はじめに
こんにちは、はみるとんです!
前回に引き続き、サーチカードによってデッキの核となる動きを確立するデッキ構築のプロセスについて解説していきます!
魔法・罠に関しては前回触れましたが、モンスターに関しては参照される要素がとても多いため、いくつかの記事に分けて紹介していきたいと思います。
モンスターのサーチにおいては「好きなモンスターをサーチする」という様なカードはほぼ存在せず、大抵のサーチカードが名称を指定する物になっています。
名称以外ですと、第1回の記事で紹介したように細かいステータス指定によってサーチが可能になっている物が多いです。
この傾向により、特定のカテゴリ名称も持たず恵まれたステータスを持っていないカードはアクセスすら難しく、デッキの中心に据えるのが難しいというのがひと昔前の遊戯王でした。
そんな中、最近登場した《妖醒龍ラルバウール》というカードが革命を起こしました。
目次
《妖醒龍ラルバウール》ってどんなカード?
《妖醒龍ラルバウール》 【 効果モンスター 】 星 1 / 闇 / ドラゴン族 / 攻0 / 守0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが手札・墓地に存在し、自分フィールドのモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。②:このカードが特殊召喚に成功した場合、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。自分の手札を1枚選んで捨て、対象のモンスターと同じ種族・属性でカード名が異なるモンスター1体をデッキから手札に加える。
DARK NEOSTORMで登場したモンスターで、【ドラゴンリンク】デッキや【ヴァレット】デッキなどで使われている優秀なカードです。
自身を対象にする事で闇属性・ドラゴン族にアクセスする事が出来、レベルやカード名などを制限しない事から幅広いサーチ先を誇ります。
さらにこの手の汎用サーチカードには珍しく、「このターン××しか特殊召喚出来ない」「この効果でサーチしたカードはこのターン特殊召喚できない」というような縛りも全くないのが偉いですね。
今回はこのカードを使ったデッキ構築のコツについて解説していきたいと思います!
STEP1.《妖醒龍ラルバウール》にアクセスしよう!
まずはこのカードにアクセスしない事には始まりません。
色々と優秀なステータスのお陰で、アクセス方法は様々あります。
方法①:ステータスを活かした各種リクルート手段で持ってくる
《仮面竜》や《キラー・トマト》での自爆特攻、《ワン・フォー・ワン》で直接リクルートなどで持ってきます。シンプル…
方法②:自身の蘇生能力によって特殊召喚する
《終末の騎士》や《竜の渓谷》などで墓地へ送り、何かしらのモンスターを自爆特攻する事により、《妖醒龍ラルバウール》の①の効果で自身を蘇生します。
《ドラグニティナイト-ロムルス》で《竜の渓谷》をサーチして落として自爆するのがアクセス方法が多く便利でしょう。
方法③:《守護竜エルピィ》を使う
《守護竜エルピィ》 【 リンクモンスター 】 星 1 / 闇 / ドラゴン族 / 攻1000 /
レベル4以下のドラゴン族モンスター1体
自分は「守護竜エルピィ」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、その②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分はドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない。
②:自分メインフェイズに発動できる。2体以上のリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに、手札・デッキからドラゴン族モンスター1体を特殊召喚する。
【LINK-1:左】
ドラゴン族といえばお馴染みのこのカード、②のリクルート効果によって直接デッキから《妖醒龍ラルバウール》を特殊召喚します。
発動条件がやや厳しいですが、前々回の記事の《水晶機巧-ハリファイバー》から《守護竜エルピィ》を出す展開を使えば1枚始動から用意する事が出来ます。
《水晶機巧-ハリファイバー》の効果で《幻獣機オライオン》を特殊召喚し、《アークロード・パラディオン》をリンク召喚。《マギアス・パラディオン》に変換し、幻獣機トークンで《リンク・スパイダー》をリンク召喚《マギアス・パラディオン》の効果で《星辰のパラディオン》をサーチし、場の2体で《ヴェルスパーダ・パラディオン》をリンク召喚、リンク先に《星辰のパラディオン》を特殊召喚し、《守護竜エルピィ》をリンク召喚《ヴェルスパーダ・パラディオン》で《守護竜エルピィ》を右に移動し、《守護竜エルピィ》の効果でデッキから《妖醒龍ラルバウール》を特殊召喚
出典:【はみるとんのデッキビルドTips】第4回 ハリファイバーで出来る事~汎用リンクを初動にしたデッキ構築~
恐らくこのルートが一番現実的かつ汎用性が高く扱いやすいため、今回の記事では主にこの方法を前提とした使い方を考えていきます。
STEP2.闇属性・ドラゴン族をサーチしよう!
《妖醒龍ラルバウール》自身を対象として闇属性・ドラゴン族をサーチするのが最も基本的な使い方となります。
このカードを使ったあらゆるデッキで狙えるサーチ先となるため、この方法でどんな事が出来るのかをまず把握しておく事はかなり重要です。
- 《終焉龍 カオス・エンペラー》で除外ゾーンのドラゴンを回収、自身を展開等
- 《混源龍レヴィオニア》で除去、蘇生、ハンデス等
- 「Sin」モンスターをサーチして特殊召喚
- 《鉄騎龍ティアマトン》をサーチして構える
- 《幻創龍ファンタズメイ》をサーチして構える
- 《亡龍の戦慄-デストルドー》をサーチして展開
- 《暗黒竜 コラプサーペント》をサーチして展開
- 《螺旋竜バルジ》をサーチして特殊召喚し、ランク8エクシーズを作る
- 《破壊竜ガンドラ-ギガ・レイズ》をサーチして全体除去
《混源龍レヴィオニア》 【 効果モンスター 】 星 8 / 闇 / ドラゴン族 / 攻3000 / 守0
このカードは通常召喚できない。自分の墓地から光・闇属性モンスターを合計3体除外した場合に特殊召喚できる。このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:この方法でこのカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。その特殊召喚のために除外したモンスターの属性によって以下の効果を適用する。このターン、このカードは攻撃できない。
●光のみ:自分の墓地からモンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
●闇のみ:相手の手札をランダムに1枚選んでデッキに戻す。
●光と闇:フィールドのカードを2枚まで選んで破壊する。
特に《混源龍レヴィオニア》は汎用性も高く後続の展開を補助してくれる効果を持っているため、頭に入れておくと良いでしょう。
STEP3.サーチ後の盤面を活かした展開方法
上述の《水晶機巧-ハリファイバー》の展開から《妖醒龍ラルバウール》の効果を使った場合、フィールドには《ヴェルスパーダ・パラディオン》、《守護竜エルピィ》、《妖醒龍ラルバウール》がいる状況です。
この場面では、《守護竜エルピィ》の効果によってドラゴン族モンスター以外出せなくなっています。
ここからどういった展開が出来るか考えていきましょう。
《鎖龍蛇-スカルデット》を使った展開
《鎖龍蛇-スカルデット》
【 リンクモンスター 】
星 4 / 地 / ドラゴン族 / 攻2800 /
カード名が異なるモンスター2体以上
①:このカードは、このカードのリンク素材としたモンスターの数によって以下の効果を得る。
●2体以上:このカードのリンク先にモンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。そのモンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
●3体以上:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。手札からモンスター1体を特殊召喚する。
●4体:このカードがリンク召喚に成功した時に発動できる。自分はデッキから4枚ドローし、その後手札を3枚選んで好きな順番でデッキの下に戻す。
【LINK-4:上/左下/下/右下】
《守護竜エルピィ》《妖醒龍ラルバウール》《ヴェルスパーダ・パラディオン》の3体を使って《鎖龍蛇-スカルデット》をリンク召喚し、3体以上素材の効果で手札からモンスターを特殊召喚します。
これによって《妖醒龍ラルバウール》でサーチしたモンスターを特殊召喚する事が出来るので、自身を特殊召喚する効果を持たないモンスターをサーチした場合でも展開に組み込むことが出来ます。
また、これ以外の展開でも最終的に場にリンク合計4、モンスター3体以上が並べばいつでも《鎖龍蛇-スカルデット》は出せるので、《妖醒龍ラルバウール》と《守護竜エルピィ》を使う場合は必須枠といって良いでしょう。
《ドラグニティナイト-ロムルス》を使った展開
《ドラグニティナイト-ロムルス》 【 リンクモンスター 】 星 2 / 風 / ドラゴン族 / 攻1200 /
トークン以外のドラゴン族・鳥獣族モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「ドラグニティ」魔法・罠カードまたは「竜の渓谷」1枚を手札に加える。②:ドラゴン族モンスターがEXデッキからこのカードのリンク先に特殊召喚された場合に発動できる。手札からドラゴン族・鳥獣族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン、効果が無効化され、リンク素材にできない。
【LINK-2:左下/右下】
《守護竜エルピィ》と《妖醒龍ラルバウール》で《ドラグニティナイト-ロムルス》をリンク召喚し、《竜の渓谷》をサーチします。
これによって任意のドラゴン族モンスターを墓地へ送る事が出来るため、《妖醒龍ラルバウール》でサーチしたカード+墓地へ送ったドラゴン族の組み合わせで様々なコンボに繋ぐ事が出来ます。
例として、《エクリプス・ワイバーン》を《竜の渓谷》で落とし、《妖醒龍ラルバウール》でサーチした《混源龍レヴィオニア》で除外する事で光属性・闇属性のドラゴン族にアクセスする、等があります。
《聖騎士の追想 イゾルデ》を使った展開
《聖騎士の追想 イゾルデ》 【 リンクモンスター 】 星 2 / 光 / 戦士族 / 攻1600 /
戦士族モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキから戦士族モンスター1体を手札に加える。このターン、自分はこの効果で手札に加えたモンスター及びその同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できず、そのモンスター効果も発動できない。②:デッキから装備魔法カードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる(同名カードは1枚まで)。墓地へ送ったカードの数と同じレベルの戦士族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
【LINK-2:左下/右下】
上記の《ドラグニティナイト-ロムルス》の展開で《ドラグニティの神槍》をサーチし、《ドラグニティ-ファランクス》などを出す事でそのまま《剛炎の剣士》をリンク召喚し、《剛炎の剣士》+《ヴェルスパーダ・パラディオン》で《聖騎士の追想 イゾルデ》をリンク召喚します。
場に《聖騎士の追想 イゾルデ》、手札に《妖醒龍ラルバウール》でサーチしたカードという状態になり、ここから戦士族サーチ+戦士族リクルートが出来るので幅広い展開が期待できます。
エクストラ・メイン共にかなりのスロットを割くことになりますが、触れるカードが多いので条件の厳しいコンボを成立させたい場合に使えます。
例として、《天帝従騎イデア》をリクルートして、サーチしておいた最上級モンスターをアドバンス召喚したりできます。
《ヒーロー・キッズ》を3体出し、サーチしておいた《螺旋竜バルジ》によってレベル8を4体並べ、ランク8に繋ぐのも面白いですね。
STEP4.光属性・戦士族をサーチしよう
上記の《水晶機巧-ハリファイバー》からの展開では、闇属性・ドラゴン族以外にも《ヴェルスパーダ・パラディオン》が既に場に展開されているため、光属性・戦士族もサーチする事が出来ます。
その後の《ドラグニティナイト-ロムルス》からの《聖騎士の追想 イゾルデ》展開によって戦士族に合計3枚分触る事が出来るため、戦士を主体としたデッキでの採用も考えられます。
- 《ジャンク・コレクター》で墓地へ送った通常罠をコピーする
- 《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》で除去やワンキルを狙う
- 《ライトレイ ギア・フリード》で魔法・罠を妨害する
- 《天融星カイキ》で融合召喚を狙う
- 《希望皇オノマトピア》で手札からガガガ等のモンスターを展開する
STEP5.その他の属性・種族のサーチ方法
《守護竜エルピィ》から直接《妖醒龍ラルバウール》を出す展開では光属性・戦士族、もしくは闇属性・ドラゴン族しかサーチ出来ませんでしたが、《守護竜ピスティ》を使う事によって更に広い範囲のモンスターをサーチすることが出来ます。
《守護竜ピスティ》 【 リンクモンスター 】 星 1 / 闇 / ドラゴン族 / 攻1000 /
レベル4以下のドラゴン族モンスター1体
自分は「守護竜ピスティ」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、その②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分はドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない。
②:自分の墓地のモンスターまたは除外されている自分のモンスターの中から、ドラゴン族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを、2体以上のリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
【LINK-1:右】
《守護竜エルピィ》で《妖醒龍ラルバウール》を出し、そのまま《妖醒龍ラルバウール》《守護竜エルピィ》の2体で《ドラグニティナイト-ロムルス》をリンク召喚、《ドラグニティの神槍》をサーチし、《ドラグニティ-ファランクス》を特殊召喚。《ドラグニティナイト-ロムルス》と《ヴェルスパーダ・パラディオン》で《鎖龍蛇-スカルデット》などの「真下を含め下方向に2か所以上リンクマーカーが向いたモンスター」をリンク召喚し、適切な位置に《ドラグニティ-ファランクス》を素材に《守護竜ピスティ》を出す事で墓地から《妖醒龍ラルバウール》を吊り上げる・リンクモンスターを対象として《妖醒龍ラルバウール》の効果を発動。
この 「真下を含め下方向に2か所以上リンクマーカーが向いたモンスター」 の条件を満たし、尚且つ《ドラグニティナイト-ロムルス》+《ヴェルスパーダ・パラディオン》で出せるカードの持っている属性・種族を参照する事で、更にサーチ先を広げることが出来るわけです。
これに該当するモンスターは以下の通りです。
- 《破械雙王神ライゴウ》(闇属性・悪魔族)
- 《召命の神弓-アポロウーサ》(風属性・天使族)
- 《鎖龍蛇-スカルデット》(地属性・ドラゴン族)
- 《揚陸群艦アンブロエール》(炎属性・機械族)
- 《セフィラ・メタトロン》(光属性・幻竜族)
特に《破械雙王神ライゴウ》を参照する事でサーチ出来る闇属性・悪魔族が種類も多く使いやすいです。
かなり幅広くサーチ先が存在しますが、中でも《闇霊神オブルミラージュ》は更なるサーチに繋ぐことができ、ポテンシャルが高いです。
《闇霊神オブルミラージュ》 【 効果モンスター 】 星 8 / 闇 / 悪魔族 / 攻2800 / 守2200
このカードは通常召喚できない。自分の墓地の闇属性モンスターが5体の場合のみ特殊召喚できる。このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。デッキから攻撃力1500以下のモンスター1体を手札に加える。
②:表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合、次の自分ターンのバトルフェイズをスキップする。
《水晶機巧-ハリファイバー》からの展開ルートで使う場合、《守護竜エルピィ》から《輝光竜セイファート》を出し《暗黒竜 コラプサーペント》に変換して《ストライカー・ドラゴン》をリンク召喚し、《ドラグニティナイト-ロムルス》から《竜の渓谷》をサーチ、 《破械雙王神ライゴウ》 を出したのち、《輝白竜 ワイバースター》を《守護竜ピスティ》にしてサーチした《暗黒竜 コラプサーペント》をコストに《竜の渓谷》で《妖醒龍ラルバウール》を落として《守護竜ピスティ》で蘇生、《妖醒龍ラルバウール》と《守護竜ピスティ》で《天球の聖刻印》をリンク召喚 という手順を踏む事で、墓地に闇属性を5体揃える事が出来ます。
ここから攻撃力1500以下のモンスターをサーチした後、《闇霊神オブルミラージュ》《天球の聖刻印》 《破械雙王神ライゴウ》 で《鎖龍蛇-スカルデット》をリンク召喚して手札から出せるので、宇宙です(語彙力消失)
STEP6.チューナーを利用した更なる活用方法
《魂喰いオヴィラプター》や《ドラコネット》などで《星杯の神子イヴ》をシンクロ召喚し、《星遺物の守護竜》を使って《水晶機巧-ハリファイバー》を出すと、任意のレベル3以下のチューナー+《水晶機巧-ハリファイバー》+《星杯の守護竜》という盤面になり、《守護竜エルピィ》をリンク召喚して《星遺物の守護竜》で位置を移動する事で、《水晶機巧-ハリファイバー》から出したチューナーを対象にする事が出来ます。
地属性 | 水属性 | 炎属性 | 風属性 | 光属性 | 闇属性 | |
ドラゴン族 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
魔法使い族 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
アンデット族 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
戦士族 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
獣戦士族 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
獣族 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
鳥獣族 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
悪魔族 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
天使族 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
昆虫族 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
恐竜族 | 〇 | 〇 | ||||
爬虫類族 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
魚族 | 〇 | |||||
海竜族 | 〇 | |||||
機械族 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
雷族 | 〇 | 〇 | ||||
水族 | 〇 | 〇 | ||||
炎族 | 〇 | |||||
岩石族 | ||||||
植物族 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
サイキック族 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
サイバース族 | 〇 | |||||
幻竜族 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
レベル3以下のチューナーは上記のステータスに存在しています。
〇のついているステータスについては、《水晶機巧-ハリファイバー》から該当のチューナーを出してサーチする事が出来ます。
《妖醒龍ラルバウール》によって生まれた「モンスターの新たな評価軸」
このように、様々なモンスターを指定して幅広いサーチが行える《妖醒龍ラルバウール》のお陰で、「××属性・〇〇族である」という部分に強い意味が生まれました。
他のカードの下位互換だと言われていたカードも、細かいステータスが違う事で「このカードを対象として持って来れる」という差別化をはかることが出来るようになったのです。
また、リンクモンスターも「《妖醒龍ラルバウール》の対象にすると××をサーチできる」というような評価が出来るようになり、たとえ効果が弱くとも経由する事に意味が生まれました。
属性・種族というモンスターなら必ず持っているステータスを参照にするため、《妖醒龍ラルバウール》は今後新規登場するあらゆるモンスターが恩恵を受けられるとても面白いカードといえます。
終わりに
《妖醒龍ラルバウール》の使い方、いかがだったでしょうか?
大会を意識した環境デッキからロマンを重視したコンボデッキまで幅広い用途で使えるとても楽しいカードなので、皆さんも是非このカードを使ったデッキを考えてみてください!
また、記事内では紹介されていない面白い使い方などもあれば是非コメントで教えてください!
それでは、お付き合いいただきありがとうございました!