はじめに
こんにちは。しおじです。
今回は愛知県を中心にCSで結果を残している【白単カウンター】を解説していきます。
その名の通り圧倒的な防御力とカウンター力を持っているこのデッキいったいどのような動きをするのでしょうか……。
さっそくチェックしていきましょう!
目次
【白単カウンター】特徴
【白単カウンター】は《革命の絆》と《ミラクル・ミラダンテ》といった革命0トリガーを採用し、それらで相手の攻撃を受けつつ展開しつつ、カウンターを決めるデッキです。
このデッキの強みは大きく2つあります。
1つ目:圧倒的なカウンター力
《革命の絆》と《ミラクル・ミラダンテ》の革命0トリガーによって、コストを支払わずに大量展開からのカウンターを決める事ができるます。
その性質上攻撃してくるデッキには滅法強いのが魅力です。
途中のシールドをブレイクされているときも《天命龍装ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》を踏ませる事ができれば、そこから大量展開してカウンターしたり、相手の攻撃を止めたりする事が可能です。
2つ目:能動的に動ける
《支配の聖霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》を採用しているので3ターン目にチャージャー呪文として使うことが出来れば、5マナ域に繋がるので《天命龍装ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》や《星門の聖霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》を唱えられます。
防御一辺倒のデッキとは違い、カウンター戦法に頼らずに自ら盤面を形成して相手を圧倒する事が出来ます。
【白単カウンター】サンプルリスト
今回はCSで実際に優勝していたリストを基に解説していきます。
派生系として火文明を追加した【赤白カウンター】もあります。
採用カード解説
コンセプトカード
《革命の絆》
【 NEOクリーチャー 】
種族 メガ・コマンド・ドラゴン / エンジェル・コマンド・ドラゴン / ヒューマノイド / 革命軍 / 文明 光/火 / パワー8000 / コスト7
■革命0トリガー:クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1つもなければ、このクリーチャーを手札から見せてもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードが光または火の進化ではないクリーチャーなら出し、このクリーチャーをその上に置く。
■NEO進化:光または火のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにあるクリーチャーではないカードを1枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。
革命0トリガークリーチャー。
《ミラクル・ミラダンテ》と違い自身がNEOクリーチャーなので革命0トリガーのハズレにならないのでこちらの方が採用枚数が多いです。
自分のクリーチャーの上に進化させることで、実質的なスピード・アタッカーとして運用する事ができるのも魅力です。
《ミラクル・ミラダンテ》
【 進化クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / 文明 光 / パワー14500 / コスト7
■革命0トリガー―クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、このクリーチャーを手札から見せてもよい。
そうしたら、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。
そのカードが進化ではない光のクリーチャーなら、バトルゾーンに出し、このクリーチャーをその上に置く。
■進化―自分の光のクリーチャー1体の上に置く。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーに「ブロッカー」を与え、相手のコマンドは攻撃できない。
2種類目の革命0トリガークリーチャー。
《革命の絆》とは違い進化クリーチャーなので自身を捲ってしまうとハズレになってしまいます。
しかし、こちらの方がパワーが高いので《CRYMAXジャオウガ》のダイレクトアタックをブロックする事ができるのは大きな魅力です。
また、登場時の能力で相手のコマンドの攻撃を止める事ができるので、まだ攻撃出来る相手のクリーチャーを止める事が出来ます。
登場時の能力は次の自分のターンのはじめまでなので自分のターン中にこのクリーチャーを出して相手の攻撃を止めることも。
勝敗に大きく影響しかねないので、しっかり覚えておきましょう。
《真実の名タイガー・レジェンド》
【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / アンノウン / 文明 光 / パワー7500 / コスト7
ブロッカー
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分が負けるか中止するまで、相手とガチンコ・ジャッジする。その後、こうして自分がガチンコ・ジャッジに勝った回数、「ブロッカー」を持つ光の、進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
W・ブレイカー
多面展開が可能なブロッカークリーチャー。
登場時にガチンコ・ジャッジをして勝った数だけのブロッカーを手札から出せます。
このデッキの最低コストは7と平均が高いので環境内のデッキとのガチンコジャッジではほとんど負けません。
相手の山札の中身が全て7コスト以下の場合、ガチンコ・ジャッジを好きな数行う事ができるので相手と自分の山札の順番を操作する事が出来ます。
必須テクニックなので覚えておきましょう。
《提督の聖霊龍ボンソワール》
【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 文明 光 / パワー5000 / コスト7
■ブロッカー
■相手の呪文またはバトルゾーンにある相手のクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中から、「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。
相手の手札破壊に反応して手札から出るマッドネス持ちブロッカー。
環境内では《CRYMAXジャオウガ》、《「無月」の頂$スザーク$》のハンデスによりバトルゾーンに出る事が多いでしょう。
《CRYMAXジャオウガ》の攻撃時のハンデス能力で場に出れば、カウンター札の《革命の絆》を回収する事ができ、逆に有利な状況へ持ち込めます。
採用候補カード
《獅子王の紋章》
【 呪文 】
文明 光/自然 / コスト6
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命0トリガー:クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
■自分の山札の上から1枚目を表向きにする。
それが光または自然の進化ではないクリーチャーなら、バトルゾーンに出す。
次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーに「ブロッカー」を与える。
次の自分のターンのはじめに、そのクリーチャーをマナゾーンに置く。
この呪文を唱えた後、自分の墓地に置くかわりに山札に加えてシャッフルする。
追加の革命0トリガー。
他の革命0トリガーと違い、捲ったカードがハズレだった場合に山札をシャッフルする事ができるので再チャレンジする事が出来ます。
ただし、自身がハズレであるので革命0トリガーを外しやすくなるのは明確な欠点。
また、この能力で出したクリーチャーは次の自分のターンの始めにマナゾーンにいってしまい場に残らないので、このカードで展開札を捲らなかった際にカウンター要員が不足してしまします。
「革命0トリガーが足りない...」と感じた人や「もっと捲りたい!」と感じた方は採用しましょう。
《時の法皇ミラダンテⅩⅡ》
(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ドレミ団 / 文明 光/水 / パワー12000 / コスト8
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ:光または水のコスト5以上のドラゴン
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、光のコスト5以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。
そうしなければ、カードを1枚引く。
■ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次の相手のターンの終わりまで、相手はコスト7以下のクリーチャーを召喚できない。
ファイナル革命持ちの革命チェンジ。
革命0トリガー持ちのクリーチャーが全てチェンジ対象なので相性ばっちり。
相手のクリーチャーの召喚を止めながら再度受け札を構える事が出来ます。
回し方
能動的な動き
5マナ域の《天命龍装ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》か《星門の聖霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》からの《真実の名タイガー・レジェンド》の踏み倒しを狙います。
前述しましたが、相手の山札が7コスト以下のカードのみだった場合は山札操作をして欲しいカードを上に持ってきたり、相手の次の山上を弱いカードにしたりしましょう。
《星門の聖霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》の場合はブロッカーを踏み倒す事が出来るので《闘門の聖霊ウェルキウス》や《光の兄弟るる&ルシファー》からの展開も可能です。
受けの構え
対面が攻撃してくるデッキだと分かった瞬間にこの構えを意識します。
「手札に革命0トリガーを構える」、それだけです。
《革命の絆》と《ミラクル・ミラダンテ》を構えて相手の攻撃に合わせてカウンターを決めましょう。
【アナカラージャオウガ】や【青黒魔導具】対面では手札に《提督の聖霊龍ボンソワール》をキープして相手の手札破壊に備えましょう。
大量展開
《真実の名タイガー・レジェンド》の能力で大量のブロッカーを展開出来ます。
《光の兄弟るる&ルシファー》の能力を使えば《聖魔連結王ドルファディロム》を出す事が出来、相手の呪文を止めることが可能。
相手のクリーチャーは《神聖龍エモーショナル・ハードコア》で止められます。
他にも《闘門の聖霊ウェルキウス》からの《∞龍ゲンムエンペラー》でコスト5以下のクリーチャー、呪文の能力を無視することも可能。
といったように相手の動きをほとんど止める事が出来るので、対面や状況によって的確に使い分けましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。今回の記事の内容をまとめると、
● 革命0トリガーによるカウンター ●能動的にも動ける! ● 山札操作で勝利をより確実に |
捲って強い進化ではない光のブロッカーが増えれば増えるほど、強くなるデッキなのでまだまだ先のあるデッキです。
革命0トリガーでカードを捲るときのこのドキドキ感は他では絶対に味わえません!
是非あのドキドキを皆さんにも感じて欲しいです!
新弾が出た後の環境で爆勝ちしているこのデッキを使って大会に参加してカウンターを決めましょう!