【オリジナル】シータノヴァ変遷史【シータRX閃】

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【オリジナル】シータノヴァ変遷史【シータRX閃】

こんにちは!垢BANチキンです!

先日の殿堂発表で《“龍装”チュリス》の殿堂入りが決定しました。

これによって「3ターン《“龍装”チュリス》+《蒼き守護神 ドギラゴン閃》」の再現性が大きく低下し、【シータノヴァ】は構築の再考を余儀なくされました。

僕の記憶が正しければ、【シータノヴァ】が環境で認識されたのが7月の頭だったはずなので、そこからおよそ半年の間、環境トップデッキとして活躍し続けたということになります。

アグロ,ミッドレンジ,コントロールの全てを兼ね備えたような戦略の広さが特徴的で、自分も好んで競技シーンに持ち込んでいた思い入れのあるデッキです。

おそらく【シータノヴァ】こそが《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》のヤバさを世間に視認させた要因なのではないでしょうか。

そんなわけで今回は、【シータノヴァ】の構築が今までどのように変化してきたのかを振り返っていきます。

懐かしさに浸りながら読んでいただければ幸いです。
《“龍装”チュリス》殿堂入り後のデッキリストも公開しているので、ぜひ最後までお付き合いください!

目次

【シータノヴァ】馴れ初め

2021年6月26日(土)に王来篇第二弾「禁時王の凶来」が発売され、このデッキの核となる《アルカディアス・モモキング》が登場しました。

王来篇第一弾環境は《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》を軸にした【5cコントロール】が流行していたため、それに対して有効な《アルカディアス・モモキング》を携えたミッドレンジデッキの研究が進んでいきます。

しかし、当時流行していた【赤白ノヴァ】や【ラッカキラスター】のメタクリーチャーと速度にどう追いつくかという問題が浮き彫りになったため、《アルカディアス・モモキング》が環境に姿を現すまでは少し時間がかかっていました。

そんな中で目を向けられたのが、先日ついに殿堂入りが発表された問題児、《"龍装"チュリス》です。

速度面での不安要素を一撃で消し去るなんとも素晴らしいカードで、相手の速攻を切り返したり、逆にこちらから攻め倒したりと、環境への対応力がグッと引き上げられました。

《アルカディアス・モモキング》自体が進化クリーチャーなのがいたずらして、発売当時は「《アルカディアス・モモキング》と《蒼き守護神 ドギラゴン閃》を同じデッキに共存させる」という発想に至りづらかった印象があります。

しかし、なんといっても《"龍装"チュリス》はメタクリーチャーに弱いため、それを突破するための補助カードが必要になってきます。

《"龍装"チュリス》+《蒼き守護神 ドギラゴン閃》だったり、《王来英雄 モモキングRX》+《アルカディアス・モモキング》だったりと、とにかく手札リソースが重要になってくるのが【シータノヴァ】の悩みです。

相手のメタクリーチャーを処理しながらアドバンテージを稼げる都合のいいカードなんてあるわけ...

ありました。

しかしこのままだと、《"龍装"チュリス》を引けなかったり、《Disノメノン》の当て先が出てこなかったりすると初動がかなり遅くなってしまうので、デッキに安定性を持たせるために序盤のマナブースト初動が欲しいところです。

それに加えて《王来英雄 モモキングRX》《アルカディアス・モモキング》《蒼き守護神 ドギラゴン閃》など多色のカードがたくさん入っているので、これ以上多色は増やしづらいです。単色のマナブーストが望ましいですね。

そしてデュエルマスターズのマナブーストといえば手札が1枚減るのが当たり前。

リソースが減ってしまうので、コンボパーツを手札に抱えたままマナを伸ばすのは至難の業です。

手札を減らさずにマナを伸ばせる単色の初動なんて、いくらなんでも都合が良すぎるんじゃ...

ありました。

《"龍装"チュリス》+《蒼き守護神 ドギラゴン閃》による速攻

速攻を止めるメタクリーチャーにリスクを負わせる《Disノメノン》

安定ブーストの《フェアリーの火の子祭》

という序盤の択の押し付けに加えて、

《王来英雄 モモキングRX》+《アルカディアス・モモキング》による盤面制圧と呪文封殺

《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》+《蒼き守護神 ドギラゴン閃》によるリソース拡張と盤面展開

などのあまりにも強靭な中盤のアプローチを内包した、「アグロ+ミッドレンジ+コントロール」のようなデッキ基盤ができあがりました。

というのが【シータノヴァ】の馴れ初めです。

ここから数枚肉付けして、雛形の完成となります。


当時は【赤白ノヴァ】が流行していたので、《終末の時計 ザ・クロック》が採用されていました。

3ターン目に走ってきた《蒼き守護神 ドギラゴン閃》を《終末の時計 ザ・クロック》でタップさせたまま受け切って、こちらの《蒼き守護神 ドギラゴン閃》殴り返して盤面を取るというアプローチです。

流行が予想されていた【赤単我我我ブランド】に対しても有効なので、強力な受け札として機能していた記憶があります。

この雛形を基盤に研究が進み、《終末の時計 ザ・クロック》の枠はめちゃくちゃエモーショナルなカードと入れ替わって、王来篇第二弾発売からおよそ1週間後の環境に風穴をあけることとなります。

7月上旬


《終末の時計 ザ・クロック》《ドンドン吸い込むナウ》に入れ替わった構築が各地で結果を残し始めます。

《ドンドン吸い込むナウ》はプレイアブルな受け札として優秀で、《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》と組み合わせることでデッキの回転率アップに貢献します。

これによって殿堂カードをプレイする機会がかなり多くなるので、《超竜バジュラ》《生命と大地と轟破の決断》が易々とゲームに絡んで対戦相手を破壊するという事案が多発していました。

当時の環境は【赤白ノヴァ】【5cヴァリヴァリウス】【5cベンコントロール】【5cロマノフベンチョイス】【ラッカキラスター】【ゼロルピア】などが活躍中で、【シータノヴァ】はどの対面にもパワー負けしない強力なデッキでした。

【ゼロルピア】は研究が進んでいる真っ最中で、2コストルーターとムゲンクライムを採用した【青黒型】と、《ニヤリー》を活かして安定性を向上させた【青緑型】の両方が存在していました。

【赤単我我我ブランド】は【赤白ノヴァ】に相性で抑え込まれている状況で、環境で大流行とまではいかないという感じの立ち位置でした。

【ゼロルピア】と【赤単我我我ブランド】がまだ暴れまわっていないのも【シータノヴァ】にとっては追い風で、頭一つ抜けていると言っても過言ではないほどに強力なデッキとして環境入りしていきます。

7月下旬


2021年7月17日(土) 20周年超感謝メモリアルパック 技の章 英雄戦略パーフェクト20 が発売され、《モモキング -旅丸-》を獲得します。

当時の環境は、《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》によるメタが一切効かない【マーシャルループ】や、《アルカディアス・モモキング》の呪文封殺が効かない【ラッカ天門】が流行したりと、【シータノヴァ】を中心にメタが回っていました。

《モモキング -旅丸-》は、それらのデッキに対してもメタ範囲が有効な点,パワーが高いため場持ちが良い点,多色なので《蒼き守護神 ドギラゴン閃》から出せる点が強力で、だんだんと評価を上げていくことになります。

《フェアリーの火の子祭》の強みが世間に浸透してきて、このあたりから【シータノヴァ】系統の多色の枚数の基準が変わったような印象があります。

【シータノヴァ】は相変わらず環境でトップクラスのデッキパワーを誇っているものの、同時に登場した《カンゴク入道》を取り込んだ【赤単我我我ブランド】が環境入りを果たしたため、明確な不利対面ができてしまいました。

また、【ゼロルピア】は相変わらず発展途上で、【青黒tデドダム型】【青緑tデドダム型】といったように、どちらも《天災 デドダム》をタッチで採用した形で環境に共存していました。

8月


2021年8月7日(土) 20thクロニクルデッキが発売され、《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》を獲得します。

当時の環境は、カードプールの追加が少なかったため環境が大きく変わることはありませんでしたが、クロニクルデッキから【赤緑ボルシャック】が環境入りを果たし、迫力満点なゲームプランが人気を集めて流行しました。

それに伴って、【赤緑ボルシャック】に対して大きく有利を取れる【ラッカ天門】などの受けデッキが流行したので、【シータノヴァ】はトリガーのケアに意識を割かざるを得ない状況になっていきます。

そこで採用されたのが《奇天烈 シャッフ》です。受けはかなり脆くなってしまうものの、《奇天烈 シャッフ》のおかげで【ラッカ天門】にも高い勝率を出すことが可能でした。

【赤緑ボルシャック】には《モモキング -旅丸-》がかなり有効で、アグロデッキは【ラッカ天門】が食いつぶしてくれるので、【シータノヴァ】は環境での立ち位置がかなり良い状況になっていた印象があります。

【ゼロルピア】は少しずつ【アナカラー型】に近づいていたものの、当時はあらゆるデッキがカード除去を採用していて、「【ゼロルピア】はカード除去に弱い」という印象が深く根付いていたため、大流行とまではいきませんでした。

9月


2021年9月25日(土) 王来篇第三弾 禁断龍VS禁断竜が発売され、《キャンベロ <レッゾ.Star>》を獲得します。

9月下旬までカードプールの追加がなかったものの、【ゼロルピア】のデッキリストがかなり洗練されて、【アナカラー型】が主流になりました。

また、【シータノヴァ】の対抗馬として【ラッカキラスター】や【ギャラクシールド】が流行するなど、【シータノヴァ】に対する風当たりがかなり強くなっていた印象があります。

そして、その【シータノヴァ】のメタデッキへの回答として、《希望のジョー星》や《その子供、可憐につき》を綺麗に処理することができる《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》が採用されていきます。

その後9月下旬に王来篇第三弾が発売され、《霊宝 ヒャクメ-4》を採用した【5cロマノグリラ】が流行します。

【5cロマノグリラ】に採用されている《ヘブンズ・ゲート》の対策として《奇天烈 シャッフ》は続投となり、往来の「アルモモシャッフ型」が【シータノヴァ】の主流になっていきました。

【ゼロルピア】は《ベイB セガーレ》を獲得したことによりメタ性能がアップし、ソリティアが途中で止まりやすくなった弱点をカバーする形で《∞龍 ゲンムエンペラー》をフィニッシュプランに取り込んだ構築が流行していきます。

10月


2021年10月23日(土) 20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAXが発売され、《流星のガイアッシュ・カイザー》を獲得します。

10月も下旬までカードプールの追加はありませんでしたが、【赤緑ボルシャック】に似た基盤の【赤緑ノヴァ】が考案され、流行しました。

【シータノヴァ】を前のめりに特化させたようなアプローチで、環境デッキ全対面を攻め潰すポテンシャルを持ったデッキでした。

【シータノヴァ】に《アルカディアス・モモキング》を出される前に盤面を広げておくことで容易にケアが可能なので、【シータノヴァ】目線でもやや厄介な対面だった印象があります。

【ラッカ天門】や【マーシャルループ】のように、《アルカディアス・モモキング》に対する回答を持ったデッキのみが生き残る環境に変化していったため、別のアプローチを求めた結果行きついたのが《キャンベロ <レッゾ.Star>》です。

アドバンス環境で【アナカラーダークネス】を突破すべくして考案された《メテヲシャワァ <バジュラ.Star>》+《キャンベロ <レッゾ.Star>》を搭載したタイプの構築がオリジナル環境にも流用され、母数を増やしていきました。

その後10月下旬にメモリアルパックが発売され、《流星のガイアッシュ・カイザー》を採用した【ガイアッシュ覇道】が流行します。

《キャンベロ <レッゾ.Star>》の召喚制限を《勝利龍装 クラッシュ"覇道"》の追加ターンですり抜けることが可能なので、《キャンベロ <レッゾ.Star>》に対するカウンターとして高い評価を受けていました。

純正の【シータノヴァ】は【ガイアッシュ覇道】のカウンター戦略が厳しくなりがちなので、【ガイアッシュ覇道】へと形を少しづつ変えざるを得ない環境に変化していきます。

 

11月


《キャンベロ <レッゾ.Star>》入りの【シータノヴァ】に《流星のガイアッシュ・カイザー》+《勝利龍装 クラッシュ"覇道"》を採用した構築が流行しました。

また、環境最上位に君臨する【赤単我我我】への対策として、《フェアリーの火の子祭》を《フェアリー・Re:ライフ》に差し替える形が主流になっていきます。

自分は「《王来英雄 モモキングRX》をゲームに絡ませる以上は、手札を2枚キープできる《フェアリーの火の子祭》を優先するべき」と考えているので《フェアリーの火の子祭》にしていましたが、実際どちらもアリだと思います。

その他にも、相手に依存せずに自分の強力な動きを通せる《ボルシャック・栄光・ルピア》が《Disノメノン》の枠に採用されるなど、初動のアプローチが変わっていきました。

【シータノヴァ】のメタデッキとして流行した【ガイアッシュ覇道】ですが、ミラーマッチ対策で《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》が採用されるなど、少しづつ【ガイアッシュ覇道】の構築がコントロール寄りになっていきます。

これによって、自分からアクションを起こすカードがかなり減ってしまったので、純粋なコントロールデッキへの勝率が少しずつ落ちてきてしまった印象があります。

【ガイアッシュ覇道】のおかげで【シータノヴァ】が環境から消えて《アルカディアス・モモキング》による呪文封殺の心配がなくなったことで、【5cネバー】や【墓地退化】が環境に復権しました。

12月


【5cネバー】【墓地退化】の復権により、《アルカディアス・モモキング》入りの【シータノヴァ】が再度環境に戻ってきました。

相変わらずのデッキパワーで幅広い対面に有利が付くものの、熱烈なファンが多く、一定数の母数がいる【ガイアッシュ覇道】の影響で、流行とまではいきませんでした。

そんななか、自分がオリジナルCSのデッキ選択で最後の最後まで【5cネバー】との2択に挙げていたのが上記のサンプルリストです。

《流星のガイアッシュ・カイザー》+《勝利龍装 クラッシュ"覇道"》のパッケージはかなり強力なものの、相手依存のコンボになりがちなので、あくまでもサブプランにとどめて採用枚数を抑えています。

そして、《謎帥の艦隊》を採用することで、【ガイアッシュ覇道】【グルメ墓地】への切り替えしをゲームプランに組み込みました。

それに必要な多色武装を達成するべく採用した初動が《龍の呼び声》です。
デッキの過半数がドラゴンで構成されていて、なおかつ多色が多いので、3ターン目に多色武装を達成することがザラにあります。

3→6の強力なマナカーブも狙える上に、4ターン目にノーチャージで動くことで手札の温存も可能なので、かなり柔軟に動けるマナブーストカードです。

今後の【シータノヴァ】の構築はドラゴンが軸になることが多いかと思うので、選択肢として頭に入れておくといいと思います。

新殿堂

《"龍装"チュリス》殿堂後に自分が【シータノヴァ】を使う場合、次のようなリストが有力候補です。


《"龍装"チュリス》が殿堂入りしたことで、まず間違いなく環境トップであろう【赤単我我我】に対するアプローチが大幅に弱くなってしまうので、それを補う形で《謎帥の艦隊》を4枚採用しています。

それに加えて、《バラギアラ <ヴェロキボアロ.Star>》を採用することで【グルメ墓地】に対する回答を用意しやすくしています。

《暴走龍 5000GT》の召喚制限を容易く突破可能なほかにも、クリーチャーを主体にゲームを組み立てるデッキに対して幅広く有効なカードなので、王来篇第四弾イチオシのカードです。

【シータノヴァ】特有のアグロ要素は失われたものの、ミッドレンジとコントロールとしての性能はグッと引きあがった構築になっているので、新殿堂後の環境でも【シータノヴァ】は充分に通用すると思います。

「呪文に対して無力」という《バラギアラ <ヴェロキボアロ.Star>》の弱点を《アルカディアス・モモキング》が見事に補完しているのが、【シータノヴァ】特有のアピールポイントになってくるのではないでしょうか。

まとめ

いかがだったでしょうか。

デッキに思い入れがあるがあまり、少々長くなってしまいました。
大変申し訳ございません。

「確かにこんな環境の流れだったな~」みたいな感じで、楽しく読んでいただけたなら幸いです。

【シータノヴァ】は本当に奥が深くて、プレイを詰めようと思えばどこまでも詰められるようなやり込み要素の強いデッキでした。

特に溜めるか攻めるかの判断が最も難しい印象で、例えば【マーシャルループ】が流行したときなんかはそれが多発していたように思います。

【マーシャル】対面の先4tの《アルカディアス・モモキング》は3点です。

【シータノヴァ】で学んだことは、ほぼ確実に他のすべてのデッキで活かせると思います。

もうすぐ殿堂入りで使えなくなってしまいますが、是非最後まで遊んでください!!!

それでは!

【シータノヴァ】解説記事はこちら!


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