【遊戯王OCG】2026年10月リミットレギュレーション徹底解説!規制テーマのリペアと次環境の台頭候補【制限改訂】

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【遊戯王OCG】2026年10月リミットレギュレーション徹底解説!規制テーマのリペアと次環境の台頭候補【制限改訂】

はじめに

9月20日21時、2026年10月1日(木)適用のリミットレギュレーションが公開されました。

環境トップ3は初動を大きく削られ、禁止カードが3枚、そして《早すぎた埋葬》が長い禁止生活を終えて帰ってくるといった動きの多い改定となりました。

10月以降の新環境に向け、以下の3つのポイントについて解説していきます。

  • テーマ別の被害状況(改訂・影響範囲の整理)
  • 次環境で伸びるデッキ(今後の環境主力候補)
  • いま押さえておきたいカード(注目・確保すべきカード)

今後のプレイやデッキ構築の参考になれば幸いです。

目次

改訂内容まるっと一覧

禁止カード

《PSYフレームロード・Ω》制限⇒禁止
《ディメンション・アトラクター》制限⇒禁止
《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》制限⇒禁止

制限カード

《耀聖の波詩ディーナ》無制限⇒制限
《耀聖の花詩ルキナ》無制限⇒制限
《キラーチューン・キュー》無制限⇒制限
《キラーチューン・レコ》無制限⇒制限
《キラーチューン・シンクロ》準制限⇒制限
《パーフェクトロン・ハイドライブ・ドラゴン》準制限⇒制限
《完全なる世界 トゥーン・ワールド》無制限⇒制限
《トゥーンのもくじ》無制限⇒制限
《絶解なる獄神門-テルミナス》無制限⇒制限
《紅蓮の指名者》無制限⇒制限
《早すぎた埋葬》禁止⇒制限

準制限カード

《The Fallen & The Virtuous》無制限⇒準制限
《閃刀起動-エンゲージ》無制限⇒準制限
《蛇眼の炎燐》制限⇒準制限
《超重武者装留イワトオシ》制限⇒準制限
《壱世壊=ペルレイノ》制限⇒準制限

制限解除

《旧神ノーデン》制限⇒無制限
《メンタルマスター》制限⇒無制限
《黒魔女ディアベルスター》準制限⇒無制限
《斬機サーキュラー》準制限⇒無制限
《突然変異》準制限⇒無制限

決闘者たちの反応

「Ωが本当に逝った」

PSYフレームロード・Ω

【 シンクロモンスター 】
星 8 / 光 / サイキック族 / 攻2800 / 守2200

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
相手の手札をランダムに1枚選び、そのカードと表側表示のこのカードを次の自分スタンバイフェイズまで表側表示で除外する。
②:相手スタンバイフェイズに、除外されている自分または相手のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地に戻す。
③:このカードが墓地に存在する場合、このカード以外の自分または相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードと墓地のこのカードをデッキに戻す。

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事前予想でも名前は挙がっていましたが、多くは半ば冗談まじりの「まさかね」枠。それが制限から一足飛びで禁止です。シンクロを絡めるデッキ全般の汎用札だったため、名前を呼ばれていない【シンクロン】あたりも静かに巻き込まれています。

「トゥーンは、殺すところが違う」

心を見通す眼

【 永続罠 】

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のフィールドか墓地に「トゥーン」カードが存在する限り、相手は手札を全て公開し続け、自分は相手フィールドの裏側表示カードをいつでも確認できる。
②:自分のフィールド・墓地にトゥーンモンスター及び「トゥーン」魔法カードが存在する場合、同一チェーン上で効果を発動していないカード名を1つ宣言して発動できる。
このカードが表側表示で存在する間、ターン終了時まで宣言したカードと元々のカード名が同じカードが発動した効果は無効化される。

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ヘイトを集めていたのは相手の手札を覗く《心を見通す眼》であって、テーマそのものではなかったはず。そこを残して初動とフィールド魔法を削ったことで、不快な部分だけが残ってデッキが崩壊したという受け止めが広がっています。

「エラッタなしで帰ってきた《早すぎた埋葬》

早すぎた埋葬

【 装備魔法 】

800ライフポイントを払う。自分の墓地からモンスターカードを1体選んで攻撃表示でフィールド上に出し、このカードを装備する。このカードが破壊された時、装備モンスターを破壊する。

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注目はテキスト無修正、当時のまま解禁された点。「懐かしい」と喜ぶ層と「ワンキルの燃料が増えたのでは」と身構える層でタイムラインは真っ二つです。埋葬が早すぎたのか、解禁が早すぎたのかは新環境が教えてくれるでしょう。

ほかにもざわついた点

  • ワンキルの本丸である《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》《LL-インディペンデント・ナイチンゲール》がまたも生還。周辺パーツだけ抜かれる様式美に不満が噴出
  • 《完全なる世界 トゥーン・ワールド》はターン3回、《キラーチューン・シンクロ》はターン2回使えるテキスト。複数回使う前提のカードを1枚に絞るのは調整失敗の証では、という指摘
  • 《紅蓮の指名者》の制限が地味に効きそう。《天下独歩の大義賊》を弾ける数少ない解答が減り、先攻で構える側は受けを用意し直す必要あり

被害度診断:あなたのデッキは生きているか

【トゥーン】|被害度 ★★★★★

完全なる世界 トゥーン・ワールド

【 フィールド魔法 】

このカード名の②の効果は1ターンに3度まで使用できる。
①:このカードはフィールドゾーンに存在する限り、カード名を「トゥーン・ワールド」として扱う。
②:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
「トゥーン」カードまたはそのカード名が記されたカード1枚をデッキから手札に加える。
③:他のカードが発動した効果が適用される際に、自分フィールドのトゥーンモンスター1体をその効果処理後まで除外できる(このターン、このカード名のこの効果で元々のカード名が同じモンスターを除外できない)。

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フィールド魔法を貼り替えながら動くのが基本構造。その設置先である《完全なる世界 トゥーン・ワールド》と、ターン1制約すら持たない万能サーチ《トゥーンのもくじ》を同時に1枚ずつにされ、展開の前提そのものが成立しなくなりました。「2枚ならやりようがあったが1枚は無理」が大勢の見方です。

可能性が残るとすれば直近で結果を出している「鉄獣戦線」型ですが、「トゥーン」側が不要牌になりかねないのが悩ましいところ。今回いちばん厳しい立場に置かれたテーマです。

【キラーチューン】|被害度 ★★★★★

キラーチューン・キュー

【 効果モンスター 】
星 3 / 光 / 天使族 / 攻900 / 守1900

フィールドのこのカードを素材としてS召喚する場合、手札のチューナー1体もS素材にできる。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚した場合に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「キラーチューン・キュー」以外のチューナー1体を特殊召喚する。
このターン、自分はチューナーしか特殊召喚できない。
②:このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
相手のデッキの上からカード2枚をめくり、その中から1枚を除外し、もう1枚をデッキの一番上か一番下に戻す。

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《キラーチューン・キュー》《キラーチューン・レコ》《キラーチューン・シンクロ》が各1枚に。すでに《キラーチューン・ロタリー》が制限だったところへの追加徴収で、初動が細いだけでなくリソース戦が持たないという厳しい見方が優勢です。

ただし現環境でもっとも手札誘発を強く使えるデッキでもあります。周りの展開系が弱体化した今、「止めてから動く」プランの価値は上がるはず。研究次第では踏みとどまる目もありそうです。

【獄神】|被害度 ★★★★

覇王眷竜スターヴ・ヴェノム

【 融合モンスター 】
星 8 / 闇 / ドラゴン族 / 攻2800 / 守2000

闇属性Pモンスター×2
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●自分フィールドの上記カードをリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
①:1ターンに1度、このカード以外の自分または相手のフィールド・墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
エンドフェイズまで、このカードはそのモンスターと同じ、元々のカード名・効果を得る。
このターン、自分のモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。

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《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》が禁止となり、《LL-インディペンデント・ナイチンゲール》と組み合わせる先攻ワンキルは成立しなくなりました。《クロック・リザード》での使い回しルートも丸ごと道連れです。

ナイチンゲール本体は健在ですが、ワンキルは一旦諦めて「エルフェンノーツ」混合の展開系に回帰するのが素直でしょう。

そもそも11月にはシングル戦の『YCSJ』が控えています。先攻ワンキルを抑え込むには絶好のタイミングで、今回の禁止はそこを見据えた判断とも読めますね。

【エルフェンノーツ】|被害度 ★★★★

耀聖の花詩ルキナ

【 効果モンスター 】
星 6 / 炎 / 魔法使い族 / 攻2500 / 守1800

このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは手札から自分の中央のメインモンスターゾーンに特殊召喚できる。
②:自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「耀聖の花詩ルキナ」以外の「エルフェンノーツ」モンスター1体を手札に加える。
③:相手ターンに発動できる。
自分のメインモンスターゾーンの、このカードと中央のモンスターの位置を入れ替える。
その後、相手フィールドのレベル6以下のモンスター1体を手札に戻す事ができる。

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《耀聖の花詩ルキナ》《耀聖の波詩ディーナ》《絶解なる獄神門-テルミナス》が各1枚に、《PSYフレームロード・Ω》は禁止。初動6枚が2枚まで減ったうえ、ハンデスプランの核まで没収されました。狙い撃ちにもほどがあります。

とはいえ「ノーツはまだリペアが効く」という見方が意外と多いのが面白いところ。減った《絶解なる獄神門-テルミナス》は、元々1枚採用だった《混絶獄神ヴィードリウム》を増やすことで補えます。初動の質は落ちますが、無傷の「アルス=マグナ」ギミックに比重を寄せれば形にはなるはず。規制枚数は最多ですが、消えはしないでしょう。

【閃刀姫】|被害度 ★

閃刀姫-カガリ

【 リンクモンスター 】
星 1 / 炎 / 機械族 / 攻1500

炎属性以外の「閃刀姫」モンスター1体
自分は「閃刀姫-カガリ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の「閃刀」魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
②:このカードの攻撃力は自分の墓地の魔法カードの数×100アップする。
【LINK-1:左上】

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《閃刀起動-エンゲージ》が2枚に。以上です。周囲が焼け野原になっている中でかすり傷なので、相対的には実質的な強化と言ってよさそうです。

次環境、伸びるのはこのデッキ

展開系と厚い先攻制圧がまとめて削られた結果、足切り性能が高くゲームレンジの遅いデッキが残るという読みで、決闘者の見立てはほぼ一致しています。

有力候補を順に見ていきましょう。

本命①【異解△】|

虚蝕異解△ジャハンナム

【 効果モンスター 】
星 8 / 闇 / サイキック族 / 攻3000 / 守2400

①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動する。自分のデッキの上からカード8枚を裏側で除外する。
②:除外状態(裏側)のカードの数によって、このカードは以下の効果を得る。
●10枚以上:このカードは戦闘では破壊されない。
●20枚以上:自分・相手ターンに1度、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
●30枚以上:相手エンドフェイズに発動できる。自分の除外状態(裏側)のカード1枚を手札に加える。
●40枚以上:自分・相手のドローフェイズはスキップされる。

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『第24回 Mogi杯』を全勝優勝したポテンシャルはそのままに、環境トップ3の弱体化という棚ぼたまで受け取った格好です。

裏側除外を第二のデッキとして扱うサイキック族テーマで、サーチを一切行わないため《灰流うらら》のようなサーチ封じが刺さらないのが最大の強み。「マルチャミー」への耐性も高く、ドロー系の手札誘発を10枚以上積める構造になっています。

そして今回、天敵だった《心を見通す眼》が激減します。これまで【トゥーン】対面では手札が10枚以上あっても完封される場面がありましたが、その不利対面が環境から消えるインパクトは小さくありません。

軸となるのは《虚蝕異解△ジャハンナム》《狂嵐異解△プルート二オン》《異解△領域ーヴァルヴォルス》。汎用枠では《強欲で貪欲な壺》や《レイズ・ムーンの朔 スクイーズ》、サイドには《械刀婪魔皇断》《捕違い》といった選定が見られます。懸念はメタカードの《アーティファクト-ロンギヌス》が流行することくらいでしょうか。

▶ 【異解△】のデッキパーツをまとめて揃える

本命②【レイズ・ムーン】|天敵が消えて本領発揮へ

レイズ・ムーンの天 シエロ-ノーモアベット

【 エクシーズモンスター 】
星 7 / 光 / 魔法使い族 / 攻2100 / 守2100

レベル7「レイズ・ムーン」モンスター×2このカードは融合・X・L召喚の素材にできない。
①:このカードはEXモンスターゾーンに存在する限り、以下の効果を得る。
●このカードは他のカードの効果を受けない。
●デッキからカードを手札に加える効果を含む、相手が発動した効果の処理時に、その効果を「自分は1枚ドローする」にできる。
●自分・相手ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。自分は1枚ドローする。
②:このカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。自分は1枚ドローする。

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ドローを繰り返しながら展開する代わりに、自らサーチを封印するランク7テーマ。同じく【トゥーン】に完封されていた側なので、今回の改訂は大きな追い風です。

キーカードは「効果を受けない耐性」と「サーチ効果の書き換え」を持つ《レイズ・ムーンの天 シエロ-ノーモアベット》。「ドロー以外のサーチ・回収効果」に反応する専用の手札誘発《レイズ・ムーンの朔 スクイーズ》も唯一無二の存在で、他デッキへの出張採用も進んでいます。

サーチを行わないテーマなら制約を受けずに組み合わせられるため、【ラビュリンス】のような罠主軸デッキへの出張も検討できます。伸びしろという意味では今回いちばん面白い立ち位置かもしれません。

▶ 【レイズ・ムーン】のデッキパーツをまとめて揃える

本命③【光と闇の儀式】|低速環境の申し子

反応を追っていて名前が挙がっていたのがこのデッキ。今回の改訂でもっとも立ち位置が良くなったテーマかもしれません。

黒き混沌の魔術師ブラック・カオス

【 儀式モンスター 】
星 8 / 闇 / 魔法使い族 / 攻2800 / 守2600

「光と闇の儀式」により降臨
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。自分の墓地から魔法カード1枚を手札に加える。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの魔法・罠カードは相手の効果では破壊されず、相手の効果では除外できず、このカードはこのカードを対象とする効果以外の相手が発動した効果を受けない。
③:相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを裏側で除外する。

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強力な耐性で妨害を躱しつつ、相手の行動に「裏目」を作ることが出来るのが最大の強み。

手数で押し切るのではなく、相手に動いてもらってから損をさせるのが勝ち筋。展開系と先攻制圧がまとめて削られた次環境は、この構造にそのまま追い風が吹きます。

握る側のプレイング次第で伸びしろが大きいのも魅力ですが、デュエル時間は長くなりがちなので、大会に出る方は時間切れへの備えも意識しておきましょう。

▶ 【光と闇の儀式】のデッキパーツをまとめて揃える

復権候補【M∀LICE】

M∀LICE<Q>HEARTS OF CRYPTER

【 リンクモンスター 】
星 3 / 闇 / サイバース族 / 攻2500

【リンクマーカー:上/左下/右下】
「M∀LICE」モンスターを含むモンスター3体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手ターンに、自分の除外状態の「M∀LICE」カード1枚を対象として発動できる(このカードのリンク先にモンスターが存在する場合、この効果の発動と効果は無効化されない)。
そのカードをデッキに戻し、フィールドのカード1枚を除外する。
②:このカードが除外された場合、900LPを払って発動できる。
このカードの攻撃力を倍にして特殊召喚する。

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今回は完全に無規制
度重なる規制で一線を退いていたものの、「アルス=マグナ」などのサポートにより徐々に結果を出しつつありました。

環境トップ層がまとめて弱体化したことで、「自分は無傷のまま、周りのパワーだけが落ちる」という理想的な追い風を受けています。 もともと地力のあるテーマなため、新環境でそのまま上位に食い込んでくる可能性が高い注目デッキです。

▶ 【M∀LICE】のデッキパーツをまとめて揃える

【閃刀姫】|軽傷で済んだ最有力候補

絢嵐たる見神

【 速攻魔法 】

①:以下の効果から1つを選択して発動できる(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●自分は2枚ドローする。
その後、手札に「絢嵐」カードか速攻魔法カードが存在する場合、その内の1枚を選んで捨てる。
存在しない場合、自分の手札を全て捨てる。
●自分のデッキ・墓地から「サイクロン」1枚を手札に加える。
②:このカードが「サイクロン」の効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを自分の魔法&罠ゾーンにセットする。

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被害は《閃刀起動-エンゲージ》1枚減のみ。パワーの源である《絢嵐たる見神》が無傷で残ったこともあり、低速環境の本命として最有力視されています。「エンゲージより見神を規制すべきだった」という声が多く上がっているあたり、ポテンシャルの高さが伝わってきますね。

▶ 【閃刀姫】のデッキパーツをまとめて揃える

緩和組は「喜ぶ組」と「微妙な顔の組」に分かれた

斬機サーキュラー

【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / サイバース族 / 攻1500 / 守1500

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:デッキから「斬機サーキュラー」以外の「斬機」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスター1体でしか攻撃できない。
②:このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、自分フィールドに他の「斬機」モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
デッキから「斬機」魔法・罠カード1枚を手札に加える。

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素直に喜んでいるのは【斬機】《斬機サーキュラー》が無制限になり、最強の初動が3枚積める完全体に戻ります。

複雑な顔をしているのが【ティアラメンツ】《壱世壊=ペルレイノ》の緩和は一見ありがたいのですが、使い手からは「ペルレイノだけ返されても変わらない」という声が目立ちます。「ペルレイノを2枚使える状態にした=当面キトカロスは返す気がない」というサインと読まれているようで、緩和が絶望として受け取られるのは規制の長いテーマならではですね。

ディメンション・アトラクター

【 効果モンスター 】
星 6 / 闇 / 魔法使い族 / 攻1200 / 守2200

①:自分の墓地にカードが存在しない場合、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。次のターンの終了時まで、墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。この効果は相手ターンでも発動できる。

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そして《ディメンション・アトラクター》の禁止。「撃たれたら負け」という理由で避けられていた墓地利用テーマがまとめて戻ってくる一方、墓地を使わない構造で後攻を支えていた【エクソシスター】のようなデッキには純粋に向かい風。明暗がくっきり分かれました。

次期環境で戦うなら、この必携カード

環境が変われば、刺さる「対策札」も変わります。今回の改訂で確実に需要が上がるのはこの3枠です。デッキを乗り換えない方も、ここだけは押さえておきたいところ。

①【異解△】を黙らせる《アーティファクト-ロンギヌス》

アーティファクト-ロンギヌス

【 効果モンスター 】
星 5 / 光 / 天使族 / 攻1700 / 守2300

①:このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。②:魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。このカードを特殊召喚する。③:手札または自分フィールドのこのカードをリリースして発動できる。このターン、お互いにカードを除外できない。この効果は相手ターンにのみ発動できる。

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裏側除外を第二のデッキとして使う【異解△】にとって、除外を封じるこのカードはほぼ詰みに近い一枚。本命候補がシェアを伸ばすほど、対策としての価値は跳ね上がります。サイドに何枚積むかは早めに決めておきたいですね。

②通りが良くなった後攻の捲り札

天下独歩の大義賊

【 効果モンスター 】
星 10 / 風 / 戦士族 / 攻2500 / 守2000

自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは自分の手札及び相手フィールドの中からモンスターをリリースして、表側表示でA召喚できる。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが通常召喚されている場合、相手が手札・墓地・除外状態のカードの効果を発動した時に発動できる。その効果を無効にし破壊する。
②:自分・相手のバトルフェイズに、手札を全て相手に見せて発動できる。相手フィールドのモンスターを全て守備表示にする。

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《紅蓮の指名者》が制限になったことで、それを弾かれていた《天下独歩の大義賊》は今まで以上に通りやすくなります。加えて、伏せカードを構えるデッキが増える低速環境では《宇宙的ハリケーン》のようなバウンス系の捲り札も価値が上がります。

③ドローで回る環境に《ドロール&ロックバード》

ドロール&ロックバード

【 効果モンスター 】
星 1 / 風 / 魔法使い族 / 攻0 / 守0

相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを手札に加えた場合、このカードを手札から墓地へ送って発動する事ができる。このターン、お互いにデッキからカードを手札に加える事はできない。この効果は相手ターンでも発動する事ができる。

価格を読み込み中…

今回の本命候補を並べると、ある共通点が見えてきます。【異解△】も【レイズ・ムーン】も、ドローを回してリソースを稼ぐデッキだということ。【レイズ・ムーン】に至ってはドローそのものが展開手段です。

つまり、2枚目以降のドローを封じるこのカードが刺さります。実際に【レイズ・ムーン】の使い手からは「1日で4回も撃たれた」という悲鳴がすでに上がっており、発売直後の時点で天敵として認識されている状況です。

サーチを行わない構造の【異解△】には《灰流うらら》が効きません。ドローを止められる誘発の価値が、次環境では一段上がると見ておくべきでしょう。

改訂内容が公開された直後は、対策札とキーパーツの動きが早くなります。適用は10月1日ですが、揃えるなら今のうちです。

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まとめ

  • 【トゥーン】はフィールド魔法を貼り替えられなくなり構造ごと崩壊
  • 【キラーチューン】は初動3種が1枚ずつになりリソース戦が困難に
  • 【獄神】の先攻ワンキルは事実上の終了
  • 【エルフェンノーツ】は規制枚数こそ最多だが、リペアの余地あり
  • 次環境の本命は【異解△】【レイズ・ムーン】【光と闇の儀式】【閃刀姫】といった低速ミッドレンジ
  • 無規制の【M∀LICE】は周囲の弱体化で復権のチャンス

新リミットレギュレーションの適用は2026年10月1日(木)から。それまでは現行レギュレーションでの大会が続くので、参加予定の方はご注意ください。

さて、あなたのデッキは何点の被害で済んだでしょうか。生き残った方はおめでとうございます。そうでない方は、一緒に次のデッキを探しましょう。


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