【DBC】零龍採用型黒単ドラガンザーク徹底解説

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【DBC】零龍採用型黒単ドラガンザーク徹底解説

目次

はじめに

皆さんこんにちは、NT1026です。

今回紹介させていただくのは《零龍》を採用した【黒単ドラガンザーク】です。デッキレシピから動かし方、意識する点などを解説していきます。

自分で実際に使用していて非常に楽しいデッキなので、この記事でこのデッキの魅力が少しでも伝わればと思います。

それでは、早速デッキ紹介に移ります。

デッキレシピ


デッキの動かし方

このデッキの動かし方を簡単にまとめると、「墓地肥やしをしながらハンデスや破壊で相手を制圧し、最後は《零龍》と耐性を付与したGRクリーチャーで殴りきる」というものになります。

しかし、明確に決まった手順の動き方があるわけではなく、自分や相手の手札の状況等により取る動きが違ってきます。

そこで、各カードの解説を交えながら、状況に応じた行動を解説していきます。

ハンデスについて

序盤からハンデスと墓地肥やしを選択して動いていくこのデッキですが、前提条件として、《滅亡の起源 零無》の効果により相手の初期手札が1枚多い状態でゲームが始まっています。また、このデッキの序盤のハンデス手段である《乱罪 ダイパ殺デー》と《幽具ブチャカティ》は、どちらも「相手が1枚選んで捨てる」効果になっています。

そのため、特に先攻を取った場合、ハンデスを序盤に1度だけ使用してもあまり効果がありません。なので、「序盤からハンデスを繰り返す場合」と「中盤にまとめてハンデスする場合」の2通りについてそれぞれ解説していきます。

序盤からハンデスを繰り返す場合

2ターン目から続けてハンデスが連打できるならば、相手の妨害を十分に行うことができます。例えば次のような手札の場合、《乱罪 ダイパ殺デー》→《幽具ブチャカティ》→《乱罪 ダイパ殺デー》+《葬罪 ホネ損ビー》と動くことで、相手の手札を3枚落としつつ、自分は墓地を増やしていくことができます。

序盤からのハンデスが成功すれば、相手の動きを遅らせるだけでなく、墓地メタカードを使用されても立て直す時間を稼ぐことにもつながるので、可能ならぜひ狙っていきましょう。

中盤にまとめてハンデスする場合

前述の通り、このデッキでは序盤の中途半端なハンデスはあまり効果がありません。そのため、場合によっては序盤は墓地肥やしに専念し、中盤に《大卍罪 ド・ラガンザーク卍》によるオーラ蘇生からの大量ハンデスを狙っていきます。

例えば次のような手札の場合は、2ターン目の動きは《乱罪 ダイパ殺デー》よりも《幽具リンリ》を優先し、そのまま《幽具ギャン》で墓地肥やしを進めた方がいいでしょう。GRクリーチャーの出方によっては、4ターン目に《大卍罪 ド・ラガンザーク卍》が着地できる可能性もあります。

《大卍罪 ド・ラガンザーク卍》を使用する時、墓地に《零星 アステル》があればハンデスの効果が格段に増します。また、《零星 セブホール》を蘇生先に選べば、《滅亡の起源 零無》の復活の儀と合わせて6枚墓地を増やしながら1枚回収できるので、2枚目の《大卍罪 ド・ラガンザーク卍》を回収してそのまま1マナで使用できたりします。これにより《零星 セブホール》を使用しないときと比べて使えるオーラが1枚増えるので、より多くのハンデスを行うことが可能です。

《大卍罪 ド・ラガンザーク卍》の使い方

《零龍》を採用していない従来の【黒単ドラガンザーク】では、主なフィニッシュ手段は「《大卍罪 ド・ラガンザーク卍》と《*/弐幻ケルベロック/*》による連続攻撃」です。そのため、《大卍罪 ド・ラガンザーク卍》を使用する際は「攻撃時は《*/弐幻ケルベロック/*》を付ける」「墓地の《*/弐幻ケルベロック/*》を使い切る前に勝てるだけの十分な打点を作る」「《ザーク卍ウィンガー》《幽影エダマ・フーマ》で耐性を付ける」等の多くの制約が存在します。

しかし、このデッキではフィニッシュは《零龍》で行うため、満たすべき制約は「耐性を付ける」のみ、それもフィニッシュ時にいれば十分です。そのため、このデッキでは《大卍罪 ド・ラガンザーク卍》を相手の妨害やリソース稼ぎに特化して使用することが容易になっています。自身の効果で墓地から回収できるので、最初の1枚目はもったいぶらずに使用していきましょう。

これだけあれば十分

使用するオーラは墓地や盤面、相手の手札の状況により様々ですが、ここでは特に相性の良いオーラを解説していきます。

相性の良いオーラ

・《零星 セブホール》

すでに説明したとおり、このカードによって「1ターンで《大卍罪 ド・ラガンザーク卍》を2回使用する」ことが格段に容易になりました。他にも、相手の墓地メタカードを警戒して《幽具リンリ》《幽具ギャン》を回収したり、素直に手札から使用して《大卍罪 ド・ラガンザーク卍》を探したりと非常に使い勝手の良いカードです。

・《卍魔刃 キ・ルジャック》

以前から【黒単ドラガンザーク】で活躍しているカード。大きなパワー修正値と大量破壊効果は変わらず強力ですが、それに加えて最後の蘇生効果が中盤の動きを強力にサポートしてくれます。

例えば、《大卍罪 ド・ラガンザーク卍》でこのカードと《零星 アステル》を付け、ターン終了時に罪・無月の大罪でそのまま破壊します。この時点で最低でも

  • 相手のクリーチャーを3体破壊
  • 2枚のハンデス

が完了しているので、蘇生効果で《零星 アステル》を出して相手の手札を完全に枯らしたり、《零星 セブホール》を出してリソースを稼いだりすれば、その後の展開をさらに有利にできます。また、後述する零龍卍誕を目指すうえでも便利な1枚です。

零龍卍誕の方法

このデッキのフィニッシャーとなる《零龍》ですが、【黒単ドラガンザーク】との相性は非常に良いです。零龍卍誕のための各条件は前回の記事でも解説したので省略しますが、墓地の儀と復活の儀は《大卍罪 ド・ラガンザーク卍》を、破壊の儀は《卍魔刃 キ・ルジャック》や《斬罪 シ蔑ザンド》を使えば簡単に達成できます。しかし、手札の儀に関しては達成方法やタイミングなど、意識する点がいくつかあります。

・手札の儀の達成方法

基本的には、デッキの動きとしてハンデスを行い、相手の手札を0枚にして達成します。しかし、墓地に《大卍罪 ド・ラガンザーク卍》が存在し、次のターンに十分な動きができるとわかっているのであれば、自分の手札を使い切るのも選択肢の一つです。低コストで使えるカードが多いので、意識して動けば意外と簡単に手札がなくなります。

・手札の儀の達成タイミング

達成タイミングについてですが、気を付ける点は2つです。

1. 無月の大罪と同時に誘発する場合について

ターン終了時に無月の大罪と手札の儀が同時に誘発する場合、手札の儀を先に解決するのを忘れないようにします。無月の大罪の破壊先の選択肢が増えるだけでなく、破壊するGRクリーチャーによっては、解決順を間違えると「手札の儀の解決時に、0枚だった自分の手札が増えているため達成できない」ということがあり得ます。

2. 「自分のターン終了時」中に条件を満たす場合について

条件を達成しておらず解決されないとしても、ターン終了時に手札の儀の誘発は行われます。そのため、「自分のターン終了時」中に《卍魔刃 キ・ルジャック》の効果で蘇生したオーラの効果で相手の手札が0枚になった場合でも、解決順の宣言の仕方によっては手札の儀が達成できます。(【クイーン・アマテラスループ】における《超龍素要塞 エビデシュタイン》の龍解方法と同じ考え方です)

フィニッシュ方法について

このデッキは最終的に《零龍》の攻撃を使ってゲームを終わらせることを目的としていますが、《零龍》でワールドブレイクするのか、それともダイレクトアタックに使用するのかは、自分の場や墓地、相手の手札や受け札の種類などによって変化します。

・《零龍》でワールドブレイクする場合

《ザーク卍ウィンガー》《幽影エダマ・フーマ》で耐性持ちのGRクリーチャーが用意できている場合や打点が十分に準備できている場合、《零龍》の耐性に頼る必要が無いので、《零龍》でワールドブレイクしてフィニッシュを狙います。

また、相手の受け札が革命0トリガーやシノビに頼っていると分かっている場合、ダイレクトアタック時に《大卍罪 ド・ラガンザーク卍》を利用してハンデスを行えればそれらを妨害することができるので、そちらを積極的に狙っていきます。

・《零龍》でダイレクトアタックする場合

基本的には《零龍》でワールドブレイクを行いますが、《大卍罪 ド・ラガンザーク卍》を利用してGRクリーチャーで相手のシールドを全てブレイクできる場合は、《零龍》でのダイレクトアタックを狙った方が確実です。

特に、相手が除去系の受け札を多く採用していると分かっている場合、《零龍》の耐性を利用したいのでこちらを狙います。この時、《大卍罪 ド・ラガンザーク卍》を同じGRクリーチャーに2枚付けると打点を伸ばしやすくなります。

採用候補カード解説

・《轢罪 エクスマ疫ナ》《罪罰執行 ジョ喰ンマ》

【黒単ドラガンザーク】で一般的に採用されているシールドトリガーです。オーラであるため《葬罪 ホネ損ビー》や《大卍罪 ド・ラガンザーク卍》との相性はいいのですが、

  • 《暴走龍 5000GT》を出されても詰まない
  • 1枚で2体を処理できる
  • 手札を捨てるため《大卍罪 ド・ラガンザーク卍》のコスト軽減につながる

といった理由から、今回は《連殺の卍月ハンド》を採用しています。

・《無修羅デジルムカデ》

ビートダウン系デッキへの対策カードです。このデッキの戦法であるハンデスとの相性も良く、着地さえできれば非常に強力なのですが、現環境の主なビートダウン系デッキである【バーンメアジョーカーズ】を考えた場合に間に合わないと考えたため、今回は採用していません。採用するなら《零星 アステル》と差し替えになると思います。

・絶望と反魂と滅殺の決断

零龍の儀と非常に相性が良いカードです。墓地から唱えられ、2枚分のアドバンテージを稼げる点も【黒単ドラガンザーク】に合っています。しかし、《連殺の卍月ハンド》を採用しているため、これ以上オーラを減らすとデッキが不安定になるので採用していません。《連殺の卍月ハンド》を《罪罰執行 ジョ喰ンマ》にする場合は、《零星 アステル》の代わりに採用しても良いと思います。

終わりに

いかがだったでしょうか。

【黒単ドラガンザーク】において、普段自分が使用する際に意識している点を解説させていただきました。この記事を読んで興味を持ってくれる人がいれば幸いです。

長い解説になってしまいましたが、ここまで読んでくださった方々、本当にありがとうございました。


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