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ギュウジン丸狂、カードを代える。
出典：デュエル・マスターズ
前回のトレカライターコロシアムでは散々ギュウジン丸のことを言い続け、参加者最多記事を記録してしまった弁天です。書きすぎ。
ところで、皆さんは前回のコロシアムで私がこんなことを言っていたのを覚えておいでだろうか？
そう、あれからきちんとカードをかき集めて作成を試みているのである！
……のだが。
出典：デュエル・マスターズ
やっぱり、《知識と流転と時空の決断》が高い。冷静に考えて紙4枚に1万越えは高い。それだけの性能はあるのだが、それでPCのモニターが中古で買えるのか……とか、今後の食費○日分やん……とか思ってたら手が止まるものである。しかも最近のSRは代替も効かないカードだし……。
……いや、果たしてそうだろうか？もしかしたら、自分がそう言って考えることを放棄しているだけなのでは？仮にもデッキビルダーの端くれ、そんな甘い考えではこの先やっていくことはできない！！！
そういうことで、今回は『《知識と流転と時空の決断》に代わるカード』を探しつつ、廉価版「白青GRギュウジン丸」を模索していこうと思う。
《知識と流転と時空の決断》を構成する要素
代替カードを用意する際には、まず元のカードを知るべし。
ということで、カードのテキストを書きだしてみる。
- 自分の墓地に呪文が4枚以上あり、この呪文がシールドゾーンにあれば、この呪文は「S・トリガー」を得る。
- 次の中から2回選ぶ。（同じものを選んでもよい）
- カードを1枚引く。
- GR召喚をする。
- 相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
こうして書き出してみるとさらに実感するが、化け物みたいな効果だなオイ。しかもこれで水単色なのがまたえらい。
しかし発動するタイミングを考えると、「S・トリガー」「1ドロー」「GR召喚」「1体バウンス」のうち2項目を達成できれば代替カードとなり得るのではないだろうか？また、同じものを2回選ぶ前提なら《エナジー・ライト》で代替できる。しかも1マナ安くて済む！！
それでは、これらを踏まえて代替カードを探してみようと思う。
代替カード案～これからは君たちがSRね～
まずは、ぱっと思いついたのがコレ。
出典：デュエル・マスターズ
《パラリラ・セーリング》。GR召喚をしつつ1ドローをする呪文である。これを聞くと《アクア・ハルカス》のちょっとすごいバージョンみたいな性能だが、見方を変えてみると「1ドロー」「GR召喚」を選択した《知識と流転と時空の決断》である。なんか行ける気がしてきた！！
しかしさらにすごいやつがいる！！
という冷静な視点はちょっと置いておこう。ね？
出典：デュエル・マスターズ
この《サイバーa.k.a.獅子》はなんと《サイバー・チューン》を撃ちながらGR召喚を行える！！！すごい、強い、ミライ！！（意味不明）
そういう見方をすると、
出典：デュエル・マスターズ
この《スパイラルa.k.a.竜巻》も「バウンス」「GR召喚」を完璧に満たしている。パワー制限がついたのが若干よくないが。
しかし、ここまで来て「S・トリガー」を満たすカードがない。しかもデッキの噛み合わせの都合上、4コスト以下の呪文でないと難しい。さてどうしたものか……。
この答えは、古来のカードにあった。
出典：デュエル・マスターズ
《スパイラル・ゲート》。たった2コストで相手のクリーチャーをどかすことができる、頼もしいカードだ。殿堂カードではあるが、呪文を連打できるこのデッキでは頼もしいカードとなり得るだろう。
自分はこんな風にして代替カードを探している。こうして苦心して4枠を埋めていくのだった。
完成！！「廉価版：白青GRギュウジン丸」！！
書いてて思ったけど半分は《知識と流転と時空の決断》の値段では。
やっちまったなぁ！！！
コンセプトカードは4積みが基本。また、代替の効かない《Waveウェイブ》等はそのままなのでデッキの基本的な動きは把握できる。値段もかなり安くで済ませられたのではないだろうか。
終わりに：廉価版を組む意義。
今回は理想のデッキを組むわけではなく現実を見据えたデッキを作る記事となった。というのも、そもそも「廉価版を組むと何がいいのか？」と考えたときに
- 安く済むので財布へのダメージが少ない
- 代替カードを使うことで、狭まった視野を広くできる
- プロキシ使用と違い大会などで使用することができるので様々なデッキと対戦でき、早くから改善点を見つけることができる
割といいことづくめなのである。デッキが完成しないからと手をこまねいているより、ガタガタでもいいからデッキを作ってみる。それこそが自分にとって使いやすいデッキの第一歩となるだろう。
