こんにちは、神結です。
3月も末だというのに、まだなんか寒いです。皆様は如何お過ごしでしょうか。
ところで春と言えば雪解けと一緒に変な人が湧いてくることでもお馴染みですが、今回紹介するのは、ちょっと変な人が作った変なデッキになります。
「歴代名作デッキ紹介」と題しまして、過去の名デッキの振り返りをしていくこの企画。

今回は【5cランデス】です。
目次
本日の名作デッキ紹介
変態の作った変態デッキ「5cランデス」
というわけで今回の名作デッキは、【5cランデス】になります。
5cランデスと呼ばれるデッキは古くからありますが、今回2017年に活躍したものを紹介させていただきます。
というわけで、リストはこれ。
制作者はデュエル・マスターズが誇る変態、こっちゃー先生。GP9thのおんそくさんの優勝デッキを作ったことで有名です。
制作の経緯としましては、2016年の革命ファイナルにて、「多色マナ武装サイクル」という強力なカードたちが登場。革命軍のトリガーサイクルと併せて、多色デッキが大きく強化されました。
こうして革命ファイナルの多色が活躍したデッキは【火水闇ドギラゴン剣】などが印象的ではありますが、もう1つ台頭していたのが5色の多色ビッグマナ系統のデッキです。
特に《フェアリー・ミラクル》以外のブーストがパッとしなかったこのタイプのデッキは、《獅子王の遺跡》を得たことで大きくアップデートされました。

【 呪文 】
文明 自然 / コスト4
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
■マナ武装4:自分のマナゾーンに多色カードが4枚以上あれば、自分の山札の上からさらに2枚をマナゾーンに置く。
また《ロスト・ソウル》という大型呪文でテンポを取っていた部分は《裏切りの魔狼月下城》で圧倒的に取り回しがよくなりました。

(プレミアム殿堂カード) 【 呪文 】
文明 闇 / コスト2
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。
■マナ武装4:自分のマナゾーンに多色カードが4枚以上あれば、相手は自身の手札をさらに2枚選び、捨てる。
更に加えて、この年に発売したクロニクル・レガシー・デッキ「風雲!! 怒流牙忍法帖」にて、カラフル忍者こと《怒流牙 サイゾウミスト》という最強の受け札も獲得。
こうして【5c蒼龍】なり【5cジョリー】なりといったデッキが誕生していくわけですが、その中でも一際異彩を放っていたのがこの【5cランデス】でしょう。
デッキとしては基本的には5色の多色武装ビッグマナなのですが、やはり目を惹くのが《ラスト・バイオレンス》でしょう。

【 呪文 】
文明 光/水/闇/火/自然 / パワー- / コスト8
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
自分の山札の上から1枚目を、裏向きのまま自分のシールドに加える。
相手の、多色ではないクリーチャーを1体破壊する。
相手は、自分自身のマナゾーンから多色ではないカードを2枚選び、墓地に置く。
自分の山札を見る。その中から多色クリーチャーを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。
漫画でも非常に印象深い1枚ですが、このデッキにおいてはランデスの軸です。
動きの狙いとして、とりあえず《ラスト・バイオレンス》を撃ち、《時の秘術師 ミラクルスター》で革命チェンジして相手の楯を詰めながら《ラスト・バイオレンス》を回収してもう1回撃って……を繰り返していく感じです。

【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ドレミ団 / 文明 光/水 / パワー7000 / コスト7
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ:光または水のドラゴン(自分の光または水のドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、あるいは、相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によってこのクリーチャーが自分の手札から捨てられた時、異なるコストを持つ呪文を好きな数、自分の墓地から手札に戻してもよい。
《ラスト・バイオレンス》自身で《時の秘術師 ミラクルスター》を回収できるので、2枚でグルグル回しやすくなりますし、受けとしての《怒流牙 サイゾウミスト》を持ってこられる(デッキボトムに帰ったニンジャを回収可能)ので、1回撃ててしまえばかなり固くなるんですよね。
基本的な動きとしては、《フェアリー・ミラクル》や4ターン目の《獅子王の遺跡》からゲームをスタート。速度のあるデッキには割り切って一度は楯受けします。
マナが伸びた後は《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》や《怒流牙 サイゾウミスト》、そして《裏切りの魔狼月下城》などで相手の攻撃を上手くいなし、《ラスト・バイオレンス》を切り返します。
ビートダウン系統に対しては、この《ラスト・バイオレンス》が一度刺さると楯が増えるわ《怒流牙 サイゾウミスト》が手に入るわ攻め手の薄い中でクリーチャーもマナも破壊されるわで、その時点で結構ゲームが終わってしまいます。
一度主導権を掴んだ後は、前述した《時の秘術師 ミラクルスター》のチェンジで攻めながら追い討ちの《ラスト・バイオレンス》を唱えていけばOKです。
ランデスとしては他に《焦土と開拓の天変》、《英知と追撃の宝剣》もあり、また《超次元ガード・ホール》による《超覚醒ラスト・ストームXX》によるフィニッシュも備えていました。
革命ファイナル産の新カードたちが、往年の名カードたちが合わさって1つのデッキとなっています。なんかエモいですね。
マナも手札も奪われた中で《超時空ストームG・XX》が完成したら、そりゃ返せるわけもないよね、という。
2017年環境というと、前期を【緑単サンマッド】、後期を【白緑メタリカ】が支配していたため、こうしたデッキは割とノーチャンだった印象もあるかもしれませんが、緑単が規制されてメタリカが出てくるまでの夏~秋の時期は、割かし色んなデッキが活躍していました。
当時の環境デッキは様々でしたが、バイクやジョーカーズといったデッキが強かったこともあり、受けがありつつ単色デッキに対して《ラスト・バイオレンス》がランデスが強力に作用。
逆にテンポの遅いデッキや、多色ドギラゴン剣などのデッキに対してはキーカラーを引っこ抜ける《焦土と開拓の天変》が強いので、上手いこと役割分担が出来ていました。
ただこの手の呪文軸のデッキを使っていた人は皆総じて「《タイム3 シド》だけは無理」って言っていた記憶があります。
おわりに
「DM歴代名作デッキ」、第188回は【5cランデス】でした。
このデッキが印象深いのは、静岡CSでの優勝があったからでしょう。
2017年当時、大型大会はGPとエリア予選だった訳ですが(この年から超CSが始まりましたが)、そこに次ぐ"準大型大会"とも言えるような立ち位置にあったのが静岡CSとおやつCS冬だったと思っています。
静岡CSって250~300人くらいの受付が20分くらいで埋まるくらいには人気だったんですよね。で、そこで《ラスト・バイオレンス》を使う変態デッキが優勝したことは、私にとってとても大きな衝撃でしたね。
というわけで今回はここまで。
「このデッキを紹介して欲しい」といったリクエストも受け付けておりますので、#DM歴代名作デッキでご感想をお待ちしております。

それではまた来週お会いしましょう。
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