こんにちは、神結です。
最近ずーーーっと退化の話をしていましたので、今回は"進化"をテーマにしたデッキをお届け出来ればと思います。
進化を軸としたデッキは多数あります。個人的な思い入れだと【緑単ベアフガン】とか【赤侵略】とか【ケンジキングダム】とかでしょうか。
【JO退化】については退化デッキでもあり、進化デッキでもありますね。
そんな中でも今回はかなり"味の濃い"進化デッキと言えるでしょう。
「歴代名作デッキ紹介」と題しまして、過去の名デッキの振り返りをしていくこの企画。

今回は【イメンダーウィン】です。
目次
本日の名作デッキ紹介
これもまた1つの進化 「イメンダーウィン」
というわけで今回の名作デッキは、【イメンダーウィン】になります。
リストは……こちらを一例として。
さて、話をしなければいけないことが多いのですが。
まず最初に、そもそもデッキ名の「ダーウィン」とは何か、でしょうか。
「ダーウィン」の由来は、もちろん進化論を提唱したかの有名な学者です。
元々は《レオパルド・グローリーソード》というクロスギアを装備してあらゆる種族の縛りなく進化を繰り返すデッキがあり、その姿を進化論になぞらえたかどうかは不明ですが、これを「ダーウィン」を呼称した人がおり、そのまま定着したと聞いたことがあります。

【 クロスギア 】
文明 自然 / パワー- / コスト2
■クロスギア
■これをクロスしたクリーチャーに、好きな種族の進化クリーチャーを置いてもよい。
■このクロスギアに、好きな文明の進化クロスギアを置いてもよい。
時を経て《レオパルド・グローリーソード》ではなく《式神イノセント》を使い、デッキの中に様々な進化クリーチャーを積んだものも「ダーウィン」と呼ばれるようになっています。
進化論と概念的に全然違うじゃんという話は置いといて、洒落たデッキ名だとは思います。個人的にはかなり好きです。
そして肝心のデッキの中身なのですが、こちらはどういったものかと言いますと、デッキの鍵となるのは(先にもちょっと触れましたが)《式神イノセント》というカードです。

【 クリーチャー 】
種族 ワンダー・トリック / 文明 自然 / パワー2000 / コスト3
メタモーフ(自分のマナゾーンに7枚以上カードがあれば、このクリーチャーは次の能力を得る)
どんな種族の進化クリーチャーを、このクリーチャーの上に置いてもよい。
能力としては、メタモーフ(マナに7枚以上カードがあると能力を発揮する)で、種族の縛りなく進化クリーチャーを載せられるというもの。
採用する進化クリーチャーは本当に何でもいいんですが、基本的なセットとしては《聖剣炎獣バーレスク》、《聖隷王ガガ・アルカディアス》、《「無情」の極 シャングリラ》辺りはよく採用されていました。
オタク的には割と有名な進化クリーチャーではあるとは思いますが、順に紹介していきましょう。
まずは《聖剣炎獣バーレスク》。

【 進化クリーチャー 】
種族 アーマード・ワイバーン / 文明 火 / パワー8000 / コスト9
進化-自分のアーマード・ワイバーン1体の上に置く。
このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかったとき、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。
W・ブレイカー
自分のターンの終わりに、このクリーチャーを自分の手札に戻す。
元祖EXターン獲得カードで、アーマード・ワイバーンという《雷炎翔鎧バルピアレスク》以外使ったことない人も多そうな種族から進化します。ぜひ、カード検索からアーマード・ワイバーンで調べてみてください。
《聖剣炎獣バーレスク》を使うためにこんなカードを採用しなければならないのかと絶望した方々もいらっしゃるかもしれませんが、ダーウィンであれば《式神イノセント》が全て対応してくれます。
続いて《聖隷王ガガ・アルカディアス》。

【 進化クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド/エイリアン / 文明 光 / パワー12500 / コスト8
進化-自分のエイリアン1体の上に置く。
相手は、バトルゾーンに自身のエイリアンが1体もなければ、呪文を唱えることはできない。
T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
ご存じアルカディアスのエイリアン版であり、盤面にエイリアンがいてくれれば相手の呪文を完全に封じ込めます。
《緑銅の鎧》で《聖隷王ガガ・アルカディアス》をマナに置くとエイリアンの確保がスムーズです。他には《超次元ホワイトグリーン・ホール》から《勝利のプリンプリン》を出すことでも可能です。
エイリアン自体はそこまで確保に苦労する訳ではありませんが、とはいえ《式神イノセント》を使う方が《聖隷王ガガ・アルカディアス》+エイリアンをスムーズに揃えやすいのは間違いないです。
で、《「無情」の極 シャングリラ》。

【 進化クリーチャー(超無限進化Ω) 】
種族 ガーディアン/ゼニス / 文明 ゼロ / パワー17000 / コスト11
■超無限進化Ω(オメガ)-ガーディアンを1体以上自分の墓地、マナゾーン、またはバトルゾーンから選び、このクリーチャーをそのカードの上に重ねつつバトルゾーンに出す。
■メテオバーン-このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。相手はそのクリーチャーを自身の山札に加えてシャッフルする。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがタップされている時、相手のクリーチャーは攻撃できない。
■エターナル・Ω
こちらは非常に有名なカードなのでご存じの方も多いでしょうが、タップしてバトルゾーンにあると相手の攻撃を一切封殺します。
ガーディアン進化ですが、ガーディアン自体は呪文回収などが多く、クリーチャー軸のデッキとはやや相性がよくない部分も。《光牙忍ハヤブサマル》以外の確保が難解でしたが、これもやはり《式神イノセント》がケアしています。ちなみに、このリストでは《閃光の守護者ホーリー》を採用しています。

【 クリーチャー 】
種族 ガーディアン/シノビ / 文明 光 / パワー3000 / コスト3
■ニンジャ・ストライク4(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが4枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなかった場合、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを自分の山札の一番下に置く)
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、次の自分のターンのはじめまで、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体は「ブロッカー」を得る。

【 クリーチャー 】
種族 ガーディアン / 文明 光 / パワー3500 / コスト9
■S・トリガー
■ブロッカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーをすべてタップする。
なお《時の革命 ミラダンテ》は種族進化ではないですが、ロック性能や《母なる星域》との相性の良さから普通に採用されています。

【 進化クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン/革命軍 / 文明 光 / パワー13500 / コスト8
■進化―自分の光のクリーチャー1体の上に置く。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを全てタップする。
それらは次の相手のターンのはじめにアンタップされない。
■革命0―自分のシールドが1枚もなければ、相手はクリーチャーを召喚できない。
また《護法僧リョクドウ》については、ワンダー・トリック進化であるため、《式神イノセント》のメタモーフ達成前にも進化可能です。

【 進化クリーチャー 】
種族 ワンダー・トリック / 文明 自然 / パワー7000 / コスト5
進化-自分のワンダー・トリック1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から2枚を自分のマナゾーンに置く。
その後、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから手札に戻す。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
《式神イノセント》を4枚採用するパターンのリストでは一旦《護法僧リョクドウ》を経由してメタモーフ圏内に繋げる、というのがポピュラーだったかもしれません。
要は任意の進化クリーチャーを用いたシルバーバレット的な戦術のデッキが、このダーウィンってわけです。
ちなみに最初に「一例として」と銘打ってリストを紹介しましたが、当然使用者によってリストがてんでバラバラです。
バラバラといって採用している進化クリーチャー自体は一旦上記のカードたちが共通認識となっているらしくそこまで差異はないのですが、デッキ基盤が人によってまちまちです。
今回紹介しているリストは《龍覇 イメン=ブーゴ》の基盤にかなり寄せたものとなっていますが、《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》+《超次元ガロウズ・ホール》だったり、《青寂の精霊龍 カーネル》+《百族の長 プチョヘンザ》だったりも見ました。
ようはビッグマナなので、その環境に合ったリソース獲得・受けの採用をしているので、必然的にリストは変化するということでしょう。
ちなみに《龍覇 イメン=ブーゴ》に関しては「ダーウィンデッキにイメンを入れる」ことがメジャーになって以降はだいたい採用されています。

【 クリーチャー 】
種族 ビーストフォーク號/ドラグナー / 文明 自然 / パワー7000 / コスト7
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自然のコスト4以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
■自分のマナゾーンにあるカードを、すべての文明のカードとして扱う。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
《式神イノセント》をマナから射出できて進化に繋げやすく、色の制限も打破できるのがかなり偉いのでしょう。《邪帝遺跡 ボアロパゴス》が偉大である、という話もあります。
このデッキ、競技環境でメジャーだったデッキではないのですが、デッキとしての知名度はそれなりにありまして、「ダーウィン専業」みたいなプレイヤーもちょくちょく見掛けます。
入賞報告なんかがあるとそれなりに盛り上がっていた記憶はありますね。
種族進化自体はあまり増えない傾向がありますが、ギミック自体は《式神イノセント》+何かで成立していますので、興味ある方はぜひ現代のダーウィンを模索して遊んでみてください。
おわりに
「DM歴代名作デッキ」、第195回は【イメンダーウィン】でした。
初めてこのデッキを知ったときは、まずデッキ名で耳を疑い、そしてリストで目を疑いました。
ただギミックが面白すぎて組みたくなり、《式神イノセント》を探し回りました。なんとか《コマンダー・イノセント》は買えたんですけど、《式神イノセント》に辿り着くには時間が掛かりましたね。
そんなわけで結構苦労して入手したカードだったのでそれなりに思い入れもあり、一時期組んで遊んでいました。
《「無情」の極 シャングリラ》が好きなのでそれを使って遊べますし、シルバーバレットが現実的に可能なデッキというのもポイントでした。
最近、「ローグライク」デッキが流行していますが、それとはまたちょっと違うんですよね。
ざっくり言えばビッグマナのフィニッシャーに《式神イノセント》+進化を採用している、みたいな感じで考えた方がいいと私は思います。
というわけで今回はここまで。
「このデッキを紹介して欲しい」といったリクエストも受け付けておりますので、#DM歴代名作デッキでご感想をお待ちしております。

それではまた来週お会いしましょう。
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