2024/10/28 Mon 18:36

DMGP2024 2nd、終結

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あらゆるデュエマプレイヤーの祭典、DMGP2024 2ndが無事終結しました。

今回もアドバンス、オリジナルの2Daysで行われた同大会は両日4500人規模の大盛りあがり！

恒例の総決算特集と参りましょうか。

10/26：アドバンス

まずはDay1、アドバンスフォーマット。上位4デッキのおさらいからいきましょう。

見栄えを優先して、今回も画像のリンク先にデッキメーカーがあります。

購入やデッキ作成の際はそちらをご活用ください！

1位:【ガイアッシュ覇道】

2位:【マーシャルデリート】

3位:【光水ヘブンズ・ゲート】

4位:【光水ヘブンズ・ゲート】

所感

天下夢双‼デュエキングDream2024が直前に発売されたことを受け、波乱の滑り出しとなった今回のアドバンス環境。

蓋を開けてみれば、ポジションデッキとしての地位を確立したのは守りの王道たる【ヘブンズ・ゲート】系のデッキとなりました。

アドバンス全体を俯瞰してみるとかなり殴りデッキが多く、そこに高い勝率を叩き出せるこのデッキは直前の情報もあって大人気。結果として、この【ヘブンズ・ゲート】を以下に攻略するかという回答を用意できたデッキが勝利山になっている構造が見えます。

【マーシャルデリート】なんかはその最たる例で、一定のカウンター性能を有しつつ、自身よりも足の遅いデッキを刈り取るアンフェアなゲーム展開が刺さっていました。事実、Nettobanさんに至っては決勝までストレート勝利というノリノリな進行だったようです。

見事優勝されたThrasiosさんのアプローチは、ピン投の《頂上電融クライアッシュ“覇星” '22》と《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》。豊富なマナ回収も相まって、少数投入が許容される構築になっているのが光りますね。

また、同じポジションデッキを握りつつ同種を狩るギミックを採用した2つの天門は、それぞれ別のアプローチを取っているのが印象的。

どちらも2枠の採用ですが、《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》と《聖霊超王 H・アルカディアス》という《闘門の精霊ウェルキウス》の有無が生み出す差異にも注目です。想定してきた対面が見え隠れするのも面白ポイントと言えるでしょう。

10/27：オリジナル

1位:【火光闇ファイアー・バード】

2位:【火光水ゴスペル】

3位:【光水闇マーシャルループ】

4位:【水闇COMPLEX】

所感

直近の大型大会である超CS広島から、【ファイアー・バード】が2連覇達成！
決勝Rにあがった数も、およそ全体の1/3を占めるなど驚異的なバード旋風が巻き起こっています。

デッキの概要はもはや今さら取り沙汰するようなことはないのですが(鳥だけに)、ポイントはやはり《凰翔竜機マーチ・ルピア》の採用にあるでしょう。

バード全体が破壊された時の能力によって、純粋な足し算引き算では±0になるはずの《龍后凰翔クイーン・ルピア》を、アタックキャンセルも含めた確実な+1に変換可能。《雷炎翔鎧バルピアレスク》や《アリス・ルピア》など、そもそもが自壊要素の多いデッキなので、本来はもっと積極採用される想定のデザイナーズカードだった気はします。

GP以前からちらほら採用実績が増えてきたカードではありましたが、ここに来て本格的に開花。

脅威のシールドコンボ、【ドロマーマーシャル】に無策の突撃を仕掛けずとも《ポッピ・冠・ラッキー》を広げる戦略に、大いに貢献してくれました。

驚異的な出力はもはや誰にも止められないのか、このデッキは新年を無事に迎えられるのか、今後に注目ですね。

また、なんといっても目を引くのは新生【ドロマーマーシャル】。