【ドギラゴン閃】赤黒邪王門ノヴァの最新構築、回し方が分かるデッキ解説記事!【赤黒バスター】

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【ドギラゴン閃】赤黒邪王門ノヴァの最新構築、回し方が分かるデッキ解説記事!【赤黒バスター】

2022年1月のレギュレーションより使用が出来なくなります。

はじめに

いわゆる革命ゼロトリガーでカウンターするカウンターデッキの初登場は、2015年の年末にまで遡ります。

革命第3章 禁断のドキンダムXで登場した《伝説の禁断ドキンダムX》と《ボルシャック・ドギラゴン》によって、革命ゼロトリガーによる禁断開放の受けを手に入れた《カウンターモルトNEXT》が最古の革命ゼロトリガーによるカウンターデッキです。

そこに《蒼き団長ドギラゴン剣》が登場して生まれたのが【赤黒カウンターバスター】です。

今回はその【赤黒カウンターバスター】の最新型、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》デッキの中でも特に防御性能が高い【赤黒邪王門ノヴァ】について紹介します。

また、これから紹介する【赤黒邪王門ノヴァ】のデッキパーツを、カーナベルではまとめて購入することもできます。

当日の15時までにご注文頂ければ、即日発送で【赤黒邪王門ノヴァ】のデッキパーツをお届けしますので、ぜひご利用してみてください!

【赤黒邪王門ノヴァ】デッキの特徴

デッキ名の通り、基本は赤黒カラーの《蒼き守護神 ドギラゴン閃》を使ったビートダウンデッキです 。

が、このデッキ最大の特徴は強力なカウンター性能にあります。

《百鬼の邪王門》と《ボルシャック・ドギラゴン》の2種類のカウンターカードによる防御性能は非常に強力で、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》の強烈な突破力を持ちながら、《百鬼の邪王門》によるカウンター性能を持ち合わせた攻守バランスのいいデッキです 。

【赤黒邪王門ノヴァ】サンプルリスト


採用カード解説

初動

《“龍装”チュリス》

【 クリーチャー 】
種族 ドラゴンギルド / ビートジョッキー / 文明 火 / パワー5000 / コスト5

■B・A・D2(このクリーチャーを、コストを2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりにこのクリーチャーを破壊する)
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)

最速で革命チェンジできるドラゴン。

トリガーのケアが難しいこのデッキでは、カウンターした際に確実に勝てるように、序盤から積極的に攻めることが重要です。

《“龍装”チュリス》と革命チェンジクリーチャーが揃ったら積極的に攻めていきましょう。

《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》

【 ツインパクトカード 】
種族 アーマード・ドラゴン / 文明 火 / パワー6000+ / コスト6

■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■攻撃中、自分の墓地にある火のカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。

【呪文】
カード名:決闘者・チャージャー
文明:火
コスト:3マナ

■自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から、《ボルシャック》と名前にあるカードをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く)

チャージャーで3→5の動きを作りながら手札を整えるこのカードはこのデッキと非常にマッチしています。

《“龍装”チュリス》と革命チェンジクリーチャーのセットがない場合はこのカードで《鬼ヶ大王ジャオウガ》や《絶叫の悪魔龍イーヴィル・ヒート》等につなぎましょう。

《ゴーゴー・ジゴッチ》

【 クリーチャー 】
種族 ファイアー・バード / 革命軍 / 文明 火 / パワー2000 / コスト3

■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から5枚を見る。
その中からドラゴンを1体選び、相手に見せてから手札に加えてもよい。
その後、残りのカードを好きな順序で山札の一番下に置く。

他の2種に比べ序盤での優先度は低いですが、革命チェンジのパーツが足りない場合やカウンター用の《ボルシャック・ドギラゴン》が欲しい場合など、状況に応じて細かくサーチができるため、中盤以降も使いやすい1枚です。

中型クリーチャー

《鬼ヶ大王ジャオウガ》

【 クリーチャー 】
種族 デモニオ / 鬼札王国 / 文明 闇/火 / パワー7000 / コスト5

■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドをすべて手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない。

《百鬼の邪王門》を攻めのカードに変える1枚。

このカードは革命チェンジを行うことはできませんが、効果で自分のシールドを無くすことでアタック時に《百鬼の邪王門》で革命チェンジ元を呼び出すことが出来ます。

このデッキで難しいワンショットキルを狙うことが出来るカードです。

が、当然シールドを無くすことにはリスクもあるため、効果を使うかは相手を見てよく考えましょう。

《絶叫の悪魔龍イーヴィル・ヒート》

【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド・ドラゴン / 文明 闇/火 / パワー4000 / コスト5

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■スピードアタッカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。
その後、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。

革命チェンジ元になりつつ、墓地から革命チェンジ先のクリーチャーを回収することが出来る万能クリーチャー。

カウンターする際にもボルシャック・ドギラゴンを回収したりと小回りの利く良いカードですが、殿堂カードなので1枚。

《「影斬」の鬼ドクガン竜》

【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / 鬼札王国 / 文明 闇/火 / パワー6000 / コスト6

■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-5000する。
■鬼タイム :自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、自分のクリーチャーすべてに「ブロッカー」と「スレイヤー」を与える。

6コストと重く、単体での活躍は難しいものの、《百鬼の邪王門》から捲った際の防御性能は非常に高く、《Dの牢閣 メメント守神宮》にも劣りません。

《蒼き守護神 ドギラゴン閃》から捲れた場合にも最低限SAのWブレイカー持ちアタッカーとして機能します。

革命チェンジ

《蒼き守護神 ドギラゴン閃》《蒼き団長ドギラゴン剣》

【 クリーチャー 】
種族 メガ・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ハムカツ団 / 文明 光/火 / パワー13000 / コスト8

■革命チェンジ:光または火のコスト5以上のドラゴン
■ブロッカー
■T・ブレイカー
■自分のターンの終わりに、自分の多色クリーチャーをすべて、アンタップする。
■ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から進化ではない多色クリーチャーを、コストの合計が6以下になるように好きな数選び、バトルゾーンに出す。残りを好きな順序で山札の下に置く。

 【 クリーチャー 】
種族 メガ・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ハムカツ団 / 文明 火/自然 / パワー13000 / コスト8

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ―火または自然のコスト5以上のドラゴン
■自分の多色クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
■T・ブレイカー
■ファイナル革命ーこのクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、コストが合計6以下になるよう、進化ではない多色クリーチャーを自分のマナゾーンまたは手札から選び、バトルゾーンに出す。 

序盤の間に相手プレイヤーに多くの打点で攻めておきたいため、最大枚数採用しています。

どちらも手札にある場合は基本的に確実性の高い《蒼き団長ドギラゴン剣》を優先しますが、ビートダウン等の攻撃的な相手には《蒼き守護神 ドギラゴン閃》を優先します。

《ボルシャック・サイバーエクス》

【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / サイバー・コマンド / 文明 水/火 / パワー7000 / コスト6

■革命チェンジ:水または火のコスト3以上のドラゴン(自分の水または火のコスト3以上のドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
 ▶︎相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを1体選び、破壊する。
 ▶︎相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。

高い除去性能を持っており、《奇石ミクセル》や《異端流しオニカマス》等のメタカードに対処できるカード。

《蒼き守護神 ドギラゴン閃》から出てもアタッカーとして活躍できる点も優秀です。

《洗脳センノー》は対処できないので注意。

カウンターカード

《ボルシャック・ドギラゴン》《百鬼の邪王門》

【 進化クリーチャー 】
種族 メガ・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / 文明 火 / パワー12000 / コスト7

■革命0トリガーークリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、このクリーチャーを手札から見せてもよい。
そうしたら、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。
そのカードが火の進化ではないクリーチャーなら、バトルゾーンに出し、このクリーチャーをその上に置く。
■進化ー自分の火のクリーチャー1体の上に置く。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。
その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。

【 呪文 】
種族 鬼札王国 / 文明 闇/火 / コスト6

■鬼エンド:クリーチャーが攻撃する時、シールドが1つもないプレイヤーがいて、自分のマナゾーンに闇のカードと火のカードがそれぞれ1枚以上あれば、この呪文を自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
■自分の山札の上から4枚を墓地に置く。その中から、闇または火のコスト6以下の進化ではないクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出す。その後、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その2体をバトルさせる。

このデッキの肝となるカウンターカード2種です。

《ボルシャック・ドギラゴン》と《百鬼の邪王門》のカウンター性能に差はあまりありません。

《ボルシャック・ドギラゴン》《ゴーゴー・ジゴッチ》で回収が可能、《百鬼の邪王門》は《鬼ヶ大王ジャオウガ》と組み合わせて攻めの札になる等、それぞれいい部分があります。

その他の採用候補カード

《勝利のアパッチ・ウララー》

【 クリーチャー 】
種族 メルト・ウォリアー / ダークロード / ハンター / 文明 闇/火 / パワー3000 / コスト6

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、またはこのクリーチャーが破壊された時、相手の手札を見ないで1枚選び、相手はそれを見せる。そのカードと同じ文明を持つ、コスト8以下のハンター・サイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)

《蒼き守護神 ドギラゴン閃》《蒼き団長ドギラゴン剣》 から発射する用のクリーチャー。

《蒼き守護神 ドギラゴン閃》で出してもワンショットキルには貢献しませんが、《勝利のリュウセイ・カイザー》等で強力な盤面を形成することが出来ます。

《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》

【 クリーチャー 】
種族 スピリット・クォーツ / ロスト・クルセイダー / 文明 闇/火 / パワー1000 / コスト4

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■スレイヤー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある相手のコスト4以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。

《洗脳センノー》に対抗できるメタカード。

受けとしての性能はそこそこですが、手札から使える軽い除去として使えるのが優秀です。

《洗脳センノー》等のメタカードが流行っている環境では採用しても良いでしょう。

《乱振 舞神 G・W・D》

【 クリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / 文明 火 / パワー5000 / コスト6

■B・A・D2(このクリーチャーを、コストを2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりにこのクリーチャーを破壊する)
■スピードアタッカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
■このクリーチャーは、可能なら毎ターン、相手プレイヤーを攻撃する。
■自分のクリーチャーがバトルに勝った時、カードを1枚引く。

こちらも《洗脳センノー》に対抗するメタカード。

リソースを確保しながら除去が可能であり、除去性能だけ見たら《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》」より優れています。

色のバランスを見て《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》と選択しましょう。

【赤黒邪王門ノヴァ】回し方

《“龍装”チュリス》と革命チェンジのセットがある場合と無い場合でプランが大きく変わります。

《“龍装”チュリス》と革命チェンジがある場合

《“龍装”チュリス》と革命チェンジでどんどん攻めていきましょう。

ワンショットキルをするのは難しいですが、革命チェンジ持ちの大型ドラゴンと手札の《“龍装”チュリス》を同時に対処できるデッキはそうありません。

《“龍装”チュリス》と革命チェンジがない場合

中盤以降は中途半端に攻めてしまうと相手の強力な動きやコンボを決められてしまうことが多くなるため、序盤から攻められない場合は一気に打点を揃えてワンショットキルするのがいいでしょう。

《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》や《ゴーゴージゴッチ》で手札を整え、《鬼ヶ大王ジャオウガ》+《百鬼の邪王門》や《“龍装”チュリス》+《蒼き守護神 ドギラゴン閃》+《龍装者 バルチュリス》といったワンショットキルができる手札が来たら一気に攻めましょう。

殴られたらカウンター

相手がダイレクトアタックまで攻めてきたら、《百鬼の邪王門》と《ボルシャック・ドギラゴン》でカウンターしましょう。

以前のカウンターデッキでは止めることが難しかった《異端流しオニカマス》等のアンタッチャブルクリーチャーも、《「影斬」の鬼ドクガン竜》で楽に対処が可能になっています。

【赤黒邪王門ノヴァ】の対策方法

【赤黒邪王門ノヴァ】の対策はいたって簡単です。

それは「カウンターをさせない」ことです。

一番わかりやすいのはループ等でダイレクトアタックせずに倒すことですが、その他にも《解体人形ジェニー》等のピーピングハンデスで対抗するという手段もあります。

【赤黒邪王門ノヴァ】は《百鬼の邪王門》と《ボルシャック・ドギラゴン》のカウンター性能こそ高いですが、それ以外の受けるカードはほぼ採用されていません。

なので、シールドをすべてブレイクするところまでは基本的に安全です。

シールドをすべてブレイクしてから次のターンピーピングハンデスを使用、《百鬼の邪王門》や《ボルシャック・ドギラゴン》を落とすことでカウンターを防ぐことが可能となります。

おわりに

今回紹介した【赤黒邪王門ノヴァ】は細かいプレイングが多く、奥が深いデッキとなっています。

使いこなすことが出来れば環境のデッキとも戦えるだけのポテンシャルがあるので、皆さんも是非一度試してみてはいかがでしょうか?

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