このカードは自分フィールドの音響カウンターを3つ取り除き、手札から特殊召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功したターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズにモンスター1体を召喚できる。
《音響戦士ギータス》のP効果によって《音響戦士マイクス》をリクルートする事で、召喚権を増やしながらレベル5モンスターを特殊召喚出来ます。
機械族なので《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》の素材になれる点、召喚権を残せる点、《音響戦士ギータス》自体がレベル1~5を用意できる上にチューナーを用意出来る点、Pスケールとしても使える点など優秀な面が非常に多いです。
その他の1枚でレベル5モンスターを出せるカード
- 《クイック・シンクロン》
- 《プリミティブ・バタフライ》
- 《カイザー・ブラッド・ヴォルス》
- 《リンクスレイヤー》
- 《SRパッシングライダー》
- 《超量士レッドレイヤー》
- 《ブリリアント・フュージョン》+《ジェムナイト・セラフィ》
- 《緊急テレポート》+《調星師ライズベルト》
- 《簡易融合》⇒《召喚獣ライディーン》など
ランク6エクシーズを作るのに役立つカード
1枚でランク6を作れるカード
《V・HERO ヴァイオン》
【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / 戦士族 / 攻1000 / 守1200
「V・HERO ヴァイオン」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「HERO」モンスター1体を墓地へ送る。
②:1ターンに1度、自分の墓地から「HERO」モンスター1体を除外して発動できる。
デッキから「融合」1枚を手札に加える。
【 効果モンスター 】
星 6 / 闇 / 戦士族 / 攻800 / 守800
自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外する。自分のデッキから「D−HERO ディアボリックガイ」1体を選択し、自分フィールド上に特殊召喚する。
《V・HERO ヴァイオン》の効果により《E・HERO シャドー・ミスト》を落とし、《D-HERO ディアボリックガイ》をサーチ、更に②効果で加えた《融合》によって《D-HERO デッドリーガイ》を融合召喚します。
その後、墓地へ送った《D-HERO ディアボリックガイ》の効果で同名をデッキから特殊召喚し、2体でランク6エクシーズを作る事が出来ます。
ランク6を作った上でもう1体《D-HERO ディアボリックガイ》を余らせる事が出来るため、更なる展開が望めます。
また、この展開は《ヒーローアライブ》から《E・HERO エアーマン》を特殊召喚する事でも出来るため、《増援》なども含めて実質的な初動枚数が結構多いのも特徴です。
《妖仙獣 凶旋嵐》
【 効果モンスター 】
星 6 / 風 / 獣族 / 攻2000 / 守100
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「妖仙獣 凶旋嵐」以外の「妖仙獣」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードを特殊召喚したターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。
こちらは完全な単体初動ではなくリリースを必要としますが、デッキからレベル6の「妖仙獣」モンスターを特殊召喚する事でランク6エクシーズを立てることが出来ます。
「聖刻」などのリリースと相性が良い構築で使うのが良いでしょう。
《マックス・テレポーター》
【 効果モンスター 】
星 6 / 光 / サイキック族 / 攻2100 / 守1200
このカードは特殊召喚できない。2000ライフポイントを払う事で、自分のデッキからレベル3のサイキック族モンスター2体を自分フィールド上に特殊召喚する。この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度しか使用できない。
こちらもリリースが必要となります。
レベル3チューナーとレベル3非チューナーのサイキック族を出す事で、《スターダスト・チャージ・ウォリアー》をS召喚し、1枚ドローしつつ《マックス・テレポーター》と2体でランク6エクシーズを立てます。
《調星師ライズベルト》と何らかのサイキック族を出すことで、《調星師ライズベルト》+《マックス・テレポーター》でランク6を立てつつ余った1枚を別の事に使うルートも可能です。
レベル6モンスターを特殊召喚出来るカード
《ヒーローアライブ》
【 通常魔法 】
自分フィールド上にモンスターが表側表示で存在しない場合、ライフポイントを半分払って発動する事ができる。自分のデッキからレベル4以下の「E・HERO」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
《E・HERO シャドー・ミスト》を特殊召喚し、《マスク・チェンジ》をサーチして発動する事でレベル6である《M・HERO ダーク・ロウ》を特殊召喚する事が出来ます。
《V・HERO ヴァイオン》の項にあるように、本来《ヒーローアライブ》は1枚でランク6まで行けるカードなので、こちらの利点としては出張枚数が少ない事と、召喚権を使わない事となります。
《M・HERO ダーク・ロウ》がそのまま置いておいても単純に強いので、使い分けるのもアリですね。
《マジシャンズ・ソウルズ》
【 効果モンスター 】
星 1 / 闇 / 魔法使い族 / 攻0 / 守0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが手札にある場合、デッキからレベル6以上の魔法使い族モンスター1体を墓地へ送り、以下の効果から1つを選択して発動できる。●このカードを特殊召喚する。●このカードを墓地へ送る。その後、自分の墓地から「ブラック・マジシャン」または「ブラック・マジシャン・ガール」1体を選んで特殊召喚できる。②:自分の手札・フィールドから魔法・罠カードを2枚まで墓地へ送って発動できる。墓地へ送った数だけ自分はデッキからドローする。
《ブラック・マジシャン・ガール》を特殊召喚する事でレベル6を場に出す事が出来ます。
自身を特殊召喚し、魔法・罠をドローに変える用途としても使えるため事故軽減にも一役買ってくれます。
また、《幻想の見習い魔導師》と組み合わせる事で、《ブラック・マジシャン》デッキとしてのシナジーを作りつつランク6エクシーズを出す構築にする事も可能です。
《霊神の聖殿》
【 フィールド魔法 】
①:自分フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、自分の墓地のモンスターの属性の種類×200アップする。
②:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。デッキから「エレメントセイバー」モンスター1体を手札に加える。その後、次の自分ターンのバトルフェイズをスキップする。
③:1ターンに1度、自分の手札・フィールドの「エレメントセイバー」モンスターが効果を発動するために手札を墓地へ送る場合、代わりにデッキの「エレメントセイバー」モンスターを墓地へ送る事ができる。
【 効果モンスター 】
星 6 / 光 / 戦士族 / 攻2400 / 守2100
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:手札から他のモンスター2体を墓地へ送って発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードの①の効果を発動するために墓地へ送った「エレメントセイバー」モンスターの元々の属性によって、自分フィールドの「エレメントセイバー」モンスター及び「霊神」モンスターに以下を適用する。
●地または風:戦闘では破壊されない。
●水または炎:効果では破壊されない。
●光または闇:相手の効果の対象にならない。
《霊神の聖殿》により《エレメントセイバー・ウィラード》をサーチし、《霊神の聖殿》のコスト代替効果によってデッキからエレメントセイバーを落としつつ《エレメントセイバー・ウィラード》を出す事で1枚からレベル6モンスターを場に出す事が出来ます。
バトルフェイズをスキップしてしまうという欠点はある物の、このギミックの素晴らしい点は相手のデッキ次第では《エレメントセイバー・ウィラード》が単体で詰ませる事が出来るという点です。
《霊神の聖殿》でコストをデッキから落とす際に属性を選ぶことで「戦闘破壊耐性」「対象に取られない」「効果破壊耐性」のうち好きな2つを選ぶ事が出来ます。
対象に取る除去しか搭載していないデッキであれば「戦闘破壊耐性」「対象に取られない」だけで詰ませられるパターンも少なくありません。
また、《増殖するG》などを撃たれて止まる場合も《エレメントセイバー・ウィラード》は単体でとても優秀な壁として機能してくれます。場の状況などに関わらず出せるため使い勝手が良いのも利点です。
その他の1枚でレベル6モンスターを出せるカード
- 《ブリリアント・フュージョン》⇒《ジェムナイト・ルビーズ》など
- 《緊急テレポート》⇒《調星師ライズベルト》
- 《オスティナート》⇒《幻奏の音姫マイスタリン・シューベルト》など
- 《おろかな埋葬》⇒《D-HERO ディアボリックガイ》
- 《プリミティブ・バタフライ》
ランク7エクシーズを作るのに役立つカード
1枚でランク7エクシーズを立てられるカード
《緊急テレポート》
【 速攻魔法 】
自分の手札またはデッキからレベル3以下のサイキック族モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズ時にゲームから除外される。
【 効果モンスター 】
星 3 / 水 / サイキック族 / 攻1200 / 守2000
「超量士ブルーレイヤー」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「超量士ブルーレイヤー」以外の「超量」カード1枚を手札に加える。
②:このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「超量」カードを3枚まで対象として発動できる。
そのカードをデッキに戻す。
【 効果モンスター 】
星 7 / 光 / 天使族 / 攻2400 / 守2400
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、光属性以外の「超量」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。デッキから「超量」モンスター1体を墓地へ送る。このカードの属性・レベルはそのモンスターと同じになる。③:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。自分のデッキ・墓地から「超量妖精アルファン」1体を選んで手札に加える。
《緊急テレポート》により《超量士ブルーレイヤー》を出し、《超量士ホワイトレイヤー》をサーチした後、《超量士ブルーレイヤー》をコストに《超量士ホワイトレイヤー》を特殊召喚。効果により《超量士ホワイトレイヤー》をデッキから落とす事で、《超量妖精アルファン》をサーチして召喚します。
これによって、《超量妖精アルファン》の効果で《超量士ホワイトレイヤー》を対象に取る事で、場のモンスター全てがレベル7になり、ランク7エクシーズを行う事が出来ます。
レベル7モンスターを特殊召喚出来るカード
《雷仙神》
【 効果モンスター 】
星 7 / 光 / 雷族 / 攻2700 / 守2400
①:このカードは3000LPを払って手札から特殊召喚できる。
②:このカードの①の方法で特殊召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動する。
自分は5000LP回復する。
払うライフコストは重いですが、同名が複数被っても場に出す事が出来、場の状況に関わらず使う事が出来るとても使い勝手の良いカードです。
また、《ダイナレスラー・パンクラトプス》に勝る攻撃力を持っているため、相手が《ダイナレスラー・パンクラトプス》を構えている状態でこのカードを出し殴りに行く事で、相手は《ダイナレスラー・パンクラトプス》でこのカードを除去せざるを得なくなり、ライフポイントを回復しながら1:1交換を成立させる事が出来ます。
《天威龍-ヴィシュダ》および《天威龍-アシュナ》
【 効果モンスター 】
星 7 / 闇 / 幻竜族 / 攻1500 / 守2500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドに効果モンスターが存在しない場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:自分フィールドに効果モンスター以外の表側表示モンスターが存在する場合、手札・墓地のこのカードを除外し、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。
【 効果モンスター 】
星 7 / 光 / 幻竜族 / 攻1600 / 守2600
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドに効果モンスターが存在しない場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:自分フィールドに効果モンスター以外の表側表示モンスターが存在する場合、手札・墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「天威龍-アシュナ」以外の「天威」モンスター1体を特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は幻竜族モンスターしか特殊召喚できない。
「天威」の共通効果により、場に効果モンスターが存在しない場合に特殊召喚出来るレベル7モンスターです。
どちらも墓地効果があり、特に《天威龍-ヴィシュダ》の効果は直接的な除去を行えるため強力です。
墓地効果を使うためには場に効果モンスター以外のモンスターがいる必要があり、《天威の拳僧》を出す必要がありますが、基本はランク7を作るためのカードとして使いつつ、同じ役割のカードがダブついたり除去が必要になった時に使い分けるという用途が出来るのはとても便利です。
その他のレベル7モンスターを特殊召喚出来るカード
- 《未界域のワーウルフ》
- 《未界域のネッシー》
- 《クイック・リボルブ》⇒《エクスプロードヴァレット・ドラゴン》
- 《ブリリアント・フュージョン》⇒《ジェムナイト・アメジス》など
- 《おろかな埋葬》⇒《E-HERO シニスター・ネクロム》⇒《E-HERO マリシャス・エッジ》
- 《オスティナート》⇒《幻奏の華歌聖ブルーム・プリマ》
ランク8エクシーズを作るのに役に立つカード
1枚でランク8エクシーズを作れるカード
《超重武者装留イワトオシ》および《超重武者ダイ-8》
【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / 機械族 / 攻1200 / 守0
(1):自分メインフェイズに自分フィールドの「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのモンスターを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
(2):このカードの効果でこのカードを装備したモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「超重武者装留イワトオシ」以外の「超重武者」モンスター1体を手札に加える。
このカード1枚で《超重武者カカ-C》をリンク召喚し、《超重武者装留チュウサイ》をサーチ、《超重武者カカ-C》の効果で《超重武者装留イワトオシ》を蘇生した後、《超重武者装留チュウサイ》の効果で《超重武者テンB-N》をリクルート、《超重武者装留チュウサイ》を吊り上げます。
《御影志士》をエクシーズ召喚して《ブロックドラゴン》をサーチし、特殊召喚、《ユニオン・キャリアー》をリンク召喚し、《ブロックドラゴン》の効果により、《地球巨人 ガイア・プレート》をサーチします。
【 効果モンスター 】
星 8 / 地 / 岩石族 / 攻2500 / 守3000
このカードは通常召喚できない。
自分の手札・墓地から地属性モンスター3体を除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
「ブロックドラゴン」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの岩石族モンスターは戦闘以外では破壊されない。
②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
レベルの合計が8になるように、デッキから岩石族モンスターを3体まで選んで手札に加える。
《ユニオン・キャリアー》の効果で《超重武者装留チュウサイ》に岩石族モンスターを装備し、《サクリファイス・アニマ》に変換して墓地へ送り、《御影志士》と岩石族をコストに《地球巨人 ガイア・プレート》を特殊召喚し、再び場に出した《ブロックドラゴン》と合わせてランク8エクシーズを立てます。
1枚始動でこの動きを行う場合は超重武者からの動きが必要ですが、墓地コストを稼ぐ事が出来れば基本的に《ブロックドラゴン》にさえアクセス出来ればランク8まではとても行きやすいため、岩石族と8エクシーズは相性が良いです。
1枚でレベル8モンスターを特殊召喚出来るカード
《魔導獣 マスターケルベロス》
【 ペンデュラムモンスター 】
星 8 / 光 / 魔法使い族 / 攻2800 / 守2800
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを2つ置く。
②:自分フィールドに魔力カウンターが4つ以上存在する場合、このカードは効果では破壊されない。
③:1ターンに1度、自分フィールドの魔力カウンターを4つ取り除き、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。このカードの攻撃力は相手ターン終了時まで、除外したそのモンスターの元々の攻撃力分アップする。
【P効果 青4/赤4】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:もう片方の自分のPゾーンにカードが存在しない場合に発動できる。このカードを破壊し、デッキからレベル7以下の「魔導獣」効果モンスター1体を手札に加える。
【 ペンデュラムモンスター 】
星 6 / 闇 / 魔法使い族 / 攻2400 / 守1400
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを2つ置く。
②:1ターンに1度、相手モンスターの効果が発動した時、自分フィールドの魔力カウンターを2つ取り除いて発動できる。その発動を無効にし破壊する。
【P効果 青4/赤4】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:もう片方の自分のPゾーンにカードが存在しない場合に発動できる。このカードを破壊し、自分のEXデッキから「魔導獣 キングジャッカル」以外の表側表示の「魔導獣」Pモンスター1体を特殊召喚する。
《魔導獣 マスターケルベロス》のP効果によって《魔導獣 キングジャッカル》をサーチし、P効果で《魔導獣 マスターケルベロス》を特殊召喚する事で召喚権を使わずにレベル8モンスターを揃える事が出来ます。
その後魔法カードを絡める事が出来れば《魔導獣 マスターケルベロス》の効果で相手モンスターを除去しつつランク8に向かう事が出来るので、エクシーズ展開の前に邪魔な置物をどかす事ができるのも優秀です。
《ドラゴン・目覚めの旋律》
【 通常魔法 】
手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから攻撃力が3000以上で守備力が2500以下の
ドラゴン族モンスターを2体まで手札に加える。
【 効果モンスター 】
星 8 / 光 / ドラゴン族 / 攻3000 / 守2500
このカードは通常召喚できない。
手札の「青眼の白龍」1体を相手に見せた場合に特殊召喚できる。
この方法による「青眼の亜白龍」の特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
①:このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「青眼の白龍」として扱う。
②:1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
《ドラゴン・目覚めの旋律》の効果によって《青眼の亜白龍》と《青眼の白龍》をサーチする事で、《青眼の亜白龍》を自身効果によって特殊召喚出来ます。起動効果によってコスト無しで1枚相手のモンスターを破壊してからランク8エクシーズができるため、《魔導獣 マスターケルベロス》よりもお手軽に除去が行えます。
また、《青眼の白龍》自体はコストとして捨てたりするわけではなく手札に残るので、《トレード・イン》でドローに変換したりできます。
ランク8エクシーズを行うデッキであれば《トレード・イン》は自然と採用しやすいと思うので、この点も優秀ですね。
その他の1枚でレベル8モンスターを特殊召喚出来るカード
- 《未界域のビッグフット》
- 《未界域のサンダーバード》
- 《未界域のオゴポゴ》
- 《ヒーローアライブ》⇒《E・HERO シャドー・ミスト》⇒《M・HERO 闇鬼》
- 《ガーディアン・エアトス》
- 《破壊竜ガンドラ-ギガ・レイズ》
ランク9エクシーズを作るのに役に立つカード
1枚でランク9エクシーズを作れるカード
流石にレベル9ともなってくると1枚で2体以上揃えるのは一筋縄ではいかない……というのは昔の話。
現在ランク9サポートには《星遺物の胎導》というとても強力なカードが存在します。
【 速攻魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:以下の効果から1つを選択して発動できる。●手札からレベル9モンスター1体を特殊召喚する。●自分フィールドのレベル9モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターとは元々の種族・属性が異なるレベル9モンスター2体をデッキから特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。
このカードの登場により、レベル9モンスターを並べつつ《星遺物の胎導》にアクセス出来ればランク9が簡単に立つようになりました。
しかしその条件を達成するのは容易ではありません。これを1枚で達成できる数少ないカードを紹介していきます。
《ジェネクス・ウンディーネ》
【 効果モンスター 】
星 3 / 水 / 水族 / 攻1200 / 守600
このカードが召喚に成功した時、自分のデッキに存在する水属性モンスター1体を墓地に送る事で、自分のデッキから「ジェネクス・コントローラー」1体を手札に加える。
《ジェネクス・ウンディーネ》によって《水晶機巧-ローズニクス》を墓地へ送りつつ《ジェネクス・コントローラー》をサーチし、《水晶機巧-ローズニクス》の効果で出したトークンで《リンク・スパイダー》をリンク召喚。
効果により《ジェネクス・コントローラー》を特殊召喚し、《水晶機巧-ハリファイバー》を作ります。
《水晶機巧-ハリファイバー》の効果で特殊召喚した《幻獣機オライオン》と《ジェネクス・ウンディーネ》で《星杯の神子イヴ》をシンクロ召喚し、《星遺物の胎導》をサーチします。
《星杯の神子イヴ》と《幻獣機トークン》で《炎斬機マグマ》をS召喚し、《星杯の神子イヴ》の墓地効果によって《星杯の守護竜》を特殊召喚、《炎斬機マグマ》と《星杯の神子イヴ》でレベル9シンクロモンスターをS召喚する事で、《星遺物の胎導》を発動し、レベル9モンスターを2体追加してランク9エクシーズを行う事が出来ます。
この流れは、要するに「ハリファイバー+レベル3モンスター」という風に場が整えば達成できるため、《ジェネクス・ウンディーネ》以外にもいくつか方法があります。
《スクラップ・リサイクラー》
【 効果モンスター 】
星 3 / 地 / 機械族 / 攻900 / 守1200
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分のデッキから機械族モンスター1体を選択して墓地へ送る事ができる。1ターンに1度、自分の墓地に存在する機械族・地属性・レベル4モンスター2体をデッキに戻す事で、自分のデッキからカードを1枚ドローする。
《スクラップ・リサイクラー》によって《 水晶機巧-ローズニクス 》などモンスターを場に出せるカードを落とし、《スクラップ・ワイバーン》をリンク召喚、効果により《スクラップ・ゴーレム》をリクルートして《スクラップ・リサイクラー》を蘇生し、《ジェット・シンクロン》を落として《水晶機巧-ハリファイバー》を作る事によって、盤面が「《水晶機巧-ハリファイバー》+《幻獣機オライオン》+《スクラップ・リサイクラー》」となります。
これ以降、《ジェネクス・ウンディーネ》の時と同じように展開していく事が出来ます。
《幻獣機アウローラドン》
【 リンクモンスター 】
星 3 / 風 / 機械族 / 攻2100 /
機械族モンスター2体以上
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。自分フィールドに「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)3体を特殊召喚する。このターン、自分はリンク召喚できない。②:1ターンに1度、自分フィールドのモンスターを3体までリリースして発動できる。リリースしたモンスターの数によって以下の効果を適用する。●1体:フィールドのカード1枚を選んで破壊する。●2体:デッキから「幻獣機」モンスター1体を特殊召喚する。●3体:自分の墓地から罠カード1枚を選んで手札に加える。
【LINK-3:左/下/右下】
《水晶機巧-ハリファイバー》などから《幻獣機アウローラドン》を立てる事で、②の効果によって《幻獣機オライオン》をリクルートし、《幻獣機オライオン》と《幻獣機トークン》で《星杯の神子イヴ》をシンクロ召喚し、《ジェネクス・ウンディーネ》の時と同じ流れで《星遺物の胎導》を撃つ事が出来ます。
《水晶機巧-ハリファイバー》を作る事が出来るカードなら何でも始動に使う事が出来るので汎用性がとても高い反面、効果使用後にはリンク召喚が出来なくなってしまうため、止められてしまった際のリスクが大きいです。
しかしリターンがとてつもなく高い為、特化する価値はあるでしょう。
1枚でレベル9モンスターを特殊召喚出来るカード
- 《ブリリアント・フュージョン》⇒《ジェムナイトマスター・ダイヤ》
ランク10エクシーズを作るのに役に立つカード
1枚でレベル10モンスターを特殊召喚出来るカード
- 《究極封印神エクゾディオス》
- 《ブリリアント・フュージョン》⇒《ジェムナイトレディ・ブリリアント・ダイヤ》
召喚権を使ってレベル10モンスターを出せるカード
- 《インフェルノイド・デカトロン》
- 《深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト》
- 「時械神」モンスター
- 《サイバー・ドラゴン・コア》⇒《サイバー・リペア・プラント》⇒《サイバー・エルタニン》
新マスタールール改訂に伴うエクシーズの強化について
ここまで複数回の記事でエクシーズ召喚について触れてきました。
エクシーズ召喚は素材を用意するための条件がシンクロやリンクに比べて厳しく、2体用意するだけでも少し凝ったギミックが必要になる召喚方法ですので、新マスタールールへの移行に伴って扱いづらくなってしまった召喚方法の一つでした。
シンクロデッキのように小型モンスターを大量に並べる事が元々得意なデッキであればその手数によりリンクマーカーを用意するだけで良いのですが、エクシーズデッキは召喚権を食い合うギミックが多い都合上、「2体並べるのは用意だが、3体並べるのはとても難しい」というような構築になりやすかったからです。
ところが、今回の新マスタールールの改訂によりマスタールール3の頃と同様に運用する事が出来るようになったお陰で、従来の使いやすさを取り戻しました。
例として、《バハムート・シャーク》などの自身がエクストラモンスターゾーンに居ては意味のないカードも従来通り運用できるようになりました。
また、10期後半の新規カードは「クロノダイバー」や「ホープ」系のカードをはじめ、エクシーズ召喚を強化する傾向が強くなってきています。
今後さらなる活躍が見込めるエクシーズデッキ、是非皆さんもお気に入りのランクを見つけて組んでみてください。
お付き合いいただきありがとうございました!