【DBC】最新式ジウォッチゲイルループ

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【DBC】最新式ジウォッチゲイルループ

目次

まず初めに伝えたいこと

諸君、私は、《終末の監視者 ジ・ウォッチ》が好きだ。

そして、それと同時に焼き肉も好きだ。

嘘だやっぱ焼き肉のほうが何十倍も好きです。他人の金で焼き肉食いたいです。今回の記事は頑張って書くので、優勝したら焼き肉食います。ぜひ投票してね。

合わせて、下記に以前書いたnote記事貼っておきます。これを読んだ後にこの記事を読むと昔の構築からどう変わったのか、採用カードのメリットデメリットなど何となくわかると思います(昔の私に投げやり)。

https://note.com/kankitsureport/n/na3de77277818

あと、改めてになりますが筆者の柑橘蜜柑(まりたびちゃん:Twitter@marisatabibito)です。本日は宜しくお願いします。

【初級】ジウォッチゲイルループって何?スタバの新商品?

ここでは最初に、上記noteを読んでないジウォッチゲイルループって何か知らないごくごく普通の一般大衆に向けて、このデッキがどういうものなのかを紹介します。やさしいせかい。

簡単に言うと、《天風のゲイル・ウェスパー》で軽減をして、無限に好きなクリーチャーの出たとき効果(以下Cip)を発動するループデッキです。

【クリーチャー】

【種族】アウトレイジMAX

【文明】水

【パワー】12000

【コスト】10

■T・ブレイカー

■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時または攻撃する時、クリーチャーを2体まで選び、持ち主の手札に戻す。

■相手のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、または相手が呪文を唱えた時、ターンの残りをとばしてもよい。

【クリーチャー】

【種族】グランセクト

【文明】自然

【パワー】12000

【コスト】10

■W・シンパシー:パワー12000以上のクリーチャー(このクリーチャーを召喚する時支払うコストは、バトルゾーンにある自分のパワー12000以上のクリーチャー1体につき2少なくなる。ただしコストは0以下にならない)

■T・ブレイカー

■自分の手札にあるクリーチャーすべてに、「W・シンパシー:パワー12000以上のクリーチャー」を与える。

上記noteでも書きましたが、このループは《終末の監視者 ジ・ウォッチ》のカード情報の公開から考えられたデッキで、 《終末の監視者 ジ・ウォッチ》 のターン飛ばし効果ではなく、Cipであるバウンス効果を主軸としたループになります。

まあ、ここまで書いてもパッとしない人がいそうですよね。私も書いてる最中考えたやつ頭悪いんじゃねーのって思ってます。とりあえずデッキリストを見ながら、このデッキの細かい回し方、採用カード、不採用カードなどの解説を入れたいと思います。


はい、note見てない人は何やってるかわかってないですね。

私も初見で中身知らなかったらただのゴミの寄せ集めだと思います。

しかしちゃんと回せます。一度盤面に《天風のゲイル・ヴェスパー》《ジーク・ナハトファルター》がそろってしまえば、ほぼ確実に相手は死にます。

次の項では、細かい回し方について解説していきたいと思います。

【中級】このデッキの回し方がこんなに簡単なわけがない

それでは早速回していきましょう。

まずは盤面に、パワー12000以上のクリーチャーを大量展開します。

実はこのデッキの守り札の要、あとで解説
メメントを失って大幅に弱体化した一枚
せめて似た何かが欲しかった
ジュラノキルの下位互換、メメントがないから泣くしかない

低コストのクリーチャーを並べ、《天風のゲイル・ヴェスパー》を着地させます。ここまでは普通のゲイルウェスパーですね。そしたら、《ジーク・ナハトファルター》を盤面に出したらほぼループになります。

【クリーチャー】

【種族】グランセクト

【文明】自然

【パワー】18000

【コスト】11

■自分のターンのはじめに、このクリーチャーを自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。

■Q・ブレイカー

■このクリーチャーまたは自分の他のパワー12000以上のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。そうしたら、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから手札に戻す。

《ジーク・ナハトファルター》を召喚し、ループに必要なパーツを探します。ループに必要なのは

・盤面に12000以上のクリーチャーが5体以上

《天風のゲイル・ヴェスパー》1枚

・青マナ2枚、自然マナ1枚、自由色1枚

・手札に 《終末の監視者 ジ・ウォッチ》 1枚、《バラギアラ》1枚、Cipを使いたいクリーチャー1枚

これらがある状態で、《天地命動 バラギアラ》召喚→ 《終末の監視者 ジ・ウォッチ》 召喚→ 《終末の監視者 ジ・ウォッチ》 と《天地命動 バラギアラ》をバウンス

これで、《天地命動 バラギアラ》のCipを使い回し、マナゾーンが無限にアンタップできるループができます。

Cipを使いまわすループは、上記の 《天地命動 バラギアラ》 を好きなクリーチャーに置き換えるだけです。簡単ですね。

注意点としては、12000以上のクリーチャーを無限に出し入れするので、 《ジーク・ナハトファルター》 を放置しているとLOで負けてしまいます、必ず 《天地命動 バラギアラ》 で回す前に 《ジーク・ナハトファルター》 をバウンスしておく必要があります。(2敗)

【上級】実用性皆無な解説集

ここからは各カードの採用理由、不採用理由と構築する上での注意点や対面について書いていきます。

・《天地命動 バラギアラ/輪廻暴聖》

【クリーチャー】

【種族】マスター・ハザード/グランセクト

【文明】自然

【パワー】17000

【コスト】9

■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードをすべてアンタップする。

■輪廻∞

■T・ブレイカー

===============================

【呪文】

【文明】光

【コスト】5

◆S・トリガー

■相手は、自身のアンタップしているクリーチャーを2体選び、アンタップする。

■カードを1枚引く。

ループパーツ兼守り札。

メインはクリーチャー面のアンタップ効果ですが、呪文面もドローソースとして使うことがあります。

ループやリソースのことを考えると、緑ギアラや青ギアラのほうがよさげですが、《Dの牢閣 メメント守神宮》を失った【ゲイル・ヴェスパー】は極端に守り札が少なく、受けを考えると白ギアラを刺したほうがいいと思いました。環境によって変えるのもあり。

・《大審絆官 イマムーグ》

【クリーチャー】

【種族】メタリカ

【文明】光

【パワー】12500

【コスト】10

■シンパシー:クリーチャー

■T・ブレイカー

■自分のタップしているクリーチャーを1体アンタップして、相手クリーチャーの攻撃先をそのクリーチャーまたは自分のタップしているクリーチャーに変更してもよい。

■バトルゾーンに自分のクリーチャーが5体以上あれば、自分のクリーチャーがバトルゾーンから墓地以外のゾーンに置かれる時、かわりにバトルゾーンにとどまる。

かつて世間で一世風靡した台パンメタリカのキーカード。《BAKUOOON・ミッツァイル》が殿堂入りし、元々少なかった個体母数はほぼ死滅。

しかし、このデッキでは最強の守り札の一角を担います。

実は最初のほうに少しだけ紹介した《界王類七動目 ジュランネル》君、少し面白い裁定を持っていまして

・マナゾーンにある自然のカードが6枚以下であれば、クリーチャーや呪文、いかなる手段でもアンタップしない。

・ 攻撃曲げより相手クリーチャーの攻撃対象をこのカードに変更すること自体はできるがアンタップはされない。

これが今回、 《界王類七動目 ジュランネル》《大審絆官 イマムーグ》を同枚数採用している理由です。

序盤に最悪《天風のゲイル・ヴェスパー》が引けなくても、《界王類七動目 ジュランネル》とこれで無限耐久すればそのうち《天風のゲイル・ヴェスパー》が引けます。気合。

《種デスティニー》や《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》を出されたら笑顔で泣きましょう。

・ 《「拳」の頂 デシブコ・グーチーパ 》

【クリーチャー】

【種族】アンノウン/ゼニス/スペシャルズ

【文明】無色

【パワー】21000

【コスト】11

■Q・ブレイカー

■各ターンに一度、ジャンケンで負ける時、かわりに勝ったことにしてもよい。

■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、相手と5回ジャンケンする。そのすべてに勝てば、自分はゲームに勝つ。

■エターナル・Ω

種族が3つあるが「」内が1文字という《 「逆相」の頂 オガヤード・スンラート》以来の命名ルール違反のゼニスクリーチャー。

一時期流行ったデシブコゲイルウェスパーのフィニッシャーですね。ジャンケンに5回勝てば無条件勝利という、使い勝手がいいのか悪いのかよくわからないやつです。

さて、このクリーチャーもすごい裁定がありまして

・ ループにランダム要素が加わった際には最も望む結果まで省略することが可能であるため、このカードが召喚によってバトルゾーン出ることとバトルゾーンを離れることを無限に繰り返すループが成立した場合、ジャンケンを5戦全勝したという省略をしてもよい

あれ・・・Cipを無限に使いまわす・・・?

そう、このデッキを最初に思い付いたきっかけがこのクリーチャーでして、 《終末の監視者 ジ・ウォッチ》 の情報が出る前に某Youtuberがこの裁定についての確認を行ってたと思います。《「拳」の頂 デシブコ・グーチーパ 》が2枚しかないのは、4体出さなくても無限に召喚して無限に勝つので必要ないからですね。

注意点としては、ジャンケンを5回行うのは強制効果なので、証明するために5回ジャンケンするか、ジャッジの判断を仰いでプレイしてください。

採用枚数は、《ラ・ズーネヨマ・パンツァー》がない影響か盾落ちが怖すぎるので2枚とってます。

盾落ちしたら泣いてください。ここの枠は一応自由枠でも問題ないと思います。(《引き裂かれし永劫、エムラクール》を使って無限ターン等)

ここからは不採用カードの解説になります。

・ 《ラ・ズーネヨマ・パンツァー/逆転のオーロラ 》

【クリーチャー】

【種族】グランセクト

【文明】自然

【パワー】12000

【コスト】4

■ガードマン

■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。

■カードが自分のシールドゾーンを離れた時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。

===============================

【呪文】

【文明】自然

【コスト】5

■自分のシールドを好きな数、マナゾーンに置く。

普通に採用考える神カード。入れるとしたら《デスマッチ・ビートル》の枠になるかな。現状は枠がないので、トリガーを使わなくてもいいやって人は《タマタンゴ・パンツァー》の枠をこれに変えていいと思います。

ただし、逆転のオーロラを5マナある時に打ってターン返してしまうとジュランネルが普通にアンタップしてしまうので気を付けてください。

・《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》

【クリーチャー】

【種族】グランセクト/スペシャルズ

【文明】自然

【パワー】12000

【コスト】8

■T・ブレイカー

■相手の、「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を持つクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのクリーチャーを持ち主のマナゾーンに置く。

===============================

【呪文】

【文明】自然

【コスト】3

■自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、マナゾーンから手札に戻してもよい。

多くのデッキで採用されている汎用カード。しかしこのデッキにおいては採用枠争いで真っ先に候補から弾かれてしまう哀れなカードです。

理由としては、現環境のGRにまったく刺さらなく、効果が処理される前にループされてゲームエンドなんてよくあります。《デスマッチ・ビートル》と比べてもコストが重すぎで、呪文面も採用を考えると、《レッツ・ゴイチゴ》に1コストの差を付けられて使われることはまずないです。え?なんでこんな詳しく語るかって?君のような勘のいい(ry

・ 恐・龍覇 サソリスレイジ

【クリーチャー】

【種族】ジュラシック・コマンド・ドラゴン/ビーストフォーク 號/ドラグナー

【文明】自然

【パワー】11000

【コスト】8

■ガードマン

■ このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト3以下のドラグハートを1枚、または、自然のコスト5以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)

■ このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。

■W・ブレイカー

ドンドコドンドコ、本当にこのカードグラフィック大好きなんですよね。

さて、このカード以前のリストでは採用されてました。これと《スペリオル・シルキード》でサソリを無限にマナにねじこんで引っ張ってを繰り返して 《終末の監視者 ジ・ウォッチ》 と《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》を出してトリガーケアするっていうサブプランがありました。あとはマナ染色用に《侵攻する神秘 ニガ=アブシューム》出したり、色々ありました。

不採用理由は簡単で、 《終末の監視者 ジ・ウォッチ》 を4枚採用したので無理やり染色するプランがなくなったのと、《スペリオル・シルキード》が抜けたのでサブプランの 《終末の監視者 ジ・ウォッチ》 トリガーケアができなくなったことです。

あとパワー12000以上では無いのでサーチ手段がないことも理由の一つです。

自然でパワー12000以上のサソリス希少種待ってますウィザーズさん。

【番外編】対面を考えながら仮想戦してみるの段

ここからは、環境Tier1に名を連ねている最強デッキどもを潰す妄想をするターンです。こちらはよく環境で聞く名前のデッキをなんとなくで当てはめてます。あらかじめご了承ください。

・VSシータバーンメア

環境覇者の最強デッキです。

とりあえずなにかしらクリーチャーを立てれば、《グレープ・ダール》はケアできます。《ジェイ-SHOCKER》も、何戻されても特に問題ないので、殴られ始めたらトリガー祈りが始まります。 《界王類七動目 ジュランネル》《大審絆官 イマムーグ》 が立ってれば完封はできますが、基本的には速度が上なので、結論不利です。頑張って《タマタンゴ・パンツァー》捲ろうね。

・VSドッカンデイヤー

当初は【ミッツァイル】リペアとして使われていたが、いつのまにか《BAKUOOON・ミッツァイル》がおまけに成り代わっていた環境デッキ。

基本的にループループが始まってしまったらとめる手段がないので、【バーンメア】よりも不利対面かもしれません。メタカードをあえて挙げるとしたら、マナゾーンをタップせずにクリーチャーを出せない《ラドン・ベップバーン》か、Cipが使えなくなる《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》君ぐらいです。万が一、メタを張りたいって考えたら採用も一考。

・VSクラッシュ覇道

とりあえず《界王類七動目 ジュランネル》だけ立てておいてください。例の呪文が強制バトルなので、相手は自滅します。逆に盤面が一切並べられなくなるので、堅実に5マナまでためてから一気に盤面を整えるのがよさそうです。

多分唯一何とかできる対面なのだと思います。

・VS青魔道具

一切何もできません。《デスマッチ・ビートル》が頑張ればワンチャン。《堕呪 カージグリ》は諦めて、どうぞ。

・VSカリヤドネ

この手のデッキタイプはループしかいないので諦め。

メタカードもクソもなければ、追加2ターン取られた上で無限に山札が減らされて無限に死ねます。

・VS墓地ソース

基本的にどいつもやべーですが、零龍ではなく、《百万超邪 クロスファイア》を警戒してください。あいつ平気で「やぁ」って言いながら《界王類七動目 ジュランネル》超えてきます。GTは死ぬほどどうでもいいですが《百万超邪 クロスファイア》はマジで無理なので、盾落ち底落ち初手間違ったマナ埋め諸々祈ってください。

・VS赤単

とりあえず不利です。キルターンが早すぎて、守りが追いつきません。

・VSループ類

雑になってきましたね。基本的にこの類は干渉できるカードが《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》くらいしか存在しないので諦めましょう。

と、ここまで書いてきましたが「基本的不利」です。世間のキルターンが思った以上に速い。《Dの牢閣 メメント守神宮》が生きていれば話は変わりましたが、もう昔の話です。諦めましょう。

さいごによむところ

如何だったでしょうか?

私のこのデッキが、世界のファンデッカーたちの励みになれば、幸いです。

このデッキは見てわかる通り、全体的にそんなに高くないので、是非組んでみてはいかがでしょうか。

最後になりますが、このデッキについて語り合いたいとか、このカードとか採用考えてみては等のご意見は、私のTwitter(@marisatabibito)までお声掛けください。

個人的な願望ではありますが、動画などで紹介していただけたら、泣いて喜んで自腹で焼き肉行きます。

ではでは皆さま!おつかれじゃーい!!!!


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