はじめに
こんにちは、はみるとんです!今回は「デッキビルドパック -グロリアス・ヴィクターズ-」の収録テーマの1つ、ランダムドローで戦う異色のテーマ【レイズ・ムーン】について解説していきます!
サーチを一切放棄するという現代遊戯王にあるまじきコンセプトでしっかりと再現性のある動きが出来る未知の展開デッキ、実際にどんな動きをするのか見ていきましょう!
目次
【レイズ・ムーン】デッキレシピ
このデッキレシピで行える具体的な展開はこちら ▼
【レイズ・ムーン】デッキの特徴
ドローしたモンスターが自身の効果で特殊召喚される
【レイズ・ムーン】モンスターの大半は自身をドローした時に場に出てくる効果を持っています。更に、場に出た時にドローしたり相手のカードを除去したりしてプラスαのリターンを得て、ドローをそのまま展開に変えていくのが特徴です。そのため、テーマ内外問わず大量のドロー効果を持ったカードを使ってデッキを循環させていくのが基本の戦い方となります。
ランク7・光属性を主体とした展開
【レイズ・ムーン】は展開の中で光属性・ランク7・エクシーズモンスターという重い縛りが付いてしまいますが、テーマ外にも何体か該当するモンスターがおり、どれもが強力な除去・妨害効果を持っています。
最終的に場に展開したテーマカードを使ったこれらの強力なエクシーズモンスターで戦うのがこのデッキの基本的な戦い方となります。
【レイズ・ムーン】カードの解説
【レイズ・ムーン】モンスターの大半はドローした時に手札から自身を特殊召喚する共通効果と、出たときに除去やドローを行う効果を持っています。
出た時にドロー効果のあるモンスター

【 効果モンスター 】
星 7 / 光 / 魔法使い族 / 攻2100 / 守2100
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードをドローした時、このカードを相手に見せて発動できる。このカードを特殊召喚する。
②:このカードが手札に存在する場合、自分の手札・フィールド(表側表示)からこのカード以外のカード1枚をデッキの一番下に戻して発動できる。このカードを特殊召喚する。
③:自分・相手のメインフェイズに発動できる(この効果を発動するターン、自分はドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事ができない)。自分は1枚ドローする。

【 効果モンスター 】
星 7 / 闇 / アンデット族 / 攻1400 / 守1400
①:このカードをドローした時、このカードを相手に見せて発動できる。このカードを特殊召喚する。
②:このカードはリリースなしで召喚できる。この方法で召喚したこのカードの元々の攻撃力は700になる。
③:このカードが手札から召喚・特殊召喚した場合に発動できる(この効果を発動するターン、自分はドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事ができない)。自分は1枚ドローする。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は光属性XモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

【 効果モンスター 】
星 7 / 地 / 獣族 / 攻700 / 守2100
①:このカードをドローした時、このカードを相手に見せて発動できる。このカードを特殊召喚する。
②:このカードが手札から召喚・特殊召喚した場合に発動できる(この効果を発動するターン、自分はドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事ができない)。自分は1枚ドローする。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は光属性XモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
③:相手ターンに1度、発動できる。光属性・ランク7のXモンスター1体のX召喚を行う。
上記の三種は特殊召喚成功時および起動効果で更に追加のドローを行う事が出来、連鎖して盤面に【レイズ・ムーン】モンスターを出力していく事が出来ます。
妨害性能のあるモンスター

【 効果モンスター 】
星 7 / 炎 / ドラゴン族 / 攻2800 / 守700
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードをドローした時、このカードを相手に見せて発動できる。このカードを特殊召喚する。
②:このカードの①の効果で特殊召喚した場合、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードをデッキの一番下に戻す。
③:このカードを手札から捨てて発動できる(この効果を発動するターン、自分はドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事ができない)。自分は1枚ドローする。

【 効果モンスター 】
星 7 / 風 / 戦士族 / 攻2800 / 守1400
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードをドローした時、このカードを相手に見せて発動できる。このカードを特殊召喚する。
②:このカードの①の効果で特殊召喚した場合、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをデッキの一番下に戻す。
③:このカードを手札から捨てて発動できる(この効果を発動するターン、自分はドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事ができない)。自分は1枚ドローする。
上記の2種は特殊召喚成功時に妨害効果を持っているモンスターで、相手の動きに合わせてドロー効果によって引き込んで出力していく事で相手の動きを妨害していきます。
それぞれ同名ターン1が無いため、良いタイミングで引く事が出来ればドロー回数がそのまま妨害数に直結し、実質的な妨害数がかなり多くなることもあります。
誘発として機能するモンスター

【 効果モンスター 】
星 7 / 水 / 水族 / 攻700 / 守1400
このカードの効果を発動するデュエル中、自分はドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事ができない。
①:自分・相手ターンに、このカードを手札から捨て、以下の効果から1つを選択して発動できる(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●このターン中、ドロー以外の方法で相手の手札にカードが加わる度に、自分は1枚ドローする。この効果の発動後、次のターンの終了時まで自分はランク7のXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
●自分は1枚ドローする。
《レイズ・ムーンの朔 スクイーズ》は《マルチャミー・フワロス》のようにドロー誘発として単体で機能するカードです。サーチ不可という非常に重い縛りがつくものの、手札にカードを加える行為全般に反応するため、サーチのみならずあらゆる場所からの回収に反応し、ドロー出来る機会は大抵のデッキに対して十分にあります。
サーチを行うテーマでは採用が不可能なので、このテーマの後手の強さに関する独自性に直結しているカードともいえます。
【レイズ・ムーン】デッキと相性が良いカード
《リロード》
一度に大量のカードをドローする事ができ、速攻魔法のため相手ターンにも発動する事が出来る事から、増やした手札を確実に妨害として機能させたいタイミングで発動する事で確実に妨害を行う事が出来ます。
【レイズムーン】デッキの回し方
【レイズ・ムーン】デッキはランダムドローによって展開していくデッキであるため、固定の展開ルートがありません。
ですのでここでは具体的な展開ルートではなく、こちらのターンの道中の連鎖的展開を成功させた後にどのような形でターンを渡すかというサンプルの盤面を紹介します。
【使用カード/条件】
- ※固定のルートが無いため省略。ドロー効果でテーマカードを引き、そこからの特殊召喚を狙う
【結果】
- ※固定のルートが無いため省略。以下の画像の形を目指しつつ、連鎖が続けばさらに展開しても可

※手順6までの盤面
【手順】
- 《レイズ・ムーンの帳 シエロ》《レイズ・ムーンの雅 キャロル》《レイズ・ムーンの翼 ラピ》をドローして特殊召喚
- それぞれの出たときの効果でさらにドローし、連鎖的にレベル7を並べていく
- 《レイズ・ムーンの天 シエロ-ノーモアベット》をエクストラモンスターゾーンにエクシーズ召喚し、1枚ドロー
- 《眠らない街の『レイズ・ムーン』》を発動し、1枚ドロー
- 《レイズ・ムーンの翼 ラピ》と《レイズ・ムーンの帳 シエロ》を場に残し、《レイズ・ムーンの煌めき》を伏せてターン終了
- エンドフェイズに《眠らない街の『レイズ・ムーン』》の効果を発動し、墓地の【レイズ・ムーン】カードをデッキに戻す
- 相手ターンに《レイズ・ムーンの煌めき》を発動し、《レイズ・ムーンの望 スクイーズ-ジャックポット》を特殊召喚
【盤面の解説】
相手ターンにもドロー効果によるさらなる展開と《レイズ・ムーンの望 スクイーズ-ジャックポット》による妨害を構えられる盤面です。
相手ターンに《レイズ・ムーンの帳 シエロ》の効果と《レイズ・ムーンの天 シエロ-ノーモアベット》の効果でのドロー、《レイズ・ムーンの煌めき》の墓地効果でのドローから【レイズ・ムーン】モンスターをガンガン特殊召喚していき、それぞれの除去効果や《レイズ・ムーンの望 スクイーズ-ジャックポット》の効果で妨害をしつつ、《レイズ・ムーンの翼 ラピ》によって相手ターンエクシーズも狙っていきます。
相手ターンエクシーズからの妨害としては《超神星輝士 セイクリッド・トレミスΩ7》による除去などを狙う事が出来ます。
【レイズ・ムーン】デッキを扱う上でのポイント
ドローを途切れさせないようにする
【レイズ・ムーン】デッキはドロー時の特殊召喚は基本的に同名ターン1が無いものの、《レイズ・ムーンの刃 シェーナ》や《レイズ・ムーンの灯 クルーシェ》などのドロー効果にはターン1があり、また殆どの【レイズ・ムーン】モンスターは出てくるだけでアドは取らず、手札の枚数は徐々に減っていきます。
その中で《レイズ・ムーンの雅 キャロル》、《レイズ・ムーンの翼 ラピ》、《レイズ・ムーンの帳 シエロ》は場に出ながらドロー出来るので枚数が増えていきます。
タイミングを逃さないように注意
【レイズ・ムーン】のドロー効果は「時、できる」のテキストであるため、チェーン2以降でドローしてしまうとドロー成功時の特殊召喚が出来なくなってしまいます。
そのため、ドロー効果はチェーン1で発動するように心がける必要があるのですが、ドロー効果を持ったカードを対象に除去を打たれたりすると仕方なくチェーン2でドローする必要があったりするので、効果の発動を強要されてしまうようなカードが相手のデッキ内にどれだけあるかを意識しながら1手先を考えて動く必要があります。
【レイズ・ムーン】デッキをカスタムするおすすめカード
《調和ノ天救竜》

【 効果モンスター 】
星 7 / 闇 / ドラゴン族 / 攻2500 / 守2000
フィドラウリス=ハルモニア
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手フィールドのモンスターが効果を発動した時、手札のこのカードとEXデッキのSモンスター5体までを相手に見せて発動できる。
見せた数によって以下の効果を全て適用する。
この効果の発動後、次の自分ターンの終了時まで、自分はSモンスター以外のEXデッキから特殊召喚されたモンスターの効果を発動できない。
●2体以上:このカードを特殊召喚する。
●4体以上:見せたSモンスターの内の1体を墓地へ送る。
●6体:相手フィールドのモンスター1体を破壊する。
エクシーズモンスターの効果を使えなくなってしまいますがエクシーズ召喚自体は出来るため、このデッキにおいてはそこまで致命的ではないので、後手で強力な誘発として使う事が出来ます。
本体のレベルが7なのも噛み合っていて、そのままエクシーズ召喚の素材にする事が出来ます。
《ダーク・ドリアード》

【 ペンデュラムモンスター 】
星 4 / 闇 / 魔法使い族 / 攻1800 / 守1400
【P効果 青5/赤5】
①:自分フィールドの地・水・炎・風属性モンスターの攻撃力・守備力は、自分フィールドのモンスターの属性の種類×200アップする。
【モンスター効果】
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから地・水・炎・風属性モンスターを1体ずつ選び、好きな順番でデッキの上に戻す。
サーチが出来ない【レイズ・ムーン】において、デッキから特定のカードにアクセスできるのは非常に優秀で、テーマ内の属性がバラけているのもあり、確実に【レイズ・ムーン】のドロー連鎖を繋げていく事が出来ます。
おわりに
というわけで、今回は【レイズ・ムーン】を紹介していきました!
ドローというランダム要素を試行回数を上げる事でいかに再現性高く展開していくか、という部分において通常のデッキよりも構築のバランスやプランの選定が非常に難しく、通常のデッキではサーチが出来ず素引き前提である事が弱みになってしまうようなギミックにも圧倒的なデッキ掘り性能で辿り着く事ができたり、色々な面で従来の展開デッキとは違った戦い方が出来るテーマですので、是非様々なプランや回し方を試してみてください!
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!






