どうも◆ドラ焼きです。
今回紹介するのは6/10に発売された聖沌クノイチチェンジで登場したニンジャ・チェンジを使ったデッキを解説していきます。
6/24に発売を控えている双竜戦記第二弾に向けて準備ができるような記事になっていますので、是非最後までお付き合いください。
目次
新能力「ニンジャ・チェンジ」とは
ニンジャ・チェンジn(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、この攻撃中に自分が「ニンジャ」能力を使っていなければ、手札にあるこのクリーチャーと、自分のコストn以上でメカまたはシノビのクリーチャー1体を入れ替えてもよい)
まさに、「革命チェンジ」+「ニンジャ・ストライク」といった能力ですね。相手ターン中には防御手段として使い、自分のターン中は相手のブロックに合わせて使うことで実質自分のクリーチャーのパワーラインを上げる、というイメージで運用していきます。
ニンジャ・チェンジを上手く使うコツは以下の3つ
- メカ、シノビをしっかりと採用したデッキにする
- 使う場面のイメージをして構築する(超速攻型か、中速型かなどで運用が違う)
- ニンジャ・チェンジをすることで活きるギミックをデッキに搭載する
1つ目のメカ、シノビを多めにするのは言わずもがなですね。スタートデッキに収録されている、《聖なる混沌 クノイチマントラ》であればニンジャ・チェンジ3となっているので、コスト3の使いやすいメカやニンジャを多めに採用していきます。
新弾の《聖カオスマントラ》の場合は、コスト5以上のものを増やす、ということですね。
2つ目の、使う場面のイメージをして構築する、というのはニンジャチェンジが受けよりの効果だからこそしっかり考える必要があります。相手が攻撃したくなる状況とはどういう状況かというと、こっちが早めに攻めた時の返しだと言えるでしょう。
そのため、序盤からガンガン攻めていく超速攻型で組むのもアリですし、少し後ろよりにして自分の手札を増やしつつ攻めていき相手に圧をかけるようなミッドレンジ型も考えられるでしょう。
3つ目のニンジャ・チェンジによって活きるギミックとは、単純に出た時効果が優秀なカード、もしくは自分のクリーチャーが出ることによって効果が発動するようなカードになります。
今回紹介するサンプルリストは、この3つを意識して組んだミッドレンジタイプの【ニンジャ・チェンジ】デッキとなっております。
【ニンジャ・チェンジ】のサンプルリスト
デッキ解説
採用カード解説
《聖なる混沌 クノイチマントラ》
【 クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ステラ / シノビ / 文明 光 / パワー7000 / コスト5
■ニンジャ・チェンジ3(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、この攻撃中に自分が「ニンジャ」能力を使っていなければ、手札にあるこのクリーチャーと、自分のコスト3以上でメカまたはシノビのクリーチャー1体を入れ替えてもよい)
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、自分の他のクリーチャーすべてのパワーを+3000する。
現在存在する唯一のニンジャチェンジであり、コスト3以下とチェンジできる点が使いやすいカードになっています。
このデッキのメインエンジンとなる、《星姫械 シリエス》からニンジャチェンジでき、序盤に場に出したエンジンとなるカードを反撃の一手として使っていくこともできるカードになっています。
また、メカメクレイド5でめくれたとしても決して弱くはなく、自軍全体のパワーラインを上げつつWブレイカーが立つことを生かして、前のめりに攻めていくことも考えられるでしょう。
自分の《星姫械 マリハダル/レプリカ・オークション》が、相手の《「・・・開けるか?」》で破壊されなくなったりします。
《水雲の聖沌 5u170n》
【 クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ステラ / シノビ / 文明 光 / パワー4000 / コスト5
■S・トリガー・プラス(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい。それが相手のターンで、そのターン中に自分のシールドが2つ以上ブレイクされていれば、このクリーチャーにP能力を与える)
■自分のクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選んでタップする。
■P−このクリーチャーが出た時、光の「ブロッカー」を持つ、進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。
出た時とシールドトリガー+で出した分で相手のクリーチャーを2体タップし、ブロッカーも出ることから1枚で3面を受けることができます。さらには、ニンジャチェンジが絡めばさらに相手の打点を削げる優れもの。
受けよりのカードですが、最もニンジャチェンジと相性が良く、メカ系のデッキを作るならぜひとも採用したいカードです。
シールドトリガー+も強力で、手札から《シェケダン・ドメチアーレ》、《聖なる混沌 クノイチマントラ》、《レディゴ・カリゾミダーマ》といったカードを踏み倒すことで切り返しを狙っていきます。
《煙幕の聖沌 k3mur1/聖沌忍法 メカくしの術》
【 ツインパクトカード 】
種族 メカ・デル・ステラ / シノビ / メカ・デル・テック / 文明 光 / パワー4000 / コスト3
種族:メカ・デル・ステラ/シノビ
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の他のメカまたはシノビのクリーチャーを1体、タップしてもよい。そうしたら、メカ・メクレイド5する。
────────────呪文────────────
カード名:聖沌忍法 メカくしの術
文明:光
コスト:3マナ
種族:メカ・デル・テック/シノビ
■S・トリガー
■クリーチャーを1体選び、タップまたはアンタップする。
■カードを1枚引く。
今までメカメクレイドデッキのメクレイドカードと言えば《新星姫 マルシドループ》が存在していましたが、1マナ軽いからこそ《アシスター・アルデ》に頼らずとも3ターン目に出すことができ、デッキの動きが安定するようになっています。
攻撃しないと効果が発動しない点は使いづらそうに思うかもしれませんが、ニンジャチェンジがあるからこそ、こういったアグレッシブな効果を強く使えるようになっています。
回し方解説
序盤の攻防を制す
メカメクレイドはニンジャチェンジ登場前から序盤さえしのげば、中盤以降の展開力で押し切ることのできるデッキでした。だからこそ、序盤をいかにしのげるかが問題でしたが、その部分をニンジャチェンジでカバーしていきます。
序盤のキーカードとしては、展開を補助する《アシスター・アルデ》、《レディゴ・カリゾミダーマ》、《煙幕の聖沌 k3mur1/聖沌忍法 メカくしの術》といったカードです。
また、メタカードである《星姫械 マリハダル/レプリカ・オークション》や《奇天烈 シャッフ》を生かして時間を稼いでいきます。《奇天烈 シャッフ》はメクレイドや《レディゴ・カリゾミダーマ》を活かして場に出していきます。
《シェケダン・ドメチアーレ》を軸に連続展開
このデッキの第1のゴールは《シェケダン・ドメチアーレ》を着地させることだと言っても過言ではありません。
2軽減下での展開は《星姫械 リゲート》や2枚目以降の《シェケダン・ドメチアーレ》を使ってガンガン横並びをつくっていくことができます。相手が詰む盤面を形成し、積極的に詰めていきたいところです。
新弾が出た後の改造案を紹介
ここまで現状でのニンジャチェンジを紹介してきましたが、双竜戦記第二弾ではどのような強化が予定されているでしょうか。
個人的に一番注目しているカードは、《忍鎖の聖沌 94nm4》になります。
【クリーチャー】
【種族 メカ・デル・ステラ/シノビ】
【文明 光】
【コスト 3】
【パワー 2000】
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をシールド化してもよい。
■各ターンに一度、自分のシールドゾーンにカードを置いた時、メカ・メクレイド5する。(メカ・メクレイド5:自分の山札の上から3枚を見る。その中から、コスト5以下のメカを1枚、コストを支払わずに使ってもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く)
このカードは《煙幕の聖沌 k3mur1/聖沌忍法 メカくしの術》と似たカードではありますが、より連続でのメクレイドに特化したカードとなっています。
3ターン目、4ターン目と連続で《忍鎖の聖沌 94nm4》を召喚した際に特に強力で4ターン目にメカメクレイド5を2回行うことができます。また、シールドが増えるのも勿論強力ですね。
勿論オーバーレアの《聖カオスマントラ》も強力です。ただし、《聖カオスマントラ》はニンジャチェンジ5と少し重めなので、コスト5の出しやすいメカ、シノビを採用することは必須になってくるでしょう。
【クリーチャー】
【種族 メカ・デル・ステラ/シノビ 】
【文明 光】
【コスト 7】
【パワー 9500】
■ニンジャ・チェンジ5(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、この攻撃中に自分が「ニンジャ」能力を使っていなければ、手札にあるこのクリーチャーと、自分のコスト5以上でメカまたはシノビのクリーチャー1体を入れ替えてもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーをすべてタップする。
■相手のクリーチャーは、出たターン攻撃できない。
おわりに
ニンジャチェンジ、いかがでしたでしょうか。
第一弾で登場したメカメクレイドの弱点であった序盤の攻防や、今一つ防御面が頼りなかった部分をカバーしてくれる能力になっていて、今から第二弾の発売が楽しみです。
まだまだ、発売まで時間がありますので、是非スタートデッキやこの記事をもとにデッキを組んでみて、遊んでいただければ幸いです。