はじめに
4/4発売の『ドキドキつよいデッキ 25の王道 手札を無くせ!火自然ギャラクシーデッキ』、もうチェックされましたか?
ランダムで25種のデッキが封入されるという初の試みということで、「どんなデッキがあるのか知りたい!」「手に入ったデッキの使い方を知って改造したい!」という方も多いのではないかと思われます。
というわけで、この記事ではこの『ドキドキつよいデッキ 25の王道 手札を無くせ!火自然ギャラクシーデッキ』の収録リストとともに、カード解説・デッキの回し方・改造案までがっつり解説しちゃいます!
過去の最速攻略シリーズから引き続き、このデッキからデュエマに入る初心者にも向けて、詳細に説明していきますよ。
ちなみに、カーナベルでは『ドキドキつよいデッキ 25の王道 手札を無くせ!火自然ギャラクシーデッキ』の収録カードを発売日当日の4/4(土)から販売予定です!
デッキの強化用カードや、他のデッキのパーツもたくさんご用意しておりますのでぜひご利用ください!
目次
デッキリスト
ベースとなったデッキは、2021年ごろから活躍中の【火自然逆悪襲】。特異な構造を持つ歴史の長いデッキながら、警戒が下がった隙を突いて突然大会で入賞することもある人気デッキです。
なんなら、今年3月にこれと40枚全く同じ構築のデッキがチャンピオンシップ優勝を果たしたりもしています。
その特徴は、「超高速で手札を使い切る前のめりな速攻」と「大量の妨害手段」を兼ね備えた構成。
自分の手札が1枚以下だと強くなる速攻向け能力「G・G・G」持ちクリーチャーと、1-2コストの大量の妨害効果持ちクリーチャーを組み合わせることで、「(理想ルートだと)2ターン目までに手札を使い切ってクリーチャーを並べまくり、妨害で稼いだ序盤のターンを活かして相手が動き出す前に攻め切る」というコンセプトを実現できるのです。
この速攻と妨害の両方に対応することは多くのデッキにとって困難で、「何もさせずに圧勝する」なんていうパターンも頻発します。いわゆる大会で活躍するガチデッキに対しても、相性次第ではジャイアントキリングを果たすことも夢ではありません!
また、ごくシンプルに「爽快感抜群の速攻デッキ」としての一面を持つのも楽しいところ。S・トリガーさえ踏まなければたった3ターンで勝つこともザラ……というスピード感は、ぜひ味わってほしいですね。
あと、「1ゲームが短く、それでいて一手一手の選択にプレイヤーの腕が出る」こともあって、上達が実感しやすいデッキでもあります。
「とにかく気持ちよくガンガン攻めたい!」「デュエマが上手くなりたい!」という方には、まさにうってつけの逸品と言えるでしょう。
他にも収録パーツの多くを共有できるデッキとして、より攻めに特化した【ミリオンブレイブ・カイザー】や、多く収録されたスノーフェアリーを活かせる【オービーメイカー】などが存在するので、改造先が豊富なのもありがたいですね。
逆に弱点としては、「S・トリガーなどで一度動きが止まると立て直しが困難」「相手によってうまく刺さる妨害手段を選ぶ必要がある」「どこまで行っても初手の引きに動きが左右される」……などが挙げられます。
これらはどちらかというと【速攻】という戦略全体の弱点でもあるのでどうしようもない範囲ではあるのですが、勝つか負けるかがはっきりしているのもこの手のデッキの楽しいところ。
「クリーチャーを並べて攻める、古き良き【速攻】戦術の現代版」を、ぜひ楽しんでください!
カード解説
一癖あるが高速の軽量アタッカー
《グレイト“S-駆”》×4

【 クリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / 文明 火 / パワー1000 / コスト1
■G・G・G:自分の手札が1枚以下なら、このクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない)
■自分のターンの終わりに、このクリーチャーがアンタップしていたら、自分の手札に戻す。
このデッキ最速最軽量のアタッカーです。
普通に使うと実質「出したターンの終わりに手札に戻る」というデメリットを持つ役立たずながら、手札が1枚以下になると「G・G・G」で本領発揮。
スピードアタッカー(出たターンにすぐ攻撃できる)を獲得し、自身のデメリットを打ち消しつつガンガン攻めていけるようになります。
たった1コストで即効性のあるアタッカーとして、シールド削りからダイレクトアタック役まで活躍してくれる一枚ですね。
なお、G・G・Gの効果は手札が1枚以下になった瞬間に有効になり、2枚以上になった瞬間に無効になります。
「手札が3枚の時にまずこれを出すことで頭数を稼ぎ、《 弾丸超邪 クロスファイア 》を出して手札が減ったのでスピードアタッカーを得て攻撃」とか、「手札が1枚なので後で攻撃しようと立たせていたら、S・トリガーで横のカードを手札に戻され、G・G・Gが無効になり攻撃できなくなる」とか、喜劇や悲劇を生むこともままあります。
《ブレイズ・ハイパー・クロー》×4

【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴノイド / 超化獣 / 文明 火 / パワー1000 / コスト1
■自分のタップしているクリーチャーが2体以上なければ、このクリーチャーは攻撃できない。
■ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:6000
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札を1枚捨て、カードを1枚引く。
軽量ながら、「ハイパー化」という能力で突然強化されるアタッカーです。
素では「他にタップしているクリーチャーが2体以上なければ攻撃できない」というデメリットしか持ちませんが、メインフェイズに味方を1体タップしてやることで「ハイパーモード」に突入して、次の自分のターンのはじめまで下の能力が開放。
デメリットはそのままですが、W・ブレイカーとなってブレイク数が増えるうえ、攻撃時に手札入れ替え効果までついてきます。手札の噛み合いが重要なデッキなので、この入れ替えはとてもうれしいですね。
基本的には仲間を並べたうえで召喚酔いしているクリーチャーや攻撃できないクリーチャーをタップしてハイパー化し、どんどん攻めていくのが仕事です。
ちなみに、手札が0枚の時にこの手札入れ替え効果が発動すると、捨てるカードがないのでタダで1枚カードを引けます。中盤以降ぜひ狙っていきましょう。
《応援妖精エール/「みんな一緒に応援してね!」》×4

【 ツインパクトカード 】
種族 スノーフェアリー / 文明 火/自然 / パワー2000 / コスト2
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードを2枚までアンタップする。
────────────呪文────────────
カード名:「みんな一緒に応援してね!」
文明:火
コスト:4マナ
■S・トリガー
■自分の手札を1枚捨てる。その後、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。捨てた手札がスノーフェアリーなら、相手のパワー6000以下のクリーチャーをもう1体破壊する。
使ったマナをアンタップして再利用してくれるクリーチャー面と、手札と引き換えに除去を放てるS・トリガーの呪文面がセットになったツインパクトカードです。
クリーチャー面は、要するに「実質0マナで出せるカード」として運用されることになるはず。高速で動いて手札を減らしたいこのデッキにとっては願ったり叶ったりの能力ですし、出てしまった後は最低限のアタッカーとして運用可能です。
呪文面は、基本的にS・トリガーで使うことになるはず。手札を捨てるのは強制で、それがスノーフェアリーなら追加でもう一回除去できる……という感じですね。
このデッキは攻撃的なデッキとかち合うと「相手のブレイクによってこちらの手札が増え、G・G・Gが発動できずにピンチになる」ということがあるのですが、その時にこれがトリガーすると手札を自分から減らしつつ除去を飛ばせて逆転のチャンスになったりもします。
素で使うことは滅多にありませんが、「どうしてもどかさないといけない妨害クリーチャー」みたいなものが出てきたときのために一応覚えておきましょう。
マナを操るサポーター
《極楽鳥》×4

【 クリーチャー 】
種族 マナ・バード / 文明 自然 / パワー1000 / コスト2
■飛行(このクリーチャーは、「飛行」を持たないクリーチャーから攻撃もブロックもされない)
■このクリーチャーはシールドをブレイクできない。
■このクリーチャーを、自分のマナゾーンにあり、すべての文明を持つかのようにタップしてもよい。(この能力を、出たターンに使ってもよい)
別のカードゲームからやってきた、マナを出せるトロピカルな鳥です。
2コストで出せて、バトルゾーンにいる自身をタップすることで好きな文明のマナを出せる……ということで、実質的には1コスト。頭数になったり、次のターン以降に使えるマナが増えることも考えると、さらにお得だったりもします。
また、「飛行」という能力により、マナを出すためにタップしてもほぼ攻撃されないのも嬉しいところです。
とても便利な反面、シールドをブレイクできないので攻めには不向き。ただし、ダイレクトアタックは可能かつ「飛行」でブロックされないので、最後の最後で大活躍することもあります。
《冒険妖精ポレキチ》×2

【 クリーチャー 】
種族 スノーフェアリー / 文明 自然 / パワー3000 / コスト2
■このクリーチャーが出た時、自分のマナゾーンにあるクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーをマナゾーンから召喚してもよい。(コストは支払う)
出た時に、マナのクリーチャー1体に「マナからの召喚権」を与えるクリーチャーです。
このクリーチャーが最も活きるのは、中盤以降最序盤にマナに送った《“逆悪襲”ブランド》《弾丸超邪 クロスファイア》といった、自力で低コストになる切札を出すとき。
(G・G・G状態の)《“逆悪襲”ブランド》ならばマナゾーンの自身をタップしてコストを払うだけで召喚できますし、他にクリーチャーが4体いる状態の《弾丸超邪 クロスファイア》に至っては何のコストもなくマナから出てきます。
《 完璧妖精サエポヨX 》の軽減対象であることもあり、カツカツの手札問題を疑似的に解決してダメ押しの一手をくれる一枚といえるでしょう。
《完璧妖精サエポヨX》×4

【 クリーチャー 】
種族 スノーフェアリー / 超化獣 / 文明 自然 / パワー2000 / コスト2
■各ターンに一度、自分のスノーフェアリーを使うコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。
■ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:5000
■各ターンに一度、自分のマナゾーンからクリーチャーを1体、召喚してもよい。
スノーフェアリーのコストを毎ターン1回だけ軽減してくれる、便利なクリーチャーです。
一刻も早く手札を吐き出したいこのデッキにおいて、コスト軽減の有難みは抜群。余った1マナで各種スノーフェアリーが出せるようになるので、手数が増えて勝利が近付きます。
特に後述の《 応援妖精エール 》を軽減できると「使ったマナより戻ってくるマナの方が多くなる」ので、本来不可能な動きも可能になったりします。もちろんそこまでしなくとも、2体目の《 完璧妖精サエポヨX 》を軽くするだけでも強力です。
そしてこちらもハイパー化持ち。他のクリーチャーをタップしてハイパーモードを開放すると、毎ターン1回だけマナからの召喚権を得られます。
《 冒険妖精ポレキチ 》で説明したとおり、《“逆悪襲”ブランド》《弾丸超邪 クロスファイア》といった切札をマナから展開してダメ押しの一手にしてしまいましょう。
相手を減速させる妨害役
《とこしえの超人》×4

【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント / 文明 自然 / パワー4000 / コスト1
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■相手が自身の手札以外からカードを出す時、かわりにマナゾーンに置く。
手札以外からカードを出すことを咎める、最軽量の妨害クリーチャーです。
山札や墓地、マナからの展開を狙うデッキを相手にする際に特に有効で、対処を強いることが可能です。こうして時間を稼いだ隙に殴っていきたいですね。
高い妨害性能と引き換えに、プレイヤーに攻撃できないのは玉に瑕。攻撃されなさそうな状況であれば、そこそこのパワーを活かしてタップ状態の小型クリーチャーを攻撃してみたり、ハイパー化のタネにしてしまうのもいいでしょう。
ちなみに、G・ストライク(ブレイクされたシールドから出てきた場合、自身を見せることで1体だけ攻撃を止められる能力)を持つため、最低限の防御としても役立ちます。
《ベイB セガーレ》×4

【 クリーチャー 】
種族 ミルクボーイ / 文明 自然 / パワー6000 / コスト1
■このクリーチャーは攻撃できない。
■相手が、自身のマナゾーンのカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーを出す時、相手はそれをかわりにマナゾーンに置き、その後、自分はこのクリーチャーをマナゾーンに置く。
相手が自身のマナ枚数よりコストが大きいクリーチャーを出そうとすると、相手を道連れにマナゾーンに送ってしまう妨害クリーチャーです。
実質的に効果は使い切りとはいえ、効果が発動すればこちらのマナも増えるため次のターンの動きが広がりとってもお得。逆にこの効果を嫌がって相手が減速すれば、それはそれでこちらの攻めが通りやすくなりお得です。
高い妨害性能と引き換えに、まったく攻撃できないのは玉に瑕。高パワーで相手に攻撃されにくいのを活かし、ハイパー化のタネにしてしまうのもいいでしょう。
《清浄のカルマ インカ/オキヨメ・水晶チャージャー》×3

(【 ツインパクトカード 】
種族 オラクル・セレス / スノーフェアリー / 文明 自然 / パワー2000 / コスト2
■相手のクリーチャーは、相手の手札以外から出ない。
────────────呪文────────────
カード名:オキヨメ・水晶チャージャー
文明:自然
コスト:3マナ
種族:
■プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーは、自身の墓地を山札に加えてシャッフルする。
■水晶チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに、裏向きにしてマナゾーンに置く)
手札以外からの登場を禁止する妨害効果を持つクリーチャー面と、相手の墓地を対策しつつマナを伸ばす呪文面がセットになったツインパクトカード(クリーチャーと呪文の好きな方を使えるカード)です。
クリーチャー面は《 とこしえの超人 》に近い効果ですが、そもそも出すこと自体を禁じるのであちらより強力。セットで置いておくと、本当に何もできなくなってしまうデッキも存在します。
呪文面はめったに使うことはありませんが、相手が墓地を利用するデッキの場合、その妨害として使用することがあります。
この際「水晶チャージャー」という効果で裏向きでマナに行くのですが、この状態のこのカードは「文明を持たないがマナは出るカード」(通称・水晶マナ)として扱われます。
デッキの主役!軽くて速くてデカいフィニッシャー
《“逆悪襲”ブランド》×4

【 クリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / 文明 火 / パワー9000 / コスト7
■G・G・G:自分の手札が1枚以下なら、このクリーチャーの召喚コストを6少なくする。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。
このデッキのタイトルにもなっている、超高速アタッカーです。
素のコストは7と重いながら、手札が1枚以下の時に限りコスト6軽減……要するに1マナで出てきます。
さらに出てすぐ除去を放ちつつ、スピードアタッカーで召喚酔いもせずW・ブレイカーで相手のシールドを削れる……と、まさに速攻デッキにとっての理想のような能力をしています。
基本的には、このカードを速く展開してたくさん攻撃させるために手札をどんどん使っていく……というのがこのデッキの目的となります。
ちなみに「手札が1枚以下」というのは「手札がこのカードのみのとき」というのが基本ですが、《冒険妖精ポレキチ》《完璧妖精サエポヨX》でマナから召喚できる時にはこのカード以外の手札が発生することもあります。
時には2体並べて突っ込ませるなんてことも発生しますので、覚えておきましょう。
《弾丸超邪 クロスファイア》×2

【 クリーチャー 】
種族 マジック・アウトレイジMAX / 文明 火 / パワー7000 / コスト7
■G・ゼロ:自分のクリーチャーが4体以上あり、自分の《弾丸超邪 クロスファイア》がなければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンに火のカードがあれば、このターン、自分の他のクリーチャー1体に「スピードアタッカー」を与える。
自分のクリーチャーが4体以上いれば、「G・ゼロ」という能力によってなんと無料で出てくるアタッカーです。
こちらもスピードアタッカーかつW・ブレイカーで攻撃性抜群なのに加え、マナに火文明のカードがあれば(≒このデッキにおいてはほぼいつでも)攻撃時に他のクリーチャーにスピードアタッカーを与えることができます。
G・ゼロの条件を満たすためにこのターン中にクリーチャーを召喚していれば、そちらをスピードアタッカーにすることで合計3枚ブレイクも狙える……というわけですね。
同名カードがすでにいると出せないというデメリットこそあれ、どんどん出してどんどん攻めさせたい一枚といえるでしょう。
《"轟轟轟"ブランド》×1

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / 文明 火 / パワー9000 / コスト7
■マスターG・G・G:自分の手札がこのカードだけなら、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンに火のカードがあれば、カードを1枚引く。その後、自分の手札を好きな枚数捨ててもよい。こうして捨てた手札1枚につき、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体、破壊する。
《“逆悪襲”ブランド》の真の姿……というか、調整前の姿です。あまりにも強すぎたので、殿堂入りカード(デッキに1枚しか入れられないカード)となっています。
コストやスピードアタッカー、W・ブレイカーなどは同じなのですが、こちらは「自分の手札がこのカードだけなら」という条件で、完全無料で出てきます。
さらに、マナに火文明のカードがあれば(≒このデッキにおいてはほぼいつでも)1枚ドローして後続を確保可能。もし不要なカードなら、それを捨てることで除去まで飛ばせてしまいます。
もし初手にあれば、是が非でも手札を使いまくって高速で叩きつけたい一枚といえるでしょう。デュエマ史に残る驚異的なスピード感を、ぜひ味わってみてください!
ちなみに、殿堂入りじゃなかったころは《 "轟轟轟"ブランド 》から《 "轟轟轟"ブランド 》を引いてきて連鎖的に展開できていました。理論上、先攻1ターン目に手札を使いまくって4体連鎖すれば1ターンキル。できていいわけなさすぎるだろ。
デッキの回し方
先に言っておくと、このデッキは1ターン目が序盤、2ターン目が中盤、3ターン目以降は全部終盤です。
高速のヴィジョンを見逃さないようにしつつ、相手がついてこれない速度で駆け抜けるのを目指しましょう。
①1ターン目はまず妨害!


1ターン目に行いたいのが、妨害効果持ちクリーチャーの展開!
運よく相手のデッキによく刺されば対処を強いられて御の字ですし、そうでなくても手札を減らせること自体がうれしいですね。
どちらもない場合は《 ブレイズ・ハイパークロー 》でもOKですが、この手の妨害は後引きするほど旬が過ぎてしまうので早く出したほうが強いことを覚えておきましょう。
また、マナに送るカードの選定も重要。
「2ターン目までにできるだけ火と自然のカードをマナに用意する」「《 ”逆悪襲”ブランド 》等のフィニッシャーは温存したいが、被って出せなさそうならマナに送る」「今使わない・後で使えばいいカードを優先的にマナに送る」くらいの方針でやっていきましょう。
②2ターン目から全力で手札を切れ!


2ターン目からは、一刻も早く手札を消費しつつクリーチャーを並べていきましょう。
理想としては、軽減やマナ加速で次のターンに手札を吐き切る算段を立てること。もちろんこの時点でも手札を使えるだけ使っていきましょう。
《 極楽鳥 》や《 完璧妖精サエポヨX 》で次のターンに使えるマナを増やしたいところです。
また、こうして手札を消費する際に役立つのが《 応援妖精エール 》。実質0マナで手札を消費できるので、引けば引くほど加速できます。
重なり方次第では③で説明するフィニッシャーをこのターンに展開して攻撃に入れることもありますので、「今の手札で出せるか?」をしっかり考えていきましょう。特に《 "轟轟轟"ブランド 》が手札にある時は思わぬ角度から出せたりするので重要です。
③3ターン目以降はひたすら攻め込め!


3ターン目には手札を吐き切って、《“逆悪襲”ブランド》《弾丸超邪 クロスファイア》《 "轟轟轟"ブランド 》フィニッシャーを展開して攻撃に移りましょう。
このタイミングになるとこれらのフィニッシャーだけでなく《 ブレイズ・ハイパー・クロー 》のハイパー化などで優秀なアタッカーを用意できるようになるので、あとは最高効率で相手のシールドを割っていくだけ。
S・トリガー対策はある程度割り切って軽量の妨害持ちに任せ、相手が動き出す前にどんどん攻撃してゲームを決めてしまいましょう。
また、この際のオプションになるのが《 冒険妖精ポレキチ 》《 完璧妖精サエポヨX 》によるマナからの召喚。
手札が尽きてもアタッカーや妨害手段を用意できるので、最後のダメ押しに役立ちます。
デッキ改造おすすめカード
そのままでも完成度の高いデッキですが、ここでは改造の際にあるとより楽しくなるカードをほんの少しだけご紹介いたします。
《凶戦士ブレイズ・クロー》

【クリーチャー 】
種族 ドラゴノイド / 文明 火 / パワー1000 / コスト1
■このクリーチャーは、可能なら毎ターン攻撃する。
《楽球の妖精》

【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・スノーフェアリー / 文明 自然 / パワー2000 / コスト2
■このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚、マナゾーンに置いてもよい。
■このクリーチャーが離れた時、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に加えてもよい。
《ドリル・スコール》

(殿堂カード) 【 呪文 】
文明 火 / パワー- / コスト1
■カードを1枚、自分のマナゾーンから自分の墓地に置く。その後、相手はカードを1枚、自分自身のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。
まずは順当にデッキと噛み合うカードたち。
《 凶戦士ブレイズ・クロー 》は25年前から活躍する速攻デッキの立役者ですが、当然このデッキでも切り込み対象として活躍してくれます。
強制攻撃のデメリットについても、ハイパー化によってカバーできるのもうれしいですね。
《 楽球の妖精 》は手札をマナに送って消費しつつ、バトルゾーンを離れた時にマナ回収ができます。
伸びたマナをそのターンに使えることもあり、最速G・G・Gに大きく貢献しつつ終盤のダメ押しに役立ちますね。
殿堂入りカードの《 ドリル・スコール 》は、1コストで両者のマナを破壊するカード。
相手が動き出す前に使えれば「手札消費を早めつつ相手の動きを遅らせる」ことに繋がり、うまくいけば実質的に追加ターンを得るような運用も可能です。
非常にピーキーながら決まったときの威力は絶大なので、上振れ狙いで採用するのも一つの手です。
《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》

【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジ / 文明 火 / パワー2000+ / コスト2
■バトル中、このクリーチャーのパワーを+2000する。
■相手のターン中に、相手のクリーチャーが召喚以外の方法で出る時、相手はかわりにそのクリーチャーを墓地に置く。
《キャディ・ビートル》

【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・インセクト / 文明 自然 / パワー1000 / コスト2
■相手のターン中、相手が、自身のマナゾーンのカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーを出す時、かわりにマナゾーンに置く。
■このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く。
《若き大長老 アプル》

平均評価:9.9 コメント数:54
【 クリーチャー 】
種族 グランセクト / 文明 自然 / パワー3000 / コスト2
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■ガードマン(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先を、自分の他のクリーチャーからこのクリーチャーに変更してもよい)
■相手のカードは、墓地またはマナゾーンを離れない。
■相手は、墓地またはマナゾーンから呪文を唱えられない。
妨害手段を増やしたい場合にお勧めなのがこのへん。
2コストとこのデッキでは重いためそれぞれの性能を見て仮想敵を定める必要がありますが、少量積んでおくといい働きをしてくれることがあります。
採用する際は、1コストの面々の次点という形で選んでいきましょう。
《ミリオンブレイブ・カイザー》

【 クリーチャー 】
種族 レッド・コマンド・ドラゴン / 文明 火/自然 / パワー10000+ / コスト7
■G・G・G:自分の手札が1枚以下で、自分の《ミリオンブレイブ・カイザー》がなければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■自分のターンのバトル中、このクリーチャーのパワーを+1000000する。
■各ターン、相手のクリーチャーがはじめて攻撃する時、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。
《魔誕盗掘男》

【 NEOクリーチャー 】
種族 ヘドリアン / 文明 火 / パワー9000 / コスト1
■自分の他の手札1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1多くする。
■NEO進化:闇、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーの各ブレイクの前に、カードを1枚引いてもよい。
《ニクジール・ブッシャー》

【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 火 / パワー6000 / コスト6
■コストを支払うかわりに、クリーチャー1体とシールド1つ、そして手札1枚を自分の山札の一番下に置いて、このクリーチャーを召喚してもよい。
■W・ブレイカー
最後に、妨害をある程度切ってでもさらなる速度を追い求めたいときにお勧めの面々。
《ミリオンブレイブ・カイザー》はG・G・Gによりノーコストで召喚可能かつ相手の攻撃を誘導する防御効果を持っていますが、多色なのでマナに送ることにちょっとリスクがあり重ね引きのリスクもあるのが難点。
1-2枚採用にとどめて追加フィニッシャーにするか、フル投入して戦略の核にするかは構築時点で考える必要があるでしょう。
《 魔誕盗掘男 》は他の手札が少ないほど軽くなり、NEO進化で召喚酔いも消せるアタッカー。
これまた被ると厄介ですが、ブレイクと同じ枚数だけカードを引けるので最速で攻撃できると後続を確保しながら攻めつけられます。
《 ニクジール・ブッシャー 》は、クリーチャー・手札・シールド1枚ずつと引き換えに無料で登場できるクリーチャーです。
自身のサイズもさることながら、火の1コストクリーチャーから繋ぐと1ターン目から大量に手札を消費できるのがカギ。構築をかなり歪める必要がありますが、《 "轟轟轟"ブランド 》《ミリオンブレイブ・カイザー》などを1ターン目から出せるロケットスタートが狙えます。
デッキ改造案
ある程度デッキのテーマに沿いつつ、デッキをフルパワーで改造するなら……というテーマで、サンプルデッキを組んでみました。
もし見つからないカードがあれば、デッキリスト下部の「デッキ価格をシミュレーション」から直接カーナベルに買いに行けるのでぜひどうぞ!(注文は2000円以上からとなります)
元の完成度が高いのでほとんど変わっていませんが、妨害を1コストに絞りつつ手札消費とフィニッシャー用意の速度を高めた形です。
より攻撃性が高い構成となりましたが、そのぶん妨害性能と継戦能力は落ちています。クリーチャーの数もわずかに並びにくくなったので、その分フィニッシャーを増やして質でカバー。
他にも「妨害をさらに減らし、ほぼ火文明のみで速攻に寄せきる」「妨害手段やフィニッシャーを増やし、少し重めにしてみる」「スノーフェアリーを軸にしてみる」など、構成案は無数に存在します。
少量のカードチョイスで性能が激変するデッキですので、手に馴染むバランスを意識して自分だけのチューンナップを考えてみてください!
今回のまとめ
- 『手札を無くせ!火自然ギャラクシーデッキ』は、ドキドキつよい!
- 防御のかわりに妨害を行い、その隙に全力で手札を使い切り攻めろ!
- さらなる速度を狙うか、妨害をチューンするか定めるのが改造のカギ!
今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします!

