はじめに
夢の中から生まれた?不思議な種族『ドリームメイト』。 2020年夏、『ドラリンパック』で『不死鳥編』『エピソード2』に続く三度目のサポートが追加されたんだ!
その特徴は……古今東西のヘンテコキーワード能力⁉ 未知のカードで相手を驚かせるその動きを、徹底紹介していくぞ。
目次
【ドリームメイト】の特徴
【ドリームメイト】の強み
【ドリームメイト】の最大の武器は、何と言っても《森夢のイザナイ メイ様》による革命チェンジ&光臨。2ターン目に《楯神の賢者レオルド》で相手シールドを3枚焼却、というブン回りは超爽快だ!
光臨や《猛烈元気バンジョー》によって状況に応じたカードを探し出せるのも長所だぞ。
【ドリームメイト】の欠点
一方で、盤面をひっくり返す力は乏しく、コスト踏み倒しを対策されると展開そのものが止まりジリ貧になってしまう。
また、クリーチャーの線が細く、マッハファイターや強制バトルで一度盤面を崩されると立て直しが難しい。
総じて、良くも悪くも、0か100かといった両極端な動きが特徴なんだ。
【ドリームメイト】のデッキレシピ~7つの武器~
【ドリームメイト】では、大きく7つの(ヘンテコな)キーワードが戦線を支える。
ただし、これらは山札から探してこられるため、構成の自由度は高い。そこでまずは、全体像の前に確定枠を紹介していくぞ。
【ドリームメイト】の確定枠
ドリームメイト7つの威力① 光臨
・《森夢のイザナイ メイ様》
【 クリーチャー 】
種族 オラクル / ドリームメイト / 文明 自然 / パワー2000 / コスト3
■革命チェンジ:ドリームメイト(自分のドリームメイトが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■光臨:自分のターンの終わりに、このクリーチャーがタップしていれば、自分の山札を見る。その中からコスト5以下のドリームメイトを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
まずは展開の軸となる《森夢のイザナイ メイ様》。もちろん4枚投入だ。
《メイ様》で革命チェンジ&光臨できるかどうかが、このデッキの全てと言っても過言ではない。召喚酔いしている間に除去されたりすると目も当てられないので、素出しできそうでもなるべく革命チェンジを狙うようにしよう。
・《お目覚めメイ様》
【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / ハンター / 文明 自然 / パワー1000 / コスト1
■このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、バトルゾーンに自分のドリームメイトが7体以上あれば、自分はゲームに勝つ。そうでなければ、その攻撃を中止する。
最軽量のドリームメイトが《お目覚めメイ様》。 《森夢のイザナイ メイ様》の革命チェンジ元として欠かせない存在だ。攻撃を中断する効果も、どうせチェンジするなら問題ないね。
特殊勝利能力は無理に狙う必要はないけれど、このカードが複数並んだ場合にはごく稀に達成する。気に留めておこう。
(ちなみにホントはもう1種類1マナのドリームメイト、《森の格闘家ガンバレット》が存在するんだけど、攻撃する条件が厳しすぎるので不採用だぞ)
・《猛烈元気バンジョー》
【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / 文明 自然 / パワー1000 / コスト4
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中からドリームメイトを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。
《森夢のイザナイ メイ様》が引けないと、このデッキはそもそも動けない。そんな時にメイ様を探しに行くのがコイツだ。
2ターン目にマナ加速して、3ターン目にバンジョー登ジョー→2マナクリーチャーの攻撃で革命チェンジ……という動きが、最速プランが失敗した時のサブプランだ。さぁ、いこうぜ!(フレーバーテキスト)
初出のコーラのオマケこと金文字バージョンを使うと通好みでオシャレだね
ドリームメイト7つの威力② スリリング・スリー
・《楯神の賢者レオルド》
【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / 文明 火 / パワー5000 / コスト6
■スリリング・スリー:ドリームメイトとビークル・ビー(このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。表向きにしたドリームメイトまたはビークル・ビー1体につき、次の能力を1回行ってもよい。その後、表向きにしたカードをすべて、好きな順序で山札の一番下に戻す)
相手のシールドを1枚選び、表向きにする。そのカードが「S・トリガー」付きであれば、持ち主の墓地に置く。それ以外なら、裏向きにする。
コスト踏み倒しで、最終的に出したいのがコイツだ。何だか長いテキストだけど、要するにシールドを3枚見て、S・トリガーなら墓地送りにするぞ。
ルールとして、重なったシールドはS・トリガーが1枚でも含まれていればまとめて墓地に落とせる。また、表向きのシールドを裏返せるので、ギャラクシールドも無効化できるぞ。
コスト6であり、山札から光臨はできないので《猛烈元気バンジョー》などで手札に持ってきておこう。
・《激烈元気モーニンジョー》
【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / 文明 自然 / パワー1000 / コスト5
■S・トリガー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、ドリームメイトを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
光臨で出せない《楯神の賢者レオルド》は、この《激烈元気モーニンジョー》を経由して手札から出す必要がある。単純に味方を増やせる点からも、光臨で呼び出すのはこのクリーチャーが最優先になるぞ。
なお、進化元さえいれば進化クリーチャーを出すことも可能だ。
ドリームメイト7つの威力③ ガチンコ・ジャッジ(とマナ加速)
・《青銅のバンビシカット/「我が力、しかと見よ!」》
【 ツインパクトカード 】
種族 ドリームメイト / ハンター / 文明 火/自然 / パワー1000 / コスト2
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。(ガチンコ・ジャッジ:各プレイヤーは自身の山札の上から1枚目を見せ、それを一番下に置く。そのカードのコストが相手以上であれば、自分の勝ちとする)
呪文
カード名:「我が力、しかと見よ!」
文明:火
コスト:9マナ
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■相手のパワー12000以下のクリーチャーを1体破壊する。
■相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、カードを1枚引く。
マナ加速クリーチャーであり、同時に貴重な除去S・トリガーだ。サイズに乏しいドリームメイトにとって、大型を除去できる防御札は非常に重要。光臨や《猛烈元気バンジョー》で、シールドに残っている枚数をしっかり把握しておこう。
なお、ガチンコ・ジャッジでツインパクトがめくれた場合は、コストの大きい側を参照できるぞ。
・《大冒犬ヤッタルワン》
【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / 文明 自然 / パワー1000 / コスト2
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札を1枚、マナゾーンに置いてもよい。
もう1種類のマナ加速が《大冒犬ヤッタルワン》。手札の消費が激しくなってしまうが、《猛烈元気バンジョー》を最速で出したい場合には頼れる存在だ。
逆に言えば、最速で4マナに到達したい場合以外はそれほど優先してプレイしなくてOK。
ちなみに他の2マナ加速カードとしては、《早起きトイプーちゃん》《わかりミーア♥》も採用候補となる。
《トイプーちゃん》はアタックトリガーかつガチンコ・ジャッジという遅さと不確実さ、《わかりミーア♥》は革命チェンジのタネを残せないことから不採用だったけれど、デッキのバリエーション(記事後半で紹介)次第では投入もあり得るぞ。
固定パーツはここまで! ここからは戦線を支える、残りのキーワードを紹介していくぞ。
ドリームメイト7つの威力④ マーシャル・タッチ
・《隻眼の粉砕脚ポン吉》
【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / 文明 火 / パワー2000 / コスト3
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■マーシャル・タッチ(このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の他のクリーチャーを1体、バトルゾーンから手札に戻してもよい。
そうした場合このクリーチャーの能力を使う)
相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体破壊する。
■カンフー・ソウル
《「我が力、しかと見よ!」》と並ぶ貴重な除去S・トリガーだ。あちらと違い、クリーチャーが残る=革命チェンジのタネになること・何よりコストが軽いこともメリットだね。相手の踏み倒しメタクリーチャーをどかすのは重要な役目だ。
もう一つの大きなポイントは、マーシャル・タッチで味方を戻せること。このデッキには出た時効果を持つクリーチャーが多く、それらを使い回せるんだ。
光臨やS・トリガーで出た場合には、タップ状態の《森夢のイザナイ メイ様》を手札に避難させる使い方もアリだぞ。
・《火炎の流星ソンクン》
【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / 文明 火 / パワー1000 / コスト3
■マーシャル・タッチ(このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の他のクリーチャーを1体、バトルゾーンから手札に戻してもよい。そうした場合、このクリーチャーの能力を使う)相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。
■カンフー・ソウル
こちらはブロッカー破壊のマーシャル・タッチ。1枚だけ搭載して《森夢のイザナイ メイ様》《猛烈元気バンジョー》で探してくる使い方になるだろう。
ちなみにこういう、用途の狭いカードを1枚だけ入れて探してくる戦術を「銀の弾丸(シルバー・バレット)」と呼ぶぞ。かっこいいね!
ドリームメイト7つの威力⑤ JK
・《JK軍曹チョキパン》
【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / 文明 火 / パワー1000 / コスト2
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手とジャンケンで勝敗を決める。自分が勝った場合、そのターン、このクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。
■相手がジャンケンで「グー」を出した時、相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体破壊する。
繰り返しているように、最速で《森夢のイザナイ メイ様》を革命チェンジさせるのが【ドリームメイト】の理想だ。そこで投入されるのが、2マナのスピードアタッカー(になる可能性がないわけではない)・《JK軍曹チョキパン》だ!
スピードアタッカーとしてはもちろん、グーを出した場合の2000火力も序盤を有利に運んでくれるぞ。
なお、あいこを繰り返して複数回グーが出ればその回数分だけ火力が発生するし、チョキパンが2体いれば1回のグーで2回の火力となる。
こざかしいテクニックとしては、ゲーム開始時のジャンケンで出された手が「相手が無意識に出しやすい手」だ。スピードアタッカー付与だけなら、これを踏まえておくと成功しやすいぞ。
ドリームメイト7つの威力⑥ バイオ・K
・《とんがり頭のブレモ》
【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / 文明 自然 / パワー5000 / コスト5
■バイオ・K-自分のドリームメイトが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、このカードを自分の手札から捨ててもよい。そうした場合、自分の山札を見る。その中から、攻撃している自分のクリーチャーと同じ名前のクリーチャーを1体選び、相手に見せてから手札に加える。その後、山札をシャッフルする。
《森夢のイザナイ メイ様》の2枚目・3枚目を引くための秘密兵器がコイツだ! 「ブロックされなかった味方と同名のカードを持ってくる」という条件は狭いものの、マナを使わずに動けるのが大きなポイント。
《森夢のイザナイ メイ様》を追加で持ってきて、他の味方を革命チェンジさせるのが主な使い方だ。他の味方がいない場合も、光臨で出したクリーチャーを次のターンでチェンジさせることができるぞ。
他には、どうせ中断されてしまう《お目覚めメイ様》の攻撃で使うというテクニックもアリだ。後になって引きたくない《お目覚めメイ様》を先に持ってきておこう。
ドリームメイト7つの威力⑦ 「七福神のお出ましだ!」
・《Treasure cruise(七福神の宝船巡り)》
【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / 文明 火 / パワー1000 / コスト5
■このクリーチャーがバトルゾーンに出る時、それを頭の上に乗せて「七福神のお出ましだ!」と言ってもよい。
そうしたら、頭の上のこのクリーチャーをバトルゾーンに振り落とし、それに触れている相手のクリーチャーをすべて持ち主の墓地に置く。
【ドリームメイト】屈指の汎用除去カードがコレだ! コスト5のため、《森夢のイザナイ メイ様》で光臨させることが可能だぞ。 S・トリガー《激烈元気モーニンジョー》から出せば、擬似的な受け札としての役割も果たしてくれる。
除去できる範囲は自分の技術に大きく左右される。使う場合には、大会会場での机の高さや硬さに注意しよう。どんな机でも狙った位置に落とせるよう、事前の練習が必要だぞ。
(逆に相手取る側になったら、バトルゾーンのソーシャルディスタンスを維持することが大切だ)
また、頭部が《Black Lotus》のプレイヤーの場合、花弁の間にカードが挟まって大変なことになる。もしキミの頭が《Black Lotus》ならば、このカードは使わない方が安全だ。
リモートデュエマにおいては、相手のカードに触れることができず、そもそも頭上に乗せている証明が難しい。単に七福神の到来を宣言することになるぞ。抜こう。
これらフリースロットを埋めて完成したデッキが以下になるぞ。
【ドリームメイト】のデッキレシピ(完全版)
フリースロットに追加したカード
・《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》
【 進化クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / 文明 自然 / パワー6000 / コスト5
進化-自分のドリームメイト1体の上に置く。
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それが進化ではないドリームメイトかビークル・ビーであれば、バトルゾーンに出してもよい。
W・ブレイカー
光臨で出せて、さらなる展開を招く戦力として投入したぞ。
ただし、光臨のように狙ったクリーチャーを出せるわけではないこと、進化は出せないことから、枚数は控えめとなっている。
なお、《森夢のイザナイ メイ様》自身から進化させることも可能だ。相手に殴り返される状況ならば、進化してサイズアップするのもアリだぞ。
・《森の特攻隊長ペンペン中尉》
【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / 文明 自然 / パワー1000 / コスト2
■自分の他のドリームメイトすべてのパワーは+1000される。
■自分の他のドリームメイトが破壊される時、そのクリーチャーを墓地に置くかわりに、自分のマナゾーンに置く。
シルバーバレットの選択肢として1枚だけ投入。パワー+1000によって少しでも《森夢のイザナイ メイ様》が殴り返される危険を減らしつつ、除去されたとしてもマナを伸ばして《楯神の賢者レオルド》の素出しを狙うぞ。
また、2マナ枠の追加でもある。初手にいれば、普通に革命チェンジ元になってくれるはずだ。
・《大作家シンボー》
【 進化クリーチャー 】
種族 ヒューマノイド / ドリームメイト / 文明 自然 / パワー6000 / コスト4
■進化―自分の自然のクリーチャー1体の上に置く。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■自分のターンの終わりに、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
「つるピカハゲ丸」「コロコロ創刊伝説」の作者・のむらしんぼ先生だ。マナに置いてしまったカードを拾うため、1枚だけ投入した。
ごくごく稀に、《青銅のバンビシカット》《大冒犬ヤッタルワン》がしんぼ先生になって3ターン目から殴りはじめる事故が発生するぞ。
【ドリームメイト】デッキの回し方
①革命チェンジを決めろ!
【ドリームメイト】は兎にも角にも(うさぎだけに)《森夢のイザナイ メイ様》を革命チェンジで出すことが重要! 《お目覚めメイ様》《JK軍曹チョキパン》から革命チェンジしよう。
《森夢のイザナイ メイ様》を引けていない場合は、マナ加速して《猛烈元気バンジョー》で探しに行くのが最序盤の目標になるぞ。
②光臨でスリリング・スリーを叩き込め!
《森夢のイザナイ メイ様》が無事に出たら、山札から《激烈元気モーニンジョー》を光臨。手札の《楯神の賢者レオルド》をタダ出ししよう。
《楯神の賢者レオルド》もまた、手札にいないと動けない。いない場合は光臨で《猛烈元気バンジョー》を出して探しに行こう。
③安全にフィニッシュ!
《楯神の賢者レオルド》で危険なシールドは焼却しているはずなので、あとは残ったシールドをブレイクして勝負を決めよう。
ブレイクするシールドもレオルドで見ているはずなので、「現時点で渡しても危険の小さいカードはどれ?」を意識してブレイクするのがコツだ。
小ワザとして、革命チェンジやマーシャル・タッチなど、バトルゾーンの味方を戻す機会が多い。《激烈元気モーニンジョー》や《楯神の賢者レオルド》を回収することで、出た時効果をもう一度使うチャンスが生まれるぞ。
【ドリームメイト】デッキのバリエーション
【ドリームメイト】は過去にも種族デッキが推奨されていたため、サポートが多い。ここでは、別プランの案をいくつか紹介するぞ。
速攻タイプ
小型クリーチャーを横に並べつつ速攻を仕掛ける、ドリームメイトの基本戦略だ。このプランだと《JK軍曹チョキパン》も一層輝くぞ。
軽くて優秀な進化クリーチャーを数多く擁することも、この戦略を後押ししてくれる。
【 進化クリーチャー(マナ進化) 】
種族 ドリームメイト / 文明 自然 / パワー5000 / コスト3
■マナ進化-自然のクリーチャーを1体自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
■シールド・フォース(このクリーチャーをバトルゾーンに出す時、自分のシールドを1枚選んでもよい。そのシールドがシールドゾーンにある間、このクリーチャーは次の能力を得る)
自分のクリーチャーは、それよりパワーの小さいクリーチャーにブロックされない。
複数ブレイク能力を持つクリーチャーは少ないものの、最後の一押しとして《メイ様とおサルのシンバル》を使うことである程度のカバーが可能だ。
【 呪文 】
文明 自然 / パワー- / コスト4
■このターン、バトルゾーンにある自分のドリームメイトすべてのパワーは、バトルゾーンにある自分のドリームメイト1体につき+2000される。
■このターン、バトルゾーンにある自分の、パワー6000以上のドリームメイトはすべて「W・ブレイカー」を得る。
ドリームメイトならではの武器として、ブロッカーを3体まとめて薙ぎ払える《サージェント・クワガタン》の存在も見逃せないぞ。
【 クリーチャー 】
種族 ビークル・ビー / 文明 火 / パワー1000 / コスト4
■スリリング・スリー:ドリームメイト(このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。表向きにしたドリームメイト1体につき、次の能力を1回行ってもよい。その後、表向きにしたカードをすべて、好きな順序で山札の一番下に戻す)
相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。
これらサポートカードによって、「ドリームメイトで固める意味」が生まれるのは他の速攻デッキに見られない特徴だね。
ガチンコ・ジャッジタイプ
ガチンコ・ジャッジ能力を持つドリームメイトが豊富なことから、《おやすみヒッポポさん》を早期に踏み倒す形がこれだ。
【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / 文明 自然 / パワー6000 / コスト9
■自分がこのクリーチャーを見せてガチンコ・ジャッジに勝った時、このクリーチャーを山札の下に置くかわりにバトルゾーンに出す。
■W・ブレイカー
《早起きトイプーちゃん》や《青銅のバンビシカット》で、序盤から積極的にガチンコ・ジャッジを仕掛けよう!
ちょっと変わったところでは、《ヒツジ執事メリーさん》の能力で《おやすみヒッポポさん》を積み込むことで、ガチンコ・ジャッジで勝ちを狙いつつヒッポポさんを踏み倒すことができる。
【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / ハンター / 文明 自然 / パワー3000 / コスト3
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚、自分のマナゾーンから山札の一番上に置いてもよい。
高コストかつ自力で軽減を行える《宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ》はガチンコ・ジャッジのサポートとサブアタッカーを兼ねる名カードだ。
【 進化クリーチャー 】
種族 ジャイアント / ドリームメイト / オリジン / 文明 自然 / パワー9000 / コスト11
■進化-自分のジャイアント、ドリームメイト、オリジンいずれか1体の上に置く。
■ソウルシフト(このクリーチャーを召喚する時、このクリーチャーの進化元クリーチャーを選ぶ。このクリーチャーのコストは、その選んだクリーチャーのコストだけ少なくなる。ただし、このクリーチャーのコストは1より少なくならない)
■自分の進化クリーチャーが破壊された時、自分の進化ではないジャイアント、ドリームメイト、またはオリジンのいずれか1体をマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
この他にも、ドリームメイトはユニークなカードがまだまだたくさんあるぞ! ぜひオリジナルの構築にもチャレンジしてほしい。
おわりに
今回は【ドリームメイト】を紹介してみた。古いカード、みんなが覚えていない能力で「何それ⁉」と盛り上がれる、超楽しいデッキだぞ!
古いカードやブラックボックスパックの特殊カードなど、いくつか手に入りにくいカードもあったかと思う。
「そんなの持ってないよ!」というときは、ぜひカーナベルで注文してみてね! 僕もこの記事を書いてて《Treasure cruise》が足りなかったから自腹で注文したよ!!!